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なぜ、復唱法なのか

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授業は、教師は子どものことばを、子どもは教師のことばと友達のことばをよく聴くことである。これが授業の基礎・基本である。
しかも、丸ごと復唱することである。
言い換えをしない復唱である。
これができてから、次に言い換えしていくのがコミュニケーションの順番である。

では、なぜ、意味付け復唱法をする必要があるのか。
それは、授業という定義にかかわる。
授業は、教師と子どもとが生み出す空間である。
何を生み出すのか、それは「ことば」である。
お互いがわかりあえる「ことば」の空間である。
しかも、教材が訴えてくる文化を授業空間に創出させる「ことば」である。
創出させることは苦しい。でも喜びは大きい。この協働作業によって、文化を再創造できるのである。
[志水廣の公式ホームページ] 関連:意味付け復唱法

順調

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5/23 今日のひとこと
順調にいくと当たり前のように思うが、
順調にいかない経験をすると、
順調にいくことのありがたさがわかる。

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過去の栄光に

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5/21 今日のひと言

昨年のクラスはこうだった。
それにくらべて、今年のクラスは・・・

すべて比較すると、不幸が始まる。
教師も不幸、子どもも不幸。
比較しても始まらない。

今、あなたの目の前の子どもたちをどうするかである。
子どもたちは、あなたを頼りにしている。

過去の栄光にすがりたい気持ちはわかる。
でも、すがってどうなるのか。
過去よりも今このときである。

過去に栄光を築くことができたのだから、今度も大丈夫。

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愛の贈り物

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広島県大竹市立小方小学校の指導の帰り際に、愛の贈り物をいただいた。
それが上のひとことメッセージである。
ありがたいお言葉である。
幸せの言霊を感じている。

このメッセージのなかには、養護教諭、栄養士、そして、参観された鳥取の学校の先生まで含まれている。ここがすごいことですよ。全校をあげて教育に取り組んでいることが見える。

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涙は流せ

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5/19 今日のひとこと
嬉し涙、悲し涙、悔し涙、感激の涙、

涙は心の雨。

全てを流してくれる。

涙の後は、晴れ晴れ。さわやか。

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大竹市立小方小学校訪問

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大竹市立小方小学校に訪問した。
昨日は、志水塾広島大会を運営してくださった。
その小方小学校の先生方が、今度は授業診断を受ける。
このエネルギーはすごいなあ。

私にとって、昨日の志水塾、本日の小方小学校の授業は至福のときであった。
小方小学校の授業は、どれも素晴らしく、工夫されている。
授業での子どもたちのエネルギーのすばらしさに感動・感激した。
昨年、12月の授業よりもさらにパワーアップされていた。
だから、○つけ法や復唱法が「愛」で育てる算数数学の授業につながっていた。

同行された鳥取県の稲葉山小学校の3人の先生も、最後に感動の感想を述べられて帰られた。こんなよい授業をたくさん見ることができるのは、一年のうちにそうあるものではない。
高田校長先生をはじめとしてみなさんが共同でお互いを高めあっていた。

昨日は、受講の教職員のドラマ、本日は小方小学校の教職員の方のドラマ、子どもたちのドラマの中にいた。こんなわくわくの気持ち、しかもおだやかな気持ちでいられることに感謝したい。
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口癖の変化

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5/18 今日のひとこと
「でもね」とか、「そうはいうけれど」とか、「というか」という口癖から、
「そうだよね」、「たしかにね」、「なるほどね」という口癖に変化すると、
人の性格も行動もよりよい方に変化している。
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志水塾広島大会

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5/17 今日のひとこと
今、広島にきています。
明日は、大竹市で授業力アップセミナー志水塾が開かれます。
30人の定員ですが、40名はこえています。受講生は、京都、岡山、山口、福岡、鹿児島からもきているとのこと。
ありがたいことである。
この大竹で志水塾をやるにあたって、この地区とのご縁が七年間も続いていることである。
小方小学校の先生方を中心として、塾がひらかれるわけであるが、応援団は、広島県内、愛知県内、福岡県内からこられる。
きっと、わくわくするからやれるのだろう。
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「やりましょう」から

