最新更新日:2013/03/25
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ありがとう五反野小学校!さようなら五反野小学校!

教える内容についての契約書!?

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 新年あけましておめでとうございます。
 今年も目の教室の教育活動にご理解・ご協力をお願いいたします。
 少々早いですが、新しい年度に向けて、教育の計画を立てる時期になりました。
 特別支援教育を行う学校では、「個別指導計画」を作成します。
 もちろん目の教室でも一人一人の子どもについて個別指導計画を作成します。
 誤解を恐れずに簡単に言うと、決められた期間内に、この内容は責任を持って教えますという契約書のようなものです。
 そのような大事な計画なので、個別指導計画を作成するときには、弱視教室の教員、担任、保護者を交えて話し合いを行います。そこで、それぞれで取り組まなければならないことについて共通理解を図ります。
 教える内容について、学校の先生におまかせというのは、もう昔の話で、今は、どんな内容を、どこで(学校、家庭、他)、だれが(先生、家の方)、責任をもって教えていくかを、子どもを取り巻く人たちで一緒に考えていく時代になりました。
 ちょっとかたくて難しい話になってしまいましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました。今年もどうぞよろしくお願いいたします。

雑誌連載「地域運営学校の志気」紹介

 今年度の4月から「学校マネジメント」(明治図書)という教育雑誌で、毎月、五反野小学校の取組みを紹介できる機会にめぐまれています。以下のものは、5月号の内容です。(校長 三原 徹)


『朝の課外の取組みで基礎基本のパワーアップ!』


 地域運営学校である五反野小学校で、理事会が1番に望む教育成果は、子どもたちに基礎基本である「読み書き計算」の指導を徹底し、学習内容をしっかり身につけさせるということだ。


 朝登校し、校庭で元気に遊んでいた子どもたちが教室に入り、まずは読書で心を落ち着ける。そして8時40分、緊張のまなざしで子どもたちが身構え、校内が静まり返る。瞬間、学校中に流れるファンファーレ。子どもたちの手がいっせいに動き出す。全校一斉で行う、基礎学力定着のための「パワーアップタイム」が始まった。


 教室の前面にあるTV画面のタイム表示が秒数を刻んでいる。子どもたちは、配られたプリントの解答欄に、一斉に答えを記入していく。全問出来た子は画面を確認し、自分の回答に要した時間を記録する。どの子の眼も真剣だ。私語一つなく問題に取り組んでいる。鉛筆を滑らせる音だけが教室に響く…。


 パワーアップタイムは、学校理事会の意向を取り入れて始めた学校独自の取組みだ。すべてのクラスに担任と副担任が全校体制で張り付き、朝一番に正課の時間外の時間を使って、学校オリジナルの算数と国語のプリントに取り組んでいる。


 算数のオリジナル教材は全学年共通で利用する百マス、百題計算と、早く終わった子どもたちのために、学年ごとの内容の計算練習問題が用意されている。国語の漢字は、学年で習う漢字が夏休み前までに前倒しで学習できるよう、プリントをつくった。月曜と木曜日は音読(10分間)。火、水、金曜日は百マス計算や漢字練習(計15分)に取り組む。


 基礎基本の定着については、学校理事と教師とで全国の優れた実践校を視察訪問したり、優れた実践者を招いて勉強会を持つなど、協働して効果を高めるための研究を重ねてきた。


 9月以降は、辞書を引いて熟語の理解を増やすなどの学習も取り入れている。週に1度は進級テストがあり、子どもたちは自分の学習の定着度合いが確認できる仕組みだ。


 加えて昨年秋からクラスごとで進めてきた音読も、12月からは全校の児童の前で、保護者や地域の方も自由参観で見守る中で、学年ごとの発表を始めた。木曜日の児童朝会の後、お得意のタイトルの音読を披露する。どの学年の声がそろっているか、元気がいいか、活舌はどうかなど、他の学年と比較したコンテストのようなものだ。

