最新更新日:2024/11/07
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校訓「正しく 明るく 健やかに」

卒業アルバム用写真撮影

3年生が,最後の中総体をひかえ,卒業アルバム用の部活動の写真撮影をしました。

当たり前のように今まで毎日部活動をおこなってきましたが,もうあと2週間で中総体です。部活動ができるのもあとわずか。

ベストの状態で中総体に臨めるように,調子を整えていってほしいと思います。
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歯科検診

今日は,全校の歯科検診をおこないました。

歯や口腔について相談したいことがある生徒は,アンケートで事前に申し出ていたので,歯科医の先生から丁寧に指導いただきました。

歯科医の先生が,「歯がきれいな生徒が増えてきましたね」と話されました。全体に,歯磨きがきちんとできている生徒が増えてきた印象があります。
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A組交流会

特別支援学級のA組では,連区内小学校の児童を招き,交流会を行いました。

午前中は,窯業室で,せともの作りをしました。プランターカバーを一人1つずつ作りました。

給食を一緒に食べ,午後は,視聴覚室で各校の出し物の発表,室内ゲームをしました。

中学生の生徒が中学生らしく小学生の面倒を見てくれました。
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期末テスト

今日6月24日(月)から26日(水)までの3日間,1学期の期末テストをおこないます。

今日の教科は,1年生が英・体・音,2年生が理・技家・美,3年生が数・美・体です。

1学期の努力の成果が発揮されることを願います。
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授業研究

6月21日(木)の5時間目,教務主任のI教諭が,3年生の社会科の研究授業をおこないました。

2年前から本校で取り組んでいる,「学び合い」を取り入れた授業でした。

授業後の研究協議会には,「学び合い」の授業の先駆者であり,全国的にも著名な倉知雪春先生を講師にお招きし,ご指導を受けました。

「品野中学校では皆が前を向いて授業を受けている。落ち着いて学習ができている。学び合いでは,知らないことを教え合う,他とは違う考えを出し合うということが大切。そのために有効な班編成や活動を」などとお話しいただきました。
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英語の授業から

