最新更新日:2024/12/20
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授業力アップわくわくクラブ 『悠愉』 11月号 を配信しました。

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授業力アップわくわくクラブ発行のメールブック 『悠愉』 11月号を11月10日に配信しました。 表紙は配布物にアップしました。

A4サイズで、31ページの充実した内容です。
志水メソッドを支援して下さる方々が原稿を提供していただいております。感謝しております。
どの記事も満足できる内容です。
志水も3本の記事を毎月載せています。
ぜひ、ご覧ください。
[学力アップを支援する志水廣の公式ホームページ]

授業力アップわくわくクラブ発行のメールブック 『悠愉』 11月号を11月10日に配信しました。 表紙は配布物にアップしました。

A4サイズで、31ページの充実した内容です。
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ヒロイン

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11/10 今日のひとこと
幸福のヒロインと不幸のヒロインとけんかするとどうなるか。
勝つのは、不幸のヒロイン。

なぜなら、不幸の人は、不幸の種を見つければ言える。
でも、幸福の人は、意識して幸福の種を見つけて、それを育てないと幸福になれない。つまり、正当な努力が必要である。

だから、片方は努力しないで不幸になれる。
片方は、努力して幸福になる。
私は幸福がいいなあ。
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○付け法への招待22 いつ○付け法をするのか

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上のフリップは、問題解決型授業と志水メソッドとの関係を示している。
見通しを立てる部分は、ヒント包含法が役に立つ。
だから、○付け法は問題解決型の学習を促進するための手法である。

○付け法は上のフリップにあるように、問題解決の授業においては、自力解決の場面と適用練習の場面とがある。

この他、導入で、復習としてする場合もある。

導入の○付け法だと、復習と前回の学習の理解度を把握できる。
自力解決での○付け法は、支援・指導の丸付けをしつつ、子どもの学習状況を把握できる。だから、○付け法をしている間はもちろんのこと、その後の授業展開に役立てることができる。
適用練習での○付け法は、本時の内容の確認が主たるねらいとなる。

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○付け法への招待21 どの段階でも部分肯定できる

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上の式では、どの式まであなたは認めることができるのか。

1.の段階の 14÷2=7 ならば、式と答えが合っているので認めることができる。
2.の段階では式を認めることができる。
3と4の段階では、わり算という演算決定を認めることができる。
5の段階では、式の先頭に14と書いたことを認めることができる。


部分肯定の精神で○付けをやれば、すべて肯定できる。
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かっこよく

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11/8 今日のひとこと
どうせ生きるのなら、自分の持ち味を生かして、自分も喜び、他も喜ぶような生き方をしたい。
それが、かっこいい生き方である。
さっそうと生きることをモットーとしたい。

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○付け法への招待20 声かけのボリューム

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声かけのボリュームについて気をつけたい。

明るく、元気で、温かい声かけが基本である。
自信なさそうな子どもには、確信にみちた声かけも大事である。
○つけの声は概して小さい。これでは子どもは元気にならない。
もう少しボリュームをあげてほしい。顧問学校でさえも声は小さい。
教室の空気を明るくなるような声かけでありたい。
 

ただし、いつもいつもでかい声を出せばよいというものではない。
その子ども、その場に応じた声かけをしたい。
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365日の学習指導案記念パーティ 2

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11月3日 『365日の学習指導案』(明治図書)刊行のお祝いを小倉のリーセントホテルで開催した。
北九州市内の校長先生をはじめ算数部の教員の方々がたくさん集まった。
良い本ができてとても嬉しい。
当日のパーティは、座席があるのにもかかわらず、まるで立食パーティのようで、みなさん、会話に夢中になっていた。
それほど、感動が大きかったのだと思う。

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現状肯定

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11/6 今日のひとこと
今が一番である。
どんなことがあっても、今が一番幸せである。

