最新更新日:2024/11/11
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校訓「正しく 明るく 健やかに」

今日の給食

今日の給食の献立は,ひじきと牛肉の炒め煮,厚焼き卵,あさりの味噌汁,牛乳,そして「ちまき」です。

ちまきは,5日の「こどもの日」にちなんだメニューです。

端午の節句にちなんで,昔から食べられてきた「ちまき」。こういう四季折々の食も学校給食では大切にされています。

生徒たちはうれしそうに食べていました。
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学年行事にむけて

5月に3年生の修学旅行,6月に2年生の野外活動があります。

今日の昼の放課,学年の多目的室でそれぞれ準備が進められていました。

3年生は,有志の生徒が,学年の廊下に掲示する「パレット〜仲間と描く最高の思い出 in Tokyo」という修学旅行のスローガンの掲示物を作っていました。カラフルな掲示物で,行事の盛り上げに一役買ってくれそうです。

2年生は,学年実行委員が,出発式や入所式などのセレモニー的な行事の進行を話し合っていました。学年のリーダーとしての自覚を感じさせる,まじめな話し合いでした。

それぞれの学年で,みんなで力を合わせ,中学校時代のすばらしい思い出を作ってほしいと思います。
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国語の授業から

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 1年生の国語の授業を見せてもらいました。
 教科書の詩を,生徒一人一人が朗読した様子を事前に録画してあり,それをクラスみんなで視聴し,その後感想を書いて発表する,という授業でした。
 私が教室に入ったときにはすでに視聴が始まっており,全員の机を中央やや前に寄せて視聴していました。より見やすいように,より聞きやすいように,といった先生の配慮が感じられました。
 視聴後,先生は次のような内容の発言をしました。「もしも自分の朗読のビデオを他のクラスの生徒が見て,『○○○』(よく聞き取れませんでしたが,馬鹿にしたような言葉?)と言われたらどう思う? 失敗したときに『○○○』と言われたらどう?」 おそらく視聴中に,そのような発言をした生徒がいたのでしょう。クラスの誰もがシーンとしていました。そして,「先生はこんな国語の授業をするつもりはない」と発言しました。
 さらに「自分が馬鹿にしてしまったと思う人は手を挙げてください」。3〜4名の挙手がありました。手を挙げた生徒に対して「よく手を挙げたね」と,勇気を出して挙手したことをほめていました。
 「失敗を笑うのか,その人のよいところを挙げていくのか」「失敗を笑うクラスってどう思う?」「失敗したっていいじゃないか。次につながればいい」「発表しづらい空気。これはだめだよね」
 この一連の先生と生徒とのやりとりは,学習内容とは直接関係ありません。しかし,極めて重要です。今後の授業の雰囲気,生徒の授業に対する基本的な姿勢を作る,今の時期,あるいは気づいたときにやっておくべき重要な内容です。
 録画視聴後,国語ノートに生徒は各自で感想を書きました。そして発表。
 先生は,生徒の発表した感想や聞いている生徒に対してその「よさ」を認めるコメントをしていきました。「いいよ,その意識」「感想のその読み方にまで間があったね」「発表のときにみんなの方を向いていたね」「その声がいいですね」「○○さんのメモがすごい。びっしりだ。みんなの発言をメモしていくと,自分の感想も広がります」など。
 発言の内容や姿勢などを,認め,ほめることによって,何がよいのかが自然に伝わります。「○○しなさい」「○○はいけません」と言っても伝わるし,言うべき場面もありますが,認め,ほめることは,なんと言っても言われた本人に「認められた感」「ほめられた感」が残ります。これは,授業に意欲的に取り組もうという気持ちを育て,さらに,その教科や先生を好きになることにもつながると思います。



図書館 開館

南館3階の図書館は,年度末から閉館していました。

図書委員会が発足し当番が決まり,そして,1年生の生徒への本の借り方・返し方の指導も終わり,今日の昼の放課に開館しました。

久しぶりに図書館が開くということで,今日の昼の放課はたくさんの生徒が訪れていました。

本校の図書館には,品野厄年会様からいただいた本をはじめ,たくさんの本があります。中学生時代にたくさんのいい本に出会うことは,その後の人生を豊かにしてくれることでしょう。
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理科の授業から