 1年生が元気いい。昨年から学校選択制が導入され、学区外からも子どもが入学し、他の学年に比べ4割も人数が多いのだ。他の学年の担任教師も子どもたちも、負けてなるかと挑戦意欲に燃えている。校長室の窓越しに音読のハーモニーが、今日も心地よく響いている。

12月22日〈木〉 今日の給食

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 今日の給食は、牛乳、ほうとううどん、鶏肉の唐揚げ、おひたし、ナタデココフルーツです。

 今日のメニューは、チョッピリクリスマスを意識して唐揚げを出しました。また、今日は冬至なので、かぼちゃの入ったほうとううどんにしてみました。

 今日みたいな献立の日は最初に、唐揚げを食べてしまいます。そして、ゆっくり、うどんを食べ始めます。こんな日は、野菜は最後になってしまうことが多いのです。

 当分の間こどもたちの顔が見れないので、全部のクラスにおじゃまさせて頂きました。こどもたちから「からあげ、おいしいね」「からあげ、だいすき」「このからあげ、すこし、かたいかも?」(みんな、唐揚げのことばかりでほうとうの事は誰も何も言ってくれません、おいしかったのに、ガッカリ!)

 なので、「今日が冬至で、南瓜を食べる日なんです」と説明をし、「ガンバってうどんを食べてください」とお願い? をしてしまいました。

 ひとまず、今日で給食は終わり、年があけて1月9日まで休憩です。1月10日、「おいしい顔」にまた会えるのを楽しみに!

                     栄養士 小田孝子

守られて育つ教師たち


[新校長日記]


多忙な副校長、学校の柱
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 五反野小の校長になって1年半。教職員、子ども、保護者や地域の反応を直接つかみ、実態を知る機会は多くない。そんな私にとって一番頼りになる存在が、野田紀道(とし・みち)副校長(49)だ。初任は新宿四谷第一小、そのあと足立千寿第四小、荒川第四峡田(はけ・た)小と担任を務め、荒川ひぐらし小で教頭になり、今年4月、11年ぶりに足立の五反野小に副校長として帰ってきた。教師になって27年目、現場一筋に歩いてきた。学校のことなら隅から隅までわかっている。


 父も母も、叔父も伯母も教師だった。小学校に上がる前、祖母が風邪でもひいていたのか、母に連れられて学校へ行き、母親が立つ教壇わきの小さなイスに授業中、座らされていたことがある。休日には子どもたちが家までよく遊びに来ていた。大学生になった教え子たちが連れて行ってくれた海で、泳ぎを覚えた。幼いころから自分の仕事は教師だと決めていた。


 教師冥利(みょう・り)は、担任した児童を送り出すこと。いまでも一人一人の子どもの顔がくっきりと思い浮かぶ。


 いま、管理職になりたがらない教師が多いという。野田副校長はなぜ、管理職をめざしたのか。思い当たることは、教師になりたてのころ、自分を温かく見守り、かばってくれた管理職がいたことだという。教師が楽しくて仕方なかった。あのころは土曜日も学校があり、授業時間に余裕があった。指導すべき教科の内容をすべて教え、学期末の最後の1日にお楽しみ会を企画し、フルーツバスケットやイス取りゲーム、子どもたちと一緒に大騒ぎをした。


 「勉強をしないのか」。保護者からの苦情を教頭が電話を受け、お楽しみ会を開いた意図を自分にかわって説明してくれた。教師を認め、もり立てようとする管理職がいた。


 副校長の一日は多忙を極める。五反野小で一番忙しい。朝7時ごろ出勤する。校内の巡視から始まる。学校開放をしている本校では運動場、体育館が毎夜、使われる。異常はないか目を配り、くまなく回る。


 職員室の自席に戻るとメールのチェック。視察依頼や地域立学校に関する問い合わせ、資料請求など格段に連絡が多い。緊急のもの、返事を要するものを選択し、手早く整理する。校長の机に警備日誌や保健日誌、看護記録とともに、前日の学校状況を記録した学校日誌を提出しておくのも朝一番の仕事だ。


