最新更新日:2024/07/02 | |
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2018.3.12 6年生での授業AI化、グローバル化が加速度的に進み、「予測困難」と言われる時代を生きていかなければならない、現在の児童たち。そんな時代を「どう生きていかなければならないか」ということを考える授業としました。 授業で考えてもらったことは、「予測困難時代を生き抜くには、正解のない問題に対しても、瞬時に答えられる力を持たねばならない。そのためには、どれだけAIが進化しても、学び続けなければならず、獲得した知識をもって、総合的に判断する力をつけることが大切。そして、どんな時代になろうとも、自分で自分を決定する力をもっており、人生100年と言われる時代を豊かに生きていかなければならない」というものです。 「少々、難しいかな」と思ったのですが、誰もが集中して、授業を受けてくれました。 振り返りには、 「職業の約半分がなくなるなんて驚いた」 「自分は就職できるのか不安」 という感想を残していた人が何人かいましたが、 「ネットですぐに調べることを繰り返していると、力がつかない。今日の授業を受けていなかったら、逆のこと(便利さに流れる生き方)を思っていたかもしれない」 「学び続けることが大事ということは変わらないということを学んだ」 「予測困難でも、考えることを止めてしまったらそれで終わり。どんな時代でも考え続けることが大切」 「今回の授業では、将来の自分にも言ってあげたいことがたくさんあった。心に留まった言葉もあった」 などという今日の授業の核心をとらえ、前向きに生きようとする感想がいくつも見られ、感心しました。 正解のない問題を考える演習として、「コミュニティ・スクールの実施にあわせて、何をしてもらうとよいか。また、その人員を集めるには、どうするとよいか」ということもグループ毎に考えてもらいました。タブレットPCでネットでの検索も可能にし、グループ内でコミュニケーションを取りながら考えるものです。 なお、ここで出たアイデアは、今度の「学校運営協議会推進委員会」で紹介し、実施できそうなものがあれば、採用してもらおうと思います。 この日は、楽しい、45分間の授業となりました。 ちなみに、本の「君たちはどう生きるか」から「僕たちは、自分で自分を決定する力をもっている」という言葉を結びで紹介しましたが、実際に本を読んだことがある人は、全体で2〜3割程度でした。漫画は、ついに「200万部」を突破しました。「どう生きるか」のヒントがたくさん詰まっているように思います。ぜひ、読んでみてくださいね! ABCを大切に低学年の体育館シューズ用の下駄箱は、ご覧のように、かかとが「ピタッ」とそろっています。気持ちがいいですね! 3学期も、残りわずか。 引き続き、最後まで、ABCを大切に! 2018.3.11 災害意識の変化は…本日付の新聞のラテ欄には、上図のように、NHKがいきなラテ欄を作っていたりもします。 さて、7年前の東日本大震災は、23年前の阪神淡路大震災と異なり、インターネットが普及し、SNSなどで最新の情報が瞬時に伝わる(拡散する)など、「地震が起きるとこうなる」「こんなことが大変だ」「こうしておけばよかった」という情報を多くの人が共有できる災害となりました。 よって、それらの情報を共有すれば、例えばこの地方で起きる「南海トラフ巨大地震」などの災害対策に大いに参考になることでしょう。 事実、災害後は、多くの人が、再びこうした大きな地震が起きた時の備えをどうするか、を学び、それぞれの備えをした人が多かったように記憶しています。 しかし、3月10日付の天気予報サイト「weathernews」には、「減災調査2018」として、約1万人を対象に災害意識について調査をしています。 すると、下図のように、避難経路を知らない人が増えていたり、家や家具の災害対策をしていない人が増えていたりと、災害に対する意識が「低下」しているという変化が見られる結果となっているのです。 「南海トラフ巨大地震」に関して言えば、30年以内の発生確率は70%-80%とされています。今年は起きませんでした。しかし、それは、起きなければ起きないほど、今後、年々確率が上がっていくということになります。 ということは、年々、備えをより確実にしていかなければならなくなるということです。 こうした機会に、「避難経路・避難場所の確認」「非常食等備品の備えの確認」「災害対策補強の確認」などをするといいですね。