最新更新日:2024/07/01
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69 仕掛け1 小学校の顧問学校づくり

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☆どこかにないか?

 ヒロシは一つの仕掛けを考えていた。愛知県の現場との接点である。特に、現場の実践が見たいと思うようになっていた。ところが、愛知には知り合いの先生がいない。そこで、ヒロシは考えた。
 そうだ。啓林館のSさんにお願いしよう。
 Sさんは、ヒロシが赴任したときに挨拶に来てくれた。あの人なら大丈夫かもと思った。電話で算数の授業を見せてくれる学校はないかと依頼した。半年してようやく見つかった。豊田市のN小学校だという。ここならば、校長先生は算数なので授業参観できるかもしれませんとSさんは返答した。
 Sさんの車に乗り、N小学校を訪問した。そこで、S校長先生にご挨拶した。その学校の授業を参観した。ところが、N小学校以外の二人の先生がなぜかその場にいた。授業参観後、授業者にアドバイスした。アドバイス後、例の二人の教師がぜひとも私の学校に来てほしいという。このときのお一人が和田裕枝先生(元、豊田市立小清水小学校長)であった。
 どうも、私の指導の様子を偵察にきていたようだ。それで、間違いないと思われて、ヒロシをスカウトした。つまり、ヒロシは和田先生に見込まれたのであった。そして、授業参観後、和田先生の所属の豊田市立高嶺小学校を直行することとなった。
 こんなこともあるのだと和田先生の車の中で思っていた。ヒロシがスカウトしたのではなくて、ヒロシはスカウトされたのであった。
 そこから高嶺小学校との長い長いお付き合いが始まったのであった。その後、鈴木由里子先生、落合康子先生が高嶺小学校に来られて現職教育を充実させていくこととなった。現在でもこの三人とはお付き合いがある。出会いはとても不思議なことだと思う。
 紹介された学校とはご縁がなくて、全く知らない学校と縁がつながることとなった。高嶺小学校とは普段着の授業の中で学力アップになるような研究を続けてきた。本読み計算
も仕掛け1は不思議なご縁のおかげで大成功であった。


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