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『よこはいり』(授業者:黒田)1/26

 わたしがブランコで遊んでいると、いつもいばっているおさむ君がよこはいりして1年生のブランコを取り上げました。1年生が「お兄ちゃん、ずるいよ。返してよ。」と言っても知らんぷり。わたしは注意しようと思うのですが、きのうもいじわるされたこともあって、なかなか言えません。とうとう1年生の子が泣き出しました。2Aの生徒は、おさむさんににらまれたときにわたしはどんなことを思ったのかを考えることを通して『勇気』について話し合いました。にらまれたときは、「いやな気持ちになった」「1年生の子に替わってあげて」「かわいそうじゃないか。どうしてそんな意地悪するの」「先生に言おうかな」等の意見が出ました。授業者が「おさむさんににらまれた後、わたしはどうするでしょう」と、問い直し、「帰っちゃう。黙って見ている。もう一度注意する」と3つの例をあげると、生徒の多くが『もう一度注意する』で手をあげました。そこで授業者は「じゃあ、みんなにやってもらおう」と、役割演技を行いました。わたし役の生徒は、「なんで降りないの。1年生の子、泣いているんだよ」「先生に言いつけちゃうぞ」「降りなさいよ、ひどいじゃないの。昨日も今日も意地悪して、どうしてそんなに意地悪なの」等とおさむ役の授業者を注意しました。授業者が「どの言い方がよさそうですか」と問いかけると、生徒は「降りなさいよ、ひどいじゃないの」と注意し続けた生徒の名前を口にしました。授業の感想を書いた後、授業者は「もしこんな場面に出くわしたら、どうするか考えてみてください」と生徒に伝えて授業を終えました。 
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