最新更新日:2023/05/20 | |
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「メダリストから生き方を学ぶ」校長 富永 雅明 4年に1度のオリンピックが開催されました。私は,試合を見るのも好きですが,試合後,メダリストや監督が何を語るのか,とても興味があります。 ほとんどのメダリストは,感謝の言葉を口にします。女子200m平泳ぎの金藤理恵選手は,「コーチを信じ続けてきて本当に良かった。コーチや仲間,家族に応援してもらえたから世界の頂点を狙ってこれた。」と語りました。何度も挫折しそうになりながら,どん底から8年ぶりにはい上がってきた金藤選手は,涙を流しながらそれまでを振り返りました。 体操男子個人総合2連覇の内村航平選手は,「絶対にミスがなかった練習を信じ,いつも通りにやることしか考えなかった。最後は運が味方してくれた。もう何も出ないところまで出し切って金メダルがとれたので幸せです。」と努力の一端を語りました。 柔道の井上康生監督は,「世界のJUDOに勝つために世界の柔術を学び,対応することで今回の成果が生まれた。選手との対話を重視し,基本的規範を身に付けさせた。貫いたことは,選手を信じることだ。試合後,会場をみんなが掃除して回っている姿や負けた者も辛い立場であったにもかかわらず次の選手たちの応援をしている姿を見たとき,我々が究極の目標にしている『最強かつ最高の選手』に一歩近づいたと感じる。」 また,水泳,体操,柔道など,基本的には個人競技ですが,「チームとして」という言葉がいたるところで聞かれました。今,学校でも最も大切にしていることです。 さて,「暑い夏にチャレンジしよう!!」を合言葉に,学習,読書,早寝・早起き,健康・安全,集団宿泊学習,全国カヌー大会,市連合児童会,県水泳大会,そして,人数不足のため今年で最後となる鼓笛隊パレード(上図)など,いろいろな場でいろいろなことにチャレンジしたようです。2学期に一人ずつ聞いてみたいと思っています。 メダリストになることは難しいでしょうが,人に感謝したり,自分なりに努力したり,立派な人になろうとしたりすることはできるはずです。そのために子供と対話をし,子供の力を信じることは大切なことです。 さあ,2学期のスタート。リオオリンピックのさわやかな感動を胸に,子供たちと共に精一杯取り組んでいきたいと思います。 さかいで大橋まつりに向けてトランペット鼓隊練習再開坂出市連合児童会研修会に参加しました |
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