最新更新日:2024/06/28
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 令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2016.6.26 第100回日本陸上競技選手権大会

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今日は、パロマ瑞穂スタジアムで行われている、日本陸上競技選手権大会を息子と観戦しに行きました。一ヵ月前から行くことを決めて、5月下旬にチケットを購入するも、すでにS席は売り切れており、A席で観戦。さすが、トップアスリートが一同に集う「全日本選手権」です。人気の高さがうかがえます。

幸い、第一の目的は、「走り高跳び」だったので、走り高跳びを応援するには、ベストポジションのオーロラビジョンの下(写真は座席から見た絵。スタジアムの構造をご存じの方は分かるでしょうか)に場所を取り観戦。すると、トラック競技も、ゴール直前の第3コーナーから第4コーナーの競り合いの場面を見る事ができるポジションとなり、大いに楽しめる場所でした。

結果は、ご存じの方も多いと思いますが、女子200mで福島千里選手が日本記録を更新するなど、リオデジャネイロ・オリンピックの内定を決める選手が数多くあり、とても見応えのあるものでした。

やはり、「本物に優るものはない」と思いました。昨日、一昨日とテレビで観戦していましたが、競技場に入場してきたときの選手の表情や、競技前の何気ないアップに漂う緊張感などは、その場にいないと分からないでしょう。
そして、スタート時の静寂から、好記録が達成されたときの観客のボルテージは、とてもすごいもので、大きなどよめきと熱い拍手に包まれ、その場にいないと味わえません。
「ライブの良さ」を堪能することができました。

小学校以下は観戦無料ということもあってか、多くの小学生を見ました。中には、選手の名前を大きな声で叫ぶ小学生もおり、「陸上ツウ」なのが伝わってきます。

古北っ子の皆さんも、陸上でなくても、野球、サッカー、バレー、バスケット…。なんでもいいので、ライブで見ることを経験することをお勧めします。スポーツでなくてもいいです。本物を見ることで味わえるものをぜひ、若いうちに肌で感じ取ってくださいね。

2016.6.25 西尾張体操大会

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今日は、江南市民体育会館にて、西尾張地区の中学校体操(新体操)大会が行われました。本校が会場運営の当番校であるため、朝から、何人かの職員で、会場の準備や、競技役員の補助等を行い、なんとか滞りなく終えることができました。

いつも感心するのは、写真のように、会場が開くと、選手が一斉に会場設営に動き出すこと(上段)。マットや、音響設備、机、椅子など、手際よく準備をしていきます。そして、競技終了後から、閉会式までのわずかな時間で、一斉に撤収作業を行います。学校間を越えて、選手が自主的に仕事を見つけて動く様子に感心します。

しかし、競技が始まれば、お互いがライバルです。「県大会4人」の枠をかけて、30人が演技を競います。結果は、驚いたことに、県大会出場権を得た4人のうち2人が「1年生」です。最初の種目(フープ)で1年生という学年を感じさせない内容に驚いていると、次の種目(ロープ)もそつなくこなし、県大会出場を決めたのでした。

しかし、県大会出場権のある4位から入賞圏外の7位までは、その差がわずか「0.4点」。技が一つきちんと決められれば得られる得点です。そのわずかな差で県大会出場を逃した3年生の選手もいるのですから、該当選手の心中を察するところです。

スイスの哲学者であるカール・ヒルティ(1833〜1909)は、こう言っています。「明日は、試練に応じた新しい力をもたらすであろう」と。すなわち、悔しい思いをしたとしても、その試練は、きっと、そのことを補えるだけの力を身につけるはずだと言われるのです。

閉会式では、この言葉を引用させていただきましたが、まだまだ未来は長い中学生です。会場準備や片付けなどを進んで行える姿勢がある中学生です。きっと、様々な場面で、様々な力がついていくのだと思います。

爽やかな中学生の前途に、幸多かれと願うばかりです。
新体操の選手の皆さん、お疲れ様でした。

2016.6.24 スイミー

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2年生の国語では、この時期、「レオ・レオニ作 谷川俊太郎訳」の「スイミー」を扱っています。現在、この地区で使用している「光村図書」の国語の教科書では、1977年から掲載されている物語文です。お母さん・お父さんも記憶に残っている方がみえるかもしれません。名作中の名作です(※1)

さて、そのスイミーですが、挿絵に「ある秘密」があります。
上段は、絵本版です。魚の向きが「右」です。そして、現在の教科書の挿絵が写真中段。魚の向きは同じです。しかし、平成26年度まで使われていた教科書の挿絵が写真下段。魚の向きが「左」です。なぜでしょう…。

