最新更新日:2024/12/20 | |
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事実の重み事実は、人を説得する。 理屈は通っていても、いざ授業となると、うまくいかないことがある。 事実が異なることはしばしばある。 そんな場合、人は理屈よりも事実を信用する。 それだけ事実の重みが大きい。 教育の理論というのは、多くの事実から生まれる帰納的な推論で生まれる。 理論が先行して事実が生まれるのではない。 その理論が正しいのかどうかは、目の前の事実に照らし合わせて検証したい。 授業力アップわくわくクラブ『悠・愉』1月号 配信2 巻頭言1 新年のご挨拶 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p2 志水 廣 3 巻頭言2 算数の面白さ7 定理を見つける ・・・・・・・・・・・・・ p5 志水 廣 4 前川流 算数の理論と実践 授業力アップのための基盤づくり3 ・・・ p8 前川公一 5 学校文化の創造 新たな不登校を生まない学校づくり2 ・・・・・・・・・ p10 石堂昌彦 6 家庭・学校・地域で行う学力支援−愛で育てる算数数学の授業に巡り会えて 1 ・・ p12 勝田 靖 7 国語力向上 みずかみかずよの研究 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ p14 桑野徳隆 8 国語学力を高める 読書案内その後 ・・・・・・・・・・・・・・・・ p17 伊藤彰敏 9 おもしろ素材発見で授業力アップ 道路もおもしろい ・・・・・・・ p19 鈴木健二 10 どのクラスでも必ず成功する 新年度の授業開きのために ・・・・・・・ p21 木山麻衣子 11 頂点Dをさがして作図しよう ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p22 和田裕枝 12 「ずれ」を探る 低学年「数量関係」領域に見られる「ずれ」 ・・・・ p24 井出誠一 13 表現方法の相互変換を取り入れた授業 5年「見積もりを使って」「面積」 ・・・ p26 徳重知子 14 つまずきを防ぐ指導その10 どのように問題を提示するか 6年 ・・・ p28 鈴木正則 15 適用場面定着法 2年「1000までの数・10000までの数」 ・・・・ p30 中村基子 16 授業 GOIKENBAN 10 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ p32 落合・中根 17 数学の本質における思考と表現の具体 その10 ・・・・・・・・・・ p33 佐伯 陽 18 中学校数学 式・表・グラフは一体 ・・・・・・・・・・・・・・・ p35 小林美記代 19 わくわく数理体験!!の実践から πを体験してみよう ・・・・・・・・ p37 藤井一正 20 内地留学記「暢記」(9)志水先生の示範授業からの学び 1 ・・・・・ p39 下石暢彦 21 私の生き方の公開 ○つけとの出会い ・・・・・・・・・・・・・・・ p41 志水 廣 22 京都大会、九州大会のご案内 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p43 23 志水塾東京学習会に参加して ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p48 落合康子 24 編集後記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p51 近藤雅子__ 初仕事さあ、今日から初仕事。 青森へ飛ぶ。 元気に講演をする。 大晦日に先のメールのほか、もう一件、大晦日に情報が飛び込んできた。 息子が帰ってきた。すると、名古屋のクラブで女性のDJに会ったという。海外に住んでいるという。その女性は以前、東京に住んでいたという。そして、なんと東京の板橋区であった。私も板橋区だった。さらに常盤台だという。どんどん話が進んで、筑波大学附属小学校にいたという。それがまた、担任は志水廣だったと。 へぇー、びっくりした。写真屋のFさんであった。小柄で可愛い子どもだった。記憶はしっかりとある。ご縁とは不思議なものである。 メールのきっかけそこには、 「今年も大変お世話になりました。 