最新更新日:2013/03/25
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ありがとう五反野小学校!さようなら五反野小学校!

児童朝会 「こいのぼり」

 空を見上げてごらん。こいのぼりが悠々と泳いでいますね。今日は、こいのぼりのことを話します。
 このこいのぼりは、4月の終わりに先生方が力を合わせて屋上からつるしてくださいました。5月5日が子どもの日だから、あげたわけですけれども、どの学校でもしていることではありません。もしかしたら、区内では、五反野小学校だけかもしれません。五反野小学校では、いつ頃からこいのぼりをあげるようになったのでしょうか。また、どんな理由からこいのぼりをあげるようになったのでしょうか。
 私は、理事長の鴨下さんに聞いてみました。理事長のお話では、第11代校長の高岡正見先生のときからだということでした。そこで、今度は、高岡先生に電話をかけて由来を聞いてみました。すると、平成12年から始まったということが分かりました。平成12年生まれの人は手を挙げてみましょう。みなさんが、生まれたころから始まったというわけです。
 男の子が生まれるとこいのぼりをあげて、立身出世を願うのです。それは今でも同じです。ところが、だんだんと、家でこいのぼりをあげるのが難しくなってきました。こいのぼりをあげる場所が少なくなってきたからです。それを残念に思った高岡先生は、家にしまってあるこいのぼりを学校であげようと考えたそうです。五反野小学校の子どもたちが元気に大きく成長することを願って、ぜひ、こいのぼりを空高く、あげようと考えたそうです。その考えに、お父さんやお母さん、地域の人たちが賛成してくださり、家にあったこいのぼりを学校に寄付してくださったそうです。
 高岡先生は、11年前、朝礼で当時の子どもたちに、「このこいのぼりは、いつもみんなを見ています。応援しています。だから、なにかうまくいかないことがあっても、くじけないでほしい。また、どんなことにも挑戦して、がんばってほしい。」とお話をなさったそうです。私も、同じ気持ちです。このこいのぼりには、みんなのお父さんやお母さんだけでなく、ずっと前から五反野小学校の子どもたちのことを大切に思ってくださっている地域の方々の思いが、託されているのですね。そのことを忘れずにいてほしいと思ってこの話をしました。

★学校便りにも同じことを書きましたが、まだ、おうちの人から聞いていないという子が多かったので、この話をしました。
 五反野小学校は、来年、60周年を迎えます。五反野小学校に引き継がれてきたものが、まだ、ほかにもあるかもしれません。探してみたいと思っています。

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児童朝会「たんぽぽ」

 春にはたくさんの花が咲きます。みなさんは、どんな花が好きですか?
 私はタンポポが好きです。幼稚園の年少の時、タンポポ組だったからです。タンポポはどれも同じように見えるかもしれませんが、実は20種類以上あるのだそうです。でも、私は今までに2種類しか見たことがありません。ニホンタンポポとセイヨウタンポポです。ニホンタンポポの中には、カントウタンポポ、カンサイタンポポ、シナノタンポポ、エゾタンポポ等・・・あるそうです。この名前から、どこの地方で咲いているか見当がつく人もいると思います。
 私はたった一度しか、自然に咲いているカントウタンポポを見たことがありません。もちろん、植物園などに行けば見られますが・・・。よく道端で咲いているタンポポはセイヨウタンポポばかりです。
 もし、みなさんがカントウタンポポを見つけたら、教えてください。タンポポの寿命は2日程しかありません。次々につぼみがでてくるので、ずっと長く咲いているように思われがちですが、咲いている期間は2日間と短いのです。ですから、教えてくれたら、すぐに見に行きたいと思います。
 後で校長室の前に、セイヨウタンポポとカントウタンポポの写真を貼っておきます。興味のある人は見に来て、どこが違うのか違いを見つけてください。(終)