今が二番目の人は、常に一番を追い求める。
だから、いつも不満足。
不満足から不平が生まれる。
不平は口に出る。
口に出ると、聞きたくない人は遠ざかる。
聞きたい人は集まる。不平を言う人を引き寄せる。

上司から見たら、不平・不満を言う人は扱いにくい。
宇宙から見ても、扱いにくいだろう。

では、扱いやすい人とは、不平・不満を言わず、今が一番と思う人。
一番と心を切り替えることができる人。
心のスイッチを切り替えませんか?
瞬間的に「今が一番」になりますよ。
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○付け法への招待19 普通の机間指導のタイプとレベル

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○付け法は、机間指導の一つの手法である。
ただし、一般的な机間指導とは異なる。

普通の机間指導は、いくつかのレベルがある。これを評価してみよう。

レベル−x.単なる散歩。つまり、机間散歩である。教師のリラックスタイムである。問題提示という緊迫の瞬間が終わり、後は、あなたたち子どもが解く番だから、私は関係ないよ。だから、ここには指導がないから机間指導と呼べるものではない。レベルはマイナスだけれど、程度は不明確である。

レベル−1.できる子どもだけを見ていく。どんな考えをしているかを見るのであるが、多様な考えを拾うために、座席表をもってメモしていくタイプ。このタイプは現在でも多い。後の話し合いのための準備である。このタイプは、できない子どもなど眼中にはない。また、普通の子どもの反応も眼中にはない。教師のための教師による机間指導である。いかにして授業をかっこよく進めるかが机間指導の頭にある。
できない子どものことはどうでもよいのである。ほんの一言でもヒントを上げればできる子どもがいるのに、ひと声かけようという意志がない。自己ちゅうである。
レベル−1と書いたが本当は、−10に相当する。

レベル+10.できない子どもは見ていこうとする。自力解決に入った瞬間、できない子どもの所に行きアドバイスする。このタイプの机間指導はとても良心的である。
ただし、この後が大事で、本当に分かるアドバイスができたかどうかである。単なるなぐさめの声かけでは、子どもはできないままの放置となる。だから、レベルは+5から+10の間であろう。

○付け法の特徴は、全員の子どものノートを見る。これはとてつもない作業である。目指すは、全員の子どもに「分かる」「できる」ことを保証することである。
できる子どものノートも見る。そして、その子どもたちにもふさわしい声かけをする。退屈させない。
中間層のノートも見る。普段見逃しやすい子どもたちにも目を届かせる。
もちろん、できない子どもたちにも支援・指導をする。温かい心で対応する。
さらに、回っていく過程で、次の授業の展開を考える。
決して華々しい発表のオンパレードではなくて、できない子どもができる過程を引き出し、さらに、できる子どもたちにも発展的な示唆へと導くのである。
だから、○付け法のレベルはかなり高度で+100といってよい。

私は、みなさんにプロの教師だから+100を求めたい。
約15年間、○付け法を提唱し、講習会も開き、学校力をアップさせてきた実感から、学ぶ教師、学ぼうとする教師は○付け法を習得できると思っている。たくさんの成功事例を見てきたからである。
ぜひとも、+100を目指してほしい。

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写真は庄内小学校の先生である。温かい声かけが心を和ませてくれた。

結婚式

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11/5 今日のひとこと
今日は、渋谷で教え子の結婚式があり、東京を往復した。
なんと、筑波大学附属小学校時代の教え子である。
しかも、1年生、2年生の担任の子どもである。
20年前に教えた子どもである。

彼の記憶が確かなのか、私が個性的だったのか、
ともかくも招待された。
本当に優秀な子どもであった。何よりも一番なのは、いつも温厚であった。
だから人気者である。式に来られた友人の多さには驚いた。
愚痴が大嫌いなタイプであった。
今は、某信託銀行に勤めている。
二人の門出に祝福の言葉を述べてきた。
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○付け法への招待18 正確さ

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○付け法への招待17において「正確さ」が大事と述べた。
では、なぜ、子どものノートを見誤るのか。
もちろん、スピードを速くすることからくる。

