最新更新日:2024/12/20 | |
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生徒の気持ちある授業で生徒が数学の問題の説明の発表から始まった。 私にとってははじめての問題なので、途中でついていけなくなった。 このような説明が2問続くと、黒板を見る気がなくなった。 できない生徒ってこんな感じなんだろうなと思った。 ちなみに、私はノートに問題を解いてみた。すると、解けた。 この後、他の説明の板書も見る気になった。 なるほどそうか。 人の解法の説明は、自分なりに解けてからでないと、受け入れがたいものがある。 たった10分間ほどの時間に生徒の気持ちがあらためて分かった。 その場の迫力授業を場で見ること。 その場で見ると、授業の空気を感じることができる。 教室の張り詰めた空気、またはゆるんだ空気、などなどを感じる。 良い授業は、教師と子どもとが一体化してお互いに考えている。 それそぞれの発言が的を射ていく。 この空気感はたまらない。 ゴールゴールを見定めると、その前の手立てが決まる。 教材研究はゴールを決めることから始まり、その前の場面では何をすればよいか、さらに、その前の場面は何をかればよいかを考えていくことである。 この教材研究の順序を逆思考の教材研究と呼ぶ。 さて、そこで、このゴールの見定め方が一番問題である。 1.知識・技能が授業の最後に身に付いて、「できる」ようにしたい。だから、問題解決の仕方を教える。 2.解決の仕方を生み出すこの思考方法を身につけさせたいから、思考方法に重点を置いて教える。 3.単なる解決の方法だけでなくて、他の分野にも応用可能な学び方を身につけさせたいから学び方に重点を置いて教える。 1か2か3のいずれかが大事という区別した見方では、偏った指導になってしまう。 実際に知識・技能は身に付けさせたいし、考え方も身に付けさせたい。 これらの調和を取るためには、やはり自ら「考える」場がなくてはならない。 苦労して考えたことは忘れないからである。 また、学力差も考慮に入れて、1と2と3の配分を考えるとよい。 よくできる子どもには、3までを求めたい。 普通にできる子どもには、1と2を求めたい。 指導に手がかかる子どもには1を求めたい。 つまり、その子どもの力に応じて指導に当たりたいのである。 では、その証拠はどこに現れるか、ノートである。 ノートを見れば、その子の学びの足跡がある。 特に、振り返りを書かせたノートにはそこが現れている。 今一度、振り返りを点検して見てはどうだろう。 あなたの授業のレベルが見えてくるだろう。 北九州市立門司中央小学校の研究発表会2中央小学校の研究の特徴は、視覚化にある。 算数的活動に対応した分かりやすい板書の構成に見習いたい。 北九州市立門司中央小学校の研究発表会オンリーワン事業を委嘱されて9年目になる。 単学級という制約のなかで、職員は、研究を受け継いでいる。 今年は上昇期に入った。 明らかに昨年より子ども達の空気が変わった。良くなったのである。 アクティブラーニングが言われてきているが、4年の面積の授業や特別支援学級の重さの授業、1年の長さくらべの授業でそれをみることができた。 1平方センチメートルを大切に並べている活動は子どもがあれこれと思考していた。 講演資料 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... だし味付けには、だしが不可欠。 授業にも「だし」が重要。 昆布だしの授業、カツオだしの授業、シイタケだしの授業、煮干しだしの授業。 それぞれにうまみ成分は異なるが、だしの効いた授業は面白い。 一番いただけないのは、うまみのない授業。 つまり、味のない授業。 だしがきいている授業を作りませんか。 平成27年度 授業力アップわくわくクラブ 新規会員申込みのご案内ところが、新規会員向けには、このHP上では案内をせずに今日まできました。配布文書にも掲載していないことがわかりました。そこで、遅ればせながら新規会員ご希望の方にHPでお知らせすることにしました。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 授業力アップわくわくクラブでは、メールブック「「悠・愉」」の毎月配信、志水廣の示範授業・講演のDVDの毎学期配送、研究会の開催、単行本の発行など、志水関係の情報を提供する様々な活動をしています。 どの子も「わかる」「できる」「身に付く」ことを会の理念として提起しています。 