最新更新日:2024/11/11 | |
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二つのサイクル目の前の子どものことがわからないと、教師は反省しない。 反省しないから、授業力を変えない。 このサイクルで生きる人。 反対に、目の前の子どものことを知り、子どもを喜ばせようと動く教師。 常に反省する。反省してさらに前進する。 だから、益々授業力が上がる。 このサイクルで生きる人。 あなたは、どちらのサイクルで進みたいですか。 運がよくなるには運がよくなるためには、どうすればよいか。 それは、運のよい人にめぐりあい、運のよい人とつきあうことである。 この話を9月1日の「夢現大7」出版記念講演会で話した。 後日、この講演会に来ていた新婚カップルの奥さんと出会った。 「うちの彼は、『運が悪いんだ』、といつも言っていました。志水先生の話をうかがって、『ほら、私は運がいいでしょ。だから、あなたも運がよくなるわよ』と話したそうだ。 こういう奥さんがいると心強いものがある。 9/12 糸田小学校での示範授業題材は、「不思議なひき算」でした。 遅ればせながら、写真を掲載します。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 機嫌をとらない人の機嫌をとると、自分の「気持ち」が嫌になる。 つまり、気嫌である。 嫌な人には、近寄らないこと。 これは、自分にとって親切であり、 相手にとっても親切である。 でも、どうしても会わなければならないとき、 自分は上気元でいること。 すると、相手は、嫌な顔になる。 これで、勝ち。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] はじめと終わり始め盛り上がるか、最後に盛り上がるか 大違い。 はじめ盛り上がっても,最後が尻すぼみではシュンとなる。 できれば、最後に盛り上がりたい。 すると、最後まで少しずつ種をまいておくことが求められる。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 物語4 「算数教科書の定義・定理(性質)事典」 玉置崇先生の感想紹介させていただきます。 「志水先生 玉置です。お世話になります。 新刊「算数教科書の定義・定理(性質)事典」を購入し、読み終えました。 感想を少々お伝えします。 書名に「事典」とありますので、必要に応じて検索して、定義や定理を確かめるための本、 という印象を持つ方があるかと思いますが、まずは通読すべき本だと思いました。 また、中学校数学教師の必読書だと思いました。 というのは、この書籍にまとめられている定義は、中学校数学でけっこう口にすることだ、 口にして論理的に授業を進めるべきだと感じたからです。 6年間の算数授業を受けて中学校数学をするわけですので、当たり前といえば当たり前なのですが、 この書籍を読むことで、小学校では何を定義として学習してきているのかを明確につかめます。 自信をもって話すことができます。 例えば、p87の第3学年の定義では、次の記述があります。 <定義>1つの頂点から出ている2つの辺がつくる形を角という。 <定義>三角形には3つの角がある。角をつくる2つの辺の開き具合を角の大きさという。 中学校数学においては、時には、次のように教師は発するべきだと思うのです。 「角は2つの辺がつくる形を言いましたね。この角の大きさ、つまり開き具合ですが、どれほどでしょう」 といった具合です。 それを「ここ何度、ここの角」と言うように教師が話していたのでは、生徒の言語力も論理的思考も育ちません。 言語をもとに思考するわけですから、いい加減では、まさにいい加減な授業になってしまうということです。 「なるほど、角の大きさを測るのではなくて、開き具合を比べてみたのですね。 開き具合を直接比べてみれば大小関係はわかりますね」 といった説明を自信をもってできるということです。 とても良い本に出会うことができました。授業をやることができる立場でないのがとても残念です。 以上です。} 玉置先生、感想をありがとうございました。 よくぞ言ってくれたという感じです。中学校の数学教師も読むべき本です。 小学校の内容が明確に分かっていますと、中学校でも自信をもって教えることができます。 小中連携はお互いに教える内容の知識を得ることから始まります。 玉置先生のプログ 「三楽の仕事日記」 http://www.enpitu.ne.jp/usr9/98434/diary.html 授業力アップセミナー豊田学習会 第10回in東保見小学校落合先生、山田先生が世話役で開催している。 今回は、約20名の若手教師が参加した。 志水は講演をした。 私の体験も交えながら、小学校・中学校のわくわく教材をお話した。 新しい数理の知識を教えると「おおっ!!」と素直に声をあげ若手教師。 こういう感動体験があると、子どもに伝えたくなる。 それにしても、本日の若手教師達のイキイキとした姿。 先月みた若手教師達の氷のように固まった姿。 こうもちがうものかと、不思議でならなかった。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 小学校総合ランキング 第3位 算数・数学部門 第1位 物語4福岡に行ったとき、「こんな本がほしかったんですよ」と言われた。 以前、この本に似た冊子をまとめたことがあった。