 そのころになると教師たちも出てくる。授業の準備に追われる担任に代わり、保護者からの欠席の電話連絡を受けてメモし、担任に伝える。


 続いて教室巡視の時間だ。子どもたちは落ち着いて授業を受けているか。授業の進め方はどうか、丹念にみる。落ち着いて授業が受けられず、担任を困らせている子には声をかけ、意識を授業に向かわせるなど、さりげなく担任をサポートする。


 地域の支援者やPTAとの連絡や打ち合わせ、急な来客への対応……、実にテキパキと仕事をこなしていく。担当が不分明の仕事はすべて副校長の担当になるのだ。校長の相談にものる。校長の女房役でもある。


 現場で子どもと一緒に学んでいたところから、見守る立場に変わった。「教師は子どもの担任、副校長は教師の担任」。教師を温かく見守り、もり立てていくのが仕事だと思っている。


 毎日、充実しているという。この相棒と力を合わせ、五反野小を日本一にしていきたい。

                  足立区立五反野小校長  三原 徹

    (2005年12月10日 朝日新聞第2東京面に掲載されました) 

12月21日〈水〉 今日の給食

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 今日の給食は、牛乳、ビビンバ、中華スープ、サイダーゼリーです。

 今回も、ビビンバおいしくできちゃいました(すみません、本当なんです)。
 子どもたちも、とってもいい顔の「おいしい顔」で食べていました。
 この間まで風邪でお休みがとても多くて、教室にいる子どもたちもなんだか元気がなくなっているように見えました。そのクラスが今日はお休みもすくなくて、元の元気印に戻っていました(子どもは元気が一番です)。

 中華スープもとってもおいしく出来ました。(味と匂いが、お伝えできなく残念です)
 サイダーぜりーは、寒天を溶かし、煮立てて、砂糖を少しいれ、もう一度、煮立てて、火を止めます。
 そして、サイダーを一気に注ぎます。

 カップにはパイナップルの缶詰が2〜3粒くらい、入っています。
 そこに、先ほどのサイダーの入った寒天液を注ぎ固まったら出来上がりです。
 結構、サイダーのシュワー!が味わえます。
 子どもたちは、ゼリーはいつでも大好き。きょうも、大事に、大事に少しづつ食べていました。  

                          栄養士 小田孝子



12月20日(火) 今日の給食

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 今日の給食は、コーヒーオレ、セサミトースト、ホワイトシチュー、フルーツドレッシングサラダです。

 今日は、コーヒーオレという飲み物を出しました。
 この飲み物は、栄養士と牛乳屋さんとの共同開発で作られました。
 売っているコーヒー牛乳より甘さ控えめ、牛乳が多く使われている飲み物です。

 1・2年生の教室におじゃまして、コーヒーオレの飲みっぷりを見に行きました。
「今日の、コーヒーオレのお味はいかが」
「おいしいよ」「ぜんぶ、のんじゃった」
 の声の中に
「カフェオレ、のめないの」「コーヒー、のめないの」
 と、言っている子どもがいました。
(あっ! コーヒーだめなんだ、ごめんね。まだまだ修行がたりません。次に、違う飲み物を出すときは、もっと考えましょう!) 


                         栄養士 小田孝子


下校児童の安全対策は                                                    (写真:18日午後、通学路点検のため体育館に集まってくれた保護者と児童に「我が子を守る5か条」を話す)

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[新校長日記]


家庭での取り組み重視を

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 下校途中の小学生が犠牲になる痛ましい事件が続いた。「地域では何をすればいい?」。いち早く、開かれた学校づくり評議会の石川博義会長が声をかけてくださった。区教委からも対策実施の指示が出た。保護者や地域の協力がいまこそ必要なときだ。石川会長に町会長とPTA会長とを交えて協議し、第1弾として対策をたてた。


