最新更新日:2024/12/20 | |
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鳥取市稲葉山小学校訪問授業診断と講演をしてきた。 少しずつ授業改善に努力していることがわかった。 午後を協議会にしてくださり、たっぷり話すことができた。ありがたかった。 特別授業の山本先生の学級はよくきたえられていた。 [志水廣の公式ホームページ] 小林美記代先生の授業京都久御山町佐山小学校の西祐子先生も同行した。 語彙力を伸ばす研究の実践例としての提案授業である。 いつもながら小林美記代先生の授業は、圧倒的な情報量である。それで時間の最後にはできるようになる。 ずうっと教師が話している。しかし、教師一人が話しているのではない、生徒一人一人に指名しながら話している。また、生徒がわかりにくいなあ思ったらそこを詳しくやる。ねむそうな生徒もはげましながら最後には答えさせる。そして、できていた。スローラーナーにはこの時間の内容でできる問題を答えさせる。 話しているだけではない、写真にあるようにこまめに机間指導するし、フラッシュカードも使う。確認をたえずおこたらない。 実に忙しい授業である。教師も忙しいし、生徒も忙しい。 この授業を教え込みだというのだとしたら間違いである。 教師と生徒の頭がつながって動いている。 この授業を参観された国語の教師は、志水先生は小林美記代先生のような授業も認めるのですかと感想を述べたという。当然のことである。教えるべきこと、考えさせるべきことがきちんと明確になっている授業は、数学の授業にはあるし、しかも鍛えなければ生徒は問題はできるようにならない。 プリントをたくさん食べさせるような授業よりも、はるかによい。 プリントをたくさん食べさせるのは、山羊さんの授業である。それは、教師が楽をしているにすぎない。もっと汗をかけといいたい。 国語の教師の感想には、問題解決型の授業に対する誤解がある。問題解決型の授業とは、じっくり時間をかけて問題を解決し、多様な考え方を発表すると思われている。それも1つの問題解決型である。 しかし、小林先生の授業も問題解決型になっている。というのは、数学では、新しい概念は教師から教える必要がある。それは、数学いう言語だからである。そして、使いこなすときには、問題を解決していくことである。 小林先生のようにもっともっと教えて、考えさせて、活動させるような授業がよい。 後で聞けば3時間分の内容を1時間に入れたという。 恐れ入りました。 西先生の感想を紹介すると、中学校の数学の授業も小学校の算数の授業と同じなんだという感想である。「わかる」「できる」「身に付く」を意識している人は、必然的に同じ授業になるのである。1問解かせて全ての問題が解けるようになるというのは幻想である。 やはり、「きたえる」ことも必要である。 [志水廣の公式ホームページ] 言語力育成の段階子どもたち個人として 非言語の世界 1.まず、感じる(声に出さなくても) 2.次に、表情に出す(声煮出さなくても) 言語の世界 3.自分が感じたことを声に出す。 4.自分が思ったことを声に出す。 5.声に出したことをメモする。 6.聞いたことをそのまま表現してみる。(リハーサル)丸ごと復唱 7.聞いたことを自分の言葉に置き換えて表現する。 8.聞いたことで大事なキーワードを抜き出すことができる。 9.聞いたことを自分の考えと関係づけて表現する。 6から9までそれぞれにメモすることができる。 いずれにしても、教師からの指導が必要である。また、一度声に出せば、言語を使えるというな幻想はやめたい。話し合えば、言語は使えるというのも幻想である。それはきっかけにすぎない。 意味を考えながら、何度もまたいろいろな場面で、繰り返し声に出して表現していくことで、強化されていく。 集団についてはみなさん考えてほしい。 [志水廣の公式ホームページ] 愛知教育大学 公開講座まだの人は至急、電話で申し込んでください。 6/2 愛知教育大学公開講座 志水の担当の講座は、 申込数は、現在 118名です。 定員は120名です。 定員はほぼうまりましたが、まだ申し込みが続いております。 事務にお願いして、6月5日(金)まで受け付けてもらうことにしました。 ありがとうございました。 [志水廣の公式ホームページ] 自力解決の難しさところが、自力解決させないで問題の解き方を教師からのま一方的な解説で終始する授業が圧倒的に多い。 それは、なぜなのか。この点の解明が無ければ、その人達を批判しても訂正してくれない。 その原因の1つは、一方的な解説型の方が効率的であるからである。 教師にとっても「楽」であり、子どもにとっても「楽」だからである。 この続きは、メール通信で紹介しよう。 [志水廣の公式ホームページ] なぜ、左端に○をつけているのか? 液量図を選択したことに対して○をつけている。これを部分丸とか、部分肯定の丸という。 学ぶ気持ちある校長先生は、 ぼくだけだってがこの学校に転勤してきたのだから、 ぼくは志水先生のことを勉強しないといけない。 といってぼくの新しい本を読んでおられた。 しかも、少しの話の中に、私の本で使った言葉が登場する。 この学校の教員は、そんな校長先生がいることに感謝であり、なおかつきびしさを自覚せずにはおられないだろう。 [志水廣の公式ホームページ] 外尾先生の提案授業午後の外尾先生の授業もお見事である。