備えを怠ったばかりに、最愛の家族が…なんてことになっては、後悔してもしきれないですものね。 (※関連サイトはこちら↓) ■災害への意識低下 居住環境の変化が原因か-ウェザーニュース (※上図のラテ欄は、3/11付中日新聞より引用、下図のグラフは、上記サイトより引用しています) 【結果】ナゴヤシティマラソン 5残り8kmから、足がつり、だましだましのフィニッシュに…。 やっぱり、練習不足ですね。 それにしても、ウィメンズの日本人選手1位の関根花観選手は素晴らしいですね!スタートシーンを観ていましたが、有望選手が颯爽とスタートしていくのは、かっこよかったです。 またマラソン界に嬉しいニュースが届き、東京2020が楽しみですね。 ディスプレイ越しに応援をいただいた皆様、ありがとうございました! 【中継】ナゴヤシティマラソン 41万人のスタートは、かなりゆっくりになり、スタートゲートを越えるのに少し時間がかかります。 雲がなく、気温はすでに10℃を超え、風もほとんどない状態です。 ウィメンズ、シティマラソン共に、トップランナーは好記録が出そうですね。 無事ゴールしたら、またレポートします。 では、行ってきます!^^ 【中継】ナゴヤシティマラソン 3こうした方々のおかげで走れることに感謝です。 スタートブロックでは、アップの運動が始まりました。 【中継】ナゴヤシティマラソン 2カラフルなウェアのランナーが続々とスタートしていきます。 頑張れー! 【中継】ナゴヤシティマラソン 1例年、混雑を経験せず、スムーズに会場入りしてたのですが、 例年より少し遅めの会場入りとなった今回は、 通勤ラッシュ以上じゃないかと思うような、地下鉄の混み具合に驚きました。 ナゴヤドームに着くと、すでに多くのランナーであふれ、ウィメンズマラソンを走るランナーは、早くもスタートブロックに並んでいる人もいました。 風がなく、暖かいを通り越し、暑くなりそうな感じもします。ウィメンズマラソンのスタートは9:10、ナゴヤシティマラソンのスタートは10:20です。 この後も、可能な範囲でレポートします。 (※写真左:スタートブロック 右:ナゴヤドームとイオンモールの間の通路にあるスタート地点) 2018.3.10 これですっきり!片づけ術 その2アンケートからは、小・中学生のほぼ半数が、自分は片付けができていると考えています。一方で、お子さんの片付けに満足している保護者は3割に届かないほどでした。片付けに対する子どもたちと保護者の認識には、違いがあることがわかります。 以下に、保護者に聞いた「これでうまくいった!子どもの片づけ成功談」と「これは反省…。子どもの片づけ失敗談」を掲載します。 【これでうまくいった!子どもの片づけ成功談】 ●「何を、どこへ、どのように」と、具体的に決めました。めんどうになって山積みにし始めたら、親も一緒に片づけること。(小5保護者) ●家が片づいていれば子どもも片づけると思うので、まずは自分が家をすっきりさせています。(小5保護者) ●「これはこうしたら?」「ここに置くとスッキリするんじゃない?」と一緒にやったり、アドバイスをしたりして、具体的なイメージがわくようにしています。あとは、本人にお任せです。(中2保護者) 【これは反省…。子どもの片づけ失敗談】 ●感情的になり、「とにかく捨てなさい」と強く言ってしまった。棚や引き出しの中の物を全て出し、どれも捨てられないとただ泣くばかり。慣れるまでは、残す物と捨てる物のラインを一緒に考えればよかった。(小5保護者) ●友だちと比べて「○○ちゃんはすぐ片づけるんだって、おりこうだね」と言ったら。「人と比べないで」と怒られました。更に「おりこうじゃないから、やらないよ」と言われ、失敗したなあと思いました。(小5保護者) ●自分のアイデアを強く押しつけすぎた時に、イライラさせてしまいました。(中2保護者) ●不要な物をしまうために段ボール箱を用意したら、手あたりしだいに詰め込んでしまい、引っ越し直前のような部屋になった。(中2保護者) これらのことから、「使う物、いらない物を分ける」(迷う時は、保護者も一緒に考える)と「片づける場所を決める」(子どもがイメージできるアドバイスを)ことがポイントになるようです。声かけに工夫しながら、ルール作りもしていくと、徐々に慣れ、片づけられるようになるのではないでしょうか。 次回は、専門科の助言を示したいと思います。 明日は、ナゴヤシティマラソン男性は、シティマラソンにしか出られないため、私は、ハーフに出場。今日、午前中に受付を済ませました。 