最新更新日:2024/11/11
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たまる

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6/14 今日のひとこと

仕事がたまっていて、たまらんわ。

この一言で自分で先手必笑。

UD15 負荷を減らす

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ユニバーサルデザイン15
ユニバーサルデザインを考えるとき、負荷を減らすことが考えられる。

中部中学校の村石先生の授業では、連立方程式の利用の問題で、教科書では時速で問題提示されているところをあえて秒速に直して問題を作り直して提示した。
この問題解決の最後に、実は、時速が本当の問題であると種明かしした。

本時のねらいは、時速と秒速の変換にあるのではない。速さ、道のり、時間の関係から連立方程式を立式できることにある。
だから、本時のねらいを焦点化した問題の作り直しはユニバーサルデザインにもとづく授業づくりにも役立つと感じた。
ありがとうございました。

愛知県一宮市立中部中学校訪問

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数学科の村石武彦先生の授業を参観した。
これが実におもしろい。

意味付け復唱法を随所に使っていて、生徒とのコミュニケーションはばっちりだった。
「なるほど」の「間」がとてもよい。
この間によって、他の生徒も発言が続いた。
教材のスモールステップが見えているからこそできる技だと思った。
なぜ、このように上手になったのと訪ねてみたら、一宮の志水塾にも参加させていただいて学び実践ほ重ねてきましたという。
確かに一宮大会に参加されていた記憶がある。
意味付け復唱法はすぐに身につくものではない。
意図的に生徒の発言を引き出す発問が必要であるし、また、今度はその発言の真意を広げて、深めるためにじっくりと周りに問い返しが必要である。
だからこそ、授業力の高さを感じたのであった。
これからもがんばってほしい。





「めあて」にかけるべき時間

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9/12 今日のひとこと
 導入で「めあて」を出すのに時間がかかるのならば、
 すっきりと伝えてもよい。
 かけるべき時間は、見通しを含めた自力解決の時間である。

愛知県豊川市教育委員会主催 研修会

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豊川市教委は、今年度から2年目、3年目の教員に対して研修のプログラムを計画した。
初任者研修のあとは、5年目まで空白になっている。そこを改善しようという企画である。

今回は、スタートして2回目に当たり、授業参観と協議会、そして、志水の講演がセットになっていた。

授業は、豊川市のH小学校のS先生が授業された。
子どもたちの授業への集中力は素晴らしいものがあった。
また、数学的な発想についても多くの子どもができていて、とてもよかった。

協議会については、「のめりこんだところ」という題目で、参加者の活発な議論がなされた。頼もしいと思った。

私の講演については、本日の授業に合わせて、話すことができた。
2年目3年目なので授業の基礎基本を本日の授業を題材にして写真や動画を使って解説できた。
最後は、意味付け復唱法でミニ模擬授業までやった。
明日からの授業に生かしていただけるとありがたい。
安藤孝枝指導主事の企画で今回できた。
研修会の創造については、人、こと、予算がからみあってできるものである。
この段取りのうまさに感心した。
ありがとうございました。

UD14 レディネスを「そろえる」

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ユニバーサルデザイン14
本日、院生(藤田正和先生)の授業を参観した。
第5学年の三角形の内角の和の問題であった。

ユニバーサルデザインにもとづく授業のキーワードは、「そろえる」である。
授業者は授業の導入でミニテストをした。
このテストのつくりはとてもうまい。

どこがうまいか、わかるだろうか。

1番では、三角定規の角について復習している。
これは、角の測定のためである。
また、授業の最後に、三角定規でも三つの角の和は180°になっているかどうかを、この三角定規においても調べさせるためでもある。

2番では、角度のたし算の復習である。内角の和の場合は、三つの角をたす必要がある。
そのための問題である。

3番では、角の測定をさせている。とくに頂角の測定である。この三角形の形は、本時で取り扱う形と合同なものである。だから、ここで、頂角の測定の困難さの軽減をはかっている。

