最新更新日:2024/12/20
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ノートを改善すると、誰が喜ぶのか

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2/10 今日のひとこと
最近、ユニバーサルデザインについて話すことが多くなってきた。

具体的にどうあればよいか。例えば、ノートの改善があげられる。
ノートが整然としてポイントが見えてくることである。

子どものノートがきれいになってくると、お母さん、お父さんの見る目が変わってくる。
その見る目は、
1.子どもに対して褒め言葉がでる。
2.次に、授業に対して安心感が出る。

つまり、ノートを良くすると、親に対してとても良い情報を提供することになる。

さらに、教師からの赤丸がついていると、親は喜ぶ。授業中に教師は確認しているんだと。

人の特性

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2/5 今日のひとこと
人は、自分のことは棚において、他の人には変わってほしいと願う。
つまり、自分が変わるのは嫌。
これが人の特性である。

このことを適用すると、
教師は、子どもには変わってほしい。変容してほしい。
つまり、自分が変わるのは嫌。
ということになる。

言語力の育成

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2/3 今日のひとこと
まずは、場面と活動の用意。
プロセスの重視。
ようく観察して成功させる。

指揮と答えの結果を勝たせるだけではいけない。
経過のプロセスを語らせる。
また、そのときの思いを語らせる。
そのとき出たことばが概念の基盤をつくる。

鹿児島県鹿屋市で授業力アップセミナー

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鹿屋市で授業力アップセミナーがあり、講演した。

講演の内容は、どの子もできるようにするためにユニバーサルデザインについて語り、実技演習は意味付け復唱法であった。
午後半日ではあったが、とても有意義な会であった。
鹿児島県で実施するのは、第9回目になるという。
が年に亘ってできることに感謝したい。

宮崎教師力アップセミナー&志水塾

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宮崎教師力セミナーに10年以上連続で呼んでいただいている。
ありがたいことである。

今回、とても落ち着いて、しかもギャグ満載でユニバーサルデザインと算数の面白さをミックスしてはなすことができた。
午前と午後をあわせて四時間。

講演の質もレベルアップできた。楽しいね。

経験2

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1/31 今日のひとこと
30日の今日のひとことで「自分の経験以上のものは見えない。」と書いた。

志水は、年間300人以上の授業を参観してアドバイスしている。
普通の教師は、生涯にわたって研究授業を50から100程度だろう。
志水の場合は、これまで4000人以参観及び指導をしてきた。

ほんとうにいろいろな授業があり、教師もいろいろな方がいるものだ。
だから、自分の狭い経験で見てああだこあだと批評しているだけでは、
力はつかない。
サンプル数が少ないのだから。
一方で素晴らしい授業をする人がいる。すごいなあと思う。
他方で、授業参観に言っても板書案のない人、発問案のない人など呆れ
てしまう人もいる。
そういう人は、生涯にわたって教師をやっていても、並のレベルにもいかない。
それでも、せっかく出会ったのだから、私は淡々とアドバイスしている。
伸びてほしいと思うからである。
また、子どもがかわいそうだからである。

今の状態から授業力をアップさせたいのであれば、自ら求めて研究会に参加、教育の本を自腹をきって読むのがよい。それでも、だめなら、教育委員会訪問、保護者参観などをとらえてチャンスだと思って頑張ることである。
そうすると、問題意識ができてくる。

つまり、経験が少ないならば、新しい行動をして経験を積むしかない。
そして成功するかと思えば、実は失敗する。
だから、行動しないという人が多い。そこが違うんだなあ。
実はその失敗も成功へのステップである。
失敗したら失敗する方法を学んだのである。
だから、今度は、その手は避けるようになる。
人生はこの繰り返しである。



京都府井手町井手小学校訪問

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京都府井手町では小学校・中学校の連携事業を実施している。
学力向上の成果が見られてきた。

今回、子前は多賀小学校、午後は井手小学校の訪問だった。

井手小学校の代表授業では、ドラマがあった。
教師の悪戦苦闘する姿が子どものやる気とやさしさを導き出した。
そこに感動した。

4年の分数のたし算の授業であった。
4/5+3/5の答えが7/5を求めたあと、ここで理由を教師はたずねた。
すると、1/5がいくつ分の回答があった。これを板書したあと、ほかにと質問したので、「分母はほっといて、分子だけたす」と発言した。
そのときである。
ある子が「まざっている」と発言した。
どちらがよいのではなくて、共通性を見いだしたのであった。
ここが優しい心である。
この言葉を教師は板書した。これが意味づけ復唱法の根本である。
その前に、○付け法を実施したことも大きい。



経験

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1/30 今日のひとこと

自分の経験以上のものは見えない。

2月のカレンダーは美しい

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1/25 今日のひとこと

2月のカレンダーは数学的に美しい。

1日が日曜日から始まり、28日が土曜日に終わる。

ちょっきし4週間で収まっている。



場合を分けると

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1/24 今日のひとこと
緊急時の場合分けの難しさ。

やるならやる。
やらないのならやらない。
Aの場合に「やれ」といい、Bの場合に「やらない」という。
こんな複雑なことを入れるのは、緊急時には難しい。

どちらか一方にそろえること。
これがユニバーサルデザインの基本である。

愛知県一宮市立丹陽小学校訪問

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意味づけ復唱法への招待13

丹陽小学校を訪問して3人の先生の授業研究があった。

4年の授業で驚くことがあった。
表を整理する授業であったが、1次元の表から2次元の表を生み出す場面があった。
かなり難易度が高いものであったが、子どもたちが考える表をラフスケッチさせると下の写真のような表がうまれてきてきた。