 学校はまず「イカのおすし」を指導する。(1)ついて「いか」ない(2)車に「の」らない(3)「お」おごえを出す(4)「す」ぐに逃げる(5)周りの人に「し」らせる、の5項目だ。さらに「一人にならない」「大勢いる道を帰る」「寄り道をしない」「独りで遊ばず人目につかないところを避ける」「必ず行き先を告げて外出する」の五つと、給油所は110番の店で、コンビニの人も助けてくれることを頭に入れるよう指導する。防犯ブザーの再点検▽複数学年での集団下校▽自分で身を守るための行動、不審者の見分け方を示す危機回避マニュアルの作成と低学年の家庭への配布▽不審者情報のサイト公開、保護者へメールでの情報発信も決めた。


 保護者へは、(1)各児童の通学路の安全確認を促し、18日夕、保護者と児童が通学路を歩いて危険な場所、一人になる区間と距離を確認し、安全マップを作る(2)自転車へ「パトロール中」のワッペンを取り付け、買い物など外出時に目を光らせる。


 地域で検討中の対策は、(1)自主的な防犯パトロールの時間帯を低学年の子の集団下校時刻に合わせる(2)下校時の通学路を大勢の人の目で見守る。


 所轄の綾瀬署にも(1)セーフティー教室の開催(2)通学路パトロールの際、巡視を知らせる案内も流す、の2点をお願いした。


 しかし、安全対策の要は何といっても家庭だ。18日、通学路点検で学校に集まる保護者に話すため「子どもを守る5カ条」を作った。第1に防犯ブザーの再点検。手の届く場所についているか再確認し、遊びに出るときにもつけて行けるよう容易に取り外せる形にする。鳴った後の止め方、電池交換の仕方を練習しておく。


 次に、「イカのおすし」を繰り返し教える。3番目は、子どもの危機察知・危機管理能力を養うことだ。不審者は見た目ではわからない。「○○の場所を教えて」「車に乗って一緒に遊びにいこう」などと話しかけてくる。手をつかむ、体に触るといった言動で初めてわかることを教える。「誰もいないところで、見知らぬ人から道を聞かれたら?」「知らない人に捕まったら?」。ケースを想定し、自分ならどうするか考えさせる。


 四つ目は、地域住民にあいさつする習慣をつける。顔見知りになっておけば、地域が見守ってくれる。保護者も買い物に連れて行き、うちの子であることを店の人に見知っておいてもらう。五つ目は、帰宅後の遊び場を保護者も一緒に歩き、危険な場所、コンビニ、給油所、子ども110番の家など緊急避難場所を自分で見つけさせる。


 世田谷区の子ども家庭支援課が、5歳児と、その保護者のためにそれぞれ危機回避マニュアル「初めてのいってきます!」を作成し、配布していることを朝日新聞の記事で知り、早速、取り寄せた。活用できることが多くあるはずだ。


 このことに限って言えば、独自の施策で他と差別化する必要などない。あちこちの事例や提言をどんどん収集し、いい施策は迷わずまねするべきだ。


                 足立区立五反野小校長  三原 徹

    (2005年12月17日 朝日新聞第2東京面に掲載されました)

弱視学級交流会

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 今日は、弱視学級交流会。
 普段は、個別指導が中心のため、同じ教室に通っているといっても、なかなかゆっくりと顔をあわせることができません。交流会で、自分と同じ困難を抱えている友達がほかにもいることを知り、学校生活の励みにしてほしいと考えています。
 今日は、たこ焼き作りに挑戦。
弱視教室に通う子どもたちが苦労することの一つに、「目盛りの読み取り」があります。粉と水の分量をきちんとしないと、たこ焼きのもとがつくれません。今日は「見えにくいからあきらめよう」というわけにはいきません。きちんと目盛りを読まないとたこ焼きが食べられなくなります。
 もう一つたこ焼き作りを交流会の活動に選んだ理由があります。いくつものたこ焼きをひっくり返すことで、目と手を使う練習になるのです。だからお好み焼きではだめなのです(一回ひっくり返して終わりですから)。同じ理由で、ホットケーキより大判焼き、ステーキより焼肉がよいのです。(笑)
 さらに、たこ焼きをほかの人に食べてもらい、「よくできたね」「おいしかったよ」と言葉をかけられることで自信を持ってほしいなと思います。
 午後から、子どもたちと保護者が家庭科室に集まって行います。さて、うまくいきますでしょうか?