つまり、授業のユニバーサルデザインのためには、本時で必要な知識、技能、考え方などについては、導入でそろえる必要があるのである。

単なるテストではないことに注目したい。



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6/10 今日のひとこと

一人ではどうにもならなくなったとき、
最後は、縁、円(サークル)、援がものをいう。
助けてくれるのは、縁あってつきあってきた人たちの協力・援助である。
強力な縁をどれだけ築くことができるかどうかである。

そのためには、お互いに義理と人情の精神でつきあうことである。
どちらか一方だけが得するような生き方はいずれは破綻する。
縁を強くするためには、義理と人情を大切にしたい。

前振り

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6/9 今日のひとこと
先日、教職大学院のOB生のH先生が大学にやってきて、
「志水先生の講義で、目からうろこの技があります。」と言います。
それは、「話すときに、前振りを入れることです。」と話されました。

これは、授業のときとても役だっています。
何かを語るときには、いきなり語るのではなくて、
ほんの少し枕詞を入れるのである。
試してみてほしい。

メールブック「悠・愉」6月号を配信しました。

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授業力アップわくわくクラブ会員のみなさまへ

お待たせしました。
メールブック悠愉6月号を配信します。

■第2回授業力アップわくわく公開セミナーの申込締切は6月13日です。
 楽しく、すぐ実践したくなるセミナーです。
 参加希望の方はお早めにどうぞ。
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1表紙 目次 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p1
2巻頭言 リーダーシップについて ・・・・・・・・・・・・・p2 志水 廣
3前川流 算数の理論と実践 授業力アップのための指導法4 ・p5 前川公一
4飯塚市庄内生活体験学校での学び その3:チャレンジ合宿について ・・・p8勝田 靖
5鍛える学び合う学び(第3回) ・・・・・・・・・・・・・p10玉置 崇
6適用場面定着法で自信を持たせよう どんな計算になるのかな ・・p12中村基子
7国語学力を高める 教材研究の土台の土台 ・・・・・・・・・p14伊藤彰敏
8心に残った本を紹介します ・・・・・・・・・・・・・・・p16林 尚江
9つまずきを防ぐ指導15 中学校数学 数学的な考え方を育てる課題(問題)と発問の工夫
p18鈴木正則
10学力を高める画期的なテスト返却方法 一工夫する教師の「精神エネルギー」で高まる効果 p20横田茂樹
11おもしろ素材発見で授業力アップ まずは量が大切 ・・・・・p23鈴木健二
12パワーアップ通信3 毎時間の成果をしっかりと積み重ねよう ・・p25小山 安
13頴田で縁あって…人権教育から見た“志水メソッド” ・・・・・p27野々上禎
14授業 GOIKENBAN 15 ・・・・・・・・・・・・・・・p30落合・中根
15『アナと雪の女王』のアナ埋め問題にチャレンジ!! ・・・・・p31木山麻衣子
16わくわく数理の教材から−正多面体の展開図・籠目編み!!その1
p32藤井一正
17続・内地留学記「暢記」(3)教科書研究「分数÷分数」 ・・・p36下石暢彦
18私の生き方の公開 船井幸雄の人間学から学ぶ教育のありかた(2) ・p40志水 廣
19超・レアな講演内容で盛り上がった 広島大会−当たり前を切り崩す− ・p43落合康子
20案内 第2回 算数・数学授業力アップ東日本大会 ・・・・・p46
21編集後記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p48近藤雅子