☆大休みになると・・・校長室の前に2年生の男の子がやってきました。写真をじっとみつめ、タンポポの違いを見事に言い当ててくれました。その後3年生、4年生とやってきました。みんな正解!
 自然観察に良い季節です。身の回りの自然に興味をもってくれたらいいなと思って、この話をしました。カントウタンポポへの私の思いは強く、もう一度見たいという思いがあったのですが、実は、その後、五反野小学校に咲いていることが判明しました。放課後、5年生の女の子が、カントウタンポポの咲いている場所へ案内してくれました。副校長先生も見つけたそうです。写真を掲載します。

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児童朝会 「トイレの神様」

 昨年、「トイレの神様」という歌が流行しました。トイレには女神様がいて、毎日きれいにする人をべっぴんさんにしてくれると話すおばあちゃんが登場する歌です。
 私が子どもの頃、母は、トイレを毎日きれいに掃除していました。女神様がいるという理由ではありませんでしたが、家には大事な場所があってその一つがトイレだと言っていました。もう一つ、いつもきれいにしておく大事な場所があると、母は話していました。それは、玄関です。玄関を見ればその家の様子が分かるというのだそうです。
 五反野小学校の玄関はきれいに整っています。特に、靴箱に靴がきれいに並んでいます。まず、驚いたのは、1年生の上履きがきれいに並んでいたことです。あんまりきれいでしたので、先生か主事さんが、整頓してくれたのかな・・・と思っていました。でも、隣を見ると、3年生の靴箱も、6年生の靴箱もきれいなのです。それでは、東側の昇降口はどうかと見てみると、2・4・5年生とも靴箱にきちんと靴が入っています。転がっている靴は一足もありませんでした。靴を靴箱に入れるなんて当たり前のことですが、それがきちんとできるということは大切なことです。
 今、みなさんは靴を履いています。靴は自分自身を一番下から支えてくれる大事な物です。意識して行っているわけではないかもしれませんが、靴を靴箱にきちんとしまう心をみなさんはもっているのです。私はそれがとても嬉しいのです。
 最後に、問題です。「自分の足下をよく見て、顧みましょう。」ということを「きゃっかしょうこ」と言います。どのような漢字を書くか、調べてみてください。

☆翌日、6年の2名の児童が、正解の漢字とその意味を調べてまとめたノートをもって校長室を訪ねてきてくれました。漢字を調べただけではなく、意味を調べてノートにまとめたことに感心しました。

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校長あいさつ

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 桜咲く頃、新たな出会いに感謝して

          校長  小幡 育代

 桜の花が咲き誇り、日ざしがまぶしく感じられます。
 はじめまして、今年度、五反野小学校の校長として着任いたしました小幡育代です。どうぞよろしくお願いいいたします。
 新聞の一面は3月11日以来、東日本大震災に関連したニュースで覆われています。被災地では、多くの人々が学校再開に向けて努力を続けていますが、厳しい状況が続いていると聞いています。一日も早い復興と学校再開を願ってやみません。
 一方で、そのような状況下にあっても、たくましく活躍する子どもたちの姿を新聞で見つけました。肩もみ隊となり、避難所生活を送るお年寄りの肩もみをする子どもたち、悲しみに耐えながら自分の家の片づけをしている兄弟の姿、数少ない学用品を活用して勉強する子どもたち、そして、ボランティアとして大人とともに働く中学生や高校生の姿です。
 本日、始業式で、私は「今、私たちの置かれている状況に感謝し、今を一生懸命生きることこそ、大切なことです。一生懸命すべきこととは、勉強すること、家の手伝いをすることです。」と、子どもたちに話しました。当たり前のことが当たり前にできる日々に感謝し、一日一日を大切に過ごしてほしいと思うからです。五反野の子どもたち一人一人が、本校で基礎・基本となる力を身に付け、さらに自分を磨き、地域で認められ、日本から世界へと羽ばたき、活躍する大人として成長していくことを強く願っています。子どもたち・保護者や地域の方々との出会いに感謝し、一日一日を精一杯生きていこうと、私自身も、思いを新たにいたしました。
 いまだに起きる余震、原発事故に伴う出来事に不安な気持ちを抱えている保護者の方々、お子さんもいるのではないでしょうか。新年度のスタートとともに、お子さんの様子をよく見守り、心のケアに心がけ、安心で落ち着いた学校生活を送ることができるよう、教職員一同、努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。

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