このとき、定義と定理は区別できなかった。区別することの難しさをつくづく感じた。今回は、あえて挑戦した。何度も迷った。そして、結論をだした。 また、冊子では教科書のごく一部しか調べることができなかった。今回全てのページから抽出した。 全てを洗い出すことは、授業を4000人も見たからこそできることである。 ありがたいことである。 http://www.meijitosho.co.jp/ranking/ 連続する示範授業この授業はとても楽しかった。授業力アップわくわくクラブでは報告したいと考えている。 さて、今週の本日9/19は名古屋市立大森小学校で示範授業をした。題材は、「カレンダーの数表のひみつ」である。 こちらの授業も、子どもたちがだんだんとのってきて、最後には「あっ」「あっ、わかった」という声を思わず発していた。 近藤校長先生による私の授業に対する解説は的を射ていて、とてもありがたかった。 N先生は、「ゆったりとした展開なのに、進んですくのが不思議だと思った」と話された。これは最近心がけていることである。以前はテンポよく進めるのがよい授業だと考えていたが、あえてゆったりと進める中で考えることをさせたいという気持ちでやっている。そう感じていただければとても嬉しい。 一日の速さ先週の水曜日は飛行機で福岡に入った。あれから1週間。 2つの学校訪問。土曜日に基礎講座と記念講演会、帰宅。 日曜日は仕事。月曜日はゼミ、研究会、火曜日は授業、ゼミ。そして、水曜日。ゼミ2つ。会議。出張。明日の準備。 先週の福岡での日々が1ヶ月前のように感じられる。 だから、一日の中でもいろいろなことがあるけれど、それらの惑わされないことである。 悩む時間があったら、親切なことを考えて行動したほうが愉しい。 明るく親切づくりをして生きよう。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 『算数教科書の定義・定理(性質)事典』ランキング 物語3「三角形」「四角形」という用語は教えること? 考えさせること? 「100の100倍は1万になる」 これは教えること? 考えさせること? この本は、算数教科書の全学年にわたって、全ページを調べました。 参考にされると、算数の確かな知識になりますよ。 http://www.meijitosho.co.jp/ranking/ 授業とは何か授業とは何か。 上のフリップは、事典に書かれていることで、確かにそうである。 下のフリップは、私の定義である。 授業を通して教師も子どもも「知」と「心」の面で「変容する」。成長すると言ってもよい。 その学びは簡単なものではなく、かなりてごわい。子どもももなかなか変容しないし、ましてや教師の方も変容しない。だから、格闘の場と言っている。 これは、数年前に真剣に考えて作ったものである。 ここからは余談であるが、「知」と「心」の変容について誰かの先生の言ですか。どこかの本に書かれているのですかという質問を受けた。 「いいえ。私が考えたのです。」 というと、相手は不思議そうな顔をされた。 賛同したから ご質問されたと思うが・・・。 大事なことは、自分なりに考えてみるといい・・・。 本当にそうなのか現在、授業では言語力育成のために表現させ、学び合いが大事だと言われている。 これで本当に力がつくのか? 子どもに算数の力がつくというのは、問題解決力がつくことである。 そのためには、問題解決の際には自力解決、そしてその後の解決のこつを話し合うことは必要である。 しかしである。 話し合いばかりで、問題解決の練習時間が生み出されないとしたら、おしゃべりの子どもを育てるだけである。 跳び箱の飛び方ばかり話しあっていて、実際の跳ぶ時間の確保がなされないとしたら本末転倒である。 当たり前のことだが、解決の仕方はわかっても実際に練習問題を解くとなると戸惑うのが子どもである。「分かる」→「できる」→「身につく」の三段階はそうたやすい道のりではない。心して指導に当たってほしい。 びっくりの反応本日、語彙研究会を大学で開いていた。 その際、先日、授業診断した学校のことに話題がなった。 なんと、私が帰ったあと、その学校の校務士さんが私のホームページを見たそうだ。 すると、面白くなって、25年度分つまり4月から9月までの記事を一晩で読み続けたそうだ。 こんな話を聞くと嬉しくなる。 かなりの分量の記事が載せてある。その方の心に響いたのだろう。 読んでもらったことはもちろん嬉しいのだが、波動が一致することに感謝いたします。 どの部分に興味がそそられたか、知りたいと思った。 ありがとうございました。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 福岡 「夢現大7」出版記念講演会 報告2「私の大切な友人とその家族に、「運の良さ」をおすそ分けできたような気持ちになり、本当によかったと思いました。 あのお話を聞いた人たちが、それぞれにかかわる人たちと前向きな一歩を踏み出すことができたら、本当に素敵なことだなと思い、温かい気持ちでゆっくり眠ることができました。」 講演は、幸せになる法則、プラス思考、許すということの3点でお話しました。 温かい気持ちは伝搬します。また、伝搬させていきましょう。 よろしくお願いいたします。 講演資料 こんなメールが届きました。 「私の大切な友人とその家族に、「運の良さ」をおすそ分けできたような気持ちになり、本当によかったと思いました。 