10時からの受付ですが、すでに多くの人が、受付場所のナゴヤドーム周辺に集まっており、テンションが上がってきます。 ちなみに、ドーム内のゴール地点は、「マラソンEXPO」会場となっています。 フルのウィメンズマラソンでフィニッシュするといただける「TIFFANY」のネックレスを受け取るエリアは、TIFFANYブルーの箱があり、ひときわ目立つものになっています(写真右下)。 今回も(汗)、練習不足につき、タイムは二の次とし、完走が目標です。途中で怪我しないよう、頑張りたいと思います^^ 2018.3.9 そろばんの未来は…?調べてみると、ベネッセが、「学校外の学習機会」という調査を実施しており、その中で、その変化を知ることができました。 すると、小学生の「学習塾以外」の習い事の種類として、小学生は、1990年から5回行っている調査のうち、5回とも、「スポーツ」が最も多い結果となっており、年々その値も増えています。しかし、「そろばん」は、年々減少傾向にあり、最新の2015年でかろうじて持ち直しているというのが、現状です。 以下に、その変化を引用し、紹介すると…。 1990年 1996年 2001年 2006年 2015年 スポーツ:1位43.5% 1位41.5% 1位47.4% 1位51.3% 1位56.2% 習字 :2位31.4% 2位29.5% 3位22.0% 3位16.2% 4位15.0% 音楽 :3位27.0% 3位25.3% 2位25.4% 2位22.7% 2位20.9% そろばん:4位17.5% 5位13.4% 5位 8.9% 5位 7.0% 5位 8.6% 英語 :5位13.2% 4位15.1% 4位16.9% 4位15.3% 3位16.9% しかし、上記の数字にはちょっとした注意が必要です。「%」は、アンケート対象者の中での割合であり、昭和50年代に比べて、子供の数がほぼ半分になっている今、実際に習っている人口は、かなり減っているはずです。商工会議所が主催する検定試験の受験者数で比較すると、現在は、そろばんを習う人口が、ピーク時の昭和50年代から比べて「14分の1」になっているというのですから、その激減ぶりはかなりのものでしょう。 「総務省事業所統計」によると、「そろばん教室」は、昭和61年には、13,000件を超えていたのが、現在では7,000件を切るといった状況にあることからも、現状にうなずけます。 以前の記事(参照:2018.1.27 脳を鍛える)で、宮崎中央新聞に「計算に算盤(そろばん)を使わなくなったことで、暗算の力が急速に衰えた」という記述があった、と紹介しましたが、私が小学生の頃は、私を含めて、多くの友達が習っていましたし、習うことで、ずいぶんと計算力(暗算力)がついたのも事実です。 江戸時代から使われている「読み書きそろばん」の「そろばん」は、何に変わるのでしょうか。気になるところです。 (※関連サイトはこちら↓) ■学校外の学習機会(第3章)berd.benesse.jp 2018.3.8 明日は平昌パラリンピック開幕では、オリンピックと比べて、この中で、名前を知っている選手は…というと、1998年からパラリンピック通算10個のメダルを獲得しているチェアスキーの大日方邦子選手や、北京・リオパラリンピックに出場し、銀メダルを獲得した山本篤選手、スノーボードの成田緑夢選手らは知っていますが、オリンピックほど多くの選手名を語ることはできません。 すると、3月5日付の「日本教育新聞」のコラム「不易流行」に以下のようなものがありました。 ここに、引用・掲載させていただきます。 「失った機能を数えるな、残った機能を最大限に活かせ」。パラリンピックの父、英国の医師であるルートヴィヒ・グットマンの、よく引用されるフレーズ。リハビリからスポーツへの転換は「パラプレイジア」(対麻痺者)から「パラレル」(もう一つの)へと、オリンピックとの合成語である「パラリンピック」の意味の変化に重なる▼20年前の今日(5日)、わが国で初めて冬季パラリンピックが開かれた。くしくも平昌パラリンピック日本選手団の団長、大日方邦子さんが日本人初の金メダリスト(アルペンスキー)となった長野大会である。この大会を機に、国内のパラリンピック認知が広がった▼「パラリンピック」という言葉を知る人は増えたが、どのような選手がいますか? という問いに、すぐに名前が浮かぶだろうか。大日方さんは多くの人々から「選手の名前がスラスラとあがるようになる」ことが関係者の願いという(『パラリンピックを学ぶ』早稲田大学出版部)▼東京都が2020競技大会に向けた世論調査(平成29年1月)で「パラリンピック選手を何人知っていますか?」