この他に、正答と誤答と同じように見えることがある。
写真の色板並べは、8枚が正解である。だから、これは○とつけることができる。
ところが、似た形として、9枚でも直角二等辺三角形ができる。
8枚と9枚では、ほんの少しだけはみ出る程度だから、見誤ることがある。

では、○付け法のときどうすればよいかというと、透明シートに正解の大きさの三角形をトレースしておいて、それを上に載せるとよい。
図形の指導では、この手が有効である。
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志水 廣の介入授業 伸びしろに挑戦

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庄内小学校の瓜生先生の授業のすばらしさを感じていた。最後の5分間のところで3分間だけ介入した。

0.03×2のような問題の場面であった。これがうまくできていた。だからこそ、介入したくなった。予定調和で終わらせてはもったいない。子どもの高まりをさらにジャンプさせたかった。
そこで、写真のような板書をして問題を出していった。
0.02×□である。□の中に、3を入れていくつ?
子どもの意欲が増してきた。
5を入れていくつ?
6を入れていくつ?
ここまでは快調に進んだ。そこで、もう一つジャンプした。
12を入れていくつ?
うーむ困ったという顔。
できるようという顔。
2×12の暗算ができない子、24こだとどうなるか分からない子がいた。
教師軽くしてみたら、5人ほどの子どもが困っていた。
そこで、発表させた。やり方と答えを。
すると、分かってきた。
さらに、13を入れるといくつでは、全員ができていた。
わずか3分間で大幅にジャンプさせたのである。

これらのことから、授業では、絶えず、子どもたちの伸びしろを見る必要がある。
即ち、発達の最近接領域に働きかけることである。
どこまでが全体的にできていて、どこからができていないかをみるのだ。そして、全員ができそうだと判断したら、新たな挑戦をさせるのである。
説明力の場面をさせるよりもずっと子どもはやる気がでる。
普通、算数の授業で最後に自力解決のような問題はやらない。それは、違うのである。子どもの実態によりけりである。
子どもができそうならば、どんどんジャンプさせるとよい。
もちろん、できそうでないならば、止めるのがよい。
つまり、望ましい指導というのは、今の子どもの状態を見て、どの程度伸びるのか、伸びしろを絶えず、予想して指導すべきである。
跳び箱を全員が4段跳べたら、今度は5段も飛びたいと思うのが自然である。
なのにどうして、今日は、4段で終わりと言ってしまうのか。
適用問題定着法は、定着だけでなくて、発展的な問題を考えるきっかけにもなる。

とにかく子どもをよく見て、伸びしろを考えながら授業を進めてほしい。
最後に確認しておきたいのは、瓜生先生の指導が良いからこのような介入ができたのである。
感謝したい。
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2年目教師の奮闘ぶり

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福岡県飯塚市立庄内小学校を訪問した。

新卒2年目教師の奮闘ぶりを参観した。
はじめの5分間で引きつけられた。
教室の空気が温かい。
子ども達は瓜生先生が大好きであることが分かる。

さて、はじめの5分間で、フラッシュカードで0.5+0.3のような計算を復習する。しかも、教科書に登場する2L×4、0.2L×4も無難に乗り越える。
そして、めあてへと進む。
このテンポのよさはどこから来るのか、授業診断のときに質問してみた。このせりふ回しは練習しましたかと。
すると、練習したという。道理でスムーズに流れること。
その後、自力解決、説明の場面、練習問題とやりこなした。
練習問題の順番も教科書をうまくアレンジしていた。
具体的には、○4番の問題の1から3までをやりなさいとスキップの指示をした。
△3番は後回しにした。
うーむ、問題の配列まで見抜いている。
聞けば、愛知教育大学の公開講座や九州大会にも参加しているそうだ。
学ぶとどんどん伸びる証拠である。

では、この後、志水の介入がある。

○付け法への招待17 「正確さ」をもって○つけすること

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○付け法は、スピードが要求される。すると、気をつけないと、つまずいているのにもかかわらず○つけをしてしまうことがある。