たこ焼き大成功!

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「熱い、熱い」
と言いながら、上手にひっくり返し、たこ焼きの形をよく整えて焼くことができました。
 
 うまくいってよかったですね。

12月19日(月) 今日の給食

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 今日の給食は、牛乳、吹き寄せご飯、魚の照り焼き、ごまあえ、味噌汁、みかんです。

 教室へお邪魔すると、第一声
「きょうの、ごはんにはいっている、この、きいろいのは、なあに!?」
 と、箸でつまんで見せて、聞かれました。
「それは、銀杏です」

「そうだよね、ぎんなんだよね、すきなんだ」
「ぎんなん、きらい。」

「えっ、はいってないよ」
「それは、ごめんなさいネ」

「ぎんなんは、高いからだよね?」
「あたり!」(と答えておきました)

 この頃は、今日のような献立にもなれてきたようです。
 魚もガンバって食べてくれています。低学年(1・2・3年生)の子どもたちも残さず食べてくれています。

 給食も今日を入れて4回で終わります。
 子どもたちの「おいしい顔」もあと、4回です!!  
 

                         栄養士 小田孝子




手裏剣リース!

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 12月、目の教室では手裏剣リースを作りました。写真は、まだ未完成のもの。これにもう少し飾りをつけていけばできあがりです。

 目の教室に通っている子どもたちに、目と手を上手に使えるようになってほしいというねらいからこの題材を選びました。手裏剣を何個もつくらなければならないので、一度覚えた折り方を何回も繰り返し練習することができます。

 また、このリースを誰かにプレゼントすることで、感謝される気持ちも味わってほしいです。

 さらに、「このリースどうやって作ったの」「まずね・・・」と、プレゼントを渡した相手とかかわりをもてればいいなと思っています。
 

おもちゃ大会をひらこう 2年生

 1年生を招いておもちゃ大会を開きました。始めの会や終わりの会も自分たちの手で行いました。

 この日のために、『きつつき』『おもちゃ大会をひらこう』の学習で、実際におもちゃを作ったり、おもちゃの作り方を順序よく話す練習を何度もしたりしました。

 おもちゃの種類は、ぶんぶんごま・シュート棒・ぴょんぴょんガエル・わりばし鉄砲。作り方を書いた紙を見せながら説明をしたり、遊び方を実演したりしました。

 ぶんぶんごまの糸通しができずに困っている1年生がいると、「ここはね・・・。」と手取足取り教えてあげてお兄さんお姉さんぶりを発揮していました。

 大会終了後、「おもちゃができて1年生がよろこんでいるのをみたらほっとした。」と話す子もいました。

 なかよく遊び、1・2年生の交流がはかれました。
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おもちゃ大会であそぼう 1年生

 2年生のおもちゃ大会に招かれました。2年生から、ぶんぶんごま・シュート棒・ぴょんぴょんガエル・わりばし鉄砲の作り方と遊び方を教えてもらいました。

 説明を聞いても分からなかったり、むずかしくて自分でできないところは、2年生が助けてくれました。完成すると、2年生と一緒に遊びました。

 おもちゃ大会終了後、「今度はぼくたちもお店をやってみたい!」と話す子もいました。

 なかよく遊び1・2年生の交流がはかれました。
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チャレンジ点図カレンダーのご案内

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 杉並区にある視覚障害者総合支援センターから、来年度のカレンダーの申し込みがきました。

 「点図」とは、視覚障害者が触ってわかるようにしたものです。触図ともいいます。
この写真の見本カレンダーには、チューリップの花、葉、茎が点で表されています。

 やってみるとわかるのですが、これがなかなか難しいのです 総合的な学習の時間で福祉を取り上げるときに、教材として使えると思います。興味のある方はぜひ下記へお問い合わせください。