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 2年生の理科の授業を見せてもらいました。
 授業の始まる前に教室に行くと,全員が各自,あるいは友達同士で原子記号や化学式を一生懸命覚えていました。この日は小テストがあり,それに備えての勉強のようです。高得点を取ろうとする意欲がかなり高いと感じました。
 テストプリントを配付するときに,先生は,列の先頭の生徒に「お願いします」と言いながら渡し,渡された生徒は「ありがとうございます」と言って受け取り,後ろの生徒に回していました。些細なことかも知れませんが,大切な一言であり,こういった言葉のやりとりを見ている生徒は,自然にその大切さを感じ,身に付けていくのではなでしょうか。そして,そのことが当たり前になっていくように思います。
 テスト時間はおよそ10分。テスト開始時に時間を決めてあったのではなく,「まだ時間の欲しい人は?」と確認しながら終了時間を決めていました。テスト時間があまり間延びしてもいけませんが,生徒に納得のいくまで取り組ませたいという配慮を感じました。
 9割以上の生徒が,解答欄の全てを埋めており,正解かどうかの結果はともかく,こういった生徒の姿勢が素晴らしいです。
 テスト終了後,すぐに3〜4人グループで答え合わせが始まりました。答案用紙を互いに交換し,教科書などを見ながら回答の横に小さく○付け。一通り終わったところでさらに交換。3人グループなら小さな○が2個,4人なら3個付くことになります。グループのメンバー全員が,他の答案全てを見て確認,ということです。その後,答案用紙を本人に返却し,確認と間違い直しに入りました。
 この一連の流れを見ていて,互いにみんなで覚えていこうという雰囲気を感じました。間違い直しのときに,「O(酸素)の書き方は〜だよ」「いつもこれを間違えちゃう」「しっかり覚えなきゃ」「C(炭素)は大文字だよ」「aを付け忘れてるね」といった教え合いの声が,いたるところから聞こえてきました。
 普通,小テストも回収して先生が採点します。しかし,この授業のように,テスト後すぐに答え合わせをすることによって,すぐに結果が分かります。そして,すぐに間違い直しをすることで記憶に残りやすいのではないでしょうか。さらに,グループで一緒に活動することで,みんなで,といった雰囲気や教え合いが生まれます。もちろん,指導は入っているでしょうが,生徒たちは実に自然に取り組んでいました。
 一通りの活動が終わったグループは,テストプリントの「練習」の欄に,原子記号や化学式を書いていました。しかも,先生からの指示は一切ありません。とにかく何もせずにぼーっとしている生徒はいないのです。授業でのよい習慣がかなり身に付いている印象を持ちました。

マシュー先生来日

本校が国際交流をおこなっているニュージーランドのバルモラル校のマシュー先生が,個人的な旅行で来日されています。

今日は,わざわざ品野中学校にやってきてくださいました。

午前中は,授業を参観されました。午後は,この夏のバルモラル訪問に応募した生徒の選考会説明会に参加していただきました。

この夏のニュージーランド訪問のあと,来年,また品野中学校に来ていただける予定です。
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新緑の季節

南館東階段の踊り場から撮影した岩巣山・三国山です。

雨が上がり,木々の新緑がいっそう鮮やかに見えます。紅葉の季節と並んで,品野の山々が特にきれいに見える季節です。
まだ朝晩の肌寒さはありますが,春がすぎ,間もなく初夏を迎えます。
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ALT

英語の授業のアシスタント(ALT)として,昨年度に引き続き今年もシャーン先生に来てもらうことになりました。

今日は,1年生の英語の授業に入ってもらいました。本当は日本語が堪能ですが,授業では,日本語は話さず,英語のみで生徒に話します。

生徒が楽しんで英語の勉強ができるように,ゲーム的な活動を工夫して取り入れています。
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全国学力・学習状況調査

今日は,3年生が,全国学力・学習状況調査を受けています。

この調査は,文部科学省が平成19年度から実施している調査で,実施初年度は,「43年ぶりの全国学力調査」ということでマスコミにもかなり取り上げられた記憶があります。
19年度から21年度までは,全国のすべての学校の中学3年生を対象に実施されましたが,22年度からは抽出校のみの実施になっています。(本校は,22年度の抽出校でした)

