最新更新日:2024/12/20 | |
本日:19
昨日:21 総数:446331 |
アドバンス講座アドバンス講座 13:15−13:25 日程説明等 13:25−14:00 講話 「人を育てるには」 講師 愛知教育大学名誉教授 志水廣先生 14:10−15:00 講話 「ミドルリーダの目指すもの」 講師 福岡県飯塚市片島小学校校長 立山俊治先生 14:25−15:05 ミニ発表+ミニ交流 各小学校の取り組み発表・質問タイム 15:05−15:35 総括 愛知教育大学名誉教授 志水廣先生 立山校長先生には、ミドルリーダーの資質として具体的に提言していただきました。ありがとうございました。 九州大会フォローアップ研修会4月29日連休の谷間の土曜日なのですが、たくさんの人が集まりとても熱心な会となりました。 この日に間に合った単行本「2つのしかけでうまくいくアクティブラーニングの算数の授業」(明治図書)は会が始まる前にあっという間に売り切れごめんとなりました。 研修会の内容は、以下の通りです。 日 程 9:30〜 9:50 受付 9:50〜10:00 開会行事 ・諸連絡 10:00〜10:50 講話 「2つの『仕掛け』でうまくいく 算数授業のアクティブラーニング」 講師 愛知教育大学名誉教授 志水 廣先生 11:00〜12:00 ○一般の先生方 ミニ実践交流会 「九州大会フォローアップ;課題をつかむための復唱法」 低学年1グループ 低学年2グループ 視聴覚室 中学年グループ 視聴覚室 高学年グループ 201会議室 ○管理職の方 「28年度の教育改善について」 207会議室 12:00-12:15 閉会行事 課題をつかむための意味づけ復唱法講座は、実技が入ります。まさに教師のアクティブラーニングです。 実際、アクティブラーニングは、課題の発見がキーポイントとなります。理論と実践の場がこのセミナーの特徴です。こういう会ができるのも福岡県のスタッフのおかげです。 講演プレゼン http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 九州大会のフォローアップ研修会明日は、九州大会のフォローアップ研修会を遠賀郡岡垣町にて行います。 50名の参加予定です。 本日は、スタッフとともに前夜祭をしました。 明日がとても楽しみです。 愛知県みよし市立緑丘小学校訪問 アクティブラーニング午前中は2年生から6年生までの授業参観、5時間目は代表授業があった。 「2つのしかけ」でつくるアクティブラーニングの授業がテーマである。 どの学級も素晴らしい進化であった。 この時期の学級とは思えないほど、落ち着いて算数の中身に迫る授業が展開されていた。 特に、5校時の井上先生の授業はぶっとんだ。安定感があり、仕掛けが明確で、子どもたちはぐいぐい引き込まれ、熱中していた。 今週の初めにアクティブラーニングの本ができた。 共に喜んできた。 常識は変わる普通は、常識通りに生きることが求められる。 常識のないとどうなるのか。 「あいつは常識のないやつだ」と言われる。 その通りである。 でも、常識も中には怪しいものがある。 服装の常識は怪しい。 男性の夏の服装は今でこそ、クールビズでネクタイ・背広をまとわなくてよくなった。 これは、小泉首相が提唱したからである。 サラリーマン生活で、何十年にわたって蒸し暑い日本でネクタイ・背広が常識であった。 それがたった一人の人が提唱しただけで、常識は一変したのであった。 女性の服装で言えば、破れたジーンズ。これが今の「おしゃれ」なんですね。昔だったらぼろぼろをまとっているのは・・・。 だから、常識も変わることがあるということの柔軟性をもちたい。 「知」と「心」の変容授業とは、「知」と「心」の変容である。 子どもが変容し、教師も変容する。 さて、講演でも変容することがある。 それは、新しい事実、物の見方に触れて気づきがあり、 そのことに感動するからである。 その変容があったかどうかは、講演後の参加者の動きを見ていれば分かる。 顔や行動にエネルギーが満ちてきているのである。 講師のエネルギーと参加者のエネルギーのぶつかりあいでそういう核分裂が起きる。 講師の方も参加者の反応を見て変容する。講演中での学びにとどまらず、講演後ももっと調べようと行動を起こす。実に楽しいひとときである。 第3回 セレンディピティの会テーマは「自我を超える」ということについて1時間10分、話しました。 講演の後、談話会をしました。活発な相互交流が行われました。 終了後のみなさんのさわやかな顔が印象的でした。 新刊紹介 算数授業のアクティブラーニング書名 『2つの「しかけ」でうまくいく! 算数授業のアクティブラーニング』 (明治図書) 著者 志水 廣 編著 愛知県みよし市立緑丘小学校 著 素敵な本に仕上がりました。 学校との共同研究で久しぶりに出版したいと思った本です。 本の紹介にかかわる著者(つまり、私の)インタビューは下記に載せています。 http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/interview/?... 書店には5月10日以降に並ぶ予定です。 明治図書 本の案内、目次、立ち読みはこちら。 http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-236813-4 大成小学校 フラッシュカードとノートノートは整頓されて記述されていました。 フラッシュカードは、透明シートを使って工夫していました。 師匠と弟子師匠と弟子の関係は不思議なものである。 Aさんは、Bさんを慕って20年間弟子として師事していたという。 Aさんが話されるには、 「B先生と出会って話していると、不思議と元気が出てくるのです。大学生のときから学び始め、結婚し、子どもが大きくなっても教えていただきました。」という。 「B先生は、とてもストイックでものごとをとことん追求されていました。幅広い趣味を持ち合わせていました。