よく似た表現だと、教師自身が誤解してしまうことがある。
上の写真は正しい例、下の写真は誤った例である。答えだけを見ていれば「5」で正解ではあるが、式がわり算を書いている。プロセスもきちんと見てあげたい。

子どもは○をもらっているので、勢いよく挙手する。指名したところ、つまずきを発表してしまうことになる。
スピードと正確さは相反するものであるが、一人ひとり確実に見ていくことが求められる。

出版記念講演会&パーティ

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11月3日 北九州市小倉のリーセントホテルにおいて、単行本「365日の学習指導案」の出版記念講演会及び記念パーティが開催された。
北九州市算数部の校長先生、教員が約80名ほど集まり盛大に行われた。
今回の講演会は、来年の八月に日数教全国大会を北九州市で開催されるので、若い教師に対してエールを送ってほしいという意味合いもあり講演した。

実は、9年前愛知大会では大会委員長をつとめたこともあり、研究大会の運営のこと、研究発表のあり方などについて、私なりの思いを伝えさせていただいた。
みなさんとても熱心に聴いてくださった。
この勢いで来年の大会は成功するに違いないと確信した。

写真の本は、とても充実した内容である。新教育課程に対応して作成したものであるから学校に一冊はおいておくとよい。お薦めしたい。
この本を作るに当たって、かなりの月日を費やした。
北九州市の算数部の力作だと思ってよい。私も微力ながら何度も訪問して、意見を述べた。元算数部会長の前川公一先生のリードのもとで作られている。かかわった先生方に感謝申し上げます。

本の紹介はこちら
http://www.meijitosho.co.jp/search/?author=%8Eu...
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○付け法への招待16 スピードが必要

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机間指導は、そのときの目的によって指導のあり方が変わる。
ただし、言えることは、回るスピードはとても大切である。
たらたらとゆっくり回っていたら、40名の子どもは飽きてしまう。

正答だと5秒、誤答だと15秒でアドバイスをする。これを5秒・15秒の法則という。
目標は、3分間で40人を回るスピードが必要である。

実は、教育心理学の本の中に、机間指導において個別指導する場合、一人の子どもに30秒以上かけると、教室の空気がゆるむと書いてあった。授業でのゆるみは、次への授業展開がきびしくなる。決して、子どもを退屈させない程度のスピードがいるのである。
ではなぜ、遅くなるかというと、子どもの反応が多様だからである。
この解釈に時間がかかってしまう。そして、どのようにアドバイスしたらよいかを考えているうちにどんどん時間が過ぎていく。気がつけば、10人程度の指導で3分間は終わってしまう。
したがって、教材研究をして子どもの多様な反応を予測しておくことである。
正答・誤答などの反応の予測があってこそ、スピードがでてくる。
志水メソッドを実行している学校において、若い教師でも確実にスピードが速い教師もいる。その人たちはそれなりに普段から教材研究とスピードを意識して練習したから早いのである。○付け法を始めた当初から速い人というのはいない。自動的に速くなったという人もいない。それなりに速くなる努力をしたからである。だから、○付け法を習得するためには、教材研究という地道な努力と実践での体験でだんだんと速くしていく態度が求められる。幸いなことに、そういう伸びた人たちを私はたくさん見てきたのであ。
せひともこの速さを身に付けてほしい。するとあなたの授業が変わる。

実際の授業での映像は、以下のYou Tube にアップしている。藤江小学校の森倫子先生のスピードを体感してほしい。彼女は、志水塾や公開講座で学んで、教職経験3年目にして身に付けたのである。
見ればわかる。
2分21秒のところから見てほしい。
http://www.youtube.com/user/mugendaihiro#p/u/1/...
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ハッピーな寝顔