○付け法への招待134 ○付け法で「できる」ようになる

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千葉県のS先生からのメールです。

「うれしいことがありました。5/28の先生のブログでも紹介されていましたが、○付け法ってやはり良いですね。学級の児童は13人と少ないのですが、支援の必要な子がいて、学習支援員や教頭先生が算数の時間に入ってくれます。
学習支援員は、退職された先生です。子どもの自力解決や練習問題をするとき、○付け法をお願いしています。自分がやっていたら、「先生、丸を付けて いっちゃっていいの?」と聞いてくれました。「先生、どんどん○を付けて下さい。それで、つまずいている子を見つけたら指導もお願いします。」と頼みました。「他のクラスではできない子に着くのが仕事だけど、ここに来ると両方できて良い。」と言って、○付けにまわってくれます。
 そのうち、「いいじゃない!」と褒め言葉もどんどん声に出していってくれるようになりました。○付け法の研修をしたわけではないのに、「そう、そこまで 合っているよ。その調子。」「完璧!」「ばっちり!いいよ。」「できるように なったじゃない!すごい!」と、素晴らしい声かけをしています。さすが、ベテランです。計算が遅くて、涙ぐんでいる子に「大丈夫。正しくできるようになったじゃない。あとは、毎日3問でも5問でも練習をしてごらん。練習すれば計算は速くなるから。」と声をかけていました。必ず、プラスの声かけなのには、感激です。
 13人と少ない人数ですが、かなり算数が苦手な子もいて、13−5を筆算でする子がいたり、5−9=4とか、9−5=3と平気でしている子もいます。そういう子が、わり算の筆算のテストをしたら、75点、80点、95点でした。
 「久しぶりに100点取った。」人もいます。2人で○付け法で授業をした成果だと思います。その先生に子ども達のテスト結果を見せたら、一緒に喜んでくれました。「ぐるぐるずいぶん廻ったものね。」と笑っていました。」

嬉しい報告をありがとうございました。

暗から明へ

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6/7 今日のひとこと
教育の世界でそんなの当たり前だろというきまりがある。
これが暗黙知である。
ところが、暗黙知は明文化されていないために、
学校の中で、知っている人がいなくなれば、継承されない。

これを防ぐためには、徹底した明文化である。
文章に表しておけば、まだイメージはわく。
この文章化がまた難しい。
暗黙知については、持っている本人には必要を感じないからである。
それでも、できる限り明文化していき、世代交代に備えよう。

愛知県一宮市立丹陽小学校訪問

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丹陽小学校を訪問した。
一宮市の教育委員会の事業として3年間の計画訪問である。

午前中に多くの授業を参観させていただいた。
元気な子どもを相手に楽しく授業が展開されていた。

管理職の温かい支援を感じた。

それぞれの職員の個性を大事にした指導にしたいと思った。

午後の講話では、授業の根幹を話すとともに、同行の小林美記代先生の一言で模擬授業することとなった。
これがなかなかおもしろかった。
和気藹々かつまた侃々諤々を目指したい。

トクトクには

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6/6 今日のひとこと

楽しさは「心」を溶かす。
「心」の悩みの問題を解かす。

三重県桑名市立大成小学校訪問

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三重県大成小学校を訪問した。
昨年度から近藤久郎校長からの打診を受け、面談のすえ、訪問することを決めた。
なぜ、近藤校長先生は、志水を知ることになったのか。これはとても不思議なご縁で、桑名市は福島県白河市と姉妹都市を結んでいる。その縁で、白川での講演を近藤校長先生は以前聴いたことがあった。だから、私のもとに相談にこられた。

率直に言って、訪問してみてよかった。

授業参観と○付け法の指導講話をした。

代表授業の高橋先生は、パワフルな子どもたちに対して、でとてもしっとりした授業ができていた。そこが素晴らしい。
愛で育てていることを実感した。

立式をすぐにできたこと、72÷6を暗算でできている子どもがいたことにびっくりした。
この授業について、○付けする前の確かな手立てについて、講話では話した。
授業に対する協議会の姿勢はとてもよく、本当に前向きだった。

また、事前に「算数力がつく教え方ガイドブック」(明治図書)を全員に持たせていますと校長先生からうかがった。
この本がベースで研修を進めていくことはとてもありがたい。

最近、訪問する学校では、こういうタイプの学校、つまり、全職員に私の著書の中から一つを決めて研修していこうという姿勢である。
今回同行した落合康子先生も職員のやる気に好感度をもたれていた。

本日がスタートであるが、希望がもてる訪問であった。
ありがとうございました。

桑名市名物
http://kanko.city.kuwana.mie.jp/pickup/kuwaname...

