最新更新日:2024/12/20 | |
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情報の公開改革の前に、正しい情報を得ること。 次に、情報を公開する。 そして、情報を共有すること。 さらに改革した後は、続きの情報を得ること。 それをまた公開すること。 学力アップというのは、情報を得て、その情報に基づいて改善し、それを評価することにつきる。 なんとはなしでは、結局やっても無駄となる。 子どもから「子どもから」という理想と現実。 「子どもから」という言葉は美しい。 でも、現実は、いつもそうなるとは限らない。 例えば、学習の「めあて」は「子どもから」。 そうありたい。 でも、分数のわり算の計算の仕方を考えたいと本当に子どもがいうのか。 心から言うのか。 言わされているのではないか。 現実は、可能なこともあれば不可能なこともある。 これが本当のところだろう。 希望の星今はスターが少ない。 スターの役割は、闇夜の中で一点の光を放つことである。 閉塞感ただよう世の中で、スターが必要である。 でも、特別なスターはいらないのかもしれない。 それぞれがこの世の中で一点の光を放つことができるといい。 それぞれが希望の星になればいい。 そうすると、満天の空となる。 わくわくクラブ DVD配布お待たせしました。 本年度3本目になりますわくわくクラブ特典のDVDを本日、配送に出しました。 2、3日で届くと思います。 今回のDVDは2学期に行った志水 廣の示範授業です。 教科書の教材ではありますが、とても楽しく授業しています。 教師の働きかけで、子どもが集中して考える様子を見て下さい。 また、示範授業の解説も落合康子先生にお願いしています。 単に見るだけでなくて、落合先生の解説でこの授業の仕掛けが見えてきます。 お楽しみに。 なお、授業記録についてもテープ起こしをしました。この文書は、メールで配信しました。これも併せてご利用ください。 やや遅れのお祝いその際、鈴木朝弓さんが花束を持参された。 私の誕生日のお祝いである。 メッセージに「志水先生と出会って、算数のおもしろさに気づくことができました。」 とありました。 嬉しいです。 どんなときにも笑いを楽しいときに、笑いを。 普通のときにも笑いを。 苦しいときにも笑いを。 なぜ、苦しいときに笑いがいるかって。 苦しいからこそ、笑いが次のエネルギーになるから。 笑えないときには、笑えないなあと言いながら笑う。 笑にもすがるとはこういうこと。 カウントダウン学年末がもうすぐ来る。 何を子どもに残そうか。 あわただしい行事の中、何かを残したい。 □をつかった式3年の「□をつかった式」であった。 この単元はとても難しい。 導入で挿絵をうまく利用して、「ひとふくろの数がわからないからできない。」 「ふくろのの中の数かがわかればできる」 と子どもから発言を引き出していた。 途中、□+4=16の解き方を発表させる過程では、 「(授業の導入で)10のとき14だっから、2ふえれば16になる。だから、12」 「16は□と4だから、□は12になる」 「4は決まっているから、16から4を引けばいい」 という発言を立て続けに導き出していた。 子どもが爆発した瞬間である。ここはとても素晴らしかった。 この授業はとても難しい。 そのわけは、教えることが多いからである。 □をつかうこと。□+4という式、□+4=16という式。 その式の解き方には二つあること。すなわち、あてはめるやり方と線分図から逆算で解いていくやりかた。 これらは全て教えることである。 このことを「算数教科書の定義・定理(性質)事典」(明治図書)に書いた。 p100を見て欲しい。約束Aに分類している。 教師がこのことを理解していなと、なかなか授業はうまくいかない。 この授業を参観しながらあらためて、教えること、考えさせることの区別が大事だと思った。 納得の過程私の足が不自由だと分かる。 「どうしたんですか」と質問。 肉離れだと説明する。 これで納得するかと思いきや、 「なんで肉離れになったのですか」 とまた聞かれる。 といわゆる原因追究である。 そこで、「どんな状況で」 と、またまた聞かれる。 「短い距離をダッシュしたから肉離れを起こした。」 と説明する。 またまたまた、「どんな場面で・・・」 と質問する。 この後の答えは内緒。 