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 1年生の英語の授業を見せてもらいました。
 今日の授業は,試験範囲の復習で,初めにポイントを確認し,その後練習問題に取り組みました。
 動詞の2種類(be動詞と一般動詞)を確認し,指名して例をテンポよく次々に言わせていました。カードでいろいろな単語や意味を示し,発声の練習。ここもテンポがいい。下を向いている生徒もいません。it,he,that・・・といった単語の発声練習をしました。これらはbe動詞がいずれもisです。そこに先生の意図を感じました。実際,この点を生徒に確認していました。
 次に4人班に分かれてプリントで練習を行いました。時間は7分。始めは相談しないで取り組ませ,早くできた生徒には,互いにアドバイスし合うように指示がありました。「pが大文字になってるよ」「ピリオドがないよ」「ウォントゥ(want)と読むから,単語の最後はtだよ」といったアドバイスが生徒同士でありました。
 7分経過後,先生は,みんなが同じ答えになるようにアドバイスし合うように指示し,ここでも,「speakのつづりはスペアクと書けばいい」「be動詞と一般動詞は一緒に使えないよ」「〜さん,班が違うけど教えてあげる」「線があるつもりで書くといいよ」といったやりとりが各班で行われていました。英語が苦手な生徒にも,丁寧に説明する姿が見られました。
 全員が同じ答えになった班には挙手をさせ,先生がそこに行き,プリントをチェックし,○を付けたり,間違いを指摘したりしていましたが,解答を教えることはなく,あくまでも自分たちで解決することをねらっているようです。
 いったん中断させ,「このプリントはOK」の生徒,「もっと基本を勉強したい」生徒,それぞれ挙手をさせました。「OK」は2/3,「もっと」は1/3ほどでした。「OK」の生徒には問題作りを,「もっと」の生徒にはさらにプリント練習をするために,それぞれで集まるように指示しました。移動後,すぐに活動が始まり,誰もが黙々と取り組んでいます。「もっと」の生徒は,集まってからの方が生き生きしている印象を持ちました。
 先生は,「もっと」のグループを回り,アドバイスをしたり○付けをしたり,間違いを指摘したりしています。このときも指摘するだけで答えは教えず,やはり,あくまでも答えは自分で導き出すようにさせていました。
 その後,「OK」の生徒は自作問題を交換し,解き合いました。結構苦労して解いているようで,すらすら解く生徒は少なく,多くが教科書を見ていました。授業時間残り5分のところで,先生は,「OK」の生徒たちは自作問題を返して答え合わせをし,間違いは教えるように指示しました。この間,「もっと」の生徒は,プリントで練習を続けていました。
 この授業を見て,英語の授業における学び合いについて考えてみました。この授業でも十分学び合いは成立しています。プリント学習でのいわゆる教え合いです。多くの教科で取り組んでいますが,こういった活動は,一見教える方に学びはなく,教えられる方だけの学びのように見えます。しかし,教える方も,自分の頭の中を整理したり,より分かりやすい説明を考え,表現したりしながら学んでいるのです。
 昨年6月の英語科研究授業では,ペアで暗唱を行いコメントを伝え合う,例文の訂正箇所を班で話し合う,対話文から登場人物の心情を班で話し合う,といった学び合いが行われました。英語の授業での学び合いは難しいのではないかと感じていた自分にとって,なるほど,と思わせてくれました。
 今回の授業は1年生であり,昨年は3年生でした。ですから,現在,1年生は学び合いのバリエーションは少ないかも知れませんが,学年が進むにつれて豊富になってくるでしょう。今回の授業からは,英語の授業における学び合いの可能性を,さらに強く感じることができました。
 先日の会議で,教え合いは学級が崩壊する可能性がある,といった話題がありました。教え合いによって,「私教える人,あなた教えられる人」といったように,変な優越感や劣等感がクラスの中に生まれると,確かに学級は崩壊するでしょう。教え合いも含む学び合いは,生徒同士のコミュニケーションです。学び合いを通して学力を高めると共に,コミュニケーション力も高めようとしています。そして,よりよい人間関係を築くこともねらっています。しかし,教え合いによって変な人間関係ができてしまうと逆効果です。そのあたりは,教科担任や学級担任,学年の先生などが連携を図り,心してかかる必要がありそうです。教えることを通して,自分も学んでいるんだ,という意識を持たせることが大切かも知れません。
 今日の授業からは,「無駄がない」「生き生き」「意欲的」「他ごとなし」「動きがよい」「和気あいあい」といった,プラスのキーワードばかりがイメージできました。先生の,英語の授業作りが実を結びつつあるということだと思います。
 授業中,「えっ,この授業は1年生の1学期の授業だよな」と思ってしまいました。自分が中学生だった頃の今の時期は,アルファベットを覚え,This is a pen.などの簡単な英文が読み書きできる程度だった記憶があります。しかし,この授業では,I like baseball.But I don't play baseball.を書かせる英作文の問題を作り,それに答える生徒がいました。また,それと同等の問題を作った生徒も何名かいました。驚きでした。これが今の普通なのかどうかは分かりませんが,数十年前と比較すると,中学生の英語力は,確実に上がっているように思いました。世の中が,それだけ英語に関心が高いということかも知れません。

愛知を食べる学校給食の日

毎年6月は「食育月間」で,毎月19日は「食育の日」です。「6月19日」の今日は,「愛知を食べる学校給食の日」とされています。給食に,愛知県内や地元でとれた食材が使われます。

今日の給食は,ごはん,牛乳,茶わん蒸し風スープ,豚肉のしょうが焼き,はりはり漬け,お米のタルトです。米と牛乳はもちろん,ネギ,鶏卵,鶏肉,豚肉,キュウリも全部愛知県でとれたものです。