と聞くと「1人も知らない」42.6%が最も多かった。9日開幕の平昌パラリンピック。スポーツ競技に打ち込むアスリートの姿を見詰め、できれば一人でも多く、その名を刻みたい。夏の東京へ関心をつなぐために。 ちなみに、平昌2018パラリンピック冬季競技大会特設サイトには、「競技紹介」のページに、様々な競技の解説が載っています。そんなところからも、競技に対する理解が進むことと思います。 また、パラスポーツを応援している、フジテレビ(関東ローカル)の番組「PARA☆DO!」の動画(2分程度)をYouTubeで見ることができますが、そんな動画の視聴で、より理解が進むことと思います。 おそらく、古北っ子は、小学生でもあり、「1人も知らない」がほとんどだと思います。しかし、2年後には、東京でもパラリンピックが開催されます。ぜひ、この機会に、興味をもってもらい、上記サイトを訪問したり、平昌パラリンピックの競技を見るなどし、純粋に、競技を楽しみながら観戦・応援してもらえれば、と思います。 そして、一人でも多く、選手名を覚えてみてはどうでしょうか。 (※関連サイトはこちら↓) ■平昌2018パラリンピック冬季競技大会特設サイト ■【公式】PARA☆DO!(現在#94まで公開) ABCを大切に全員が傘を持ってきたわけではないですが、そんな中、写真の5年3組は、ご覧の通り、完璧な傘立てになっていました。 思わず、通りすがりに二度見をしたほどです。 自分たちを磨いていますね。さすがです。 2018.3.7 通学班班長・副班長指導「指導」と言っても、決してネガティブなものではなく、やる気に満ちあふれている今だからこそ、意識してほしいことを伝える指導です。 昨日、本日と、門で児童を迎えていると、どの班長も「おはようございますっ!」と、元気なあいさつをしてくれます。 そんな班長につられて、班員が元気なあいさつで続きます。班長のやる気から生まれる元気な挨拶が、いい「相乗効果」を生んでいます。 そんな班長・副班長ですから、今日の指導は、班旗の扱い方、止まってくれた車へのお礼の仕方、新1年生が入学するための準備や入学後の対応…などの指導をしました。 先日、校区外の方から、「古北小の児童が道路を横断する際、車で止まって待っていたら、横断後に、班長さんが、帽子を取ってきちんとお礼を言ってくれました。その姿に感心しました」という言葉をいただきました。とてもうれしく思いました。 そんな班長・副班長を見ている、新班長・副班長のみなさんです。きっと、よき伝統を引き継いでくれることと思います。 「6学年にもまたがる集団」を束ねるのは、なかなか大変なことだと思いますが、安全第一で、登下校できるよう、リーダーシップを発揮してほしいと思います。そして、班員のみなさんは、班長・副班長の指示をしっかり守って、登下校としてほしいと思います。 また、各地域・家庭でも、そんな新体制の班編制の登下校の様子を見守っていただけると幸いです。よろしくお願いいたします。 2018.3.6 地域の力のありがたさ本校の通学班集会は、開催前に保護者へ「参観依頼」の案内を配布しているため、毎回、10名程度の保護者が来校してくれます。そのような学校はまだ多くないようです。登下校にまつわる課題を共有できることから、何かあったときの連携がすばやくとれます。 また、昨日の通学班集会では、4月に、それぞれの地区の新1年生を在校生の誰が迎えに行くか、ということを決める場面もありましたが、通学班によっては、既に子供会でその割り振りをしていただけていたところもありました。 どちらも、保護者が積極的に通学班の指導に関わっていただけ、学校としては、大変ありがたいところです。 というのも、本来、登下校は、学校職員が引率することはありません。その根拠は、登下校に関する指導は「保護者の責任」となっているためです。 2月8日に、中央教育審議会より出された「学校における働き方改革特別部会」においても、「基本的には学校以外が担うべき業務」の中に「登下校に関する対応」ということが、はっきりと記されています。 そのような業務の明確化がなされていますが、昨日の通学班集会を迎えるに当たって、「通学班」にまつわる業務を担当している職員が、新1年生の住所一覧から、どの通学班に所属するのか、また、家はどのあたりで、誰が迎えに行くといいのか、ということを洗い出していました。子供の安全を考えればこそ、できる作業ですが、膨大な時間がかかる作業です。 