このたび、平成27年度の授業力アップわくわくクラブ新規会員の案内をお知らせします。 会員になりますと、様々な特典があります。 関心のある方は、次の案内をごらんください。 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... ----------------------------------------------------------------------- 授業力アップわくわくクラブの趣旨 わくわくクラブが目指すのは,次のクレドに示している。 1. 授業を通して教師と子どもが「共に」成長できるように務めます。 2. 授業をわくわくしたものにします。 3. わくわくした授業にするために,常に我々教師は「知」と「心」と「腕」を磨くようにします。 4. 授業を通して得られた知見は,会員相互に提供しあいます。 5. 地域の活性化のために動けるような人財づくりをします。 私の目指すところは,楽しくわくわくする授業の創造であり,なおかつ楽々にやりとげる学びの集団である。そのためにも授業力アップわくわくクラブでは,毎月のメールブック配信,学期ごとのDVDの提供,各種イベントを企画している。 一般と具体の往復を一般的な言葉が出れば、具体的な事例で説明させる。 具体的な言葉が出れば、一般的な言葉にまとめさせる。 具体と一般の往復をすることで、深い学びにつながる。 音声計算の検定このことについて、高藤先生から詳しいやり方の報告がきましたので、紹介します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 音声計算の練習の成果を、全校の場で発揮できれば、 児童の計算力向上意欲を燃やすことができると思い、始めました。 合格だった児童は、練習の成果を感じ、 不合格の児童は、次への検定での挽回を目指すことができると考えたのです。 (志水先生のHPでの記事を参考にしただけですが…) 初めに、検定用紙を作りました。 形式は、音声計算カードと同じですが、 1枚の検定用紙には、32問の問題が載せました。これは、カードの8割の問題 量です。 検定では、答えを書いてもらわないといけないので問題数を減らしました。 検定用紙は、たし算、ひき算、かけ算、わり算で作っています。 それそれ、1段から4段という段階を設けました。 例えば、たし算なら たし算1段は、繰り上がりのないたし算(音声計算カード通りの問題配列) たし算2段は、繰り上がりのないたし算(音声計算カード通りではない問題配列) たし算3段は、繰り上がりのあるたし算(音声計算カード通りの問題配列) たし算4段は、繰り上がりのあるたし算(音声計算カード通りではない問題配列) ひき算、かけ算、わり算も、いわゆる九九の範囲です。 2年生で実験し、「32問中、29問正解だと合格」を設定しました。 開催順序は次の通りです。 1 学級担任を通して、計算力検定の開催日時を伝える。 ・ 1週間前までには、予告ポスターと共に担任に伝えます。 2 検定当日、検定希望の児童が、体育館に集まってきます。 ・ 全校児童300人強中、100人強は参加します。多ければ、半数程度は集まり ます。 3 児童は、希望する検定用紙1枚を取らせます。 ・ 計16種類、今年度は2種類増やして18種類の検定用紙から選びます。 ・ カードは二つ折りにして、問題は見えないようにしています。 ・ 学年・組・名前を書く欄は見えるようにし、検定が始まるまでに書いてお くよう指示を出します。 4 「よーい、始め」の合図で一斉に問題を解き始めさせます。 ・ 時間は1分間。 5 検定用紙を指定の場所に提出させます。 6 私が〇付けをします。合格者に対し認定証を作ります。 7 後日、担任を通して、検定用紙を返却してもらいます。 8 合格だった児童には、校長先生から認定書を手渡していただきます。 ・ 休み時間に、応接前に来ることを、担任から伝えてもらいます。 ・ 応接前で、次から次へ認定書が渡されます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 上の検定の実施方法はとてもわかりやすい。 これを支えるのは、冒頭に述べている「子どもの意欲向上」を図りたいという思いである。これがあるから具体的なことがイメージされてくる。 伊丹市のユニバーサルデザイン「みんなの教室、みんなの授業」 副題に教育のユニバーサルデザイン化 とあります。 