最新更新日:2024/12/20
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今のあなたに

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11/19 今日のひとこと
今のあなたにふりかかる問題は、あなたのレベルに合わせた問題である。
だから、解決できるはずである。
視点の転換、行動の転換をすればきっと解決できる。

だから、視点を転換しないでかたくなに維持すること、
行動を変えないでそのままでいること。
これでは、解決は進まない。

動き出すエネルギーこそ、解決のポイントである。
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○付け法への招待29 ○付け法は解決を促進する

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○付け法は解決を促進する。

ある子の取り出し指導を参観していた。
子どもはゆっくりと、筆算の計算をしていた。
8問ほど解いていた。丸はついていなかった。
この場面に遭遇したので、教師に対して、○をつけてあげるといいよ。最後までできてから丸をするのではなくて、一問ずつ丸をしてあげるといいよ。
教師は素直に、即座に8問を○つけをした。
するとどうだろう。
子どもは突然、9問目から解決のスピードが上がった。
それまでの3倍くらいのスピードで解決していった。
これには、参観していた数人の教師達もびっくりした。また、指導していた教師もびっくりしていた。

おそらく教師は、全部正解になってから丸をつけておおげさに褒めたいと思っていると思うが、一つずつ丸をしてもよいではないか。
そして、最後に完成すればそのとき、大げさに丸をしてもよい。
跳び箱の苦手な子どもがいて、5回飛ぶ練習をする場合、5回できたときに褒めたらよいのか、それとも1回ずつ褒めていき、最後にまた本当に喜んで褒めるのとどちらがよいのか。考えてほしい。
即時強化という心理学の概念のすばらしさをその場で実感した場面であった。
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11月 わくわくクラブのお届けについて

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11月号の授業力アップわくわくクラブの定期配布物のお届けについて

10日は、メールブック「悠愉」は配信させていただきました。いかがでしょうか。
毎月、読み応えの記事が一杯です。記事を寄せていたいている執筆者の方々にあらためて感謝申し上げます。また、読者の皆様には、ぜひ読んでいただき、ご活用くださいますようお願い申し上げます。

さて、この他の配布物として、
1.「楽しい算数の授業」(明治図書)12月号
そのうえ今月は、
2.DVD動画 今月は、志水廣の示範授業ビデオと丸ごと解説ファイルを入れてあります。私の示範授業を提供するのは初めてです。自分でいうのも恐縮ですが、なかなか見応えのある授業が展開されています。ぜひご覧ください。

昨日、配送の手続きをしました。土曜、日曜を挟む関係で、来週の前半にはお届けできると思います。それまでお待ちください。
よろしくお願いいたします。
志水 廣

○付け法への招待28 声かけの例

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部分肯定の声かけ

場面は、練習問題のときの声かけである。

この筆算の答えは、16である。ところが、26と書いている。
このつまずきを分析してみよう。
繰り下がりの10のメモ、5のところに斜線が引いてある。だから、繰りの下がりは意識されている。
ところが、十の位の5は4に変換されていない。
だから、そこの部分を指摘するべきである。

志水式○付け法では、まず、部分肯定をする。
「一の位はは合っているよ」
とか、
「10のメモはかけているね」
とかいう。
そして、つまずいているポイントとの「5は繰り下がったからどうなるの?」
と声をかけてやる。
場合によっては、「5は繰り下がったから4になるね」
という。

このように、つまずきを分析して、行動過程のどの部分までが正しくて、どの部分からつまずいているかを指摘したい。
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ps ○付け法の普及のために、志水は決意しました。お百度参りをします。○付け法への招待を100回まで頑張ります。
応援メールをぜひください。

ハガキ力

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11/15 今日のひとこと
本日、私の尊敬する船井幸雄先生からお葉書をいただいた。
先週、「夢現大5」と「夢現大6」を寄贈させていただいたお礼である。

