最新更新日:2024/06/27
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2つのボックス

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知立西小学校の授業からヒントを得ました。

問題提示の工夫です。アクティブラーニングで言えば、課題設定の工夫です。
一番上の写真は、6年の教科書のおさらいの練習問題です。
この練習問題は、たしてもひいても同じ答えになる分数の組についてです。
教科書では、単にきまりを与えて調べさせることをしています。
ところが、知立西小学校の先生の授業は、アイデアがあるのです。ブラックボックスとイエローボックスを用意していました。

これを私なりに工夫すると以下のようになる。
案1 
ブラックボックスに2つの分数を入れるとある分数がでてきます。
また、イエローボックスに同じ2つの分数を入れるとまた同じ分数がてできます。
2つのボックスは、何かの計算をしています。
この2つのボックスはどんな計算をしているのでしょうか。

案2
ブラックボックスとイエローボックスは異なる計算をしています。
1/2と1/3をブラックボックスにいれてみる。すると、1/6がでる。

今度は、1/2と1/3をイエローボックスにいれてみる。すると、また、1/6がでる。
そこで、「あれ?」が生まれて、計算を解明していく。

「めあて」の評価はいかに

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6/6 今日のひとこと
ゴールが決まると、その前が見えてくる。

授業では「めあて」と「まとめ」が大切だと言われる。
めあてはゴールである。
では、まとめは本時で分かったことである。

しかし、まとめをしていても、ゴールを達成したかどうかは分からない。
何が「できる」ようになったのか。
行動目標で考える必要がある。

次に、行動目標の評価が必要である。
だから、具体的な問題ができたかどうかで評価することが大切なのである。

アクティブラーニングは課題の発見から

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6/5 今日のひとこと
アクティブラーニングは課題の発見から始まる。

上の問題では、何が課題が。
分数の時間を分に直すことか。

それは第2課題である。
そもそも分数であらわされた時間があること、つまの分数時間の存在を示すことが課題である。
それは教えることでもある。でも、少しは考えることができる。
時計が円になっている。ここから分数時間と分の関係が見えてくるのである。
時間から分への変換、特に式で変換することは次の課題である。

最近の傾向

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6/4 今日のひとこと
志水の動きに変化がある。正確に言うと、志水を取り巻く動きである。
昨年度の終わりからこれまで、2つ変化がある。

1.従来の顧問地区とは異なって、新しい地区、学校からの協力依頼がある。
2.愛知県内での顧問も以前にように増えてきた。それに伴って、事前指導してほしいという希望である。よって、研究室まで来ていただいて、指導案の相談にのっている。

これまでの地区や学校とは切れているわけではないから増加傾向である。すきまの時間をねらってやってくる。
自分自身がやりたい仕事もあるので、新たな時間の使い方の変革に迫られている。
まあ、良いことである。なんとかなるだろう。

校長室での接待

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6/2 今日のひとこと
先日、刈谷市立双葉小学校を訪問したときのことである。

上の写真の和菓子がでた。
とても美味しかった。
葉は校内産である。

その上でびっくり。
台紙には「双葉小学校」と命名してあった。
こういう配慮はとても素晴らしい。
このことだけで、1つの話題になる。

附属名古屋小学校の音楽の授業

本日、愛知教育大学附属名古屋小学校の音楽科の授業を参観しました。

教職大学院生OGの長岡知里先生が授業をされました。
お見事でした。

この授業には、この学び、グループの学び、学級全体の学びが入っていました。
まさに、よりよい音楽を作っていくときに、友だちのアドバイスはアクティブラーニングだと考えました。

なお、長岡知里先生には、6月18日(土)の愛知教育大学での授業力アップわくわくクラブ公開セミナーの講師として出演されます。
また、楽しい音楽の授業を体験できます。楽しみです。

http://www.schoolweb.ne.jp/weblog/files/2370003...

2つめのしかけ

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「2つの『しかけ』でうまくいく!算数授業のアクティブラーニング」(明治図書)は5月の10日に発売されたが、売れ行きは好調である。
ありがとうございます。

さて、本日、授業参観をしていて二つ目の仕掛けをつくりだすことができたので報告しよう。
下の写真を見てほしい。
5年の小数×小数の単元の終わりにある小数倍の問題であった。

授業では関係図をもとに展開された。子ども達はよくできていた。
それでもなんとなくの感があった。
そこで、授業の最後の2分間、介入させてもらった。
1番のアの問題では、小数倍は1.4である。
この1.4を教科書を開かせて、どこに1.4があるかと問いかけた。
もちろん式と答えにはあるのだが、テープと数直線のどこにあるのかと質問した。すると、□の位置に気づいた。
次にイの問題も、同様に0.8の位置を指摘させた。

つまり、8を1としてみたときに、11.2は、1.4に当たることを示していることを説明したら「ああ、そういうことか」と気づいた。

このとき幸いだったのは、担任は、24mと8mの比較もしており、
24÷8=3,3倍という式が黒板にあった。
だから、8を1とみたときに、24は3に当たるということだよと追加説明できた。
これで、わり算の意味を深く理解させることができた。
これは、まさに2つめのしかけであった。
ディープラーニングになっている。

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