今年度は,4年ぶりの全校調査になります。教科は国語と数学で,それぞれ知識に関する問題と活用に関する問題の2種類の調査を受けます。午後は,生活に関する調査を受けます。

どの問題ができてどの問題ができなかったという結果は,後日,生徒に知らされる予定です。
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結果がすべてか

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 今日の集会では,学校の目的を再確認しながら,努力を続けることの大切さについて話しました。

 先週の集会で,自転車の練習を例に挙げ,努力を続けることの大切さを話しました。しかし,どれだけ一生懸命努力し続けても,思うような結果が出ないことがあります。ひょっとしたら,結果が出ないことの方が多いかも知れません。では,その努力は無駄なのでしょうか。
 現実の社会を見てみましょう。
 例えばプロ野球の選手。打率が3割のバッターと2割のバッター,どちらが評価されるでしょうか。当然3割の方です。この二人がどの程度の努力をしていたか,その努力の量が評価されることはなく,結果のみが評価されます。また,例えば営業マン。年間の売り上げを一千万円あげた人と百万円しかあげなかった人。その企業にとって,どちらが有能な社員か。当然一千万円の人です。ですから,給料もそちらの人の方が多くて当たり前です。この場合も努力の量が給料に反映されることはありません。
 このように,現実の社会では結果のみによってその人が評価されます。このことについて皆さんはどう思うでしょうか。努力も評価して欲しい,と思う人もいるかも知れません。
 しかし,プロ野球はチームが勝つことを要求されています。ですから,その人がチームが勝つことに貢献できているかどうかで評価されるのは当然です。また,企業は利益をあげることを要求されています。ですから,その人が企業の利益に貢献できているかどうかで評価されるのは当然です。現実の社会は厳しいものです。結果がすべてと言っても過言ではありません。
 しかし,どんな世界でも,結果を残すには努力が必要です。努力のないところには結果もありません。
 かの天才バッターイチロー選手の言葉に次のようなものがあります。
 「努力せずに何かできるようになる人のことを天才というのなら,僕はそうじゃない。努力した結果,何かができるようになる人のことを天才というのなら,僕はそうだと思う」
 要するに,イチロー選手が結果を残せているのは,努力があったからこそ,ということです。結果を残すためには,必ず努力が必要なのです。現実の社会では,結果を残すことを目的として人は努力するのです。
 では,学校はどうでしょうか。学校でも,学習成績や部活動などで結果を残すために皆さんは努力します。しかし,学校は結果を残すことだけを目的としているわけではありません。学校は,生徒が人間的に成長することを最大の目的としています。その成長の中には,努力することも含まれます。学校では,努力できる人を育てることも大切で大きな目的です。通知票の成績を,テストの結果だけではなく,普段の努力の様子も含めて評価しているのはそのためです。
 努力しても結果が出ないことは必ずあります。これは,勉強に限らず,部活動なども含めてです。しかし,今は結果を出すことが目的ではなく,将来のために努力できる自分を作っているのだと考え,努力を続けて欲しいと思います。そして,その先に結果が残せれば最高ですね。

授業参観,PTA総会,学年PTA

 すでにご案内していますが,4月22日(月)に,今年度最初の授業参観とPTA総会,学年PTAを行います。その時刻等をお知らせします。

1 授業参観 13:10〜14:00(参観場所は以前に案内した通りです。当日受付でも案内します)
2 PTA総会 14:15〜15:15(体育館)
3 学年PTA 15:25〜16:15(1年…視聴覚室,2年…柔剣道場,3年…体育館,A組…A組教室)

 全体受付は,南館生徒用玄関になります。来校されたら南館生徒玄関にお越しください。
 お車は,運動場にお止めください。

 なお,制服等のリサイクルは提供品が少なく,今回は中止になりました。

体験入部 2日目

今日は1年生の,部活動体験入部の2日目です。

今日は,きのうとは違う部活動で体験することになっています。

1年生が練習に参加して,どの部も活気がありました。
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A組の新1年生