社会福祉法人視覚障害者支援総合センター
tel 03-5310-5053  fax 03-5310-5053

12月16日(金) 今日の給食

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 今日の給食は、牛乳、ちゃめし、おでん、おかかあえ、みかんです。

 涼しくなったらというか、寒くなるとと言うか、出番の季節になりました、「おでん」。今では、一年中売っているので、季節感がなくなった食べ物のような気がします。

 それに、学校給食では、おでんに入れる練り製品は、使える時期が決まっているので、寒くなったら「おでん」。寒い間に2〜3回は出したいな、なんて思っています。

 今は、いつでも食べられるので学校であまり頑張らなくてもいいかな?何て思ったりもしています。それに、昔見たいに、「今日は、おでんだうれしいな!」とか、「今日のおでんには、何が入っているの?」とか「うちのクラスにたくさん入れてね!!」なんて言って来る子がいなくなりました(さみしいな!です)。

 1年生のクラスで、担任の先生が、おでんのおかわりのこどもたちに、「何がほしいの?」と聞いています。「あれ」「これ」「それ」とまるで、おでんやさんにいるような雰囲気でした。

 先生はまだ給食を食べていなかったのでちょっとお手伝い。ついでに「好きな具は何?」と聞くと、「大根!」「こんにゃく!!」「じゃがいも!!!」のお返事でした(^^)。
                              

栄養士 小田孝子

励まし、子どもの学び導く

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[新校長日記]


製作授業 アイデア次々
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 松ぼっくりとドングリの帽子をくっつけ、麻ひもでぶら下げる。作品名は「冬支度のミノムシ」。構想はすごいが、なかなか接着剤がつかず、悪戦苦闘中の孝将(たかまさ)君。ドングリと木の枝、麻ひもと紙コップでけん玉を作り、技を披露したのは姫乃さん。愛花さんは中にドングリを入れて紙皿2枚を張り合わせた「タンバリン」でリズムをとる。つまようじの両端に刺したドングリがレーシングカーのタイヤそっくりに見える太(たい)賀(が)君のミニカーも見事だ。振り子はぶら下がった松ぼっくり。文字盤にドングリ12個が丸く並び、長短の木の棒の針が3時を指す柱時計を作ったのは日向子さん。


 黒板に「私の秋の宝物を教えてあげよう」と大書してある。宮川佳子(よしこ)教諭の受け持つ1年3組の31人は製作に熱中した。想像力豊かな、自然の素材を生かした作品が仕上がる。生活科の時間だ。


 この日の授業は、集めた自然の素材を使い、友だちや家族に「秋を伝える」。宮川教諭が所属する都小学校生活科・総合的な学習教育研究会のテーマ「確かな学びを深める語りかけ」の検証授業でもある。


 生活科は、子どもたちの創造力を伸ばす教科として大きな可能性があると感じていた。今年5月、都の研究会に参加するよう声をかけられた。研究会で研(けん)鑚(さん)を積み、今回、研究授業をするチャンスをもらった。


 教師からの働きかけによって自ら発見する楽しさ、自然の面白さに気づき、自分の考えを深める学習を――。宮川教諭の狙い通りに授業は進むのか。あらかじめ配られた指導案を片手に研究仲間の教師たちも授業の進行を見守った。


 「面白いものが出来たね。これはどんな風に使うの?」「どうやって作ったの。みんなにも教えてあげようか」。一人一人の子の状況に合わせ、考えを深めさせたり、次の行動を促したりする言葉が、宮川教諭の口から次々と出てくる。


 こういう行動を見たら、こう声をかけよう。こんな場面ではこう励まそう。いろんなシーンを想定し、子どもの学びをどう導くか考え抜いた言葉なのだ。


 普段、私は教師たちにこう話している。「子どものよいところを見つけ、何が良かったのか具体的に褒めよう。どういう行動が褒められているのか他の子にもわかるように。どういう場面に遭遇したら、どんな褒め言葉を使うか考え、書き出しておこう」「1人の教師が100の褒め言葉を書き出せば、30人で3千の褒め言葉が用意できる。同僚の言葉も活用し、あらゆる機会をつかまえて子どもたちを認め、励まそう」


