最新更新日:2024/12/20
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なぜ活動するのか

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11/22 今日のひとこと
なぜ 算数的活動をするのか。
事象に働きかけるため。
ある事象に対して、数学的なきまりを見つけるために働きかける。
だから、数学的なきまりを見つけないと活動は意味をなさない。
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子どもの愛

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11/21 今日のひとこと
学級の中でおとなしい子がいる。
教師が声をかけないと、だまって自主的に判断して処理してしまう子である。
たとえ、問題ができなくても、教師に言うと迷惑だと思って、隣の子のノートを写して済ませてしまう子である。
物言わぬ子はいわゆる手間がかからない子なので、教師にとってありがたいのであるが、本当にそれでよいのか。
子どもの「愛」に甘えてよいのであろうか。

○つけ法は、悉皆で見る。くまなく見る。
だから、情報の取りこぼしが減る。
どの子どもも教師のあなたの声かけを待っている。
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京都市立松陽小学校研究発表会

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11月20日、京都市立松陽小学校が研究発表会した。

約100名ほどの参加者があった。遠くは、長崎、広島から来ていた。石川、愛知からも来ていた。

とても充実した授業であった。研究内容も10年間の積み重ねを感じるものであった。
吉川校長先生の生徒指導の観点と志水メソッドが「愛」で結ばれた。
木原研究主任の力も大きい。
来週には、研究紀要の抜粋を私のHPにあっぷしたい。
何よりも「愛」で育てる授業に徹していた。
志水メソッドがお役にたっていた。

講演は、「志水メソッドで愛のある授業を創る」である。プレゼンデータは配付文書にアップした。1週間限定で公開する。
実際の講演では、半分しか話せなかった。それでも、充実した1時間であった。
私にとって講演は、授業である。
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限界を破る

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11/20 今日のひとこと
30代の初めの大学院時代、
また、附属小学校時代、いずれも限界への挑戦だったように思う。
特に附属時代は、かなりの仕事量であった。
だから、はじめはマイナス思考であった。それでまた仕事がはかどらない。
ところが、ある時、割り切ることができるようになった。
すると、不思議なことに仕事が速くなった。
これがよかった。

つまり、限界を破ることが人間には可能だと思う。
わくわくしてやれば病気にもならない。
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当たり前

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11/19 今日のひとこと
初めて良い経験をしたときは感動する。
ありがたいと感じる。
それが続くと慣れがでてきて、当たり前という感覚になる。
これが怖い。
一瞬の出来事に、当たり前はない。
ありがたいの連続である。
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「WHY」よりも

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11/18 今日のひとこと
発問では、「なぜ□□なの?」「どうして□□なの?」ときくと、
詰問調になる。だから、なるべく使わない方がよい。

ではどうすれば、よいか。
「どうやって考えたの?」・・・・・how
「□□ってどういうことなの?」・・what
「□□はどこにあるの?」・・・・・where

がよい。
これは、10年ほど前に研究してわかったことである。
授業で使ってみてほしい。
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マイナスでも

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11/17 今日のひとこと
マイナスの状況下でいかにして、明日への明るい光を見いだすことができるか。
そこを常に問われている。
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もくもく

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志水塾である教師は気づいた。
「私の○つけ法はもくもくと○をつけていた」と。

つまり、あまり、声をかけることに重点を置いていなかったと。
声をかけることで、子どもは嬉しい。
声かけで、教師も嬉しいよと言ってほしい。
声をかけることで、支援のポイントを焦点化できる。

「もくもく○つけ法」から、「声だし○つけ法」へと転換してほしい。
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ねばり強い

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愛知県東浦町藤江小学校を訪問指導した。
教職経験が若年者向けの研修である。

今回は加藤梓先生が挑戦した。
1年生にもかかわらず、五時間目の授業にねばり強くついていった。
教師と子どもとの一体感をみるのはとてもほほえましい。

授業後、反省会で、どこがよかったか、どこを改善すればよいか話し合った。
まず、授業のビデオを再生し、分析した。そして、改善すべきところを模擬授業の形で行った。
加藤先生も他の先生も黒板の前で再挑戦である。すると、それぞれの教師の持ち味がでてきた。
教師の目線の移動や動機付けの言葉など、みんなで考え合った。
とても有意義な研修会だった。
学年主任によると、加藤先生は、今回の研究授業のために志水廣の「算数力がつく教え方ガイドブック」を読んだりして勉強したという。教材の準備の面白さもわかってきたという。どんどん伸びてほしい。

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授業は、学級は

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11/16 今日のひとこと
授業では、どの子も本時のねらいを達成することが大事。
学級は、全ての子どもにとって安心感のあるところ、自己重要感のあるところでなければならない。

一部の子どもだけがヒーローではいけない。
理解の早い子どもも、普通の子どもも、理解の遅い子どもも、満足するような空間。それが学級である。

○つけ法も理解の早い子どもだけに○をつけるとしたら、とんでもない誤解である。
他の子どもたちも教師であるあなたの○を待っている。
○を待つということは、○にする手だてをうつということである。

時間をかければ、自力解決できるであろうという仮説は全く空虚である。
5分間も手が止まっている子どもに、一言も声をかけないというのは、罪である。
これを放置罪という。
放置してはいけない。救うことである。
困っている子どもは教師であるあなたの支援を待っている。
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おにぎり

