最新更新日:2024/12/20
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教育とは

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12/31 今日のひとこと
教育とは、ある人の内在する認知と情意に対して、発酵させて、より深い認知と情意へと導くことを言う。
その際、発酵させるには発酵菌が必要である。
それが、教材であり、その人の特性に応じた発問・板書などの指導技術と授業設計であり、教師の精神エネルギーである。

うまく発酵させえたときに、発酵菌は、金(ゴールド)の輝きをもち、その人を発光させる。

平成27年12月号 授業力アップわくわくクラブ メールブック 「悠・愉」 目次

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平成27年12月号 授業力アップわくわくクラブ メールブック 「悠・愉」 目次

1 表紙 目次 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p1
2 巻頭言 算数トレヘニングのための「どの子もできる10分間プリント」作成の想い(1) p2 志水 廣
3 どの子もできる10分間プリント実施方法案 ・・・・・・・・ p5 T小学校
4 前川流 算数の理論と実践 授業力アップのための教材研究B6「立体の体積」の指導 p9 前川公一
5 読む力を高める国語科学習指導 めだかのすごさを伝える新聞を作ろう「めだか」 ・・ p12 國本裕司
6 国語学力を高める 心にくい込む話 2 ・・・・・・・・・・・ p16 伊藤彰敏
7 「ユニバーサルデザインの授業」Q&A(8) ・・・・・・・・・・・・・・ p18 大羽沢子
8 小1算数 「たすのかな ひくのかな」の授業を振り返る ・・・・・・・・・ p20 林 尚江
9 アイデア次第で上手くいく 「総合的な学習」 ・・・・・・・・・・・・・・ p22 横田茂樹
10 おもしろ素材発見で授業力アップ ひと声マナー ・・・・・・・・・・・・・ p26 鈴木健二
11 出会った「人・こと・もの」が繫がる 学級活動実践を通して(2)・・・・・ p28 佐方はるみ
12 パワーアップ通信20号 社会科教科書の活用 ・・・・・・・・・・・・・ p30 小山 安
13 日向便り 長縄跳びは「棒付き縄」でみんなが跳べるようになる ・p32 大木場俊弘
14 授業 GOIKENBAN 32 「授業改善 その2」 ・・・・・ p34 中根睦美
15 「暢記」〜成長に近道はないが王道はある〜(8)「単位量あたりの大きさ」の教科書研究 p35 下石暢彦
16 九州発!笑って振り返る「学校あるある」(8) ・・・・・・・ p41 九州スタッフ
17 わくわく数理の教材から 〜GeoGebra 3D〜 ・・・・・・・・・ p43 藤井一正
18 授業力向上 フォローアップ通信 第1号 ・・・・・・・・・・・・ p47 井出誠一
19 授業力アップセミナーIN大隅の開催について(ご案内) ・・・・ p50 長瀬賢太郎
20 授業力アップセミナー京都大会のご案内 ・・・・・・・・・・・・ p53 森川令子
21 算数・数学授業力アップセミナー九州大会について ・・・・・・・ p55 大羽沢子
22 編集後記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p56 近藤雅子

継続

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12/30 今日のひとこと
継続とは次につながることである。
私の問題意識はただ1つ。
すべての子どもに、どのようにすれば算数数学が「できるようになるのか」。
そのためには、教師はどのようにすればよいのか。
また、子どもはどのようにすればよいのか。
この問題意識が20代のときからずっと続いている。
「わかる」だけではだめで、「できる」ようになるのかである。
114冊の著書・DVDが継続性を証明している。
もっとやりますからね。


授業力アップわくわくクラブ 2学期 DVD配送

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12月の上旬に授業力アップわくわくクラブによる2学期のDVDを配送しました。
今回の内容は、山形県のO小学校での示範授業です。
4年「テープルといす」です。
いつものように落合康子先生と志水とでビデオの内容について解説も付けました。
冬休みにじっくりとご覧ください。

かつりょく

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12/29 今日のひとこと
仕事、勉強など何事にも活力が必要である。
活力とは、打ち勝つ力、勝力である。

長野県王滝小学校での研究会の参観者より

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長野県のMさんよりメールが届きましたので紹介いたします。

木曽郡王滝小学校で算数数学の研究会があり、示範授業の参観と講演会に参加された感想です。実は、示範授業は、Mさんが昨年度の担任でした。

<職員室で隣の席に座っている同僚が、「楽しい講演だった。」と言っていました。
また,「メモが取れなかった。」と残念がっていたので先生のホームページに資料があることを伝えました。
問題集(「どの子もできる10分間プリント」)にもとっても興味を持ってくれたようで,新年が楽しみです。
子どもたちと創る素敵な授業をありがとうございました。
先生がいらっしゃる前の開会式にI校長先生が「ずれについて教えていただきたいと思う。」と話されていました。
分かりやすくずれ があった授業だったので,とってもよかったと思いました。

