最新更新日:2024/12/20 | |
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出版記念講演会&パーティ北九州市算数部の校長先生、教員が約80名ほど集まり盛大に行われた。 今回の講演会は、来年の八月に日数教全国大会を北九州市で開催されるので、若い教師に対してエールを送ってほしいという意味合いもあり講演した。 実は、9年前愛知大会では大会委員長をつとめたこともあり、研究大会の運営のこと、研究発表のあり方などについて、私なりの思いを伝えさせていただいた。 みなさんとても熱心に聴いてくださった。 この勢いで来年の大会は成功するに違いないと確信した。 写真の本は、とても充実した内容である。新教育課程に対応して作成したものであるから学校に一冊はおいておくとよい。お薦めしたい。 この本を作るに当たって、かなりの月日を費やした。 北九州市の算数部の力作だと思ってよい。私も微力ながら何度も訪問して、意見を述べた。元算数部会長の前川公一先生のリードのもとで作られている。かかわった先生方に感謝申し上げます。 本の紹介はこちら http://www.meijitosho.co.jp/search/?author=%8Eu... [志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待16 スピードが必要ただし、言えることは、回るスピードはとても大切である。 たらたらとゆっくり回っていたら、40名の子どもは飽きてしまう。 正答だと5秒、誤答だと15秒でアドバイスをする。これを5秒・15秒の法則という。 目標は、3分間で40人を回るスピードが必要である。 実は、教育心理学の本の中に、机間指導において個別指導する場合、一人の子どもに30秒以上かけると、教室の空気がゆるむと書いてあった。授業でのゆるみは、次への授業展開がきびしくなる。決して、子どもを退屈させない程度のスピードがいるのである。 ではなぜ、遅くなるかというと、子どもの反応が多様だからである。 この解釈に時間がかかってしまう。そして、どのようにアドバイスしたらよいかを考えているうちにどんどん時間が過ぎていく。気がつけば、10人程度の指導で3分間は終わってしまう。 したがって、教材研究をして子どもの多様な反応を予測しておくことである。 正答・誤答などの反応の予測があってこそ、スピードがでてくる。 志水メソッドを実行している学校において、若い教師でも確実にスピードが速い教師もいる。その人たちはそれなりに普段から教材研究とスピードを意識して練習したから早いのである。○付け法を始めた当初から速い人というのはいない。自動的に速くなったという人もいない。それなりに速くなる努力をしたからである。だから、○付け法を習得するためには、教材研究という地道な努力と実践での体験でだんだんと速くしていく態度が求められる。幸いなことに、そういう伸びた人たちを私はたくさん見てきたのであ。 せひともこの速さを身に付けてほしい。するとあなたの授業が変わる。 実際の授業での映像は、以下のYou Tube にアップしている。藤江小学校の森倫子先生のスピードを体感してほしい。彼女は、志水塾や公開講座で学んで、教職経験3年目にして身に付けたのである。 見ればわかる。 2分21秒のところから見てほしい。 http://www.youtube.com/user/mugendaihiro#p/u/1/... [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ハッピーな寝顔毎日の生活の中では、気分のいいこと、気分の悪いことはある。 でもいちいち、気分の悪いことに波長を合わせるとさらに落ち込む。 気分のいいことは確実にあるから、心の底で、「そうは言っても、うまく行っているんだなあ」と思うことにしている。そんなことを思いつつにやにやしている。 例えば、本日で言えば、「志水メソッドを生かした算数・数学の授業プラン」の在庫が減って85部になった。これはとてもラッキーなことである。「そうかあ、たくさんの人に読んでもらえたんだあ」と思うだけで気持ちがよくなる。感謝の気持ちになる。 これだけで、夜寝るときにはハッピーな気持ちで寝ることになる。 みなさんは、今日はどんな良いことがありましたか。 寝顔もハッピーでいたいものです。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 「心」の変化を質問してみよう算数の授業は、数学の「知」を指導する。でも、その「知」は算数的活動の中から生まれる。活動しているときは、必ず思いがあるはずである。「心」の変化があるはずである。 この「心」の変化を質問してみることである。すると、その中から数学の「知」へと向かうヒントが生まれてくる。 10月28日、茨城県水戸市立妻里小学校で示範授業をした。 そのとき、カレンダーの数表の中から横に並んだ3ますを選んで,式と合計を求めさせた。 この後、普通ならばきまりはないかとダイレクトに発問するところであるが、あえて、私は、「この問題をやってみてどう思った?」と問いかけてみた。すると、A男は「電卓でやると速い」と発言した。 会場は笑った。 私は、笑いながらもこの言葉を板書した。 会場の先生方はびっくりした。そんな当たり前のことを板書するなんて。 この後、きまりの発見に授業は進んだ。その際、「みんなは3つのますの合計は計算が難しいと言いました。電卓を使えば速いと言いました。それでは、先生は、電卓を使わなくてもすぐに3ますの合計はわかりますよ」と次々と合計を3倍の法則を使って暗算で求めてみた。 俄然、教室の空気は面白くなってきた。なぜだろうと「はてな」が生まれた。 私は、「電卓でやると速い」と板書したのが生きた展開であった。