『物が燃え続けるには2』(授業者:望月・川口)
集気びんの中でろうそくを燃やして口(上部)だけを空けたら、燃え続けるのかを考えたとき、「扉から入ろうとする人と出ようとする人が同時にいると、出入りがしにくいように、空気も出入りをお互いにじゃまし合うと思う。」という発言が、クラスメイトの関心を引きました。すると、この考えをもとに「すき間を扉に例えるなら、大きく広い出入り口ならスムーズに出入りができるはず。すき間の大きさをいろいろ変えて実験してみよう。」と考えた生徒がいました。その生徒たちはその後の実験で、集気びんの口(上部)だけを空けるときは、すき間がせまいと空気の出入りがしにくく消えるが、すき間を広くすると燃え続けるということを見つけました。よい考えどうしがつながって、実験方法を工夫することにつながり、奥の深い学習をすることができました。
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