最新更新日:2024/10/31 | |
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愛知県一宮市立丹陽小学校訪問
愛知県一宮市立丹陽小学校を訪問した。
本読み計算(音声計算)の場面で感動的な場面があった。 1年生の授業であった。 子どもたちがしっかりと本読み計算に取り組んでいた。 スピードを競うのではなくて、1つ1つ計算の答えを言い、次に相手の子どもがしっかりと聞いていた。条件反射的にうなずいているのではなくて、答えの表の中にある計算の答えを1つずつ確認しているのが分かった。 感動はその後のことである。 ある一組の子どもが代表で計算をした。 その後の教師がみんなの場でほめた。そこが本当に表現豊かにほめたのであった。 次に、もう一人の子どもが答えを言い始めた。計算が得意なのか、かなりのスピードで答えを言った。すると、答えを聞き取りにくくなった。前の子どもがほめられたので、俄然張り切ったのだと思う。 そこで、教師が、待ったをかけた。「もう少しゆっくりと言いましょう。」 そこで答えを言ったこどもは気を取り直して言い始めた。それがきちんとしたスピードになっていた。 教師は、その子の計算が終わってほめた。 「今のように少しゆっくりと言うだけでも計算カード1枚と1列目までは言えますね」と確認した。本時の計算の目標を達成したことを伝えていた。 この落ち着いたほめ言葉にしびれた。 本読み計算は決して速ければよいというわけではない。 すらすらと言うことである。つまり、流暢性が大事である。 2人1組でやるのだから、きちんと相手を意識した答えの言い方が必要、また聞く方はきちんと答えを聞いて確認することが必要である。。 この2人組の「気」が合ってこそ、「知」と「心」の交流が深まるのである。 たった5分間の指導であるが、その後の教師の一言で効果はかなり違うことを実感できた。 このような素敵な場面に出会えて幸せであった。 愛知教育大学での公開セミナー 報告4中の写真 懇親会の様子 下の写真 沖縄県与那国島から来られた森根先生です。 愛知教育大学公開セミナー 報告32日目の講師の皆様です。 国語:伊藤彰敏先生、教材開発:鈴木健二先生、数学:玉置崇先生 ありがとうございました。 愛知教育大学公開セミナー 報告3 2日目の講師の皆様です。 国語:伊藤彰敏先生、教材開発:鈴木健二先生、数学:玉置崇先生 ありがとうございました。 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 本音を語る定年退職して何が変わったのか。 一番は、かなり自由になった。 だから、本音を語ることができている。 これまでは遠慮していたことも、言うことにしている。 世間の流行などには惑わされない。 耳に痛いことも、優しいことも本質を見据えて言うことにしている。 次に前進するために必要な本音はどんどん語っていきたい。 ○付け法への招待145 ○付け法の前提こんな話をうかがった。 「○付け法を実践すると、○をつけて、○になったから多くの子どもが挙手をするようになる。 ところが、別の先生がその教室に入って、○をつけなかったらどうなるのか。 今度は手を挙げなくなる現象が見られる」という。 この教室は、常に正解だけを相手に授業してきたからだと分析する。 ○付け法の精神は、部分肯定にある。プロセスを見ていくことにある。 だとすると、多くの子どもが途中で困っていて、○がつけられない場合も授業ではある。 だから、こんなときは、困ったことについての話し合いが必要である。 正解主義だけの授業をしていると、不正解の子どもはフリーズしてししまう。 ○付け法の前提として、子どもの学びのプロセス、それは正解でも不正解でも引き受けるという風土が不可欠である。 教師力アップセミナーについて報告2志水 廣と大羽沢子先生がセミナーで登壇して、授業のユニバーサルデザインについて理論と模擬授業を行いました。 その当日の様子を酒井直樹先生がHP上で公開してくださいました。 よく分かる内容です。 {算数授業のユニバーサルデザイン} http://www2.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=s... 愛知県みよし市立緑丘小学校訪問今回は、みよし市教委への要請訪問と志水及び落合康子先生の指導とも合わせて実施された。 