この場になって、会場の先生方は私の板書の意図が分かった。 桐原校長先生、同行した小林美記代先生もこの技に驚かれた。 そこで発端は何か? 私が、算数的活動の後に、活動の感想を聞いたからである。 だから、まず「心」を質問してみるとよい。 すると、数学の「知」に迫るヒントが子どもから生まれてくる。 認知と情意は同時進行である。 このことに気づいたのが50代になってからである。 お試しあれ。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待15 子どもにとってのよさ1.○をもらうと嬉しい。だから、やる気がでる。 2.○をもらいたいために頑張る。 3.先生が○つけで回ってくれるから安心である。 4.その安心という意味は、合っているかどうかを評価してくれるから。問題解決の時間が終わってからでは遅い。また、途中、つまずいていても、どこまで合っていて、どこから合っていないかを示唆してくれるから。 5.自分では、本当に合っているのかどうかは判断がつかないことがある。 6.授業中のその場でほめてくれる。 7.○だから、自信をもつことができる。 8.○だから、発表する気持ちになる。手をあげることができる。 9.先生に、一声かけてもらって嬉しい。 10.○になったノートを家に持って帰ることができる。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待14 玉置崇先生より女子大生にも○付けは喜んだということでした。 <縁あって、本日、横浜国大で講義をしてきました。 140名ほどの学生さんですから、とても全員に〇つけ法はできませんでしたが、試みてみました。 ある女子学生から、 「わあ、〇もらえた!うれしいね、やっぱり〇って」 とつぶやきが聞こえました。 幾つになっても、〇はうれしいものなのですね。> そうなんです。何歳になっても自分を認めてくれることは嬉しいものなのです。 特に何か行動したときに認めてくれると嬉しいのです。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待13 志水廣の実演 You Tube第2回の算数・数学授業力アップセミナー伊丹(兵庫県)大会での講習会で記録できました。ごらんください。 http://www.youtube.com/user/mugendaihiro#p/u/12... [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待12 ○付け法のよさ 教師編1.短時間に実態把握をすることができる。 2.1時間に1回は声をかけることができる。 3.1時間に遅れがちな子どもにも、進んだ子どもにも声をかけることができる。また、普段おとなしく見逃してしまう子どもにも声をかけることができる。 4.子どもに○を与える目ことができる。 5.子どもが嬉しいという顔をしてくれる。 6.子どもが意欲的になる。 7.即時指導なので、その場で指導できる。 8.子どものノートを回収して点検することは必要なくなる。 9.子どものノートに「○」という証拠を残させ、家に持って帰らせることができる。このことで、親はとても安心する。 10.子どもの思考を見ていくことが楽しくなる。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] うまく行かなかったら物事うまく行かないことがある。 まずは、反省をすることである。 例えば、前提が間違っていないか、 方法は間違っていないか、 対応は間違っていないか・・・。 現状を変えずして再びやればまたうまく行かないことになる。 変えるのが面倒くさいという人がいるが、変えないで正しくうまく行きたい思う方がおかしい。 客観的に見ると、現状固定では難しいですよ、無理ですよと宇宙は知らせてくれている。 だったら、変えてみることである。 難しいの反対は易しいである。 つまり、変えてみると、生き方として易しい方向に向かうことになる。 変えた瞬間は、苦労するかもしれないが、結果としては易しい生き方となる。 変えてみて易しい生き方を探してほしい。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待11 部分肯定の精神すると、どうしても途中までしかできていない子ども、 途中までは合っているがその後はつまずいている子ども、 などに遭遇する。 このとき、完全正答だけを求めようとすると、○にはならないから○つけは不可能となる。 部分肯定の精神ですると、途中までを認めることができる。 具体的には、「ここまでは合っているよ。ここから、もう一度考えてみよう」 「ここまでは、オッケー。次は、こう考えてごらん」と示唆することである。 部分的に合っているところに、部分○をあげるのである。 すると、子どもは途中まで認められているからこの後頑張ろうという気持ちになる。 結果主義に凝り固まっている教師にとっては、この部分肯定がなかなかできない。 でも、部分肯定に取り組み始めると、良いところ探しとなり、教師の気持ちがよくなる。 部分肯定の精神をぜひ取り入れてほしい。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 茨城県水戸市立妻里小学校訪問1.研究発表において志水メソッドを使って実践すると、学力テストの数値が12ポイント上がったことが報告された。 2.深谷先生、かやま先生のTTの授業が公開された。60分間の授業で子ども達は集中していた。しかも、最後の練習問題に20分間とることができたので、十分に「できる」ようになっていた。 これは、すごい。妻里小学校では、60分間の算数の授業を週に何回か、設定しているそうだ。