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11/15 今日のひとこと
志水塾の朝、後藤先生がおにぎりを作ってくばってくれた。これが温かい。
みんな元気がでた。

学級の子どもたちと一緒に作った米で炊いたという。
1このおにぎりに詰められた子どもたちの思いがみなんを元気にさせてくれる。
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お仕置き

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復唱法のニュアンスは難しい。

へたをすると、お仕置き復唱法になってしまう。

温かい気持ちで教師も復唱し、子どもにも復唱させてみよう。

できないことの

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11/12 今日のひとこと
一宮の指導主事からうかがった話。

1.「体育科の授業では、できない子どもの気持ちを考えてくださいよ。
 跳び箱でも『できない子どもは飛べないという事実を人前でさらすことになるのですよ』この気持ちを考えてやってくださいよ。だからこそもどの子どもにも『できる』ことを保障すべきなのです。」

2.運動の技は簡単なものから高度なものまであります。「できる」子どもにより高度なことを求める授業は可能です。でも、体育科の授業ではそれを求めません。どの子も「できる」技があればそこをまず求めます。

この話をうかがっていて、『「愛」で育てる算数数学の授業』の精神と全く同じだと感じた。
算数・数学科の授業でも特定の「できる」子どものためになってはいないか。
「できないこと」をみんなの前にさらすことの危険性を感じて授業をしてていないか。
「できない」事実が分かれば、できるように
指導したか、また、できるようになったかどうか、確認と見届けをしたかどうか。
「いいでーす」「わかりました」「伝わりました」と一斉連呼で終わる授業で本当によいのだろうか。考えてみてほしい。
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目立つこと

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11/12 今日のひとこと
世の中では目立ったらいけないと言われている。
それは、変なことをして目立ったらいけないからであって、良いことでは目立つ方がよい。
いてもいなくても良いような存在であっては困るのである。
あなたの特徴を出して、世の中を改善していくことについて目立つような人であってほしい。
だから、教育の役割は、改善・改革していくことができるような人材の育成である。

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愛知県豊橋市立向山小学校 研究発表会

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11月11日(水)、愛知県豊橋市立向山小学校が研究発表会を行った。

公開授業・研究協議会・全体会があった。
テーマは、「自分の考えをもち、伝え合い、活用する子どもの育成」である。
副題は、「確かな言語力に支えられた算数の授業をめざして」である。

算数に真剣に取り組む教師と子どもの算数的活動が見られた。

また、当日いただいた研究紀要の小冊子はとてもわかりやすくまとめられていた。
ありがたい資料である。

向山小学校のHP
http://www.mukaiyama-e.toyohashi.ed.jp/mukaiyam...

下に<「話すこと・聞くこと」6年間の系統>がある。ぜひとも参考にしてほしい。
http://muka-kocho.up.seesaa.net/image/A1D6CFC3A...

一宮市学校教育推進会議

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第二回 愛知県一宮市学校教育推進会議が11月10日、開催された。

2点報告したい。
1.推進プランが提起され、ほぼまとまった。

その中に、「わかる」授業への手だてのなかで、一宮市の現場では、「○つけ法、復唱法、音読計算練習法」などが使われているという文言があった。
現場に浸透している証拠である。14年度当時のプランにはこの文言は見られなかったが近年は少しずつ現れてきた。とても嬉しいことである。

2.一宮市の小中学校のホームページ更新率が全国二位となった。
これはすごい記録である。約40万人の都市での学校では珍しい記録である。
とにかく「べた」な情報を流すことに徹している。
学校への信頼づくりの基盤整備と言えるだろう。

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数学教育論文発表会 静岡大学

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11月14日、15日と静岡大学で数学教育論文発表会があり、論文発表してきた。
題目は、「算数科における語彙指導のあり方」である。

たくさんの方に発表を聞いていただけた。ありがとうございました。

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活用力の育成

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11/10 今日のひとこと
活用力の育成のためには、教師の目利きがいる。
身の回りの生活のなかで、かけ算はありますか。わり算はありますか。
比例はありますか。
などと、考えてみることである。
30円というのは、10円玉が3こである。
10を単位とした考えとみることもできるが、10の3こ分だから、かけ算である。
さて、1円玉にはどんな数学があるでしょう。
よく知られているのは、1円玉は1グラムということ。
次に、直径が2cm。だから、半径は1cm。
さて、ここで質問。1円玉の面積は、何平方センチメートルでしょうか?

ほら、1円玉にも数学がある。
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数学的コミュニケーションとは

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11/8 今日のひとこと
数学的コミュニケーションの定義(2009.11.8 志水)

「算数・数学科の授業において、数理情報について教師と子どもとの「知」と「心」の変容をもたらす交流過程」

子どもだけではなくて、教師も変容することも大切な要素と考える。

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行きつ戻りつ

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11/8 今日のひとこと
人間は、何かを「わかろう」とするとき、一つのことばかり考えていると飽きてしまう。
特に、子どもは飽きが早くくる。
だから、45分間同じ問題を考え続けるのは普通は苦痛である。
途中で何か面白い事実にでも出会わないと飽きてしまう。
まして、また、少しわからなくなると投げだす。

だから、同じ内容でも目先を変えて提示すればよいのである。
すると、気を戻してまた考えることができる。

幸いなことに人間の頭は 全部が完全にわからなくても、先へ進むことを許す。
これがパソコンと大違いなところ。パソコンは、手順を間違えると先へ進まない。
人間は融通がきくのがよいところである。
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