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『どんぐり』(授業者:八代)11/21

 友達から公園にどんぐりがたくさん落ちていることを聞いたようすけ君は、寄り道をしないきまりを破って公園に行き、どんぐりを拾ってしまいます。家に帰ったとき、心配していたお母さんに「先生がいいって言ったから学校で遊んでいた」と嘘をついてしまいます。しかし、ランドセルをいすに置いたときに、中からどんぐりが床の上に転がり出てしまい、とっさに「友達にもらった」と嘘を重ねてしまいます。2Bの生徒はこの話を聞いて、『正直』について考えました。ようすけ君が嘘をついたのは、「おこられたくない」「慌てていて言っちゃった」からではないかという意見が出ました。それに対して「嘘がばれるともっとおこられるよ」というつぶやきが出ました。授業者が「もっとむねがどきどきしたとき、ようすけ君はどんなことを思ったでしょう」と主要発問を問いかけると、「ばれるまで、ずっと嘘をついておこう」「正直に言おうかなあ、迷う」「怒られたくないけど、正直に言った方がよい」「正直に言おうか、嘘を言おうか‥」「もう嘘がつけない」等の発言が続きました。そこで、授業者が母親役となって動作化を行いました。生徒はお母さん(授業者)の前で「このどんぐりはもらったんだよ。」と嘘をつき続けるのですが、授業者にどんな気持ちだったのかを聞かれると、「きつかった」「あやまっちゃた。嘘はつき続けると大きくなるから」「正直に言った方がいいと思った」等の気持ちを答えました。最後に授業者が「正直って何」と問いかけると「本当のことを言うこと」「嘘を続けてもいいことはない」という意見がでました。正直に生活することの良さについて、しっかりと考えることができました。
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