その答えで、ようやく納得。 このパターンが多かった。 人は自分なりに納得するまで聞きたいものだ。 ○付け法への招待142 気合いをもってどうしても自力解決させるぞ、という気合い。 よい考えを見つけるぞ、という気合い。 机間指導しても全員がとても自力解決できそうにもないとき、撤退する気合い。 気合いがないとどうなるのか。 子どもの反応に右往左往してしまう。つまり、子どもの思考と解答が素晴らしくても気合い負けする。また、子どもの思考と回答が 誤答の場合も気合い負けしてしまう。 ○付け法は、いざ!戦いだと気合いをもってやろう。 うまく行くとき本日、1時間の間に5本ほど電話した。 全て相手がでた。 うまく行くときとはこんなもの。 しかも交渉は成立。 ついている。 メールブック『悠愉』 3月号 配信1 表紙 目次 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p1 2 巻頭言1 2つの学力向上の報告 ・ ・・・・・・ p2 志水 廣 3 前川流 算数の理論と実践 授業力アップのための指導法1 ・p4 前川公一 4 家庭・学校・地域で行う学力支援−愛で育てる算数数学の授業に巡り会えて2−2 ・・ p6 勝田 靖 5 国語力向上 国語の新しい授業 ・・・・・・・・・ p8 桑野徳隆 6 国語学力を高める ファイト新聞 ・・・・・・・・ p10 伊藤彰敏 7 志水メソッドを生かした現職教育 ・・・・・・・・p12 遠藤克明 8 おもしろ素材発見で授業力アップ 警官のポスターがおもしろい その2 ・ p15 鈴木健二 9 算数教師の腕のみせどころ 板書・発問・教材研究のコツ! ・ p17 木山麻衣子 10 スモールステップで見つけ学習 2年 三角形と四角形 p18 和田裕枝 11 「ずれ」を探る 高学年「数量関係」領域に見られる「ずれ」 p20 井出誠一 12 表現方法の相互変換を取り入れた授業 5年生「割合〜%引き」p22 徳重知子 13 つまずきを防ぐ指導その12 どのように問題を提示するか 中3 p24 鈴木正則 14 適用場面定着法で自信を持たせよう 3年「一億までの数」 ・ p26 中村基子 15 授業 GOIKENBAN 12 ・・・・・・・・・・・・・・p28 落合・中根 16 数学の本質における思考と表現の具体 その12 教材の持つ数学性と子どもの思考 p29 佐伯 陽 17 中学校数学 1年『資料の活用』の授業実践〜導入の授業〜 ・ p31 小林美記代 18 一歩前進、半歩後退 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・p34 長瀬賢太郎 19 わくわく数理体験!!の実践から 算数・数学三昧!!数楽トライアスロン!! p36 藤井一正 20 内地留学記「暢記」(11)教科書研究をメタ化する ・・・・・p40 下石暢彦 21 第4回 算数授業力アップセミナー九州大会 ・・・・・・・・p43 落合康子 22 私の生き方の公開 志水塾の立ち上げ ・・・・・・・・・・・p47 志水 廣 23 活動報告 志水塾・わくわくクラブ大会のラッシュ ・・・・・p49 志水 廣 24 「授業力アップわくわくクラブ個人会員」更新のご案内 ・・p52 志水 廣 分離集団が何か新しい目標に向かうと、自然に2つに分かれるそうだ。 黙々と目標に向かって研鑽に努めていく集団と 傷をなめあって努力しない集団に分かれる。 不思議なんだよね。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 「算数授業のユニバーサルデザイン」の感想紹介させていただきます。 玉置先生から大羽沢子先生へのメールより引用します。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 読ませていただきました。 掛け値なしにとても良い本です。 どの子もわかった!できた!と自信を持たせることができるアイデアが満載でした。 書籍名は「算数授業」ですが、「算数」をとって「授業」とされても良かったと思うほど、他教科はもとより、中学校の授業においても役立つ本だと思いました。 授業をしない校長である私が、読みだしたら止まらなくなったわけですから、日々、なんとしても子どもができるようにしたいと願っている教師なら、この書籍の価値がよくわかると思います。 