彼の授業は、門司中央小学校で何度も見ているが、その腕は理解しているつもりであったが、今回の授業で再認識した。彼の授業は一見するに値する。 もちろん、5年生の授業の基盤もよかったのだが。 見ていてとても面白かった。志水理論も取り入れての授業提案で、私も満足だった。 [志水廣の公式ホームページ] 福岡県田川郡大任町大任小学校訪問6月4日(木) 大任小学校で授業研究会があった。 午前中は、授業診断。 午後は、町全体の講演であり、外部講師による提案授業と志水の講演である。 提案授業の授業者は、北九州市立文字中央小学校の外尾賢吾先生である。 午前中の授業診断では、半年ぶりに見る授業は、みなさんとても上手であった。一体感のある工夫された授業をしていた。発想も豊かであった。 [志水廣の公式ホームページ] 最後の姿一時間の授業の最後にどんなこどもにしたいのか。 この姿をもつことだ。 最後が決まれば、事前に何をしたいのかが決まる。 導入は大事だよ。 でも 最後にたどり着かないほうが、 結局なんなんだということになる。 [志水廣の公式ホームページ] 佐山小学校で示範授業青森でした教材「第4学年 大きな数のしくみ」である。 少し修正して行った。 佐山小学校での授業もとても面白かった。 子どもの発想を引き出し、切り返し、意味を深めていく。 本当に楽しかった。 [志水廣の公式ホームページ] 数学を学ぶ喜び数学を学ぶ喜び 数学では、事実(定義や定理)、方法、理由が学ぶ過程にある。 定義を使う喜び。 定理(性質、きまり)を発見する喜び。 方法を考える喜び。 方法を使う喜び。 理由を考える喜び。 こんな喜びが授業にあると、わくわくする。 あなたの授業では、子どもは喜んでいますか。 [志水廣の公式ホームページ] 京都 佐山小学校の研究会[志水廣の公式ホームページ] 問い返し子どもが発言しても、教師は満足してはならない。 必ずもう一度問い返すことが必要である。 [志水廣の公式ホームページ] やりきる中心授業は、西山先生。 1年生に45分間、やりきる授業。 すごいなあ。 初志貫徹。 [志水廣の公式ホームページ] 明るく・楽しく・いきいきと明るく・楽しく・いきいきと 授業をしよう。 明るくない話題がある。 楽しくないことも起きる。 それに焦点を当てるとくらくなる。 そんなことに惑わされず。 生きよう。 [志水廣の公式ホームページ] 本当に上手になりたいの?学校訪問をしていろいろな授業を参観している。 おおくの学校は昨年度からの引き続きのおなじみさんである。 私が期待するのは、昨年度より上手になっているかどうかである。 昨年度と同じならば進歩はゼロ。 ア 昨年度と同じ失敗をする人。 イ 普通で、 昨年並みの人。 ウ うまいんだけれど、昨年並みの人。 エ かなり努力してた伸びた人。 いろいろなんだなあ。 アやイの人は、「本当に授業がうまくなりたいのか」と思ってしまう。 本当にうまくなりたいのならば、志水の本とはいわず算数教育の本は読んで、また、私の進める学校、研究会に参加して行動を起こす。 事情があって研究会に参加できないならば、本だけでもむしゃぶり読んで追いつこうとする。 行動が起きれば、質問もでてくるし、疑問もでてくるし、悩みもでてくる。 そんな人に私は応えたいと思う。 もちろん、一期一会でどんな人にも公平にアドバイスする。でも、行動を起こしている人の方が吸収は早い。これは事実である。 [志水廣の公式ホームページ] 集中力今このメールをかくのに、零時を回っている。 30日と31日は、集中力がでた。 かなりの仕事をやった。 よくがんばった。ひろし君。 自分をほめますよ。 それでも残っているが、またやればよい。 では、研究室をでるよ。ありがとうございました。 [志水廣の公式ホームページ] 理屈と実践理屈がさきか、 実践がさきか。 実践かさきだ。 成功実践があってこそ、 理屈が生まれる。 [志水廣の公式ホームページ] 「こつ」と「わけ」問題解決で、 できたらできたこつ、わけがある。 できなかったら、できなかったわけがある。 この2つのわけを子どもに聞くと教えてくれる。 このわけを聞くことが楽しい。 [志水廣の公式ホームページ] 阿智第二小学校を訪問。第2報C先生は、若い教師ではあるが学級がかなり引き締まっていた。 一体感のある授業で子どもとの人間関係のよさがわかった。 ○つけ法も角度の確認に、三角形を用意していたのはとても効率的であった。、 M先生は、算数的活動と板書の工夫があった。1月にも同じような場面を見たが、 この時間の継続性が子どもの頭に記憶として残っていた。印象的な授業であったということだ。 最後に、S先生、3年間もちあがりのクラスである。 4年生のとき私は介入授業をした。4年生の時点でかなりの授業力であった。 5年生の時、次のレベルを示唆した。というか、激励した。子どもたちだけで話し合える力をもっているから、教師は控えてほしいと。それが今年の1月。たった4ケ月で、私が要求するレベルをクリアした。普通は、こんな高度なことは要求しない。でもS先生なら応えてくれるだろうと思っていた。 子どもの言葉で作る授業、教師とともに作る授業、これを実現していた。 それは、意味付け復唱法で言えば、whatで問うことのこだわりである。思わず、子どもたちをほめた。 [志水廣の公式ホームページ]む |
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