尊敬する先生からお葉書をいただくと、それだけで力がわいてくる。
ハガキにはその方の波動が込められており、力がある。
感謝しております。

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○付け法への招待27 我が事のように

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本日、プラザー印刷所が来た。(夢現大5の印刷所)
この社内報に、「他人事を自分事にするのが近所平和だよね。」と表紙裏に社長さんの言葉が載せられていた。
この考えは、「随喜功徳」と同じ考え方である。
立花大敬さんは、『人生飛行術』において「随喜功徳」について解説している。
<随喜というのはある人が成功したとしますよね、良い言葉しました。そしたら、我が事として喜ぶ。「ああ、素晴らしいね。」「よくやってくれたね。」って喜ぶのが随喜なんです。
『法華経』に書いてあるのは、随喜すると、やった人と同じ功徳がその人にもやって来るというんです。>

<あらゆる人のやった事を、全部自分の事として全て喜べるようになってきたらですね。、もう何もやらんでと思うのは、も全て功徳はどんどん自分に集まってくるわけですよ。
僕なんか何にも能力のない人間ですけど、それでも随喜したら、例えば、僕は教師をやってて良かったなと思うのは、教師っていうのは、わりと教え子が成功すると、純粋に喜べますね、我が事として。>
<その教え子のやった事というのは、全て自分の功徳になってしまう・・・>

我が事のように、授業中に喜べるのは、随喜功徳につながる。
○付け法もその瞬間である。
子どもが全力をあげて解決できたことを喜ぶこと、また、解決できるようにアドバイスすること、これらが教師の喜びでありたい。
我が事というのは、我が子と考えるとわかりやすい。

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○付け法への招待26 温かい声かけ

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子どもが問題を解決しているとき、できない場合。

「こんな問題もできないのか」とか「よく考えて」
というのは、論外。

では、どうすればよいか。
「どこで困っているの?」
と聞いてやりたい。

もっと良いのは、「そう、この問題は難しいよね。
どこで困っているの」
ということ。
つまり、まず、できないことも共感することである。
この温かさによって、子どもの心が解放される。
すると、知の方も解法を浮かぶようになる。

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続 ミニテスト

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11/14 今日のひとこと
ミニテストの話をしたら、その後、駅に送ったくださったI指導主事が、以前、 理科の授業で毎時間ミニテストを実施したと話してくれた。
すると、 一年後の地域テストで一番になったという。
しかも通塾率三割をきったなかなのに一番であった。まさに 継続は力なりだ。

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○付け法への招待25 難問同時解決

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○付け法は、算数の難問を同時に解決する道具です。
毎時間できます。

言い換えると、算数の時間は、毎時間教師及び子どもたちにとって難問の連続です。
それらを解決したいものです。
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○付け法への招待24 100回やってみる

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10回やってみると、自分の○付け法のよさと問題点が見えてくる。

○付け法のよさも見えてくる。自分のよさも分かる。
元気よい声かけができているとか。子どもがやる気になっているとか。


遅いのか、声かけが悪いのか、実態把握できていないのか、展開に生かせていないのか、子どもがだれるのか・・・などの問題点が明らかになる。
これが明らかになれば、次に打つ手立てが決まる。

30回くらいで、体が慣れてくる。
60回くらいで、スムースになってくる。
100回やってみると、だいたいの問題点は解消に向かう。
後は、教材研究である。
どこに○をつけるのか。いつ○をつけるのか。どんなヒントの声かけをするのか。
これらを調べておきたい。

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ミニテスト

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11/13 今日のひとこと
一時間の終わりにミニテストをすることを研究会で話した。

教師は教えた。
子どもは聞いた。
問題は その結果どうなったかである。
知識が身に付けさせたというのならば、その証拠を示そう。

それがミニテストである。
毎時間、ミニテストをしようと思ったら 覚えさせる時間を確保することが必要になる。

ミニテストをしたら、子どもは本当に知識を身に付けたかどうかがわかる。教師もどの程度身に付けさせたかどうかがわかる。
授業の中で覚えるためには、10回、繰り返し言わせて覚えさせるとよい。
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○付け法への招待23 一問目の効果

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練習問題が5問あれば、最初の1問が子どもにとって一つの壁である。
この一問ができているかどうかを確認すると、その後の問題練習はうまくいく。