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本校の特別支援学級,A組は,2人の1年生を迎えました。

3年生になった2人の生徒と合わせて,4人の学級になりました。

給食の時間,担任のN先生と一緒に楽しそうに会食をしていました。にぎやかな声が聞こえてきました。

体験入部

1年生の部活動の体験入部が始まりました。

部活に入ることを楽しみにして入学してきた子も多いことでしょう。

どの部も1年生が楽しそうに活動していました。

初めて先輩となる2年生が戸惑いながらも上級生らしくふるまっている姿を見て,ほほえましく感じました。

1年生は,自分が3年間がんばれる部活動を選んでほしいと思います。
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昨年度,美術の授業から

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 昨日に引き続き,授業を見せてもらったときの感想を載せたいと思います。
 やはり昨年度の授業で,1年生の美術です。

 二点透視図法の練習でした。課題を先生が提示し,ポイントを説明したり確認したりした後,4人グループで相談しながら描いていました。そして,その後全体で確認,といった流れの授業でした。
 課題は,立方体の一面に出っ張り,一面にへこみのある立体を描くことです。「えーっ」といった声があがり,生徒にとってはかなり抵抗のある課題のようです。しかし,授業を見る限り,適度な難易度だと感じました。
 グループの中で,教え,教えられる姿が随所で見られました。先生の指示により,描けた生徒が他のグループに派遣される場面もありました。生徒からは,「そうそう」「だから〜」「きれいに描くには〜」「分かった」といった声が聞かれます。なんと言っても,何もしない生徒,他ごとをしている生徒が全くいません。誰もが意欲的です。
 全体で描き方を確認するとき,生徒に黒板で描かせたり説明させたりして,それを使いながらポイントを押さえていました。また,描き方の手順が分かるように,途中で止めながら確認していました。先生が説明してしまえば簡単ですが,生徒のやり方や説明を生かそうとする姿勢が感じられました。このことは,生徒の説明する力を伸ばすことにつながると思います。さらに,何名かの生徒に説明させ,手順や描き方の違いに注目させ,それぞれの手法を先生が認めていました。生徒たちは,自分のやり方や考え方のよさに,なかなか気づかないものです。そこで先生が認め,価値付けすることによって,自分のよさに気づき,そして,他の生徒も友達のよさに気づくのです。

4時間目

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4時間目の授業時間中の2年生の教室です。生徒たちは特別教室で授業を受けているので,教室は無人です。

誰もいない教室の生徒の机の上には,ナフキンがしかれています。どうしてでしょう。

これは,4時間目が終わった後,少しでも早く給食の準備をするためです。3時間目の放課に教室を移動する際,ちゃんと次の次のことを考えて行動できているのは感心です。

新入生を迎える会

4月16日(火)の5・6時間目に,生徒会主催の「新入生を迎える会」を開催しました。

今日のために,生徒会役員,議員を中心にして,2・3年生がひと月以上前から企画・準備を進めてきました。

自分たちも感じた中学校生活への不安を払拭し,一日でも早く中学校生活に慣れてほしいという願いをこめて,合唱発表や部活動紹介,生徒会の企画による行事や先生の紹介などをドラマ仕立てで楽しく伝えることができました。

きっと1年生は,2・3年生のすばらしさを実感したことでしょう。1年生,2年生,3年生みんなで,よりよい品野中学校をつくっていってほしいと思います。
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昨年度,社会科の授業から

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 今日から授業が本格的に始まりました。
 昨年度ですが,2年生の社会科の授業を見せてもらったときの感想を載せたいと思います。

 この日は,授業の前半,復習の意味で,歴史の問題プリントを使い,関連する問題を先生が出題し,それを生徒たちが答えていました。
 出題に対してすぐに手を挙げる生徒がいましたが,隣同士で相談したり確認し合ったりするように促していました。コミュニケーションを取らせたいという先生の気持ちが伝わってきます。また,このことは,すぐに分かってしまった生徒だけで授業が進むことを防ぐ効果もあります。
 とにかく生徒の反応が活発で,どんどん手が挙がります。常に8割程度は手が挙がっている感じがしました。
 少し難しめの発問に対しては,さすがにすぐに手を挙げる生徒はいません。しかし,調べ,相談すると,多数手が挙がります。それにしても発言の意欲はかなり高いです。
 「分からない→調べる・相談する→挙手」といった流れは,学び合いの一つのパターンだと思います。色々な目的でこのパターンは使えると思いますが,この授業では,知識の新たな獲得や確認がその目的で,当然これもありです。特にこの時間のように,授業の前半で行うことは,授業に勢いが出てよいと感じました。
 クイズのような感覚で,連想ゲーム的な出題もあり,生徒は楽しく取り組み,実に生き生きとしていました。

