最新更新日:2024/09/28 | |
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音声「悠・愉」第126回を配信します。こんにちは。 音声「悠・愉」第126回を配信します。 今回は「算数の授業づくり」について志水先生にお話していただきました。 どうぞお聞きください。 授業力アップわくわくクラブ 志水廣・近藤雅子 愛知県知立市立知立西小学校訪問校内研修会があり、第4学年の野崎先生の研究授業参観と指導でした。 西小学校とは昨年まで研究指導してきたこともあり、どんな授業になるか、研究会になるかを楽しみにしておりました。 3週間前に教材研究を事務所でお手伝いしました。 さて、本番はいかに? それがすごいんです。冒頭から文章題を読み子ども達の姿がやる気満々です。 問題解決もみんな解決できていました。 最後の適用問題も関係図はかけていました。 この研究授業を作るにあたって鈴木教務主任や4年生の学年の先生方が協力してくれたそうです。ですから、授業前のレディネス、ワークシートのきめ細やかさなどたくさんの配慮が見られました。 何よりも関係図を説明しているときの教師の自信あふれる姿、その姿に食らいついていこうとする子ども達の姿に感動しました。 愛されている教師の素晴らしさを感じました。 事後の研究協議においても先生方の建設的な意見に感心するばかりでした。 本当にステキな授業に出会えて感謝いたします。 ありがとうございました。 できた、できた・・・・小さな「できた」をことを認知しいくことで自信が生まれる。 「できなかった」ことを認知していくと、自己否定につながる。 どちらにしても総和の世界。数学でいえばシグマである。 だから、こつこつやるしかない。 南陵小学校訪問 2その報告はこのホームページで簡単にしました。 さきほど、教務主任の小原美紀先生からまとめのメールが届きました。 しっかりしたまとめです。授業診断の授業記録と診断の内容、そしてミニ講話のまとめが送られてきました。 1つのイベントを振り返りまとめることで、全職員に還元されます。 素晴らしいことです。 さて、その報告の中で、私がアドバイスした文章がありました。少し引用します。 「授業のスタイルとして、 ・先生が教える方法 ・先生と子どもとのやりとりで進む方法 ・子ども同士で話し合って学び合っていく方法とある。←これに先生はどう介入するか。 それは、子どもがちょっと困る発問をすること。子ども同士で進める授業を深めるには、子ども達に考えさせる時間を作る発問をすることが大切。 ※こどもを揺さぶる発問を3つ考えて授業に臨もう。」 最後のアドバイスは、近年学び合いが流行しているが、その際気をつけてほしい事柄である。 子ども達だけがどんどん進める授業なら教師は必要ない。 教師の存在感はどこにあるのか。 それは、鋭い発問であったり、切り返しである。 子どもの発言を「そうだね」と承認だけしているのならば、教師は必要なし。 授業診断では、算数の教科書を開いて具体的に発問づくりを指導した。 11月 志談会 夜の部内容は、以下の通りです。 ・健康の概念について ・発問づくりについて ・子ども達の自主的・自治的活動の報告について 単になぞるだけでは授業者の自信はどこから生まれるのか。 それはしっかりとした教材研究からである。 教科書の指導書の展開を通り一遍になぞろうとするだけでは、本当に納得していないから子どもからの様々な反応に応えることができない。 なぜ、この問題なのか。 なぜ、このヒントなのか。 なぜ、この展開なのか・・・ これらの情報に対して教師なりの納得がなければどうしてもぶれてしまう。 授業をつくる基準は、教師の教材への納得度に依存している。 名古屋市の南陵小学校を訪問4本の授業参観と指導、ミニ講話をしました。 上の写真は今回はじめて参観した授業です。 どちらの授業も子ども達のくいつきがとてもよかったです。 2年の三角形・四角形の判断の授業は、子どもの豊かな言語表現に感心しました。 5年の順々に調べての授業はどこかで見たような展開だと思っていたら、私の示範授業のビデオを見て参考にしたそうです。お役にたてて嬉しいです。 講話資料 ユニバーサルデザインに基づくどの子もわかる・できる授業 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 見えない世界何か良いものが、世の中に現れたとき、みんな驚き賞賛する。 でも、本当は見えない時にたくさんの積み重ねがある。 見える世界での努力よりも見えない世界での努力のほうが数倍価値がある。 少し遅いですが、勤労感謝について11月23日は、勤労感謝の日でした。この日は福岡で九州大会の準備会の会合に出席していました。 昨年の3月に愛知教育大学を退職してフリーランスして動いております。 おかげさまで仕事があり毎日充実しています。 まさに、働けることに感謝する毎日です。 働く仕事があること、場所があること、新しく働きたいことがあることなど諸々のことが折り重なって、今の状況があります。 退職前に数年前からこのような環境をイメージしていました。 実際にそうなっていることに幸せを感じています。 