書籍、ブログ、わくわくクラブ等で先生からは日々学ばせていただきました。 さまざまな視点からの発信は、どのような立場、どのような状況であっても心に届くものがあり、時には私の現在の状況を間近で見ておられて助言していただいているような気持ちになるときもありました。 来年もどうぞよろしくお願いします。」 とあった。 嬉しい言葉である。 さて、普段めったに電話をかけないのであるが、その前から玉置先生にお願いしたいことがあり、電話をした。わくわくクラブの来年度の執筆のお願いであった。快諾していただいた。ありがとうございました。 さてさて、その場で現在の意見交換をした。 お互いに共感できることがあった。 新しい行動視点が見えてきた。 振り返ってみると、メールブック「悠・愉」の執筆のお願いは11月頃から考えていた。玉置先生からのメールでお願いするきっかけの電話となった。そこから話が広がった。 そのメールは必要・必然、ベストなタイミングだった。 大晦日にビッグ情報がやってきた。 今年もいいことがたくさんあるぞ。わくわくする。 数直線数直線で考えてみよう。 +5の状態でプラス思考。これは当然。 +−0でもプラス思考。少し難しい。 −5でもでもプラス思考。かなり難しい。 どこまでいってもプラス思考。 プラス思考になると、プラスの事象がやがてやってくる。 ただし、−5でプラス思考になるためにはこつがある。 それが「許す」ということ。 分かるかな… 有限の無限人の命には限りがある。 つまり、人は有限の中に生きている。 だからこそ、有限の中で、無限の命の火を燃やし続けていきたい。 あなたは何に命を燃やし続けますか。 ps 生きるヒントは「夢現大」にあり。 新年のご挨拶今年もよろしくお願いいたします。 2013年を漢字一文字での振り返ろう。 2013年は意図的に「動」で動いた。 その結果,山形県,福島県,栃木県,東京都,山梨県,長野県,静岡県,愛知県,三重県,福井県,石川県,大阪府,京都府,滋賀県,兵庫県,岡山県,広島県,福岡県,佐賀県,宮崎県,鹿児島県,沖縄県を訪問した。新たな出会いがあった。 単行本の発刊は7冊,DVDは4巻,刊行した。 2014年の本年は、漢字一文字でいうと「躍」である。 「飛躍」、「躍進」して生きることにしたい。 正月明けには青森県,その後は茨城県,福岡県,長野県木曽,愛知,京都,沖縄,宮崎,鹿児島を訪問予定である。 現場の皆さんを元気付け、勇気付けて、「躍動」してもらいたいと動いていく。 2014年度は定年である。15年3月目指して躍進したい。 新刊の予定 □ 志水 廣編著・落合康子著 「愛と心を育てる算数授業」(明治図書)2014年1月末 □ 志水 廣編著・大羽沢子著 「算数授業のユニバサルデザイン5つのルール・50のアイデア」 (明治図書) 2014年2月 2013年の実績新刊本 84 「算数授業に役立つ!重要単元の学習指導案&板書モデル35」(明治図書) 86 「算数授業力アップ!つまずき指導のアイデア12か月 1〜3年編」 (明治図書) 87 「算数授業力アップ!つまずき指導のアイデア12か月 4〜6年編」 (明治図書) 90 「算数授業力アップ!発問のアイデア12か月 1〜3年編」(明治図書) 91 「算数授業力アップ!発問のアイデア12か月 4〜6年編」(明治図書) 92 「言語力を育てる!算数教科書の定義・定理(性質)事典―教えることと考えさ せることを区別する―」(明治図書) 89 「夢現大7−プラス思考は許すことから始まる」(for next) DVD 85 DVD 講演「どの子も分かる・できる授業を目指して」(非売品) (授業力アップわくわくクラブ) 88 DVD「毎日が楽しい算数授業にするために」(非売品) (授業力アップわくわくクラブ) 93 DVD 志水廣先生の示範授業「ふしぎなひき算」(非売品) (授業力アップわくわくクラブ) 94 DVD 「夢現大7 出版記念講演会−プラス思考は『許す』ことから始まる」 (授業力アップわくわくクラブ) どんなときも今年一年を振り返ると、笑うことが多かったかな。 楽しいこと、面白いことがあると笑った。 少し忙しいときは笑ってすごした。 あまりにも忙しいときは、笑うしかなかった。 ミスをしても笑って自分を許した。 面談しても笑うような話をした。 講演では笑ってもらえるようにギャグを言った。 