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11/3 今日のひとこと
毎日の生活の中では、気分のいいこと、気分の悪いことはある。
でもいちいち、気分の悪いことに波長を合わせるとさらに落ち込む。
気分のいいことは確実にあるから、心の底で、「そうは言っても、うまく行っているんだなあ」と思うことにしている。そんなことを思いつつにやにやしている。

例えば、本日で言えば、「志水メソッドを生かした算数・数学の授業プラン」の在庫が減って85部になった。これはとてもラッキーなことである。「そうかあ、たくさんの人に読んでもらえたんだあ」と思うだけで気持ちがよくなる。感謝の気持ちになる。

これだけで、夜寝るときにはハッピーな気持ちで寝ることになる。
みなさんは、今日はどんな良いことがありましたか。
寝顔もハッピーでいたいものです。
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「心」の変化を質問してみよう

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11/1 今日のひとこと
算数の授業は、数学の「知」を指導する。でも、その「知」は算数的活動の中から生まれる。活動しているときは、必ず思いがあるはずである。「心」の変化があるはずである。
この「心」の変化を質問してみることである。すると、その中から数学の「知」へと向かうヒントが生まれてくる。

10月28日、茨城県水戸市立妻里小学校で示範授業をした。
そのとき、カレンダーの数表の中から横に並んだ3ますを選んで,式と合計を求めさせた。
この後、普通ならばきまりはないかとダイレクトに発問するところであるが、あえて、私は、「この問題をやってみてどう思った?」と問いかけてみた。すると、A男は「電卓でやると速い」と発言した。
会場は笑った。
私は、笑いながらもこの言葉を板書した。
会場の先生方はびっくりした。そんな当たり前のことを板書するなんて。

この後、きまりの発見に授業は進んだ。その際、「みんなは3つのますの合計は計算が難しいと言いました。電卓を使えば速いと言いました。それでは、先生は、電卓を使わなくてもすぐに3ますの合計はわかりますよ」と次々と合計を3倍の法則を使って暗算で求めてみた。
俄然、教室の空気は面白くなってきた。なぜだろうと「はてな」が生まれた。
私は、「電卓でやると速い」と板書したのが生きた展開であった。この場になって、会場の先生方は私の板書の意図が分かった。
桐原校長先生、同行した小林美記代先生もこの技に驚かれた。

そこで発端は何か?
私が、算数的活動の後に、活動の感想を聞いたからである。
だから、まず「心」を質問してみるとよい。
すると、数学の「知」に迫るヒントが子どもから生まれてくる。
認知と情意は同時進行である。

このことに気づいたのが50代になってからである。
お試しあれ。
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○付け法への招待15 子どもにとってのよさ

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○付け法の子どもにとってのよさ

1.○をもらうと嬉しい。だから、やる気がでる。
2.○をもらいたいために頑張る。
3.先生が○つけで回ってくれるから安心である。
4.その安心という意味は、合っているかどうかを評価してくれるから。問題解決の時間が終わってからでは遅い。また、途中、つまずいていても、どこまで合っていて、どこから合っていないかを示唆してくれるから。
5.自分では、本当に合っているのかどうかは判断がつかないことがある。
6.授業中のその場でほめてくれる。
7.○だから、自信をもつことができる。
8.○だから、発表する気持ちになる。手をあげることができる。
9.先生に、一声かけてもらって嬉しい。
10.○になったノートを家に持って帰ることができる。
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○付け法への招待14 玉置崇先生より

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玉置崇先生(海部教育事務所長)からメールが飛び込んできました。
女子大生にも○付けは喜んだということでした。


<縁あって、本日、横浜国大で講義をしてきました。
140名ほどの学生さんですから、とても全員に〇つけ法はできませんでしたが、試みてみました。
ある女子学生から、
「わあ、〇もらえた!うれしいね、やっぱり〇って」
とつぶやきが聞こえました。
幾つになっても、〇はうれしいものなのですね。>

そうなんです。何歳になっても自分を認めてくれることは嬉しいものなのです。
特に何か行動したときに認めてくれると嬉しいのです。
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