市教委からは今瀬良江教育長をはじめ指導主事の方が多く出席された。 2校時に打ち合わせの会議、3校時・4校時と全学級の授業参観、5校時に代表授業があった。 どの授業も落ち着いた雰囲気のなかで、問題解決型の授業が展開されていた。 とりわけ、5校時の田村先生の授業は素晴らしかった。 緑丘小学校の目指す算数の授業は、子どもの解決の山場を2段階設定して、授業の途中と授業の最後に盛り上がる授業である。習得・活用の授業と言ってもよい。なおかつ、特別な教材ではなくて、教科書を使った授業である。授業は、教師のしかけ1と教師のしかけ2を設定して、子どもにわくわくする気づきを促す授業である。 田村先生の丁寧な復習から始まり、子どもの解決の場面て゜算数的活動が入り気づきがあり、さらに直径のひみつを見つけるところでしかけ2として展開した。ここで驚いたことは、子どもの気づきの質の高さである。 このあたりの授業報告は、授業力アップわくわくクラブ「悠・愉」で紹介したい。 とにもかくにも、今回の成功は、チーム緑丘の力のおかげてあり、事前指導で落合康子先生のお力によるものである。 10月に研究発表会がある。さらに精進してほしい。 じこかいじ人と人との付き合いは、自己開示から始まる。 笑顔でこんにちは。私は□□です、と自己開示するから安心して、レスポンスできる。 自己開示しないでいると、お互いに腹の探り合いとなる。 すると事故が起き、怪しいご対面となる。 よって、事故怪事となってしまう。 自己開示して、心地よくお付き合いを始めよう。 1つの縁が今回の岡山での出張は、先に岡山県教育センターが決まり、その後、ついでに大元小学校に立ち寄ろうという話になった。 どちらもとても勉強になった。1つの縁だけで終わらずにつなげていくこと。それが横型のネットワーク社会を築くことになる。 もう一歩つなげていくようにしたいものである。 岡山県教育センターとても楽しくできました。 今回は20名ほどの会でしたので、新たな試みをしました。 その場で受講生にどんな話をしてほしいかをリサーチして、それらの希望に応じた話をしました。 2時間30分ですが、あっという間でした。 会が終わってみなさん私の所に来ました。 これを教えてほしいと。 お昼になり昼食の時間なのに来られたのです。こういう光景はびっくりでした。 とても熱心でした。 ありがとうございました。 岡山県教育センター http://www.edu-ctr.pref.okayama.jp/sougou/kensh... 愛知教育大学公開セミナー 報告2志水 廣の講演 算数の面白さと模擬授業 桑野徳隆先生の講演 国語の授業の基礎基本 志水 廣の講演 人間観・教育観 桑野先生の講演は起承転結があって、さすが国語の先生です。 岡山県岡山市立大元小学校を訪問90分間の講演でしたが、とても楽しくできました。 深井校長先生の学校なので期待していたが、その通りの職員集団であった。 ありがとうございました。 岡山県岡山市立大元小学校を訪問しました。 90分間の講演でしたが、とても楽しくできました。 深井校長先生の学校なので期待していたが、その通りの職員集団であった。 ありがとうございました。 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 第3回愛知教育大学公開セミナー 報告1算数はもちろんですが、家庭科、音楽、国語、道徳、数学と本当に楽しい2日間でした。 講師の皆様、スタッフの皆様、そして、受講者の皆様に厚く感謝いたします。 講演プレゼン1 算数の面白さ 今年も多彩なメンバーを集めて、授業力アップわくわくクラブ主催による公開セミナーを開催しました。 算数はもちろんですが、家庭科、音楽、国語、道徳、数学と本当に楽しい2日間でした。 講師の皆様、スタッフの皆様、そして、受講者の皆様に厚く感謝いたします。 講演プレゼン1 算数の面白さ http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 組織の生と死組織は生まれ、やがて死を迎える。 では、どのような時に生まれるのか。 組織は人が作るものだから、そこに何らかの「意志」が存在する。 この指止まれという意志を表現して、そこに賛同した者が集まる。 この意志に大義があると、力の結集は大きくなる。 授業力アップわくわくクラブは、どの子もできるような世界を創造したいと思い、教師へ、子どもへ、そして親へ、さらに一般人へ向けて、情報を提供しようというものである。 