これが、子供の安全を考えればこそ、できる作業ですが、上述したような、あらかじめ地域で割り振っていただけるようであれば、連日の作業時間の負担はなくなり、その分、授業準備の時間に充てられるというものです。 4月からコミュニティ・スクールになるところでもあり、現在、段階的に上記のような「新1年生のお迎え担当の割り振りの決定」を地区にお願いすることを検討しています。 本校の地域力は、随分高いものであると認識しています。ぜひ、そのような方向性にあるということを理解していただき、引き続き、登下校の指導や安全面の確保に、積極的に関わっていただければ幸いです。 (※写真は、保護者が参加している昨日の通学班集会です) 北部中学校卒業式とても厳粛な雰囲気で、卒業証書授与の際の呼名の返事がしっかりしていたり、卒業生はもちろんのこと、在校生の歌声も美しかったりと、すばらしい卒業式でした。 特に、卒業生代表の答辞では、卒業生のみならず、保護者や来賓、在校生までもハンカチで涙をぬぐうような、すばらしい語りに、私も感動をしながら聞き入っていました。 そして、最後の卒業生の学年合唱の「河口」は、迫力と繊細さが伝わる、まさに大きくなった川と自分たちのフィナーレを重ねるような歌声に、またまた感動詞ながら聴くことができました。 3年前に古北小を送り出した、まだあどけなさも残っていたかわいらしい古北っ子が、立派な少年少女に成長している姿を見て、感慨深いものがあると同時に、とてもうれしく思いました。 このようなすばらしい卒業式が挙行できる北部中学校に入学する古北っ子は、きっと、充実した学校生活を送ることができると思いますよ。安心してくださいね。 2018.3.5 聞く・聴く学校では、どちらの「きく」がいいのか、ということを、次のような例えをしながら、話すことがあります。 「門」と「耳」の漢字からなる「聞く」は、「門の中から、聞こえてくる」という様子を表したものです。すなわち、「聞こうとしなくても聞こえてくる」ということも当てはまらないではありません。 それに対して「耳」に「心」の漢字が使われている「聴く」は、よく「『耳+(プラス)目と心』できく」という例えで用いられることがありますが、本来は異なります。漢字の旁(つくり)の部分は、「十」(「じゅう」や「プラス」)と「四」や「目」ではなく、「直」の漢字の形になる前の「𢛳」が用いられています。この漢字が、「まっすぐな」という意味をもっていることから、「まっすぐ耳を傾けて聴く」という様子を表したものです。 ということで、話をきくときは「聴く」という姿勢できくのがよく、写真のように、話し手の方をまっすぐに向いて「聴く」のです。この方が、集中力も吸収力も高まるでしょう。 写真は朝礼の様子ですが、古北っ子は、そんな姿勢がよく身についていることがわかります。うれしいことです。 これからも、そんな姿勢を大切にしてほしいと思います。 ※意図的の場合でも「聞き耳を立てる」と「聞く」を用いたり、意図的でなくても「音楽が聴こえる」と「聴く」を用いたりします。上記の話は、「字形の意味」を説き、「しっかりとした姿勢で話をききましょう」という講話で用いる例えです。文章の表記上は、前後の文脈にあわせた表記となります。 2018.3.4 これですっきり!片づけ術学校から持ち帰る物が多い3月は、子どもの机や部屋が普段よりも散らかっていることも…。4月からの新生活を気持ちよく迎えるために、片付けの習慣を身につける方法について、考える内容になっています。 特集には、「レッツ、片付けチェック!」として、現状を確認するものがありますが、古北っ子はいかがでしょうか。同じように、確認してみましょう…。 (※「%」は、小5の回答値) 1 家に帰ったあと、靴は? はい61%・いいえ39% 2 今日着ていた上着や学生服は? はい58%・いいえ42% 3 ランドセルやカバンは? はい81%・いいえ19% 4 勉強する机の上は? はい51%・いいえ49% 5 勉強する机の中は? はい49%・いいえ51% 6 本やゲームは? はい84%・いいえ16% 7 選択が終わった衣類は? はい45%・いいえ55% 「いいえ」が多い子は、身の回りを片付ける習慣がまだ身についていないのかもしれません。 しかし、ここには表記していませんが、中学生の方が、小学生よりも、全体的に片付けられているようで、まだ片付けられていない子も、今後、片付けられるようになるかと思います。 学校では、「ABCを大切に」を合言葉に、整理整頓などを習慣化するように、指導を重ねています。