つまり、勤労感謝というのは、こうなってほしい仕事があり、ばりばり働けることに感謝することだと考えます。 ありがたいことです。 価値付け研究会私の示範授業のビデオをもとに算数の授業で大切にしたいことを議論しました。 子どもが練り上げる算数授業4年のがい数の計算の授業であった。 弟の式、はるかさんの式の解釈を教師は問うた。 すると、子ども達が解釈を次々と発表していった。 それらが上のフリップである。 このフリップを講演会で印刷して渡した。大事な所を線を引いてくださいと指示した。 そして、解説したあと、再度、今度は二人組で子ども達の発言を声にだしてなぞってくださいとお願いした。 すると、ある教師は、この作業のあと、「子ども達の発言の練り上げていく姿が頭に落ちた」といいました。 つまり、目で文章を追っているだけでは、内容の深まりがイメージされない。それを演技化(外化)してセリフとして実感していくと、授業の実感が深まるということである。 筑豊地区算数数学教育研究大会(直方市)6人の公開研究授業、研究発表、そして、志水の講演がありました。 毎年、6人の授業者を決めて、公開するところに福岡県の算数教育の関係者の熱意を感じます。すごいことです。しかも飛び込みの授業が大半です。 素晴らしいことです。 さて、私の講演は久しぶりに「子どもの言葉」がテーマでした。 みなさんとても熱心に聞いてくださりました。 ありがとうございました。 講演題目 子どもの言葉で創る算数科の授業 プレゼン資料 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 筑豊地区での講演会11月20日、講演会の最後に謝辞の場面があった。 ある校長先生が、私に謝辞を述べられた。 「夢現大7の許すことで・・・。宇宙貯金・・・、愛が大切」という志水廣の本を熟読されて、謝辞を述べられていました。 本当に驚きました。 通り一遍の謝辞ではなくて、講師が書いた本、特に「夢現大」の単行本はマイナーなシリーズである。それらを読んでこの日の謝辞の場面に臨まれていた。 すごい 講師の私を感動させる謝辞である。 スピーチはプレゼントである。 まさに、私へのプレゼントであった。 謝辞一つにしてもその場だけでなくて事前に予習している。 その校長先生に帰り際にお会いした。お礼を述べた。 そして、私の講演の感想もたずねてみた。 「ぐっ、ときました」と感想を語ってくださいました。 さらに、嬉しくなりました。 音声「悠・愉」第125回を配信します。こんにちは。 音声「悠・愉」第125回を配信します。 今回は「示範授業から学ぶ」について志水先生にお話していただきました。 どうぞお聞きください。 授業力アップわくわくクラブ 志水廣・近藤雅子 想像想像してみると、楽しくなる。 楽しくなるとやりたくなる。 教育とは、子どもに明るい未来を想像させること。 その為には過去に人類が想像して成し遂げたこと、日本人が成し遂げたことを学ばせるとよい。 すると、わくわくして生きるようになる。学ぶようになる。 懇親会より昨夜の金田小との懇親会の席上でななめむかいの先生が話しかけてこられました。 私の示範授業を見ていて、「子どもたちがどんどん引き込まれていくのを見て、目がうるうるときました」と。 とてもありがたい言葉をいただきました。 どの子もわかりたい、できるようになりたいという願いをもっています。 教材の目標を見据えつつ現在の子どもたちの実態に合わせた授業を進めたのがよかったのだと思います。 志水のエゴでは授業はできません。 子どもたちとの協働性のもとでお互いにどう考えればよいのか、どう教えればよいのかをその場その場で模索して授業は行うものです。 まだまだ未熟なところがありますが、一歩前進しました。 ありがとうございました。 福岡県田川郡福智町立金田小学校訪問 24年の小数のかけ算で示範授業させていただきました。 子どもたちは少しずつ前向きになり授業に真剣に取り組みました。 その結果、どの子もわかる・できる授業を実現できました。 教師が方向性をしっかりと示し、具体的に何を考えればよいのか、どうやって考えればよいのかを明確に示すことができました。 このような子どもたちとの出会いに感謝いたします。 福岡県田川郡福智町立金田小学校訪問 1今回は、新任者を中心に授業診断しました。また、示範授業もさせていただきました。 若手の教師の初々しさと頑張りが目に見えてわかりました。 若いときから志水メソッドに触れると、授業づくりの基礎がどの子もわかってほしいことから始まります。見栄えのよい授業を目指すのではなく、本当に子どもたちがわかった、できたを実現する授業なのです。 若手教師を支える周りの先輩教員も素晴らしい環境を創っていました。 伸び伸び人は任せた方かやる気が出る。 上からの指示ばかりだと指示以上のことはやらなくなる。 ただし、任せるときにその意義を伝えるとより主体的になる。 カフェを出る際お客さんがカフェを出るとき、店主が見送っていた。 お客さんが出た後、合掌していた。 もちろん、少し手があいたときではあったが・・・。 すごいなあと思った。その後も一人一人にそうしていた。 宇宙貯金は貯まるよね。 |
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