豚肉は,「瀬戸豚」。北丘の農家で作られた豚肉です。品野中生にとっては,まさに地元の食材です。

食に関する関心が高まり,「地産地消」の大切さが説かれています。品野中PTAが開催する今年の地区懇談会のテーマは,食育です。

「食」の大切さにについて,改めて考えてみたいものです。
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調理室 改修

北館の1階にある調理室。

2年前に,教師用調理台の上に,大きな鏡をつけました。調理の作業を説明する先生の手元を,生徒に上から見させるためです。

そして,今年度の予算で,黒板にホワイトボードをはりました。調理をする場所なので,チョークの粉が出ないようにするための措置です。

教室全体が明るくなりました。
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おもちゃ作り(3年家庭科)

3年生は,毎年2学期に,地域の保育園に出かけ,園児とふれ合うという活動をしています。家庭科の子どもの成長の勉強の一環です。

今,家庭科の時間に,園児と一緒に遊ぶためのおもちゃ作りをしています。

500mmのペットボトルをかわいらしいボーリングのピンに加工しています。かわいらしい飾りをつけたり,アニメのキャラクターにしたりしています。
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全校集会

毎週月曜日の朝,体育館で全校集会をおこないます。

部活動の伝達表彰がある場合は,はじめに表彰式をおこないます。

ふだんは,「校長先生の話」を聞きますが,1週おきに,校長以外の先生が生徒たちに話をすることにしています。

今日の集会は,2年担当,国語科のA先生の話でした。

A先生は,中国の故事の「人間万事塞翁が馬」について話しました。

「人生,何が起こるかわかりません。油断せず,あきらめることなく,前を向いて生きていってください」と話しました。
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音楽の授業から

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 3年生の音楽の授業を見せてもらいました。
 合唱曲「名づけられた葉」のパート練習と全体練習の授業でした。
 女子がソプラノとアルトの2パート,男子が男声の1パート,全部で3パートに分かれ,それぞれで練習を行っていました。音楽室では,2パートがパート別のCDを流しながら生徒だけで練習し,視聴覚室では,1パートの生徒が先生の指導を受けながらの練習です。そして,先生の判断・指示で交代です。
 先生が指導しているパートは当然としても,自分たちだけでの練習も,ほとんどの生徒が熱心に取り組んでいました。このあたりの意欲の高さが本校の合唱を支えているのだろうと思います。
 男声パートとアルトパートの練習を見ていましたが,アルトの方は,歌い終わると「〜のところはどうやって歌うの?」「楽譜のここまで来たら,次は〜のところに行くんだよね」といった声がありました。学び合いです。しかし,男声の方は,残念ながらこういった動きは見られず,歌い終わると再度CDを流して練習を始めました。歌い終わって他ごとをするのではなく,すぐに練習を再開するのはたいしたものだと思いますが,ちょっと残念ではありました。
 音楽の授業における学び合いには,どのようなものが考えられるのでしょうか。この授業で現れた女子の動き,これももちろん学び合いでしょう。しかし,よくよく考えてみると,合唱自体が学び合いと言えるのではないかと思います。合唱とは,いくつかのパートに分かれて集団で歌うことです。ですから,一人の生徒の近くには,必ず同じパート,あるいは別のパートの生徒がいるはず。当然,互いに声を聴き合うことになります。そこに学び合いが生まれる要素があると思います。しかし,ただ漠然と歌っているだけ,周りの音を聴こうとしない,聴いた音について様々な判断をしようとしない,といった態度では学び合いは生まれないでしょう。合唱するときの意識の問題が大きいように思います。
 数学などの授業では,自分の考えは,発言したり書いたりしないと伝わりません。しかし,音楽では,歌うことそのもので自分の表現や音程の正確さなどを伝えることができます。さらに,そこに言葉を使った伝え合いがあると,歌を聴き合うだけ以上の学び合いができるはずです。
 この授業では,授業の最後に全体で練習を行いました。パート別で練習をし,それを合わせるのは楽しみなものです。パート練習に熱心に取り組んだ生徒ほどその思いは強いのではないでしょうか。
 先生の指揮,指示で合唱が始まりました。歌全体に,あるいは部分的に,繰り返し指導を入れながら練習が進んでいきます。この様子を見ていると,先生が指示を出し,生徒が歌うたびにうまくなっていくことが分かります。まさに,みるみるうまくなっていく感じ。すごいと思いました。と同時に,そんな指導のできる先生をうらやましく思いました。