また,あのクラスの子たちは「いい子たちだったな」と改めて思いました。先生との縁を結ぶことができて嬉しいです。

2学期が25日に終了しました。
3学期に向けて,少しでも子どもたちの学力を保障できる授業と基礎力をつけられるように作戦を考えます。>

今回の示範授業では、教師と子どものずれ、子どもと教材のずれが明確にでており、それの修正を教師と子どもが双方向にしかも自然体でうめていきました。だからこそ面白かったのです。
ありがとうございました。

セレンディピィティの会に参加された方より

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9月のセレンディピィティの会に参加された方よりメールが事務局に届きましたので紹介します。

「志水先生にご報告したくなることがあったので、メールしました。

ただいま、かけ算勉強中の息子のU君。夕飯を作りながらのU君との会話。

「この間、おむすびクッキングで20個お団子作るのさぁ、4つのかたまりに分けて、そのかたまりをまた5つに分けたら20個にするのも簡単だったね。2つに分けて、そのかたまりで10個作ってもいいし、5個のかたまりで4個に分けてもいいよね」
と。
おむすびクッキングで自分のこねた団子生地を、20個同じ大きさにするのに一つずつ大きさを確かめながら、20個になるように四苦八苦していたU君。
かけ算を習ったら、20等分にする方法を自分で見つけることができました(^-^)
あのとき、20等分の作り方を教えず、自分で考えて20個にしてねと話したことが、学習と共にそれを知恵に変えた瞬間に出会うことができ、なんだか嬉しかった(^-^)

まさに、志水先生が話してくださる生活のなかに算数があることを目の当たりにし、しかも知識を知恵に変えれる子にというお話そのものの姿を見ることができ〜〜〜
志水先生に感謝の気持ちをお伝えしたくて、メールしました。
志水先生のお話を聞ける機会をいただいているお陰で、こんな場面を喜べる自分になれました。
ありがとうございました。」

ちなみに、5等分の4等分を考えるのは、5年生で学習する内容です。
すごいことですね。

算数の世界と実際の世界の違い

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12/27 今日のひとこと
1+1=2 これは算数の世界。
人生の世界は、1+1は0になることもあるし、4になることもあるし、10になることもある。それだけ、可能性は広がっている。
最近、1+1が8になりそうな経験をした。びっくりおったまげた。
0にするか、普通の2にするか、それとも10にしていくか。
今の行動にかかっている。

メリークリスマス!

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12/25 今日のひとこと

ファンの方からサプライズの手作りクリスマスケーキをいただきました。

人に喜んでもらおうとするときの気持ちは、わくわく楽しい。
そして、その気持ちが伝わったときの笑顔を見ると嬉しくなる。
気持ちが大切なのです。

すぐに使えるが

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12/24 今日のひとこと

すぐに使えるものは、すぐに使えなくなる。

うすっぺらな教育技術は、すぐに取り入れることができる。
すぐに効果が上がる。
ところが、賞味期限が短い。
なぜなら、教材の価値に迫るものではないからである。

○付け法はどうだろうか。
○付け法はすぐに使え、効果も上がる。
なぜなら、子どもは喜びやる気がでるからである。
ところが、そのうち壁にぶつかる。

子どものノートを見て、教材の価値について書かれているところを見つけて褒めることが要求されるからである。
だから、教材研究しておかないと、子どもが本当に喜ぶ声かけはできない。
教材研究として何をほめるのか、どんな価値があるのかを考えて○付け法に取り組んでほしい。




福岡県田川郡福智町小中学校合同研修会

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昨日、12月24日に田川郡福智町の小学校中学校の教員全部170名が参加して講演会に招かれた。
演題は「学力を高めるユニバーサルデザイン」であった。
約90分間の講演であったが、あっという間に過ぎた。
もっともっと話したかった。

「どの子もできる10分間プリント」はユニバーサルデザインの考えに基づいて作成されているため、この問題集の分析と使用法を話しつつ、普段着の授業で何が大切かを話した。準備したパワーポイントの4分の1くらいであった。
また、続きを話したい。

福智町講演資料1

http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003...

福智町講演資料2
http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003...


示範授業

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12/23 今日のひとこと
昨日、長野県の木曽郡王滝小中学校で示範授業をした。
5年の人文字であった。

実に面白い授業で、私の仕掛けと子どもの知と心の変容があった。
初対面なのにとても息が合って、楽しくできた。
子どもから「1マイナス」とか「つながっている」とか植木算にぴったりの言葉がでてきた。極めつけは、「ヤマタのオロチと同じだ」という発言であった。
8つの頭で「又」は7つという意味であった。

授業の後半では、1本のつながった線をいろいろに曲げていっても同じ構造をたもつかどうかをアルファベットで発表させた。そして、・・・。
仕掛け2の場面ができて最後でまた盛り上がった。

お膳立て

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12/21 今日のひとこと
多くの教師にって、自主性なんてない。
自主性とは育てるものである。