中学校の授業を日々見ている私ですが、(中学生ではありますが)あの子にはこうしたアプローチが有効ではないかと思う記述がたくさんありました。 それは志水先生理論をベースとした地に着いた実践から拾い集めた確かなアイデアが厳選の上、掲載されているからだと思います。 書籍の分かりやすさにおいても、様々な工夫に感心しました。 「ユニバーサルデザイン前」と「ユニバーサルデザイン後」が比較できるように記されていること、重要点があらためて「point」としてまとめられ、pointの最下段には「NG」の具体例が書かれており、pointの内容が読者により伝わるようにされています。とても良い工夫だと思いました。 各パート(章)の扉に記されたその章の概要は、内容を大掴みしイメージ化できるガイドとなっています。 大羽先生、長年の研究と実践をこのようにだれにも分かりやすく、使えるようにまとめられたことに改めて敬意を表します。 とても良い本を世に出されました。ありがとうございます。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− この本を作っていて、悩んだことは、「算数授業」ではなくて「授業のユニバーサルデザイン」でもよいのではと思ったことである。玉置先生の指摘は正当である。 他教科でも活用できるアイデアが満載である。 本の紹介はこちら http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-120718-2 つながるつながらない一つの出会いがある。 出会ってつながる人あり。 出会ってもつながらない人あり。 波動が合えばつながるし、波動が違えばつながらない。 面白いなあ。人生は。 ゼロと無限大ゼロと無限大は紙一重。 ゼロを極めようとすると、無限大に行き着く。 無限大を極めようとすると、ゼロに行き着く。 合気教育の基本は、気を合わせること。 教師の言葉で子どもが動くこと。 動くと言っても、子どもの気持ちが教師の指示に気持ちよく動くこと。 軍隊のように指示・命令伝達で動くようでは、気持ち良く動いたとは言えない。 教師の言葉に、子どももそうなりたいという気持ちが発生して動くことである。 そのためには、教師は子どもの気持ちもよく聴いて理解することに努めることである。 次々に来客落合先生、小林先生。 近藤さん、前田さん。 大学院先生の田中さん、平野さん、坪井さん。 まさにラッシュアワーとなりました。 どうしてかって。 それは、私のバースディ。 62歳になりました。 この世に生まれて感謝しています。 教える喜び教えることって楽しいよね。 なぜ、楽しいかって。 教えると、子どもは「分かる」から・「できるようになる」から。分かったとき、できるようになったとき、子どもはいい表情を見せる。 つまり、お役に立てているんだね。 教える喜びがあるから教師は続けられる。 教えることはセミナーの講師でも同じこと。 受講者に分かってもらうと、できるようになってもらうと嬉しい。 メンツを立てる昨日の談話会では、「面子」について語った。 齋藤一人さんは、彼の本の中で読者からの質問に対して回答している箇所があった。 「Q ついてるついてると意っているのですが、ついていると思えない自分がいます。どうすればよいのですか」 齋藤さんの回答として、「私は『ついてる』ということを言うとよいと主張している人である。なのにこの質問は、私の面子をつぶしている。キリスト教の教えを聴きに来て、キリストの教えを否定しますか」と。 こんな内容であった。 確かにそうで、私のファンで講演会で「○付け法が効果ないのですが」という人はほとんどいないが、まれにこういう質問する人がいる。 質問自体が、私の面子をつぶしている。 「○付け法をすると、こういう効果がありました。ありがとうございました。」というのを待っている。これで面子が立つ。 では効果が出ない人はどうすればよいかと言うと、まずは本を読む、DVDを見る、成功している人に聞く等して、正しいやり方を知り、その上で子どもに合うように自分のやり方を改善すること。 「面子」というのは人間関係形成能力としてとても大事なことである。 |
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