学校公開日

本日,6月13日(木)は,学校公開日でした。

朝の会から部活動までのすべての時間を公開しました。午前中来校いただく方は多くありませんでしたが,午後の5時間目の授業参観と部活動PTAには,たくさんの保護者の方にお越しいただきました。ありがとうございました。

10月下旬に,2回目の学校公開を行う予定でいます。
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教育実習

教育実習がいよいよ終盤になりました。

今までの実習のまとめとして,自分の免許教科の授業をおこなっています。

今日は,家庭科の実習生のOさんが,1年生の家庭科の授業をおこないました。

いろいろな資料を用意して,一生懸命授業をしていました。授業後,質問の仕方や生徒の意見の取り上げ方,まとめ方など,指導教官の先生から指導を受けます。
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体育の授業から

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 1年生の体育の授業を見せてもらいました。
 マット運動で,生徒一人一人が目指す技を練習する,という授業でした。
 生徒は放課の間に体育館に集まり,リーダーが並ぶように声をかけていました。そして,放課終了のチャイムが鳴り終わらないうちに並び終え,同時にランニングが始まりました。
 ランニング終了後,リーダーの指示で体操隊形に開き,準備運動。この間,先生が指示したのは,整列の中心を示したのみ。ここまでの活動は,かなり習慣化され,よどみなく進行している感じ。他ごとをする生徒もいません。
 準備運動は,一人ストレッチ,二人馬跳び,二人ストレッチ,といった内容。これもリーダーの指示で進行していました。準備運動が終わった生徒は静かに座って待機し,また,列の乱れを自ら動いて直す生徒もいました。
 やらされている感がなく,実に自然な感じです。体育の授業開始時の活動としては当たり前かも知れませんが,見事です。
 その後,先生の指示による準備運動がありました。内容は,首と肩のストレッチ。おそらく本時の授業で必要とする部分を補ったのだと思います。
 授業前半での活動内容と準備について先生が指示を出しました。すぐに全員が動き始め,実にてきぱきしています。各自の練習は,倒立からブリッジへの移行(一人で),倒立から前転への移行(一人で),補助付き倒立(二人で),壁に向かって倒立(一人で),といった内容。みな熱心で意欲も高いです。この間,先生は,個別にアドバイスをしていました。
 いったん終了し,集合。後半の指示を先生が出しました。その内容は,自分の目指す技を,教科書の注意点を参考に練習する,といったものです。このときも,生徒はすぐに動き出し,活発に練習を始めました。
 先生が集合をかけ,指示をしたのは2回。いずれも,生徒が集まっている間に,必要な指示は全て出し終えていました。活動を始めてからの指示は伝わりません。このあたりに先生の配慮を感じました。
 練習中,生徒には次のような動きや言葉がありました。壁に向かって倒立を練習している生徒に対して,「もう少し前の方がいいよ」「すごい」「できた」。数名で教科書を見ながら相談。技がうまくできた生徒に拍手。4〜5人で一人の技を順番に見る。技に対するアドバイス。他の生徒が練習しているところを見て,「あっ,分かった。足が〜になってる」。これらは全て学び合いです。他の生徒がうまくできた様子をほめる姿も,「見ている」という点で学び合いと言っていいと思います。
 体育の授業での学び合いのイメージがなかなか持てませんでしたが,この授業を参観し,その可能性を強く感じました。

佐久島の絵手紙(2年)