飛行機と自転車

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 今日の集会では,飛行機と自転車をたとえとして,今の時期に頑張ることの大切さと,勉強の努力を続けることの大切さを話しました。

 新学期が始まって1週間余りが過ぎました。学級の係や委員会が決まり,給食や掃除も始まりました。今週からは本格的に授業も始まります。新しい学年や学級に,少しは慣れたでしょうか。1年生にとっては,まだまだこれから部活動が始まり,授業後の活動があり,朝練習もあります。毎日の家庭学習もあります。精神的にも体力的にも,今以上にきつくなると思います。
 さて,ここで,飛行機が滑走路を走り,地上を離れてぐんぐん高度を上げ,上空高く安定した水平飛行をするまでをイメージしてみてください。飛行機が最もパワーを必要とするのは,どの場面でしょうか。おそらく多くの人が予想できると思いますが,離陸してから安定した水平飛行に移るまでだそうです。重くて大きな機体を,空高くまで持ち上げなければならないわけですので,当然,大きなパワーが必要となります。水平飛行をしているときに比べると,3.5倍ものパワーが必要だと言われています。
 今の皆さんは,ちょうど飛行機が水平飛行に移るまでの,最もパワーの必要なところにいます。いろいろなことが新しく,十分に慣れて物事を順調に進めて行くには,まだまだ時間がかかります。また,それまでは苦しいこともあると思います。しかし,今が頑張りどき。テレビのCMではありませんが,「いつ頑張るの?」「今でしょう」。また,「はじめよければ全てよし」ということわざもあります。新しい環境に十分慣れるまで,水平飛行に移るまでのしばらくの間,頑張ってやっていきましょう。
 先に書いたように,今週から時間割に沿って,本格的に授業が始まります。
 勉強というものは,自転車に乗る練習とよく似ています。世の中には,全く練習しなくても,いきなり自転車に乗れてしまう人がいます。残念ながら,私にはそういった恵まれた才能はありませんでしたから,小学生の頃,乗れるように一生懸命練習しました。早く乗れるように,毎日毎日練習しました。しかし,なかなか思うようにはいきません。しかし,あるとき,フッと乗れるようになったのです。「あっ,乗れた」という感じでしょうか。もしも,練習の成果が現れないため,乗れるようになるのをあきらめて練習をやめてしまったら,この瞬間は訪れることなく,自転車に乗れるようにはならなかったでしょう。
 目に見える成果は現れなくても,練習を繰り返すうちに,私の身体の中で,ほんの少しずつ,自転車に乗るための準備が進んでいたように思います。それがあるとき実を結び,「あっ,乗れた」となったのだと思っています。
 勉強もこれと同じです。一生懸命勉強しても,なかなか成果が現れない。テストの得点が伸びない。しかし,目には見えませんが,努力の成果は,少しずつ確実に身に付いているはずです。大切なことは,成果が現れることを信じて,努力を続けることです。努力をやめてしまえばそれでおしまい。それまでに少しずつ身に付いた力も,やがては消えていってしまうかも知れません。
 今後,一生懸命勉強しても,なかなか成果が現れないといった時期が必ず来ます。そんなときは,この話を思い出し,努力を続けてください。

5月行事予定

5月の行事の予定をお知らせします。

2日(木)1年心電図 職員会議 *部活動の午後練習なし 
7日(火)内科検診 1年生部活動正式入部
8日(水)検尿 内科検診
10日(金)役員総会
13日(月)避難訓練
16日(木)・17日(金)中間テスト *13日(月)から部活動停止
20日(月)3年修学旅行事前指導
21日(火)〜23日(木)3年修学旅行
24日(金)3年家庭学習日 つくろう会活動開始
27日(月)委員会
30日(木)眼科検診 職員会議 *部活動の午後練習なし
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瀬戸市立品野中学校
〒480-1203
愛知県瀬戸市広之田町2-5
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