中を開いてびっくり、とても良くまとまっています。 恐れ入りました。 文部科学省から平成25年度から3年間の委託時宜用として、「インクルーシブ教育」について研究し、まとめられました。 敬意を表します。 伊丹市立有岡小学校訪問2その後、私の講話があった。 算数の授業づくりとともに有岡小学校が今後目指すべき方向について示唆した。 半日の会の中でとても印象的なことがあった。 田中敬造校長先生が、音声計算について語ってくれたドラマ、また本日の、授業について真剣に考えることができた喜びを語っておられた。 田中先生は、有田和正先生(私の学年主任)を尊敬していたこと、また、船井幸雄先生のファンだったこと、この2つは私にも共通するところであり、授業を通して研究してきた実践家の味わいを醸し出しておられた。 ありがとうございました。 伊丹市立有岡小学校訪問1音声計算練習が普及し始めて成果がでたので、村上雅博教頭先生から依頼があったので、学校訪問をした。 音声計算の場面は1年生であったが、しっかりとできていた。 5校時 算数、理科、算数と3本の授業を参観したが、子ども達はとても落ち着いていて授業に取り組んでいた。 学びたいという姿が現れている授業であった。 『夢現大5』、「『夢現大6』生き方を話した講演を巻き戻した記録です。 話題は5つですが、奥深い内容です。 笑いあり、真剣みありのストーリーのある展開です。 生き方が変わる本です。 この本の内容をある先生は、実践しました。すると、教室がきれいになったのです。 さて、そのなぞは何でしょう。 B6版 120ページ 定価 1000円+税 「『夢現大6』の特徴 メールだより「夢現大」よりエッセーを精選してあつめたものです。 こちらは、話題は109あります。 どこから読んでも生きるヒントが詰まっています。 B6版 121ページ 定価 1000円+税 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 問い合わせ先 購入については、下記にお問い合わせください。 愛知教育大学生活協同組合書籍部 電話 0566−36−5184 生協の窓口 中村香奈子 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 「夢現大3」と「夢現大4」 発行お申し込みは,メールで,下記のアドレスまで「送付先氏名」・「送付先住所」・「電話番号」・「注文部数」をご連絡下さい。 発送費用は別途必要になります。なお、携帯電話からのメールでの申し込みは不可です。パソコンでのメールアドレスで申し込み下さい。 1.基本セット:「夢現大3」と「夢現大4」・・・セット価格1200円+税 2.2冊以上の場合も受け付けます。 3.「夢現大2」(300円+税)も併せてほしい方にも対応いたします。 *基本セットを前提にお申し込みください。 よろしくお願いいたします。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 「夢現大3」の内容:人間観・意味付け復唱法・○付け法の3つのテーマでまとめました。 B6版、1冊 600円+税、113ページ 発行所:for next 「夢現大4」の内容:今日のひとことより:人間・社会・教育・授業の4つのテーマにまとめました。 B6版、1冊 600円+税、123ページ 発行所:for next 書籍の注文は 愛知教育大学生協書籍部にお願いします。 [志水廣の公式ホームページ] 「夢現大8−笑瀾万丈」にまつわるドラマ 9私の人生は奇跡の軌跡だと思う。 とてもありがたいことだと感謝している。 では、順風満帆だったかというと、 決してそんなことはない。 むしろ波乱ばかりであった。 この波乱について今回の「夢現大8」で初めて披露した。 そうすることによって、元気付けることになると思ったからである。 定年退職を機として、波乱をまとめておきたいと考えたからである。 ぜひ読んでほしい本である。 注文先 愛知教育大学生協書籍部 TEL:0566−36−5184 FAX:0566−36−5465 お求めは、愛知教育大学 生協書籍部で。 新刊書 「国語実践の歩み」書名は、『国語実践の歩み』です。 著者は、福岡県田川郡福智町教育委員会指導主事(前 金田小学校長)の桑野徳隆先生(くわののりたか)です。 A5版 全204頁 縦書き 定価 1600円+税 発行日 6月19日 発行 授業力アップわくわくクラブ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 著者紹介 桑野 徳隆 1954年、福岡県生まれ。