そこに憧れました。」という。 ある意味、理想の像がBさんにあった。 また、慕うという気持ちがあるからこそ20年間も続いたのだと思う。 20年間の慕い・慕われるって関係って「すてき」だね。 三重県桑名市立大成小学校訪問この時期に研究授業を開催しました。 授業者は5年の村田奈美先生です。 単元「体積」の導入の授業に挑戦されました。 明日が授業参観・PTA総会という日程です。 なぜ、この時期に研究授業を企画したかといいますと、今年11月18日(金)に桑名市の研究指定を受けて研究発表します。そのために、大成小学校の授業スタイルを職員のみんなで確認するという意味で行われました。 4月6日に愛知教育大学の志水研究室に来られて一緒に教材研究をしました。 本日の授業は、教師と子どもが一体感のある授業でした。 既習の復習、調べ方の予想、実際にキューブを入れ込む算数的活動、定義の説明、記号の練習など盛りだくさんの内容がありましたが、頑張ってやりきりました。 導入でフラッシュカードで長さと面積の復習をしましたが、この技能は、今年の1月に志水塾京都大会に参加されて学んだものです。手作りのフラッシュカードはとてもよくできており、これを見たら京都大会の講師の中村基子先生も喜ぶと思います。 参観していて、随所に工夫が見られました。 板書とノートを見てください。 ノートがどの子も整頓されて記録されています。その原因は、順序だてた板書にあります。分かりやすいということがこれほど大事だと知らされました。 この他、学校体制として教材研究をチームとして取り組んでいたことです。 この点も評価したいと思います。 押しつけ2昨日の今日のひとことで「押しつけ」よりも自分たちで考える方がよいと書いた。 ところが、子どもも、教師も自分たちで考えるかというと、考えないのである。 6000人の授業診断、数百校の学校相談などを通じて経験したことは、自ら考え、学ぶ教師はかなり少ない。多くて2割ではないか。それが証拠に自ら考えていれば私の授業診断、学校相談など必要ない。現場の教師は日常の業務をこなすのに精一杯である。つまり、少し余裕をもって考えることが難しい。 だから、どうするかである。自分たちで考えるためには、そういう仕掛けと場づくりが必要である。その仕掛けのお手伝いや場づくりの中で成功体験・達成感・自己重要感をもたせるためにアドバイスしている。 例えば、場づくりで言えば、12クラスを1日で参観することがある。その際、2時間目は1年2年、3時間目は3年4年、4時間目は5年6年の授業参観というケースがある。 これでは、場づくりになっていない。 3年生の担任は3年生の授業が見たいのである。だから、ずらせばよいのである。 見てもらうだけてなくて、同僚で見合う場も設定すれば学び合いができ一石二鳥である。 こういうことをアドバイスする。 トップリーダー、学校で言えば校長、学級で言えば担任の教師がもっともっと仕掛けと場づくりを考えることである。 参考 小・中共通現職教育の本 志水廣 「志水メソッドと共に歩む学力向上作戦〜現職教育の改革〜」(for next) お問い合わせは愛知教育大学生協書籍部 TEL:0566−36−5184 FAX:0566−36−5465 押しつけ押しつけは嫌だ。 これが人間の基本。 自分たちで考え出すと、やる気が生まれる。 自分たちで考え出すと、自分たちに必要なことに絞ることができる。 自分たちで考え出すと、ささやかなアイデアでも大事にする。 結局、自分たちで考え出したことしか身に付かない。 ベストタイミング今日は電話がどんどんかかってきた。 しかも、研究室にいるわずかな時を 見計らうように、 うまいタイミングでかかってくる。 ついてるね。 なぜ、子どもの言葉で授業を作る必要があるのか算数・数学は人類の文化遺産である。 このことを伝達・伝承するのが教育である。 この伝達を教師からの説明でするのか、 子どもと共に考える授業でするのか。 大違いである。 子どもが考えるとそこには、子どもなりの言葉が生まれる。 この言葉が文化遺産の子どもなりの萌芽である。 それを支えるのが教師の役割である。 このような授業の結果、文化は自分達で創るものなのだという体験をする。 この創造体験が未来を創る子どもを育成する。 来室者の増加このニケ月は、学校訪問などの出張は少なかった。 そのかわり、研究室に来られる方が多くなっている。 学校、地域の研究相談、授業の相談が多い。 それぞれの地区、学校に応じたアドバイスを心がけている。 そういうことができるのも、過去にその地区や学校を訪問したからである。 経験は生きる。 1つ1つの経験をさせていただいたことに感謝。 足下足下にヒントあり。 足下を見ると、次が見える。 足下を固めると、次を築ける。 豊田市立小清水小学校訪問先月、和田裕枝校長先生と懇談中に、学校訪問することになりました。 講演するのならば、早い時期に来てほしいというので、新学期早々のこの日で決まった。 テーマは、「子どもの言葉で作る算数の授業」である。 授業開き、学級開きの時期に、どうすれば子どもの言葉を引き出し、価値付けることができかについて演習を交えて話した。 元気な職員集団で話していてとても楽しくできました。 ありがとうございました。 ps 写真は、当日の講演を板書にまとめてくれたものです。 糸をつむぐ組織は個の連携で生きる。 連携の糸が切れてしまうと、 リーダーは、一人で全員の糸をひっぱらなければならなくなる。 切れたらお終いである。 まずは、糸がつながること、次に細い糸を太くすることに力を注ごう。 本日の報告午前中、M小学校を訪問してきた。 1年生の授業を参観させてもらった。 この時期の算数の授業は、発表する態度・聞く態度・ブロックを使うお約束などの態度面が50%、そして、1対1対応の中身が50%、教師は子どもの様々な反応に対して辛抱強くこたえていた。 教師にとってあれはエネルギーがいる授業である。 でも、子どもは算数を学ぶ喜びにあふれていた。 午後はK小学校を訪問して講話をする。 これまた、楽しみである。 |
|