この強い意志によって、60代は乗り切ろうと考え、今から5年前に発起した。 幸いにも順調に活動ができているのは、会員様のおかげである。 明日、明後日と授業力アップわくわくクラブ主催の愛知教育大学での公開セミナーを行うが、「どの子もできる」ようなイベントにしたいと考え、準備を進めている。 今回も、新たな出会いを楽しみにしている。 6/19 今日のひとこと 組織は生まれ、やがて死を迎える。 では、どのような時に生まれるのか。 組織は人が作るものだから、そこに何らかの「意志」が存在する。 この指止まれという意志を表現して、そこに賛同した者が集まる。 この意志に大義があると、力の結集は大きくなる。 授業力アップわくわくクラブは、どの子もできるような世界を創造したいと思い、教師へ、子どもへ、そして親へ、さらに一般人へ向けて、情報を提供しようというものである。 この強い意志によって、60代は乗り切ろうと考え、今から5年前に発起した。 幸いにも順調に活動ができているのは、会員様のおかげである。 明日、明後日と授業力アップわくわくクラブ主催の愛知教育大学での公開セミナーを行うが、「どの子もできる」ようなイベントにしたいと考え、準備を進めている。 今回も、新たな出会いを楽しみにしている。 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 授業力アップわくわくクラブ 平成26年度3学期 DVD3算数授業力アップセミナー九州大会より 内容 全112分 講演 1 志水廣先生 「愛で育てる算数授業と学力向上」 講演 2 小林美記代先生 「中学校におけるユニボ君活用事例」 講演 3 大羽沢子先生 「ユニバーサルデザイン」 なお、平成27年1学期のDVDは、志水廣先生の「退官記念講演会」です。6月末に配送の予定です。 母親の声「この問題集を楽しくやっていますよ。」と言いながら、下記のような話をしてくださいました。 母親 「今、うちの子は2年生ですが、毎日この10分間プリントをやっています。やる前に、このプリントの問題の配列について説明したそうです。縦に問題が1番計算問題、2番数や量の問題、3番図形の問題、4番文章題、そして挑戦問題があるのよ。そして、横に見れば同じタイプの問題が並んでいるのよ。だから、3日間もをやると、つまずきやすいタイプが分かるのよ」 子ども 「へぇー。これまでの問題集とは違うんだね」 毎日、家で楽しくやっているとのことです。 「学童にも通っているので、そこでもこの問題集は役立つ教材です。」と話されました。 1年間で105日分あります。さらに、挑戦コーナー、たしかめコーナーがあります。 これ1冊で800円+税です。 学校用に開発したものですが、ご家庭でもどうぞ使用してください。 愛知教育大学の生協書籍部にお願いすれば購入可能です。 愛知教育大学出版会の書籍、(fornext)社の書籍の問い合わせは愛教大生協eMまで。 TEL:0566−36−5184 FAX:0566−36−5465 定価は グレード2,グレード3,グレード4,グレード5はそれぞれ 800円+税 著者 志水 廣 協力 鈴木公司/大羽沢子 サイズ A4版 頁数 グレード2は全96頁 グレード3は全97頁 発行 授業力アップわくわくクラブ なお、グレード6は7月3日に出版。グレード1は7月末となります。 詳しい案内チラシ さきほど、知り合いのお母さんから、「どの子もできる10分間プリント」の使用についての報告を受けました。 「この問題集を楽しくやっていますよ。」と言いながら、下記のような話をしてくださいました。 母親 「今、うちの子は2年生ですが、毎日この10分間プリントをやっています。やる前に、このプリントの問題の配列について説明したそうです。縦に問題が1番計算問題、2番数や量の問題、3番図形の問題、4番文章題、そして挑戦問題があるのよ。そして、横に見れば同じタイプの問題が並んでいるのよ。だから、3日間もをやると、つまずきやすいタイプが分かるのよ」 子ども 「へぇー。これまでの問題集とは違うんだね」 毎日、家で楽しくやっているとのことです。 「学童にも通っているので、そこでもこの問題集は役立つ教材です。」と話されました。 1年間で105日分あります。さらに、挑戦コーナー、たしかめコーナーがあります。 これ1冊で800円+税です。 学校用に開発したものですが、ご家庭でもどうぞ使用してください。 