最新更新日:2013/03/25
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朝会の話 〜 金環日食 〜

 これは何と読むでしょう。金環日食です。来週5月21日は、金環日食が起こります。日食というのは、月が太陽を隠してしまうときに起こります。
 今、まっすぐに並んでいる人はすぐ前の人の頭は見えますが、もう一つ前の人の頭は見えませんね。月が太陽と地球の間に入って、太陽を隠してしまうのが日食です。
 では、ここで問題です。太陽の大きさを、運動会用の大玉とすると、みんなの住んでいる地球はどのくらいの大きさになるでしょう。一番、みんなの小指の先くらいのパチンコ玉くらい。二番、みんながこの前ソフトボール投げで投げた、ソフトボールくらい。正解は、一番です。
 金環日食が起きるのは25年ぶりだそうです。なかなか見られることではありません。みなさんの中にも、ぜひ、金環日食を観察したいという人がいると思います。そこで、これから二つ注意をしますので、よく聞いてください。
 第一に太陽を直接見ないことです。太陽が月に隠れますので辺りは少し暗くなります。太陽の光は大変強い光です。太陽が月に隠れて暗くなっても絶対に、直接見てはいけません。では、どうするのかというと、遮光板や安全シートをかざして太陽を見るのです。直接みると、失明といって、目が見えなくなってしまうこともあります。眼の奥に太陽の光が届くと、網膜を傷つけてしまうからです。決して油断してはいけません。色の付いた下敷きやサングラス、ゴーグルで見れば大丈夫なんて考えている人はいませんか。それもだめですよ。日食の観察用のものを使うことが必要です。そのほか、太陽の光を紙に写して観察する方法もあります。
 第二の注意です。それは登校の途中で観察しないということです。日食が起きるのは、午前6時頃からです。金環日食が始まるのは、午前7時32分頃からで、最大は午前7時34分頃、終わるのは7時37分です。日食がすべて終わるのは、午前9時頃です。つまり、学校に登校する時間と重なるのです。登校の途中、空ばかり見ていて、車とぶつかってしまったり、道路の真ん中にでていたりしたら、危険です。くれぐれも、登校の途中で観察しないようにしましょう。
 金環日食は、大変珍しいことですので、みんなが観察できればいいと思います。時間的には家で観察してから、登校しても十分に間に合う時間です。家で家族と一緒に見ることも良い思い出になると思います。けれども、家で観察できない場合には、学校に来て観察できるようにしたいと考えています。特別に学校の門を午前7時に開けようと考えています。ただし、お父さんかお母さんが「早く学校に行って金環日食の観察をしてもいい。」と認めてくださった人になります。また、一年生から三年生までの人は、朝早く一人で学校に来ることは危ないので、お家の人と一緒に来ることになります。四年生から六年生までの人は子どもだけで登校することになりますので、交通安全に十分に気を付けて登校しなければなりません。交通ルールを守れないような人は危なくて、先生も許可できません。なぜなら、注意を守らず、勝手な行動をとると、自分自身が大きな怪我をすることになるからです。私は、みんながルールを守って素晴らしい金環日食の観察ができることを期待しています。
 学校で観察をする人は、午前7時に登校して、先生から注意を聞いて、みんなで観察をしようと思っていますが、詳しくは明日、手紙を出します。手紙を読んで家の人と一緒に考えて家で観察するか、学校で観察するかを決めましょう。

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