最新更新日:2024/07/01
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○付け法への招待122 ノート指導と○付け

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福岡県金田小学校の3年生の授業でノート指導から笑顔が生まれたことの報告がありました。柳沢先生のレポートです。

「Xさんが自力解決の時にノートに何も書けなくて悩んでいることでした。Xさんに「どこで悩んでいるの」と聞くと、「繰り上がりがあって、どう計算すればよいかわからない。」ということでした。みんなにも悩みを聞くと、他の子ども達も同じところで悩んでいることがわかりました。
そこで上記の方法を全体指導で行うことにしました。この方法を全体指導でした後は、子ども達の中で見通しが立ったようで、スムーズに計算を行うことができるようになりました。自信をもつ子どもがだんだん増えていきました。特に普段は計算が苦手でやんちゃなYくんは○をたくさんもらったことで自信をもち、練習問題・プリントとどんどん解き進めました。
さらに、「先生、Zくんに教えます!」と、まだ苦手意識を持っている友達に計算の仕方を教え始めました。それをきっかけに、早く終わった子どもが苦手な子どもにアドバイスをするということが広がっていきました。「できる!」という喜びがクラス全体に広がっていきました。みんなで上昇気流にのっている感じさえうけました。最終的に、全員が練習問題を解き終わり、多い子どもで40問近くの問題を解くことができました。笑顔の花が満開になりました。子ども達のノートを見る事の大切さを実感しました。」


柳沢先生ありがとうございました。
子どもたちが助け合いにまで動くことができました。学び合いではなくて、教え合いです。本当に自信をもつと助け合うのです。上の写真は本時でたくさん問題が解けた証拠です。

さらに詳しいレポートは、授業力アップわくわくクラブのメールブック『悠愉』12月号で報告します。
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○付け法への招待121 部分肯定の○

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福岡県金田小学校での宮本真由美先生の授業から。

上の写真は、三角形の面積を求めさせたときのことである。
写真の子は、三角形を二つに分割して求めた。左側の面積を求めた。
机間指導で、この子のノートを見て、図の左側と式に○をつけた。この事実を机間指導で覚えていて、教師は取り上げて、授業の中に生かした。
この考えを確認した後、残りの面積を求めるという展開となった。
とても愛のある行為であった。
その子はとても嬉しそうだった。

1人1人を生かすと口では言うが、一体どういうことをさすのか。
○付け法は、1人1人を生かす教師の行為の現れである。
○付け法からスタートしよう。
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○付け法への招待120 分からせてこそ

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分からせることができてこそ、○付け法が生きる。

○付け法は、一斉指導で分からせるための指導があって、その後に確認と見届けのための技法である。
一斉指導が不十分であるのに、○付け法の個別指導で乗り切ろうというのではとてもできない。
一斉指導を十分にしても、それでも個別対応しなければならない子どもがいる。その子どもには○付け法はとても有効である。
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