愛知教育大学の生協書籍部にお願いすれば購入可能です。 愛知教育大学出版会の書籍、(fornext)社の書籍の問い合わせは愛教大生協eMまで。 TEL:0566−36−5184 FAX:0566−36−5465 定価は グレード2,グレード3,グレード4,グレード5はそれぞれ 800円+税 著者 志水 廣 協力 鈴木公司/大羽沢子 サイズ A4版 頁数 グレード2は全96頁 グレード3は全97頁 発行 授業力アップわくわくクラブ なお、グレード6は7月3日に出版。グレード1は7月末となります。 詳しい案内チラシ http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 人を伸ばすためには人は何も求められないと、現状維持のままである。 ではどうすれば伸びるのか。 圧力を加えることである。 当面苦しい状況に追い込むことである。 この苦しい状況から脱出したい。 そこで、考え始めるのである。 時間の効率化、作業の効率化、 課題の明確化、焦点化がはかられる。 すると、新しい光りがさしてくる。 これを実行する。そして、解決する。 この経験が人を成長させる。 これがアクティブラーニングである。 したがって、単に活動するだけではアクティブラーニングとは言わない。 ここで、難しいのは、どの程度の圧力を加えるかである。 難しすぎてもへこたれる、簡単すぎても真剣に考えない。 この境目を探すのが教師、校長の立場である。 この境目の伸びしろを発達の最近接近領域という。 教師力アップセミナー 授業のユニバーサルデザイン 報告2大羽沢子先生と楽しくコラボできました。 大羽先生からの報告メールを紹介します。 「いただいたDVDは、まさに私がいいたいこと(UD化)を具現化していただいたものでした。 最初の子ども達の重たい感じと、模擬授業での重たい感じが同じでしたから、 だんだんと子ども達が反応しだしたことと、子ども役の先生方が「いいたい」と なっていったところがリンクしていました。その子どもたちが授業の最後になると 「簡単すぎる!」とテンション高く言っているところまでの大きな変容が、 DVDを見ることで伝わったと思います。」 模擬授業をする題材について過去に示範授業したので、その授業ビデオを送ってあげた。 それが授業のユニバーサルデザインとしてふさわしいものだったという。 また、模擬授業での子ども役の変化がDVDに似ていたという。実際の反応は模擬授業の方が固かったが、それらに対応できました。受けの技法が役に立ちます。 トップの役割組織のトップにはトップの役割がある。 これまで学校改革を成し遂げてきた校長、教育長に共通することがある。 それは、ご自身が「素直、勉強好き、プラス思考」であった。 だから、部下の教職員にも「素直、勉強好き、プラス思考」を求めるし、そのように育てている。 学校改革できないトップは、その正反対であった。 別の言葉で言うと、部下の能力を伸ばしてくれるトップは、魅力的である。だから、部下から慕われている。 コンサルタントとしての私は、トップの意識改革にある。 これからこの方向で動く。 教師力アップセミナー ユニバーサルデザインの授業 講演演題は 「ユニバーサルデザインの授業」でした。 講演のプレゼンはこちら 愛知県大口町の大口中学校において教師力アップセミナーがありました。 演題は 「ユニバーサルデザインの授業」でした。 講演のプレゼンはこちら http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 私と大羽沢子先生(鳥取大学エコチル調査ユニットセンター、臨床心理士)のコラボで行いました。 大羽先生は、私と一緒に「算数授業のユニバーサルデザイン」(明治図書)を書かれた先生です。 今回の企画では、前半は二人の講演、後半は志水が模擬授業をしてそれを大羽先生がUDの視点から解説されました。さらに、実際の示範授業のDVDも見せて、模擬授業と示範授業がほぼ同じようになっていることを確認していただきました。 楽しく講演できました。 ありがとうございました。 教師力アップセミナーはこちら http://www2.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=s... |
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