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5/16 今日のひと言

「やりましょう」と教師から言えば、子どもはやる。
でもやらされている感覚がある。

T「できそうかなあ」
C「はい。」
T「では、やってみましょう。」

と、ひと言付け加えるだけで、子どもの気持ちが前向きになる。
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教師として、親として

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こんなメールをいただいた。

<教師として、○つけ法をすることによって、子供たちは自信をもって話し合いの場に参加できるし、授業が好きになってくれるということは実感していたのですが、
親として、それを実感すると、本当に○つけ法や復唱法の良さを教師としての立場で感じる物以上に感じさせられました。
やっぱり、○つけなんだ。やっぱり子供は○つけで変わるんだと実感したのです。>

我が子が○つけ法を受けて変容したという事例です。

メールをよこしてくれたA先生も、その担任のB先生も授業を参観したことはありますが、どちらも優秀な先生です。

この詳しい報告は下記のファイル。
こんなメールをいただいた。 <教師として、○つけ法をすることによって、子供たちは自信をもって話し合いの場に参加できるし、授業が好きになってくれるということは実感していたのですが、 親として、それを実感すると、本当に○つけ法や復唱法の良さを教師としての立場で感じる物以上に感じさせられました。 やっぱり、○つけなんだ。やっぱり子供は○つけで変わるんだと実感したのです。> 我が子が○つけ法を受けて変容したという事例です。 メールをよこしてくれたA先生も、その担任のB先生も授業を参観したことはありますが、どちらも優秀な先生です。 この詳しい報告は下記のファイル。 <swa:ContentLink type="doc" item="18690">http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003/doc/18690/311582.rtf
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愛知教育大学公開講座の募集開始のお知らせ

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5/14日現在の申し込み数は、60名です。開講決定。
今年の公開講座は、易しい内容でお話します。でもためになる話を用意しますよ。
わくわく楽しい、公開講座。これがモットーです。


平成21年度 愛知教育大学公開講座
『算数科の学力アップに向けて』

6月20日(土)、21日(日)の二日間で行います。
案内は下記の文書です。
5/14日現在の申し込み数は、60名です。開講決定。 今年の公開講座は、易しい内容でお話します。でもためになる話を用意しますよ。 わくわく楽しい、公開講座。これがモットーです。 平成21年度 愛知教育大学公開講座 『算数科の学力アップに向けて』 6月20日(土)、21日(日)の二日間で行います。 案内は下記の文書です。 <swa:ContentLink type="doc" item="16221">http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003/doc/16221/259772.doc

募集申し込みは、5月8日(金)から開始しています。

5/14日現在の申し込み数は、60名です。


平成15年から20年にわたって過去6年間,志水廣の算数授業理論と実践について講演を行ってきました。おかげさまで毎年全国から100名を超える方が参加されます。今回もその続きにあたり新しい内容を取り入れて話します。
若手教師にも分かるように,算数の授業づくりの基礎・基本を拙著『算数力がつく教え方ガイドブック』から取り上げて解説します。示範授業でのビデオ解説,○つけ法・意味付け復唱法,適用場面定着法などの志水メソッドにもとづく教材研究の仕方など理論と実技などを取り入れて行います。
特別講師として、
特別支援について大羽沢子先生(福岡県吉木小学校),
志水メソッドについて高松佐智子先生(広島県桜丘小学校),
温かい授業を創る落合康子先生(豊田市立畝部小学校),
問題解決型授業について鈴木公司先生(名古屋女子大学)
を招いて実践的な指導のあり方を学びます。

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増刷 御礼 板書の本

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『授業力アップ!算数科:授業と板書のアイデア12か月』(4〜6年編)が第5刷となりました。
ありがとうございました。この本の売れ行きのペースはかなりはやい!!
良い本は口コミで売れるのだろう。
http://www.meijitosho.co.jp/shoseki/shosai.html...
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板書の美しさ

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5/15 今日のひとこと
京都府相楽郡和束小学校の本間先生の授業は、板書が美しい。
これが1年生の授業なのかとおもうほど、教師の伝えたいことと子どもの発言とがうまくからみあっている。
本間先生によれば、事前の板書の予想図と実際の板書の予想図がほとんど誤差はなかったという。
あの子どもならこんなことを言うなと予想したら、それがうまくあたったという。
だから、授業前はわくわくしていたという。
1年生の集中ぶりにおどろいた。一斉授業のなかに一人一人にかかわる場面が見られた。
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ものすごいエネルギー