「家庭でもいい影響が出ている」という旨の言葉を保護者から聞くこともあり、うれしく思いますが、もし、できていなければ、進学・進級するこの機会に、見直してみるのもいいかもしれませんね。 次回は、親子の片付けに関する意識調査の結果を示したいと思います。 2018.3.3 クイズ好きの方はぜひ最近は、クイズ番組が増えているような印象をもちます。しかも、東大生を中心とした、大学生・大学院生が出場する番組です。 しかし、それらの番組の出演者を見ていると、単なる「知識」だけを答える力が備わっていればいいかというとそうではなく、「なぞなぞ」や「パズル」など、様々な角度で対応できる瞬発力をもった人が多いことに驚かされます。 ということで、今日、紹介するのは、「QuizKnock」というサイト。 現在のクイズ番組に引っ張りだこの一人でもある、東大農学部大学院1年・伊沢拓司さんが、発起人として立ち上げ、現役大学生が中心となって構成しているサイトです。 サイト内には、様々なジャンルの知識を問うクイズや、知的好奇心をくすぐるコラム、動画など、情報が盛りだくさん(!)。 時事ネタもたくさんあります。前日のニュースをクイズにした、時事的なことを問う「朝Knock」などは、ニュースのポイントの再確認ができるもの。また、「社会」「スポーツ」などのカテゴリーは、現在であれば、「オリンピック」や「入試」など、まさにこの次期に、社会で話題の中心となりそうな事柄を取り上げるものです。 さらに、「常識」のカテゴリーは、基本的な知識を問うクイズです。しかし、自分が説いたとき、時折「?」と思わされるのですから、自分の知識レベルも常識レベルでないことを知る結果に…(涙)。 また、本校にも「謎解き」大好きな職員がいますが、そんな対策に使えそうな、「謎解き」のカテゴリーの問題は、家族で楽しめそうです。 クイズ好きな人、ちょっとした雑学を手に入れたい人、謎解きが好きな人…は、一度、覗かれると楽しいかもしれませんよ。 (※関連サイトはこちら↓) ■quizknock|右脳も左脳もヨロコブ 2018.3.2 読書離れすると、タイミングを同じくして、3月1日付けの福島県のローカル紙である「福島民友」のコラム「編集日記」に、同様な記述があったので、引用し、掲載させていただきます。 「ひとりの人を理解するまでには、すくなくとも、一トンの塩をいっしょに舐(な)めなければだめなのよ」。イタリア文学者の須賀敦子さんは結婚間もないころ、イタリア人の義母に言われたという▼多くの時間をかけて苦楽を共にしなければ、理解し尽くせないとの意だが、人だけでなく本とのつきあいも似ていると、須賀さんは随筆に書いている。本は読み返すたびに隠れていたひだが少しずつ見え、読み手を成長させてくれるのだと▼人も本も出会いがなければ理解も成長もない。全国大学生協連の調査によると、1日の読書時間が「ゼロ」と答えた大学生が53%と全体の半数を超えた。半数を超えたのは調査に読書時間の項目が入った2004年以降初めてだ▼読書時間の減少と言えばスマホに費やす時間の多さを連想するが、分析結果はその影響は強くないと否定。むしろ高校までの読書習慣が全体的に下がっていることの影響の大きさを指摘する▼そう言えば県高校司書研修会のアンケートで県内高校生も本離れが指摘されて久しい。きょうは多くの高校で卒業式があり進学や就職それぞれの道へ踏み出すことになる。人生の師となる人や本にたくさん出会い、自分を磨いてほしい。 文中には、「読書時間の減少と言えばスマホに費やす時間の多さを連想するが、分析結果はその影響は強くないと否定。むしろ高校までの読書習慣が全体的に下がっていることの影響の大きさを指摘する」とあるではないですか。冒頭の「スマホがこれだけ…」という仮説は覆されたのです。 ということは、その前に遡って、中学校、小学校での読書習慣も少なからずとも影響があるのでは、とも思いましたが、いかがでしょうか…。 本校では、この3学期から「モジュールタイム」の設定後、毎日の業前の活動時間を原則「読書」にしました。現在、図書館の本を借りる古北っ子は、たくさんいますが、当然、全員ではありません。そういう状況でもあることから、普段、少し読書と距離がある児童も、いいきっかけになることを狙っているところもあります。朝の読書タイムの継続が、今後の読書量や、学力、想像力をはぐくむような好影響を及ぼしてくれることを期待したいと思います。 (※関連サイトはこちら↓) ■【3月1日付編集日記】読書離れ:編集日記:福島民友新聞社 みんゆうNet |
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