 研究授業の後、教師たちによる研究会が開かれた。宮川教諭は「教師も思いつかないアイデアを次々と思いつく」「子ども同士のかかわり合い、気づきと発想の広がりが連鎖的に起きていった」と振り返った。


 圧巻は瑞樹(みずき)君の「皿回し」だった。紙皿の中心に微妙な大きさの穴を開け、ドングリの帽子を突き抜けないように接着剤とテープで固定し、それをつまようじにのせて回したらビックリ! 皿回しの完成だ。


 教師さえ思いつかない作品を仕上げた。みんなが周りに集まり、教えを請うた。得意顔で、うれしそうに教えてくれた。


 褒め、励ます言葉をかけて子どもたちの意識や行動を願う方向に導きたい。そんな授業を創(つく)るという宮川教諭の狙いが見事に実を結んだ時間だった。
   
                  足立区立五反野小校長   三原 徹

    (2005年12月3日 朝日新聞第2東京面に掲載されました)



12月15日(木) 今日の給食

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 今日の給食は、牛乳、ツーリュー麺、はくさいのナムル、さつま芋の胡麻だんごです。

 右上に写っているのが、さつま芋の胡麻だんごです。
 さつま芋を茹でて、つぶして、砂糖、バター、牛乳と合わせて、丸くして潰して、小麦粉をまぶして、溶いたたまご液につけてから、ごまをたっぷりまぶして油で揚げます。
 すると、とてもおいしい胡麻だんごの出来上がりです(本当に、ほんとすご〜くおいしいんですよ)
 油で揚げてあるのですが、脂っこくなくさらっとしたまんじゅうかな!?

 ツーリュー麺は、具だくさんの醤油味のかきたま汁と想像してください。
 スープが良くとれていて、これもまたおいしくできたのです(すみません、自画自賛で)。
 でも、ちょっとナン在り。それは、袋入りの麺を使っていることです(あ〜!胸が痛いです)
 できれば、生の中華麺を茹でて、出せたらなァ〜。

 子どもたちは、たくましいです。
 袋入り麺なので全部のクラスを見て回ったのですが、それぞれ、自分たちで工夫をして、開けて食べてくれていました。
 
 今日の「おいしい顔」の一言「今度は、ミソラーメン出して」でした。
 

                          栄養士 小田孝子

親元を離れ自然教室に

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[新校長日記]


指導が結実 素直さに評価
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 昼間は厚く重なっていた雲が吹き払われ、満月とともに星空が広がった。ここは房総半島の西南、東京湾に面した千葉・鋸南(きょなん)町の足立自然の家。五反野小の4年生57人が16日から2泊3日の日程で滞在し、自然教室を満喫した。親元を3日も離れるのは入学以降、初めてだ。


 自然教室は区内の4年生全員が対象だ。教師と子ども、子ども同士が寝食を共にし、体験学習や野外活動を通して学習力を高め、心も体も健康になる、それが狙いだ。


 聞いたことは忘れ、見たことは覚え、体験したことは理解するという。特に小学4年のころの体験は生涯忘れないものだ。漆黒の空に輝く星座、のどかな牧場の牛の鳴き声、港に水揚げされたばかりの魚など、新鮮な驚きと感動を心に刻んでほしい。


 昼間、鋸(のこぎり)山の日本寺の大仏広場で持参した弁当を食べ、千五百羅漢(らかん)の並ぶ岩肌を左に見ながら、山頂の地獄覗(のぞ)きまで走破した。沖合を行くタンカーと三浦半島を初めて見た。


 指導員の下村庸三さん(50)が下山の途中、百尺観音の前で、鋸山から自ら発掘した650万年前の貝とサンゴの化石を見せ、この辺りが太古、海底であり、地層から隆起と褶曲(しゅうきょく)があったことがわかることを説明してくれた。


