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教材の価値エネルギー

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3/5 今日のひとこと
教材のもつ価値はエネルギーである。
このエネルギーは波動で表せると考える。

教師がこの価値エネルギーを感じることである。
このエネルギーの度合いによって、波動が高いか低いかが決まる。

子どもは教材と対峙することで、価値エネルギーを感じようとする。
それは、波動によって伝わる。

だから、元々の教師の価値エネルギーの高さが一番ものである。

算数の授業を見ていると、単に解き方を教えている授業と、
教材の価値を教えようとしている授業ではかなり落差がある。

3+2=5のどこに算数の価値を感じるか。
三角形、四角形の弁別のどこに算数の価値を感じるか。

そのためには、なぜ、この教材が生まれてきたのか。なぜ、この教材が今の子どもにとって必要なのか、そこのところを考えたい。
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自己重要感

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3/4 今日のひとこと
人は、誰でも自己重要感を満たしたい。
なのに、人に自己重要感を与える人は少ない。

なぜか。

それは、自己重要感は与えられるものだと思っているから。
でも、それを待っているといつやってくるかは分からない。
むしろ、自己重要感を与える方が楽である。

あなたは「えらい」。
あなたのおかげて助かりますよ。
と言うだけで良いから。

すると、やがて、与える人は与えられることになる。
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○付け法への招待128 自己有用感

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3/3 今日のひとこと
教職大学院の基礎領域の修了報告研究のテーマに、自己有用感、自己肯定感、自己重要感、自尊感情と言う言葉がいくつか見られた。

これらと、「わかる」「できる」こととの関連性について実践面から追究していた。

これらの言葉は、結局何かというと、
1.あなたは「えらい!」。
2.あなたは、人のお役に立っている。
の2つのことである。

だから、授業の中では、「えらい!」という場面を作り出すことである。しかも、その子どもにとって低いレベルではだめで、ほんの少し上のレベルに到達させることである。
「えらいね}と褒めるとよい。だから、○付け法、意味付け復唱法である。

授業の局面で、教材の価値について褒めていくことである。
○付け法と意味付け復唱法は教材の価値を褒める道具である。

そうすると、教材の価値研究が不可欠である。
単に、態度だけを褒めていても不十分である。
褒めるために、教材の価値を見つけていこう。
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ひかれる

3/2 今日のひとこと

ある人に惹かれるというのは、
その人の心の中にもつ、価値観が内在するからである。
つまり、同じ考え方をする人は、無理なく自然に惹かれていく。
違う考え方をする人は最初から寄りつかない。

また、最初は同じ考えであっても、お互いに違ってくれば、離れていく。
考え方が違うのであるから、無理に引き留めてもお互いが苦しくなるだけである。

人生の楽しさは、同じ考え方の人たちと心を共感・共鳴して、友として共に行動できることである。
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メールブック「悠愉」2013年3月号 配信

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メールブック「悠愉」2013年3月号 配信

1. 表紙 目次 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p1
2. 巻頭言 算数の教え方の常識 −答え合わせ − ・・・・・・・・・ p2 志水 廣
3. 国語力の向上 考えるノートづくり ・・・・・・・・・・・・・・ p5 桑野 徳隆
4. 売上ランキングからみる小・中学校教師が身につけるべき力とは? ・ p7 木山麻衣子
5. 17年の軌跡 明日に続く「今」を ・・・・・・・・・・・・・ p8 落合 康子
6. 「比べる」という概念 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p9 和田 裕枝
7. 「ずれ」を探る 合わせながら,ずらす〜「ずれ」の修正3〜 ・・・ p11 井出 誠一
8. 先生も子どもも楽しい算数の授業 −単位の学習も楽しく− ・・・・ p13 徳重 知子
9. 算数だより「算数大好きっ子に育てる」の紹介9 ・・・・・・・・ p14 鈴木由里子
10. 私の37年間の回顧録 その12−吉本理論4:私の授業観− ・・・・ p16 佐伯 陽
11. 中学校数学 4月発売決定のジオキューブいいです! ・・・・・・・ p18 小林美記代
12. ここは変えたい!学校あるある 授業編!その12 ・・・・・・・・ p20 大羽 沢子
13. 漫言放語〜校長先生のウラ話〜11 ほめて伸ばすシステムをつくる・ p22 鈴木 健二
14. 飯田朝子「ネーミングがモノを言う」を読む ・・・・・・・・・・ p23 伊藤 彰敏
15. 私の生き方の公開 「筑波大学附属小学校での生活8」 ・・・・・・ p24 志水 廣
16. 第3回算数授業力アップセミナー(志水塾)九州大会の報告 ・・・・ p26 近藤 雅子
17. 「算数好きにする授業力」第4回基礎講座のご案内 ・・・・・・・・ p28
18. 編集後記 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ p29 近藤 雅子