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5/14 今日のひとこと
和束小学校を訪問した。
どの先生も頑張って取り組んでおられた。

特別授業は、2年担任の濱先生だった。
この圧倒的なパワーとしかも臨機応変さに、魅せられた。
今の2年生の様子を昨年の7月と今年の1月に参観しているので、
変容ぶりにびっくりさせられけた。

授業が連続しているのである。
冒頭の子どもの情報をつかって次の瞬間に打ち出す手だてが異なる。
しかも、単なる授業ではなくて、言語力育成という課題に対しての手だてもよくわかった。
最後まで全ての子どもを「できる」ようにさせている。
地熱発電のごとく心の底からエネルギーが湧いてくる。
あれは、担任しかできないわざである。

授業の最後にどんな子どもの姿になってほしいかという像が明確だからできることである。
子どもたちの素直な学ぶ顔と教師の七変化の顔のコントラストがとても印象的だった。
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本当にわかっているかどうか

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5/14 今日のひとこと
われわれは物事について、言葉で説明する。

では、このことが本当に分かったかどうかはどうやって確認すればよいのだろうか。
定義に当たる言葉を言えばよいのであろうか。

確かに、言葉で言える必要がある。
でも、言葉だけでよいのだろうか。
算数の少し異なった問題を出すとできないことがある。
それは、本当にわかっていないからである。

本当に「わかる」ということは、なんらかの活動で示すことである。
「3の4つ分」という言葉をわかったかどうかは、
具体事例として、3こ、3こ、3こ、3こと絵で示すことができること。
また、3+3+3+3と式で示すことが゜できることなどがある。

あの手、この手でわかっているかどうかの確認の活動を考えておくことが、教材研究である。
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『算数力がつく教え方ガイドブック』p70-71を読んでほしい。



若い世代へ

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5/14 今日のひとこと
12日は、名古屋で100人、13日は豊橋で40人を相手に夕方というか夜、講演をしてきた。どちらも若い教師が大半である。
主に話したのは、「教科書で『わかる』授業をつくるこつ」である。特に教材研究の仕方を中心に話した。
○つけ法も復唱法も話さない。ひたすら教材をどのように見るのか。
このことが見えてくると、授業に幅がでてくるからである。

本日も長方形の教材研究の話をしていて、なかなか面白い発見があった。
昨日と今日は素材は同じなんだけれど、でも話の詳細が異なる。
た゜から、楽しい。
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明治図書オンライン

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明治図書オンライン メールマガジン 2009年5月前期号

に、算数の疑問に答えました。

Q2
 教科書をうまく使いこなす方法とは?

Aについては、志水 廣のメール通信で紹介します。


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講演会で良いことを聞いたら

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5/13 今日のひとこと
良いことを聞いたら、あなたはどうするか?

回答 1.すぐに実践してみる。

   2.機会を待って実践してみる。

   3.周りの人がやるかどうかを様子をみる。

   4.講演会場をでてとき、「良い話だったなあ」といいながら、帰宅し。その後何もしない。

   5.講演会場をでるとき、「理屈はそうなんだけれどね・・・」で終わる。

   6.良い話だったから周りの人に伝えようと思う。

   7.良い話だれども、この話は自分がせっかく行って聞いた話だから、自分の頭にしまっておこう。

   8.この話は良い話なんだけれど、あの人に伝えても聞いてもらうないから、やはり黙っておこう。
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多くを望むと

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5/13 今日のひとこと
先日、ある先生と話していた。
志水先生からのアドバイスでうまく行きました。

校内の教職員の集団を動かすには、やる気のある人たちを動かすことである。
一度におおくの人を動かそうとするから無理が生じる。

こんなアドバイスをした。
一人の人が動けば、二人目は動く。
二人目が動くと、何人の人が動くか?
三人?
違う。
実は、四人である。
倍倍で波が起きるのである。
この原理を使ってほしい。

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飽きている状態の原因

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5/13 今日のひとこと
授業をしているとき、子どもが飽きていることがある。
どんなときに飽きるのだろうか。

問題の解き方がわからないとき、飽きてくる。
教師や友達の話がわからないとき飽きてくる。

反対にわかっていても飽きてくることがある。
いつまでもくどくどと同じ説明を教師がするとき。

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