45分間という固定観念はこの学校にない。練習問題の時間が必要だから、きちんと時間割の中で位置づけている。それでいて、子どもがだれることはなかった。 子どもは、問題を練習したいのである。 3.志水は四時間目に示範授業をした。三年生にカレンダーの数表のひみつについて授業した。これがとても面白く、発想豊かな子どもたちで、○付け法、意味付け復唱法をふんだんに取り入れて授業できた。最後は子ども達のジャンプの姿を見ることができた。この学校はノーチャイムなので、気がついたら60分間授業をしていた。これで終わるよと言ったら、もう終わりなの?もっとやりたいよといいう発言がたくさんでてきた。 4.志水理論と実践について演習を交えて講演をした。 みなさん真摯に学んでいた。 [志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待10 まず素早く回る1.全体を見回す。・・・確かな見通しを9割の子どもがもっているかどうか。 もっていれば、○付け法開始。もっていなくて固まっていれば、見通しの確認を再度する。 2.実際に周り始めたら、解決のスタートを確認していく。つまり、問題解決の初手を確認していく。 一人の子どもが最後まで解けるのを待っていると、時間は遅くなってしまう。とにかく、どんどん見ていく。一周すれば、次は、どの子どもを重点的に見ればよいかが分かる。 [志水廣の公式ホームページ] 写真は、茨城県水戸市立妻里小学校の深谷先生。とても温かくい声かけで素早く回っていた。普段からの指導が素晴らしいことが分かった。 ○付け法への招待9その場その場で教師が切り返すから授業がスムーズに流れる。 個に応じた指導でも、即時にフィードバックしたい。 これが○付け法である。 ゆっくりした教師の反応では、子どもは飽きてしまう。 [志水廣の公式ホームページ] はまる毎日、不平・不満をいうひとは、どんどんはまっていく。 それは、波動の原理から見て、説明できる。 同じ波動のもの、こと、人を引き寄せる。 だから、脱出するためには、不平・不満を止めるしかない。 授業力アップわくわくクラブ メールbook 増刊号こんにちは。 秋も深まり朝夕は、冷え込んでまいりました。 増刊号6を配信させていただきます。 増刊号6の内容は==プレセント&案内==です。 ご覧下さい・・・ 1.プレゼント・・パワーーポイント 2.案内 志水塾本大会 授業力アップわくわくクラブ事務局 志水 廣・近藤雅子 ○付け法への招待9 ○×法ではないできている子どもに○をつけることは当然である。 しかし、できていない子どもに×をつけるのではなくて、○をつけていこうというのが○付け法の根本である。 豊津小学校研究発表会 3落ち着いたしっとりした授業でとても分かりやすかった。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待8 どんな本で学べるの?「志水メソッドを生かした算数・数学の授業プラン」がいい。 この本の特徴は、自力解決の○付け法と適用練習の○付け法の両方が解説してある。 特に、教材研究から実際の練習ワークシートまである。 23年1月末に1000部発刊した。販売窓口は、愛知教育大学の生協書籍部だけであるが、とても好調で現在の在庫は200部をきった。特に宣伝していないのにでていく。 この本は、A4サイズで200ページもあり、全国の志水メソッドを実践している人たちとともに作った。最後の編集は志水が何度も校正して仕上げた。 ちなみに、この本を明治図書に紹介して、価格を質問してみた。 「明治図書で発刊したらいくらになりますか?」 なんと、「5000円」という返事であった。 中身が濃くてしかもお値打ちの1500円で提供している。 ご利用いただければ幸いである。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 愛知教育大学の生協書籍部に電話するとすぐに対応してくれる。 申込先 メールで下記のアドレスまで「送付先氏名」「送付先住所」「郵便番号」「電話番号」「注文冊数」をご連絡下さい。発送費用は別途必要になります。尚、携帯電話からのメールでの申し込みは不可です。パソコンでのメールアドレスで申し込み下さい。 愛知教育大学生活協同組合書籍部 電話 0566-26-2704 担当 三浦久典 メールアドレス r2202257@coop.aichi-edu.ac.jp 定価 : 本体価格1500円+税 A4版 200ページ 発行所:for next [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] 20代のときに20代の教師は、学校内での仕事の量は少ない。 ここで、ふんばって授業力を伸ばすことである。 1週間に1冊の本を読むのは当然のことである。 月に4冊、年に50冊は読むことができる。 教育雑誌なら2冊以上は購読したい。 これらもしないで、馬力(精神エネルギーの一側面)だけで授業をしていると、30代になると、勉強する習慣が身に付いていないから、マンネリに陥る。 そこから授業力を上げるのは一苦労する。 勉強好きな先輩を見つけて読むべき本を推薦してもらうことである。 20代のときに、学び癖をつけておくことである。 やがてくる30代では、次の仕事が待っている。 その基盤を作ろう。 [学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ] ○付け法への招待7 結果だけか、過程と結果なのか上の図を見れば、どちらが優位かは明らかである。 でもね、ここで納得してはいけない。 過程と結果を見るということはどういうことを言うのだろうか? 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