どんなときも笑える人生でありたい。 信頼度信頼度とは何か。 それは、「この人とはお付き合いしたいと思われるかどうか」である。 なぜなら、付き合いたいと思うのは、その人に何等かの魅力があるからである。 年賀状の季節となったが、年賀状はお付き合いの始まりでもある。 感謝の意味を込めて送りたい。 一人でも一人でもやるんだと決意すれば、 それが宇宙の真理にそうことならば、 味方が必ずついてくる。 はじめから誰かに頼ろうとすると、味方は生まれない。 だから、 今「何を」やりたいのか。 今「すべきこと」なのかを見極めることである。 精一杯話していてオーラの小さい人がいる。 でもよく見ると、精一杯生きている。 それでいいんだよと思わずいいたくなる。 還元楽先日、研究室を訪問された太田誠先生は 懇談のなかで 「志水先生は一環して現場への還元をされていましね。」 と話された。 そう言えば、還元している。 自分ではさほど意識したことがない。 改めて思うと 現場にお役に立つように 研究に取り組み、本を作り、 研修会を開き 学校訪問している。確かに還元していると思った。 現場は今 答えが欲しい ヒントが欲しい。 それに答えてきただけである。 還元することが楽しい。だから、還元楽である。 東京学習会 報告4 2つのバイブル一つ目は、午後の講演で鷲尾操子先生は、「愛で育てる算数数学の授業」(明治図書)である。この本の愛の現れの詩がお気に入りだと。私は何冊も買って若い人にあげましたと。 二つ目は、午前の休み時間に茨城から来られた先生で、「夢現大7ープラス思考は許すことから始まる」(愛知教育大学生協)をもってこられた。サインをお願いされたので、サインしました。 2つのバイブルは、みんなを元気づける・勇気づける。 ○付け法への招待140 あっ、わかった!このとき、若手教員の○つけの場面でとても面白い場面があった。 A先生は、机間指導の模擬演習で教室を回っていた。そのとき、つまずいていた子ども役のところにやってきた。そこで思わずつぶやいたのが、 「あっ、わかった」と叫んだ。 これは、教師がその子のつまずきの原因が分かった!という瞬間の叫びであった。 なるほど、つまずきの原因が分かると教師も「分かった」といいたくなるものだと思った。 子どもに「分かった」と言わせたいのが○付け法、 でも、教師もつまずきの原因が分かると、「分かった」といいたくなる。 教師と子ども双方に○付け法には気付きの場面がある。 訪問者2 近藤さんと前田さん先日も会があり、そこでお話ししました「問題解決」の話の反響をきくことができました。 心がすっきりされた方が多いとのこと。 とても嬉しかったです。 今年一年間の感謝として訪問されました。 ありがとうございました。 訪問者1 太田誠先生久しぶりにお会いして、算数教育談義に花が咲きました。 太田先生は、安城の出身で10数年前に安城市から志水研究室に1年間研修に来られていました。そのご縁で志水塾本大会の初期のスタッフになりました。その後、太田先生は奈良女子大学附属小学校に移られ、さらに同志社小学校に移籍されました。 総合的な学習のスタートの時期に研究室にこられとても面白い実践をされました。 こんな記憶が懐かしい。 問題の解決日常で起きる問題は、解決する必要がある。 たいていの問題は考えればなんとか解決する。 困るのは、解決しない場合である。 こういうときは、自分では解決しないので、他の人にゆだねるしかない。 それで解決することがある。 それでもどうしようもないときは、解決しないのだから、あきらめる。 そっとそのままにしておく。 こういう手もある。 そうすると、いつのまにか、解決しているか、忘れてしまう。 ベストタイミング大学院の会議が長引いた。15分過ぎて終わった。 階段を降りて2階の階段でA先生とばったり会った。A先生はクリスマスのケーキに「おもてなし」の心を込めて私の研究室に届けて帰るところだった。 私に偶然会えたのにビックリ。 その上、大学院のB先生にも会えた。お互いビックリ。昔からの知人である。 じぇじぇじぇである。 階段でのすれ違いなので、まさに、「今でしょ」のタイミングであった。 A先生がケーキをもってきた行動にたいする宇宙の計らいである。 A先生の気持ちを宇宙は粋な計らいをする。倍返しの計らいであった。 |
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