あのお話を聞いた人たちが、それぞれにかかわる人たちと前向きな一歩を踏み出すことができたら、本当に素敵なことだなと思い、温かい気持ちでゆっくり眠ることができました。」 講演は、幸せになる法則、プラス思考、許すということの3点でお話しました。 温かい気持ちは伝搬します。また、伝搬させていきましょう。 よろしくお願いいたします。 講演資料 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 飯塚市立庄内小学校訪問2年生のM先生の授業では、繰り下がりが2回ある筆算の授業でした。 まずはじめに、前時の問題との比較をしました。すると、ひけない、ひけないということがでてきました。 次に、筆算をやってみたらいろいろな計算がでてきました。 そこから、課題意識つまりめあてが生まれました。 前時に1回の繰り下がりのある計算ができていても2回となると大違いということがわかりました。 また、この授業では、子どもの状況を見極めてあえて繰り下がりのある計算棒の図は示しませんでした。図は準備はしておいたのですが、使わなかったのです。 すると、計算の仕方に特化できたので、45分間で十分な習熟の時間をとることができました。 授業の最後で子ども達の自信のある顔が印象的でした。 福岡 「夢現大7」出版記念講演会教員及び一般の方で70名の参加があり、会場いっぱいとなりました。 ありがとうございました。 授業力アップのために「精神エネルギー」の充実を図りました。 話題は、志水がもつ人間学です。 人間学をおもしろおかしく語り、会場の皆様は笑顔の連続でした。 最後はおまけとして鷲尾さんとのかけあい漫才をしました。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 授業力アップわくわくクラブ 福岡講演会午前、午後ともに70名の方が参加されました。 福岡県、佐賀県、広島県から多くの先生方が集まり研修されました。 ありがとうございました。 参加者の声 「本日の基礎講座と出版記念講演会ありがとうございました。多くの方が参加してくださったことに感謝します。アンケートがなかったので、皆様の声を聞くことができませんでいたが、きっと、それぞれの学校で今日の学習をいかした取り組みをしてくださることと思います。志水先生が冒頭で言われたように、国語科は単元全体を見通して単元構成を考えますが、算数科は教科書で毎時間、段階的に単元構成をされているので、教科書にのっとって授業を進めていました。改めて、「たしかめ道場」からなどゴールを意識して単元を見直すと関連性が見えてきて、大変おもしろいと思いました。また、それぞれの教材の軽重を考えることができました。」 写真は午前の基礎講座の様子 講演資料1 午前 授業力アップわくわくクラブでは、昨日9月14日に福岡県岡垣町サンリアイにおいて教材研究の基礎講座と「夢現大7」の出版記念講演会を開催しました。 午前、午後ともに70名の方が参加されました。 福岡県、佐賀県、広島県から多くの先生方が集まり研修されました。 ありがとうございました。 参加者の声 「本日の基礎講座と出版記念講演会ありがとうございました。多くの方が参加してくださったことに感謝します。アンケートがなかったので、皆様の声を聞くことができませんでいたが、きっと、それぞれの学校で今日の学習をいかした取り組みをしてくださることと思います。志水先生が冒頭で言われたように、国語科は単元全体を見通して単元構成を考えますが、算数科は教科書で毎時間、段階的に単元構成をされているので、教科書にのっとって授業を進めていました。改めて、「たしかめ道場」からなどゴールを意識して単元を見直すと関連性が見えてきて、大変おもしろいと思いました。また、それぞれの教材の軽重を考えることができました。」 写真は午前の基礎講座の様子 講演資料1 午前 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 講演資料2 午後 講演資料2 午後 http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003... 『算数教科書の定義・定理(性質)事典』の感想が届きました 物語2http://www.meijitosho.co.jp/ranking 9/10 読者の感想が届きました。 「自分自身の授業を振り返っても、教材を定義、定理、約束に分類したことありませんでした。 教えることと考えさせることを明確にすることは、授業を組み立てる上でほんとうに大切なことだと実感しております。 すべての単元について明確にしていただけたことに感謝し、若い先生方にも伝えていきたいと思います。」 算数数学部門 第1位 http://www.meijitosho.co.jp/ranking/ 初任者 恐るべし午前中は授業参観と授業診断。 午後は師範授業と講演。 午前の授業では、初任者が二人いた。 この二人のレベルはなかなかのものであった。 子どもに問いを発生させてから本時のめあてへとつなげていた。 教師と子どもとのキャッチ&リスポンスがとてもうまいと感じた。 聞けば、本時に至るまでたくさんの方々のアドバイスがあったという。 これからの成長がますます楽しみとなった。 |
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