最新更新日:2013/03/25
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ありがとう五反野小学校!さようなら五反野小学校!

児童朝会 「自分だったらどうしますか?」

 二つのお話をします。比べながら聞いてください。

 一つめは、先日上野駅であったことです。
 おばあさんが、杖をついて駅の階段を一段一段上っていました。いつもなら、エスカレーターが動いています。でも、今は、節電のため、止まっていたのです。エレベーターが近くにあればよかったのでしょうが、辺りには見当たりませんでした。それで、おばあさんは、一段一段ゆっくりゆっくり、上がっていたのでしょう。私は心配になりました。転んでしまうのではないか、何かしてあげることはないかと考えました。そこで、「大丈夫ですか?」と声をかけました。すると、おばあさんは、「はい。大丈夫ですよ。」と答えたので、私はそれきり、手伝うのをやめてしまったのです。
 ところが、後ろから来た人が、「おばあさん、はい。」と言うと、おばあさんの手をとっていっしょに階段を上がっていったのです。おばあさんは階段を上がり終えると、ほっとしたように、「ありがとうございます。」と微笑んでいました。
 私は、はっとしました。声をかけただけで、自己満足してしまったのです。最後まで、相手の立場に立って行動することができなかったということに、とても後悔しましたし、自分に対して悔しいとも思いました。これが私の場合です。
 ところが、金曜日にこんなことがありました。
 五反野小学校の6年生のある子が道を歩いていると、自転車がパンクして困っている人がいたそうです。6年生の子はその人に声をかけると、手伝って一緒に自転車を家まで運んであげたそうです。相手の人は、とても嬉しかったのでしょう。学校に電話で、この出来事を知らせてくださったのです。
 その子は本当によくやったと思います。困っている人がいたら、助けてあげるのは当たり前のことですが、声をかけるだけで、勇気がいるものです。その上、最後まで、手伝って家まで送ってあげたなんて、なかなかできることではありません。感心してしまいました。
 もし、みなさんだったら、どうしますか?困っている人を見かけたら、どうしたでしょう。自分だったらどうするか、ぜひ、考えてみてください。

★低学年の児童にとっては、ちょっと難しい内容だったかもしれません。「上野駅・・・」と私が言ったら、「パンダのお話だ!」と喜んだ2年生の児童がいました。いつか、パンダのお話もしたいなと思っています。

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