一問目の確認を○付け法でやりたい。そうすれば、教師も子どももスムーズに動ける。

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ユニバーサルデザイン 多賀小学校

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京都府多賀小学校の写真を上に3つのせた。
共通点は何か。
どの授業にも、一時間の予定が明確に書かれた掲示をしていることである。
昨年度、中学校の音楽の教師がユニバーサルデザインとして一時間の予定を明示したことをほめた。
すると、このアドバイスを素直に実行されている。これには驚いた。
学校体制として入り込むことに感動した。
子どもにとって分かりやすい授業を構築している。
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つながるということ

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京都府多賀小学校の授業診断において、小数の筆算のわり算でつながった場面があった。

4.96÷6の筆算では、商は「0.」を一番上の位に立てる必要がある。
ところが、整数と同じように計算すると、「0.」の意味がわからなくなる。
そこで、板書のように、私は介入した。
1.2÷3を0.1がいくつと、それを筆算の形に書いてみた。すると、子ども達は、「あー、あのことね」と理解した。
4.96の方も同様に、0.01がいくつと考えることができるようになった。

さて、この話はどうもうますぎると思っていた。つまり、私の介入がスムーズに行った
原因は何かと考えていた。子どもたちのノートを見た。すると、0.1がいくつの考え方が3時間に渡って書かれていた。これには驚いた。
すごい!!
だから、介入がうまく行ったのであった。堤先生のおかげであった。

このノートも素晴らしい。いろいろなメモが残されている。
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ベテランと若い人

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11/12 今日のひとこと
教えてくれへん。
聞きにこえへん。

若手とベテランのずれが、二つの言葉にある。

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授業力アップわくわくクラブ 『悠愉』 11月号 を配信しました。

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授業力アップわくわくクラブ発行のメールブック 『悠愉』 11月号を11月10日に配信しました。 表紙は配布物にアップしました。

A4サイズで、31ページの充実した内容です。
志水メソッドを支援して下さる方々が原稿を提供していただいております。感謝しております。
どの記事も満足できる内容です。
志水も3本の記事を毎月載せています。
ぜひ、ご覧ください。
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http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003...

ヒロイン

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11/10 今日のひとこと
幸福のヒロインと不幸のヒロインとけんかするとどうなるか。
勝つのは、不幸のヒロイン。

なぜなら、不幸の人は、不幸の種を見つければ言える。
でも、幸福の人は、意識して幸福の種を見つけて、それを育てないと幸福になれない。つまり、正当な努力が必要である。

だから、片方は努力しないで不幸になれる。
片方は、努力して幸福になる。
私は幸福がいいなあ。
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○付け法への招待22 いつ○付け法をするのか

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上のフリップは、問題解決型授業と志水メソッドとの関係を示している。
見通しを立てる部分は、ヒント包含法が役に立つ。
だから、○付け法は問題解決型の学習を促進するための手法である。

○付け法は上のフリップにあるように、問題解決の授業においては、自力解決の場面と適用練習の場面とがある。

この他、導入で、復習としてする場合もある。

導入の○付け法だと、復習と前回の学習の理解度を把握できる。
自力解決での○付け法は、支援・指導の丸付けをしつつ、子どもの学習状況を把握できる。だから、○付け法をしている間はもちろんのこと、その後の授業展開に役立てることができる。
適用練習での○付け法は、本時の内容の確認が主たるねらいとなる。

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○付け法への招待21 どの段階でも部分肯定できる

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上の式では、どの式まであなたは認めることができるのか。

1.の段階の 14÷2=7 ならば、式と答えが合っているので認めることができる。
2.の段階では式を認めることができる。
3と4の段階では、わり算という演算決定を認めることができる。
5の段階では、式の先頭に14と書いたことを認めることができる。


部分肯定の精神で○付けをやれば、すべて肯定できる。
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かっこよく

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11/8 今日のひとこと
どうせ生きるのなら、自分の持ち味を生かして、自分も喜び、他も喜ぶような生き方をしたい。
それが、かっこいい生き方である。
さっそうと生きることをモットーとしたい。

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