先週出かけた野外活動で,2年生が「絵手紙」を描きました。

佐久島の風景をスケッチしました。

2枚描いたうち,1枚は佐久島から自宅や親せきなどに郵送しました。もう1枚は学校に持ち帰り,現在,2年のフロアに掲示してあります。

佐久島のほのぼのとした雰囲気が伝わってきます。
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「ダイコンは大きな根?」(1年国語)

1年生の国語の説明文の教材に,「ダイコンは大きな根?」という話があります。


 私たちがふだん食べているダイコンは,根と胚軸とよばれる茎の部分です。胚軸は水分が多く甘く,根の下の方にいけばいくほど辛くなります。
 また,細胞が破壊されると辛味が増すようになっているそうです。大根下ろしで力強く直線的に下ろすと辛くなり,円を描くようにやさしく下ろせば辛味がおさえられます。
 したがって,ダイコンの上の方の胚軸の部分を円を描くように下ろせば辛くなく,ダイコンの下の方を力強く下ろせば辛い大根下ろしになります。


という説明文の内容を,実際にダイコンを下ろして確かめてみることにしました。

カイワレダイコン,ダイコン,大根下ろし,ボールやスプーンなど,まるで家庭科の調理実習のような食材,道具を使う,大掛かりな授業でした。

食べてみると先っぽの方は確かに,「辛い!」。

楽しい国語の授業でした。
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睡眠

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 今日の集会では,睡眠の大切さについて話をしました。

 先週は,1年生が校外学習で「愛知健康の森公園」に行きました。1年生の先生からの報告によりますと,楽しく,そして,健康に関することも勉強でき,とてもよい活動ができたそうです。また,いろいろなことを生徒で考え,決定し,この経験はきっと今後に生かされるだろうということでした。また,2年生は野外活動で佐久島に行きました。私も一緒に行きましたが,こちらも楽しく,いい思い出がたくさんできたようです。なんと言っても,けがをしたり病気になったりした人がほとんどなく,無事に帰ってこられたことが何よりです。
 健康・安全に行ってこられた点については,3年生の修学旅行も同じです。思い出してみると,2泊目のペンションでははっきり言えませんが,1泊目のホテルでは,遅くまで声が聞こえることなくみんなよく眠ったようでした。また,佐久島でも,各民宿で,みんなよく眠ったようです。
 2年生,3年生共に体調を崩す人がほとんどいなかったのは,様々な理由が考えられますが,十分に睡眠をとれたこともその一つのような気がします。そこで,睡眠についてお話したいと思います。
 睡眠は,十分にとらないといけないことは,みなさんも経験的に知っていると思います。睡眠不足のときは,眠くて体がだるかったり,何となくやる気が起きなかったり,また,体が熱っぽくなることもあります。そういったことは誰でも経験しているでしょう。
 睡眠とは,そもそも,脳や体を休めている時間です。こういった時間がないと,つまり,長い間睡眠をとらないと,人は思考力が落ち,妄想や幻覚が出て,やがて死んでしまうそうです。ネズミで睡眠をとらせない実験をしたところ,1〜2週間で死んでしまい,これは,食べ物を与えない実験をしたときよりも短いそうです。ですから,睡眠は,食事よりも大切なのかも知れません。
 「寝る子は育つ」ということわざがありますが,これは科学的にも正しいようです。人の成長を促す成長ホルモンは,睡眠後にすぐに出てきます。骨を伸ばしたり,筋肉を増やしたり,痛んだ体の組織を修復したり,人は睡眠しているときに体が作られます。ですから,成長期にあるみなさんにとって,睡眠は非常に大切です。
 睡眠時間が短い人は、血液中にある食欲を抑えるホルモンが少なく,食欲を増進させるホルモンが多く,その結果,睡眠時間が短くなるほど食欲が増し,肥満になるリスクが高くなります。それだけ成人病にかかる可能性も高くなるわけです。
 脳は睡眠中に、昼間体験したり学習したりした情報から余計な情報を省き,効率よく整理し、長期的な記憶として処理されます。ですから,睡眠時間は,学習成績にも影響を及ぼします。しかし,勉強せずに寝てばかりいては,学習成績が伸びないことは十分わかっていますね。
 1日24時間は,誰にも平等に与えられています。上手に時間を使い,やるべきことはきちんとこなし,十分な睡眠ができるように,時間を生み出してください。日頃の十分な睡眠が,みなさんの体をつくり,健康を維持することになるのです。