ある教務主任は、昨日の出版記念講演会に6名の人を誘ってきた。

おそらく、はじめ誘うと、日曜日に研修するの?
という雰囲気であっただろう。
これが普通の教師の感覚である。

それでも誘って連れてきた。
するとどうだろうか。
会の途中でメモを取り始めた。

そして、本日、フラッシュカードを授業に取り入れていたそうだ。

つまり、上の立場の者は、よい研修会に出かけ、そして、それを若手に出会わせなければ勉強するはずもない。
勉強とは、強いて勉めることである。
勉強の場をお膳立てしなければ学んだら面白くてためになる世界があることも知らない。

うちの若い者は学ばないという前に、お膳立てがどれだけできるかである。



12月談話会

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本日の午後、つまり出版記念講演会の後に、談話会を行った。
楽しく講話できた。
テーマは「時間」であった。

第2回教育と笑いの会 2

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第2回教育と笑いの会にたくさんの応援団がかけつけてくださいました。
北海道、茨城、東京、長野、京都、岡山、広島、福岡、そして地元の愛知。
本当にたくさんかけつけてくださってありがとうございました。感謝しております。

第2回教育と笑いの会

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12/19 今日のひとこと
本日、名古屋のルーセントタワーの16階で第二回教育と笑いの会がありました。
今年は、教育漫談をやらせていただきました。

サプライズ2回作戦が見事に成功し、
笑いのうず。
あっという間の15分間でした。

本当に楽しかったです。
ありがとうございました。

ちなみに第一回の教育と笑いの会は、昨年の8月のお盆のときにあった。
そのとき、とても盛況だった。
そして、第二回。
第二回は、1ヶ月も前に満席となったそうだ。たいがいのイベントは、二回目となると盛り下がることが多いが、この会は盛り上がっている。

玉置先生の企画のよさである。出演者の質の高さである。
みんな真剣に笑いを追求していた。
会場に笑いの分かる人が多く集まったことも成功の要因である。

第3回もやることに決まった。今から楽しみである。

第2回の案内
https://www2.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=...


算数授業のユニバーサルデザイン 増刷 9刷

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またまた、明治図書の木山麻衣子次長からメールが届きました。

「志水先生、大羽先生へ

(年間第五位に)続きまして、算数授業のユニバーサル・デザインの重版が決まりました!
9刷で部数は1200部になります。

来年の新学期フェア用の出荷のための重版になりますが、本書は発売からずっと毎月100冊以上売れ続けていますので、本当にすごいです。

いい本を書いて下さってありがとうございます!(^^)

9刷ですので、このまま進行いたします。」

ほんとすごいなあ。単なる流行ではないということです。
中身ですよ。中身が良いから売れるのです。
ありがたいことです。

http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-120718-2

一気呵成

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12/19 今日のひとこと
何事をやるにしてもスピードが大事。
一気呵成にやれば、勢いがつく。
その勢いは「ツキ」をもたらす。

愛知県緑丘小学校の研究発表会が10月の終わりにあった。
この学校の研究がとてもよかったので、単行本を出そうと決めた。
そして、単行本の原稿ができあがった。出版社に郵送した。
すごいスピードと馬力だった。
職員の原稿をもとに、小学校の3人の先生と私とで審議して作り上げた。
本当に協同作業だった。
学校との共同研究で単行本に仕上げるには、速くて4ケ月。遅くて1年かかる。
これだけの速さは、異例のことで、研究紀要などの完成度が高かったからである。

書名は「2つのしかけでできる!算数授業のアクティブラーニング−算数のきまりに出会うわくわく算数のつくり方」(明治図書)である。

お披露目は来年の3月の終わりになる。
お楽しみに。

「できない子」をどうするか

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12/18 今日のひとこと
教育書の読書家の校長先生からこんなことを言われた。
「できない子、遅れがちな子について取り上げているのは志水先生だけですね。できる子どもの本はたくさんありますが。」と言われた。
本当にそうかもしれない。

教師になって40年間、できない子を「できる」「わかる」「身に付く」にはどうすればよいかということを考え続けてきた。このことは現在、表現は異なるがユニバーサルデザインという考えで注目を浴びている。

「算数授業のユニバーサルデザイン」(明治図書)が年間第五位というのもうなずけることである。

その校長先生は、同じ時期に発刊した「愛と心を育てる算数授業」(明治図書)も高く評価していただいた。こちらの本は、できない子どもに対してどのようにすればよいかを算数の視点から書いたものである。落合先生の教育物語は涙ぐむ感動物語である。そしてこの本から勇気がわいてくる。結局、「心」が育たないと、「知」は支えられないのである。

<算数授業のユニバーサルデザイン>(明治図書)
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-120718-2

<「愛}と「心」を育てる算数授業>(明治図書)
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-123415-7

三角形の安定度

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12/17 今日のひとこと
三角形の面積は、底辺×高さ÷2

安定度は底辺に依存する。
三角形の底辺が長い人と、短い人では、高さが変わってくる。
長いと高さは高くなり、短いと低くなる。
やはり、底辺をしっかり長くしていくほうが、結果的にはよいことをもたらす。


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配布物