井手町学力向上へ

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27日の午後に京都府井手町教育委員会の石浦指導主事が来年度の学力向上に向けて相談に来られた。毎年この時期に来られている。3年目になる。
その石浦主事からのお礼のメールがきたので、抜粋して、紹介する。

「昨日は、お忙しいところお時間を取っていただきありがとうございました。
 とても意義のある時間になりました。
  来年度、引き続き本町のスーパーバイザーとしてお世話になりますが、よろしくお願いいたします。
 志水先生とお話しさせていただくと、いつものことながら、元気とやる気がわいてきます。
 来年度の方向性も見えてきました。
 再来週の推進委員会で提起し、協議したいと思っています。

 志水先生との打ち合わせは、講演などを聴くときとはまた違った充足感が味わえます。
 この感覚を他の教員にも感じさせられたらなぁと思っています。
 教務主任や研究主任レベルの教員なら、自校の学力実態とそれに向けた方策について語れると思いますし、またそれができないと困ります。
 でも、そんな時間は取れないので、年間3回も訪問いただけるだけでありがたいことです。
 それでは、ここ数日は暖かいようですが、寒さがぶり返すこともあろうかと思いますので、どうぞご自愛ください。」

石浦先生、ありがとうございます。
井出町には井手小学校、多賀小学校、泉ヶ丘中学校と3校ある。3回訪問する。これらを午前と午後をうまく回して、各学校を2回は訪問している。

学力の向上の成果はでてきた。授業の質も、また学力テストの数値も上がってきた。今後はさらなる充実である。
石浦先生と相談しながら、来年度の作戦が見えてきた。相談の中で光りが見えるものである。
石浦先生は、志水のHPやメール通信などを通じて、「愛で育てる」という志水哲学に共鳴されている。
このことが、井手町の教員にも伝わっている。ありがたいことである。

さて、相談の中で、「よろしいやん」という言葉がとても印象に残った。方向性を見据えた割り切りである。私も心を決めたひと言であった。
ありがとうございました。
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米沢小学校訪問2

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米沢小学校の6年の授業では、面積の定着を図る授業をされていた。そこで使われたのが、音声計算練習である。
こういう使い方の場合は、スピードを求めるというよりも、多くの問題をさせるということに重点をおくことである。授業で学習したことをすぐに速くできることは少ない。練習量を多くさせるためのペア学習ととらえたい。

写真上は、面積の公式の復習と三角形の底辺と高さの確認。

写真中は、面積の公式の音声計算練習の様子

写真下は、その6年生の先生との授業診断の様子

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案外危ない

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2/28 今日のひとこと
わからないと思うと調べて詳しく教材研究をする。
わかっていると思うと、教材研究を怠る。

だから、わかっているというのは案外危ないかもしれない。

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長野県米沢小学校訪問

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米沢小学校を訪問した。2回目の訪問である。
前回、確認と見届けを授業の中で位置づけることと、助言してきた。

今回の授業は、とても面白い場面があった。

上の写真 10の固まりで見る(数の相対的な見方)での子どもとのやりとりで、良い発言を引き出せたので、思わず笑顔。式の意味の確認をしていた。(新卒1年目の教師)

中の写真 角柱と円柱の最後の確認。円錐をだして、どちらでもない形を見せたところ。これによってより明確になる。この授業では、子どもの見取り図を描く力の素晴らしさを学んだ。

下の写真 おさらいのところにある問題であるが、子どもたちはいろいろな見方をしており、授業が大いに盛り上がった。それは、教師が受容と肯定の精神に満ちていたから。
発想の確認をしていた。
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温かい空気

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2/24 今日のひとこと

この1ヶ月の間に、志水塾関係のイベントは、宮崎学習会、鹿児島学習会、福岡での九州大会と3つ続いた。
どの会も温かい空気が流れている。
その原因は、準備する世話役の方々が自主的で明るいということである。
志水塾では演習を必ずする。だから、どきどきと緊張する場面がある。
それを温かい空気が包み込んでくれる。だから、笑顔がこぼれる。