教育実習

5月27日(月)から始まった教育実習。今週が最後の週になりました。

担当教科の授業のほかに,学級担任としての実習もしています。

担任の先生について,朝の会,帰りの会,給食指導,清掃指導などを勉強しています。

6月10日(月)の1時間目の道徳の時間,4人の実習生が授業実習を行いました。一生懸命指導案作りをしてきて臨んだ授業でしたが,なかなか思い通りにならないのが授業の難しいところ。

実習生の先生のにこやかな表情と一生懸命授業に取り組んでいた生徒の姿が印象的でした。
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給食

今日の給食は,コーンスープ,クロスロールパン,スコッチエッグ,スパゲティトマトバジルソース,コーヒー牛乳です。今日は,洋風のメニューです。

机を向い合せにして,会食スタイルで食べます。

3年生の2クラスは,「完食」でした。
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社会の授業から

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 1年生の社会の授業を見せてもらいました。
 今回は,モンゴルの生活について,衣・食・住・その他,の四つの観点で調べ,同時に疑問点を挙げ,さらにその疑問点について調べたり考えたりする授業でした。
 前の授業では,四つの観点について教科書,資料集を使って調べ,その結果を発表すると共に,疑問点を挙げました。このときの発表は挙手によるもので,その数が非常に多く,発言意欲の高さを感じました。
 時間切れでしたが,疑問点を挙げようとする生徒はまだたくさんいたようで,先生は,ノートに疑問点を書いておくように指示して終了しました。
 今日の授業は,疑問点を発表するところから始まりました。内容は,「3つの草原とは何か」「らくだはおいしいか」「水は足りているのか」といったもので,その数は,前の授業のものと合わせて17にも及びました。実に多くの疑問を持つものだと,改めて思いました。
 先生は,これら疑問点について資料集などを使って調べるように,また,載っていないものについては,自分なりの答えを考えるように指示をしました。主な発表内容は次の通りです。
○ 「ステップ」という用語の意味を教科書の記述から発表。
○ 「水は足りているか」に対して,(資料集の記述から?)水がなくなると移動するから足りている。
○ 「インターネットや電話はあるか」に対して,写真を見ると車が写っている。このことから,インターネットぐらいはあるのではないか。
○ 「らくだはおいしいか」に対して,らくだはごちそう,という記述があり,ごちそうと言うぐらいだからおいしいのだろう。
 まだ十分に疑問が解決できていませんでしたので,4人班で相談しながら解決するように指示が出ました。しかし,なかなか進まないので,先生は,いくつかある疑問の中から選んで解決するように,改めて指示を出しました。さあ話し合おう,と言ってもなかなか進まないことはあります。そんなときは先生の出番です。今回のように,調べるべき点が多数ある場合は,それを絞り込むことは重要であり,その指示は適切でした。
 その後,さらに調べ,発表の場面となり,授業のまとめへと続いていきました。
 この授業は,生徒が自らの疑問を解決することで,モンゴルの生活を調べようとするものでした。つまり,自ら課題を持ち,それを解決することが授業の中心で,まさに,「生きる力」の育成に直結すると思います。
 生徒が調べ,考えたことを発表する場面では,モンゴルの生活が目に浮かぶようでした。
 発表のときの挙手の多さを感じましたが,生徒は,自分で調べたり考えたりしたことは発表したいものです。人に伝えたいのです。そのことを改めて感じました。
 授業のまとめの部分では,生徒の発表を元にしようとする先生の姿勢が十分伝わってきました。一方,先生の補足説明が多く,この辺が生徒の発言を生かすことの難しさです。本校職員,みんなで考えていきたいと思っています。

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