現職教育において

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宮崎県都城市立明道小学校において、教職大学院の院生の指導とともに現職教育に関わりました。
タイトルは、「教材研究の仕方」で、ミニ指導案の書き方について話しました。

プレゼンはこちら

宮崎県都城市立明道小学校において、教職大学院の院生の指導とともに現職教育に関わりました。
タイトルは、「教材研究の仕方」で、ミニ指導案の書き方について話しました。

プレゼンはこちら

http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003...

一瞬で盛り上がる

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フラッシュカードは一瞬で盛り上がる。

宮崎県明道小学校の下石暢彦先生の授業参観と指導に行ってきました。
彼の授業の中で、フラッシュカードはとても盛り上がりました。

上の写真のように分数÷単位分数をしていました。
10枚くらい上のパターンをした後に、
整数÷単位分数を示しました。
すると、子どもはとまどいましたが、すぐに整数×整数だと見抜きました。
ここから俄然盛り上がったのです。
フラッシュカードはだんだんと難しくなるのですが、この場合は、最後は簡単になる例でした。
だから、子どもたちは笑いながらも(おもしろいと思った笑い)、そんなの簡単だよというように雰囲気でこなしていました。
フラッシュカードの提示にもおもしろい段階的提示がある授業でした。

円のなぞ

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宮崎に来ています。
明日、教職大学院の院生の下石暢彦先生の指導のためです。

今日は、教材さがしに日南海岸の鵜戸神宮にきました。とても立派な神社です。

教材は、ありました。
算数の教材がありました。生活への活用です。
教材は、円です。縄で編んだ大きな円は人が入れるようになっています。入ると、厄を落としてくれるそうです。
また、本殿のご神体は円の鏡でした。

円は、人にとって良いものであり、宇宙の神秘なんだと思います。

鵜戸神宮
http://www.btvm.ne.jp/~udojingu/

UD12 大絶賛

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ユニバーサルデザイン12
刈谷市のY中学校のK先生からメールが届きました。

「大羽先生のユニバーサルデザインの本が、知り合いの間で絶賛されてます。
「わかりやすい」「納得」と言われてます。
その方は、現在、育児のために退職されていますが、自宅でピアノを教えています。早速、本に書かれていることを参考に、ピアノを教えたところ理解が早かったそうです。
ピアノを引くときは、楽譜を読む、右手でひく、左手でひく、両手で弾くと同時に多くのことをやらなければいけません。
が、そこで、ユニバーサルにすると小さい子供や発達障害の子供には、今までできなかったことができるようになったそうです。
この先生が読んだ本は、写真のように、付箋がいっぱい貼ってありました。」


この本には、算数だけでなくて、特別支援を要する子どもたちにとって、わかりやすい手立てが述べられているからです。大羽先生も喜んでくださることでしょう。

書籍については、こちらで。
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-120718-2

UD13 視覚化

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ユニバーサルデザイン13

ユニバーサルデザインのキーワードとして視覚化がある。
上の写真は、井手小学校の授業から取材したものである。
すっきりした板書。
そして、小数のわり算の手順がフラッシュカードで示されている。
上から順にやればよい。授業では子どもたちはよく理解して動いていた。

欲を言えば、上から番号をつけるとよかった。

普段着の授業の中に視覚化がある。

濁点

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4/29 今日のひとこと
「存在」と「ぞんざい」。
「存在を認めるのにたいして、「ぞんざい」に扱う。

「そ」に濁点がついているだけではあるが、大違いである。
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配布物