最新更新日:2024/05/20
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「利他共生」「24時間をデザインする」「凡事徹底」で、校訓「誠実・創造・剛健」を体現していきましょう

2024.5.9 人の話を「聴く」

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昨日行われた、「1年生の仲間づくり講座」では、1年生が、前のめりになって、会に参加している姿が印象的でした。

その中で、講師から「聞く」と「聴く」の違いについて解説があり、「『聴く』ことを大切にしましょうね」というお話がありました。

実は、江南市には、「江南市内共通努力事項」という、以下の4つの事項があります。

1 人の話を聴く
2 あいさつをする
3 時間を守る
4 清掃をする


本校の「経営方針」にも、「自身の可能性を伸ばす『生徒』とは」という項目の中に「人の話を聴く」というものが含まれています。

さて、ここで使われている漢字の「聴く」について、確認をしたいと思います。
「聴く」については、子どもたちに解説するとき、わかりやすくするために、「『聴』という字は、分解すると『耳+目・心』ですね。耳だけでなく、目と心を加えて(+して)ききましょう」と例えられることがあります。

あながち間違いではありませんが、正しくは、次の通りです。
「聴」は、もともと「聽」という旧字でした。
この漢字を分解すると、「耳」「心」は、そのままですが、「十」「四」は、「直」という字の形が変わったものです。「直」の形になる前の「𢛳」という字の上部が、「まっ直(す)ぐな」という意味をもっていることから、「まっ直(す)ぐ、耳を傾けて聴く」、そんな様子を表した漢字になっているのです。だから「聴く」がいいのですね。

写真は、そんな姿勢が表れています。
古中生には、ぜひ、この「聴く」の文字のような姿勢で、人の話を聴いてほしいものです。
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