そこで、どうしてこんな表を思いついたのかと質問すると、「九九表」だと発言した。
この「九九表」という言葉にみんな納得した。
かけ算九九表では、かける数とかけられる数が2次元で表されている。
このことを発言したのであった。

指導者

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1/22 今日のひとこと
指導者は、指導するのが仕事。
言いにくいことも言わないとだめ。

長野県木曽郡の算数数学研究会

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長野県木曽郡において算数数学の研究会があった。
午前は、木祖中学校での研究授業があった。
若い女性の教師であったが、問題設定の面白さ、緻密な指導案、ペア学習のよさを学ぶことができた。
ありがとうございました。

午後は木祖小学校において、志水の示範授業と講演を行った。
ユニバーサルデザインを心がけた授業を行った。
30年ぶりに「数列の和」の授業をした。
30年の重みは大きい。
より子どもに合った展開を考えることができた。
子どもたちの反応を○付け法でつかみ、さらにつぶやきの声をつかみ、広げ、深めていくことができた。
子どもたちに助けられながら授業できた。
易しい教材ではあるが深みはあり、発展性もある。
まだまだ反省すべきことはあるが、これを第一歩として進みたい。

子どもの「心」はどうなの?

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1/21 今日のひとこと
ある研究会の反省会のこと。
年配の先生お二人とお酒を交わしながら話しました。
その先生がおっしゃられるには、
「若いときさ数学の面白さ、教材開発の面白さに目がいきました。
しかし、最近、退職前になって 心の面に目が行くようになってきました。
先生の授業力の公式の精神エネルギーに目が行くようになりました。
結局、子どもの心がどんなふうに育つのかどうかなんですよ。」

と話して下さった。
その通りなんだよなあ。
授業で大切なことは、本時の授業を通して、子どもの「心」に変容があったかどうか。
「心」が育ったかどうかである。
子どもが学ぶことの面白さを感じ、自分もやればできると自尊感情を高めることができたかどうかが一番大切なことだと思う。

平常通り

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1/19 今日のひとこと
センター入試の監督をしていて思うことは、リスニングの監督のただならぬ緊張感である。

普通に監督していても緊張感があるのに、
さらにリスニングは、機器の調子、その他の音などのアクシデントがあればストップとなる。
開始して30分間、受験生のみなさんには頑張ってほしいという気持ちとともに、何事も起こらないでほしいとひたすら願う。
ひとたび事が起きれば、いろいろな方面に影響する。

30分間がすぎて、テストの終わりの時刻になると、ほっとする。
どっと疲れがでる。
平常にうまくいって当然という世界はとても厳しい。

断定も必要

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1/18 今日のひとこと
時には断定すること。

自分の指針がない子どもたち、大人には、こちらがいい!
と断定してあげることが親切。

迷わせたら、どんどん迷ってしまう。

セレンディピィティ

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1/17 今日のひとこと
1月10日付けの今日のひとことにおいて、志水塾京都大会に行くことを書いた。
その際、セレンディピィティを期待してと書いた。

実際に、そのセレンディピィティがあった。
ここではその内容は明かせないが、志水塾をご縁にAさんとBさんと、そして志水が結びついた。
不思議なご縁であった。

京都府久御山町佐山小学校訪問

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京都府久御山町の佐山小学校を訪問した。

安定した授業が展開されていた。

ユニバーサルデザインに基づく授業を心がけている。

一例として、授業の進行予定を見せていることである。
どの教室もこの進行表が掲示されていた。
一目で見て(視覚化)、本時の予定が見えてくる。
なぜ、これがよいのかについては皆さん考えてみてほしい。
教師にとってもメリットがあるし、子どもにとってもメリットがある。

新刊 算数教科書の「図」はこう教える!数学的な表現方法教え方ガイドブック

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新刊ができました。

書名 算数教科書の「図」はこう教える!数学的な表現方法教え方ガイドブック

北九州市の算数研究会の有志が作成したものです。
すごい本です。よくぞここまでまとめたという本です。

「図」のかきかた、教え方がわかる本です。

ワークシートが満載です。

本の紹介はこちら
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-179215-2



当てやんといて

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1/15 今日のひとこと
ある女性の先生と懇談の中でこんな言葉がてできました。
「当てやんといて」
「私は小さい頃、算数が苦手でした。だから、分からない子どもの気持ちがわかります。先生は、私に『当てやんといて』と思いながら算数の授業を受けていました。」

授業の内容がわからない子どもの気持ちは、
「当てやんといて」

分かる子どもの気持ちは、
「当てて」

両極端の世界である。

どの子も「当ててほしい」となるような授業にしたいね。
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