スタッフの皆様、参加した皆様、送り出した学校長の皆様に本当に感謝したい。

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どちらが広い 1年生

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2/23 今日のひとこと
教職大学院の学生は、週に2日、学校でサポータ活動をしている。
それを大学の教員が参観指導している。

先日参観した1年生の授業では、「どちらが広い」についてとても面白い教材を扱っていた。
子ども達の豊かな発想を引き出していた。
とても面白い教材である。
辺、面、直線、曲線、四角形、円、平行移動、裏がえし、量の保存性などの数学的な見方が満載であった。

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「夢現大5」物語28 本日、聞いた話

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「夢現大5」を何度も読んだ中学校体育の教師でスポーツ選手が一昨年、全国優勝しました。
円盤投げの選手です。

その方は講師の身分でした。
その後、教員採用はどうなったのでしょうか。

本日(2/22)、この話題の仲介役のH先生に教職大学院の修了報告会で会ったので質問してみました。すると、なんと、A県の高等学校の体育科教師として正式採用されたそうです。
狭き門を突破したそうです。おめでとうございます。
「夢現大5」に書いた話は、宇宙貯金を貯めることです。
宇宙貯金の威力を感じます。


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算数授業の基本 何を確認するのか

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2/22 今日のひとこと
算数・数学の授業で、子どもの解決の後、発表となるが、何を確認すればよいのか。

1.答え合わせをして、答えが正しいかどうかの確認をする。

2.答え合わせの次は、方法(手順)の確認をする。
 1.は結果の確認に対して、2.はプロセスの確認である。

3.最後に、理由の確認をする。なぜ、そのプロセスが正しいのか、論理を検証する。

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新刊本です。北九州市算数部の労作です。

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2/22  本書について、インタビューを受けました。

新刊書籍の内容や発刊にまつわる面白エピソード、授業に取り入れるポイントなどを、著者に直撃インタビューします。

「Q1 本書には算数の重要単元の指導案と板書モデルが紹介されています。新教科書で指導内容の増えた算数ですが、本書はどのように活用できるでしょうか?
 
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第1に、本書で取り上げた題材は、新学習指導要領の重点事項で、研究授業でよく取り上げられる内容です。第5学年で言えば、4/5÷3の計算の仕方(面積)、平行四辺形の面積の求め方(面積)、形も大きさも同じ三角形(合同)などです。研究授業の際にも活用できると思います。
 第2に、授業の展開は基本的に問題解決型のモデルとして活用できます。特に、「主眼」と「めあて」と「まとめ」の一貫性に配慮したものとなっています。
 また、指導観、展開、授業づくりのポイントが具体的に示されています。この点が本書の特長となっています。・・・」

続きは、Q2,Q3,Q4とAnsはこちら。
http://www.meijitosho.co.jp/eduzine/interview/?...


2/14 自宅に届きました。
書名 「算数授業に役立つ! 重要単元の学習指導案&板書モデル35」
が発刊され、自宅に届きました。
監修は志水 廣、編集は前川公一です。
執筆者は、北九州市算数部の校長先生をはじめ精鋭メンバーである。
一昨年に「365日の学習指導案 低学年、中学年、高学年」の3部作に引き続きの出版である。
今回の本は、365日の指導案では書ききれなかった内容をさらに詳しく書いたものである。板書、展開、指導のポイントが明確に示されている。
これは読み応えのあるしかも実際の授業に役立つ本である。もちろん志水も総論を書かせていただいた。
お薦めしたい1冊である。


1/30 新刊本です。

新社屋の明治図書を訪問して、新刊本を見てきました。
まだ、引っ越しして1ヶ月だそうです。
素敵なオープンスペースがありました。

北九州市の算数部の力の結集により、新刊本ができます。
質、量ともに圧倒されます。

企画から出版まで2年間かかりました。
お薦めします。
http://www.meijitosho.co.jp/detail/4-18-033718-7

こうして単行本を出し続けることができるのも売れているからです。
つまり、買ってくださる読者の皆様がいるからです。
ありがとうございます。感謝しております。
新しい本を読み、実践して、よりハッピーな授業を構築してください。

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「夢現大5」 物語27

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久しぶりの「夢現大5」物語です。

こんな手紙が鹿児島のMさんから届きました。
「毎日、『夢現大5』は時々見ます。不思議なことに必要なことが目にとまるようです。
自分の生き方を振り返るために、今まで読んだどの本よりも最高の啓発の書となっています。本当にありがとうございます。宝物を手に入れたような心地です。」

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「夢現大5」の紹介はこちら

http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=...

http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/index.php?id=...