 24年間、私立女子高の地学の教師だった。本業の篆刻(てんこく)の仕事が忙しくなり、2年半前、退職した。石がライフワークの下村さんは何度も鋸山に来ている。自然教室の指導員を引き受け、五反野小は今年、9校目だ。


 下村さんが星空の観察も指導してくれるという。午後7時、玄関前に集合した子どもたちはグラウンドに向かった。


 真っ暗な夜道を歩いた経験がある子は、ほとんどいないだろう。月明かりが頼りの道は、それだけで自然の奥深さを感じさせるようだ。月のすぐ横に、地球に大接近した火星がひときわ明るく輝いて見える。


 グラウンドに到着すると、山陰が月明かりを遮る場所に誘導し、北向きに座らせた。「5千年前、チグリス・ユーフラテス川沿いの草原で羊飼いたちは、羊がオオカミに襲われないよう交代で寝ずの番をした。広い草原には満天の星があるばかり。星座はそこから生まれた……」


 夏の大三角、ペガサスの四辺形、アンドロメダ、カシオペア、北極星……。子どもたちはかたずをのんで耳を傾ける。


 「月の光で自分の影が出来るとは思わなかった」「遠くに見える人工の光が眼に痛い」


 感想を口にする子どもたち。他の子の感想が、自分の学びにもなる。
 17日はマザー牧場と、夜のスポーツ大会だ。班のメンバー構成からスポーツ大会の内容まですべて自分たちが決めた。自由時間さえ、どう遊ぶか考え、ゲームやトランプなど、役割を決めて、ちゃんと準備している。


 「自分で考えて行動できる、人の話がキチンと聞ける素直な子たちですね。担任の指導が手に取るようにわかる気がします」。下村さんの感想だ。


 4年担任は山本治美教諭と、倉橋公子教諭だ。ベテランとはいえ、難しい年齢の学年を女性二人で指導してきた。学級指導の成果を評価してもらえたことがとてもうれしい。


 あいさつのできる子。人の眼を見て話が聞ける子。自分の意見をきちんと言える子。そんな子どもに育ってほしい。保護者の願いは着実に子どもたちの身に付いてきている。
                足立区立五反野小校長    三原 徹

    (2005年11月26日 朝日新聞第2東京面に掲載されました)




12月14日(水) 今日の給食

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 今日の給食は、牛乳、カレーライス、ツナとコーンのサラダ、パイナップルです。

 今日は、朝から学校中がカレーの匂いでいっぱいでした。
 たぶん、子どもたちは気もそぞろに勉強していたのではないでしょうか??
 その証拠というのも変ですが、どのクラスの食缶もカラ!か、カレーソースが少しか、サラダが少し残っているだけでした。

 みんな、カレーライスが大好きだから少しですが、ご飯の量、カレーソースの量を増やしてみました。(でも、食べてしまいましたビックリ!)

 今日は、いつも以上に「おいしい顔」がいっぱいでした。 

                        栄養士 小田孝子


英語劇鑑賞

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 第11中学校英語劇クラブの生徒さんたちが五反野小の体育館で英語劇「シンデレラ」を上演。
 12月12日月曜日の6時間目、4・5・6年生が鑑賞しました。
 小学生にとっては、英語を聞き取ることは難しかった様子。しかし、話の雰囲気は伝わったようでした。
 英語劇クラブのメンバーの一人は、五反野小の卒業生。シンデレラをいじめる「まま母役」を熱演。英語は聞き取れずとも、その意地悪ぶりは伝わってきて、見ていて楽しかったです。
 五反野小を卒業した先輩達が上演していたので、興味のある子どもたちにとっては、よい目標になったのではないでしょうか。
 練習時間が少なかったそうですが、熱意は伝わってきました。顧問の先生をはじめ、英語劇クラブの皆様、どうもありがとうございました。

※一番下の写真は、上演終了後の舞台挨拶。どの生徒さんも「間違えてしまったので、忘れてください」と謙遜のコメント。でも、英語劇部の皆様、安心してください。子どもたちは「間違えたと言っていたけどわからなかった」という感想でしたので・・・。
 



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