兵庫教育大学大学院修了。 著書に『短作文指導の開拓』『作文技術指導大事典』 『志水メソッドと共に歩む学力向上作戦』等(共著) 『物語が大好き』(単著)福智町立金田小学校で定年 退職し現在、福智町教育委員会指導主事。 推薦文(志水廣)とあとがき(桑野徳隆)はこちら 国語の新刊書を授業力アップわくわくクラブで発刊しました。 書名は、『国語実践の歩み』です。 著者は、福岡県田川郡福智町教育委員会指導主事(前 金田小学校長)の桑野徳隆先生(くわののりたか)です。 A5版 全204頁 縦書き 定価 1600円+税 発行日 6月19日 発行 授業力アップわくわくクラブ −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 著者紹介 桑野 徳隆 1954年、福岡県生まれ。兵庫教育大学大学院修了。 著書に『短作文指導の開拓』『作文技術指導大事典』 『志水メソッドと共に歩む学力向上作戦』等(共著) 『物語が大好き』(単著)福智町立金田小学校で定年 退職し現在、福智町教育委員会指導主事。 推薦文(志水廣)とあとがき(桑野徳隆)はこちら http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 長年、国語教育に打ち込んできただけあって、内容はとてもわかりやすい。しかも、PISA型学力の読解力の授業を提案されている。とても厚みがある。お薦めいたします。 --------------------------------------------------------- 注文先 愛知教育大学生協書籍部 TEL:0566−36−5184 FAX:0566−36−5465 お求めは、愛知教育大学 生協書籍部で。 同窓生先日の19日に高校の恩師の同窓会があった。私はあいにく大学院の公務のために出席できなかった。 その代わりに、上の「夢現大8−笑瀾万丈」を全員に送った。 すると、同窓生のTさんから便りが届いた。 顔が思い浮かんだ。 何十年ぶりだと思う。夢現大8の感想である。 「エピソードが多く描写されており、一気に読了しました。志水君の数学教育に対する熱意が著書から強く感じられ、この著書からパワーをいただき感謝しております。」 この本は、数学教育のことはあまり書いていないと思うが、そう感じていただけたらとても嬉しいことである。 「この」と「うち」「この」学校(会社)のやり方は、これこれこうですが…。 と話す人。 「うちの」学校(会社)のやり方は、これこれこうですが…。 と話す人。 どちらが帰属意識が強いかは明らか。 人ごとでいる限り、本気で取り組まないし、学校(会社)の一体化は図れない。 記事の発見<志水 廣(しみず ひろし)(小学校) 「算数授業が変わる志水メソッド」 小学校低学年のとき、私は算数が苦手でした。早生まれで他の子どもよりも言葉の理解力が劣り、先生の言っていることがあまり理解できず「この問題わかる人?」と聞かれても、自信を持って手をあげることができませんでした。 教師が授業中に「できた子どもからノートを持っておいで」という指示は、「できない子どもはノートをもって来ることができない」ということです。教師が本当に手立てをしたい子どもは、できない子どもだと考えます。 志水メソッドの1つである「○付け法」は、机間指導方式です。どの子どもも対処できるようにと教師が働きかけるのです。 ・・・・> 続きはこちら http://hiro12.cocolog-nifty.com/blog/2014/10/po... 写真のばらは、我が家に咲いたものです。こんな時期に咲くとは驚きです。 登校の目線石堂校長先生に特別に説明してもらった。 子どもが登校したとき、目の前に花があるとステキですね。だから、2つの門の前に花の道を作ったのですという。 私は前々からこんなお花畑のある学校を見たかった。登下校のときに花に囲まれている学校はないかと探していたら、糸田小学校で出会った。 また、学校のフェンスごしにもお花畑が見える。 地域の人にも「見える化」している。 花壇のある学校は多いが、それが子どもの目線上にあるのか、地域の目線上にあるのか。ここを配慮すると、今の努力がさらにバージョンアップすることになる。 |
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