受容・肯定とは

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2/20 今日のひとこと
受容・肯定の精神とは何か。
その究極は、「許し」である。

受け入れがたい、肯定できないことの行き着くところは、「許せない」という心から発生する。
たぶん、この「許し」が一番難しい心の持ち方だと思う。

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チーム豊津

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福岡県みやこ町豊津小学校を訪問した。今年度二回目である。

豊津小学校のよさは、チーム豊津と呼ばれるほど、団結力である。
志水メソッドを吸収しなおかつやり遂げている学校である。
だからこそ、今回は、さらなる向上策を提案してきた。

写真は中原先生である。
指導法工夫改善の教師をして担任をはずれていたが、3学期から担任になった。
担任になって1ヶ月ほどなのに、一体感あふれる授業が展開されていた。
子ども1人1人の実態をつかんでいて、その子に応じた授業を一斉指導と個別指導をうまく使い分けておられた。
事前には大豆を数える算数的活動をさせたという。これで十進数が理解できたという。

黒板で仲間分けの発問をしたら一斉に子どもの手が上がった。
100のコーナー、1000のコーナーという言葉を引き出した。
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作文指導で言えば

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2/18 今日のひとこと
志水塾九州大会では、講演のときに摸擬授業をした。
子ども役4名を相手に、円と二等辺三角形の授業をした。
教科書の素材を使って、発問を変えてやってみた。

すると、子どもから豊かな発想を引き出すことができた。
意味付け復唱法を用いた授業展開であった。
この授業の動画映像の記録がよい状態で写っていれば、授業力アップわくわくクラブの年間DVDとして配給したい。本日の講演とともにDVDとして作成する。うまくいけば、2013年の5月頃にできるだろう。

教科書では、二等辺三角形になるわけを問うている。私は、その前に豊かな発想を引き出すための発問の仕掛けをしくんだ。
すると、この授業を見ていた金田小学校の桑野校長先生は、「志水先生の授業は豊かな活動がある。だから、子どもが生き生きと発言できる。だめな授業は、その豊かな活動がない。また、引き出せていない。作文指導で言えば、体験もないのに作文を書けというようなものだ」という。

数学の言語による「わけ」を考え、説明することはとても大切であるが、いきなり問うても味気ない。「わけ」を言いたくなるような算数的活動の発見が大切である。すなわち、言語力は豊かな体験があってこそ、その概念が自然に生まれてくるものである。言葉遊びだけの指導は空虚である。だから、意味付け復唱法が必要なのだ。

教師と子どものせめぎあい

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2/16 今日のひとこと
良い授業について書く。

子どもは無限の可能性へと発想を膨らませる。
教師は、ある程度のコンパクトな空間に収めようとする。

なぜなら、子どもは、授業のねらいは知らないから、
発想を膨らませる。
教師のほうは、授業のねらいは定まっているからある程度の範囲内に収めたい。広がりすぎると収集がつかなくなるから。

つまり、良い授業では、子どもの拡大思考と教師の縮小思考とのせめぎ合いが起きている。

ps 17日は、志水塾九州大会です。福岡県のグローバルアリーナニ九州、本州から集まって行います。楽しみです。

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シンクロニシティは宇宙貯金の賜物

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さきほどまで、二人の訪問者がありました。
一人目は、東刈谷高等学校の山本祐子先生です。
名古屋大学大学院の修士論文ができたので、研究室に来られました。
山本先生は、志水が数学教育講座時代のゼミ生です。
昨日、メールが入りアポをとられてこられました。

二人目は豊田市立畝部小学校の落合康子先生です。
落合先生は、原稿を届けに研究室に来られました。アポなしです。

山本先生は14時15分に来られ、その5分後に落合先生から電話が入り、14時25分には研究室に来られました。

このお二人の接点は無いと思われますが、実は大ありなのです。
実は、山本先生の論文の中の実践部分は落合康子先生の授業分析なのです。
3年前に語彙の研究会のときに、山本先生も手伝ってくれていました。
それが役だったのです。ですから、山本先生は落合先生にもお礼に行こう思っていたのです。それが、偶然にも志水研究室で会うことになりました。
ですから、落合先生から今大学に来ているという電話が入ったときは、ぞくぞくっとしました。
ものすごいシンクニシティです。二人の宇宙貯金の賜物です。
落合先生も研究室に入ってこられて久しぶりの再会にびっくりでした。
3年前の授業研究、分析を思い出して花が咲きました。
ありがとうございました。

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