これは、ページをめくる方向が関係しているのです。
元々の絵本は、英語で書かれており、左から右に文字を追っていきます。谷川俊太郎さんの和訳も横文字で、左から右に文字を追っていきます。よって、ページも「左→右」へ追っていき、魚が右を向いていると、ページをめくる方向に向いていることにより、絵本が立体的な仕上がりになってきます。

しかし、国語の教科書は、縦書きで、右から左に読んでいきます。ページも「右→左」へ追っていきます。
したがって、光村図書は、作者のレオ・レオニさんと交渉し、昭和61年版の教科書から、掲載する挿絵は、絵本と反転させたものを掲載することの許可を得たのです。よって、絵本と同様に、ページをめくる方向に魚が動いていくかのようになり、絵本と同様に、立体的な仕上がりになりました。

しかし、27年度から使用している教科書からは、「絵本と同じ向き」になったのです。これは、光村図書の著作権保護の立場から同じ挿絵にするとしたものだそうです。個人的には、絵本と反対がよかったのですが、そうであるなら、仕方のないことです。

同じように、「大きなカブ」も、絵本と教科書では向きが異なりますが、教科書の挿絵が、絵本の挿絵を描いた作者と異なるため、向きが絵本と同じになっていることはありません。

教科書の挿絵も様々なことを考えられて、緻密に掲載されているようです。そんな視点で、教科書を見るのも、おもしろいかもしれませんね。

※1 少し前まで、この地区の国語の教科書は「東京書籍」でした。現在の東京書籍版には、「スイミー」が掲載されていますが、以前は、掲載されておらず、ご存じないお母さん・お父さんもみえると思います。

2016.6.23 「舵をとれ!」ミッション その3(後編)

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今日は、「『舵をとれ!』ミッション その3(前編)」に引き続き、「後編」の回答を紹介します。  

■3 こんな素敵な友だちの行動に出会いました!
・友だちがしおりや時間をこまめに見て、次の活動を教えてくれた。(多数)
・お土産を選ぶのに時間がかかってしまった。でも、友だちがちゃんと待っていてくれてうれしかった。(多数)
・班の人が転んだとき、班長が先生をすぐに呼びに行ってくれた。
・写真を撮って、と言ったら、すぐに○○君が撮ってくれて、その写真をすぐに見せてくれた。
・バスで酔ってしまったときに、「大丈夫?」と声をかけてくれた。
・○○君が、班を楽しませてくれた。
・○○さんが、お店で会計をして財布を出していたときに、手に持っている荷物をもってくれた。
・道に迷ったとき、みんな協力できた。
・道に迷ったとき、○○さんが、みちを聞いてくれたので、着くことができた。
・お店で私がなかなか買う物が決まらなくて、みんなを待たせてしまったときに、○○さんが「ゆっくり決めればいいよ」と言ってくれた。うれしかった。
・○○君が、部屋を出る前に、トイレットペーパーを三角折りにしていた。
・○○君が、ベッドをきれいにしてくれた。
・○○さんが「ありがとうございます」などのあいさつを聞こえる声で言っていたので、後ろに人もマネして言えていた。さすがと思った。
・写真を撮るときに、写真を撮ってくれる人がいなかったけど、○○さんが「撮ってあげる」と言ってくれた。
・動物が苦手な私を、○○さんが手を引っ張って、「こっち来て」「大丈夫だよ」と言ってくれて心強かった。安心した。
・みんなあいさつできていたり、マナーがとてもよかったりしてすごいなと思った。
・○○さんが、「班長会に一緒に行こっ」と言ってくれたから、5分前行動ができた。
・メンバーとはぐれたとき、焦らず、自分から探しに行った○○君はすごいと思った。
・自分の足が痛いときに、○○さんたちが「大丈夫?」と声をかけてくれたり、揉んでくれたりして、スッキリした。
・○○さんが、他の観光客のために、右に寄るように指示を出していた。班長として周りをよく見ているな、と思った、
・トイレに行っている間に、待っていてくれた人がいて、みんなの集合場所に間に合った。
・○○君が、トイレに行きたがっている班員のために、トイレを探してあげたり、「トイレに行きたがっているから、早めに買い物してね」と呼びかけたりしていてさすがだなと思った。
・階段の移動で遅れていたときに、「大丈夫?」と声をかけてくれた。
・観光客の人に、道をたずねて教えてもらったときに、「ありがとうございました」が言えていた。
・美化係の人が、私のゴミも一緒に捨ててくれた。
・ホテルで、○○さんが、3人分のお茶をくんでくれた。ありがとう。
・お菓子を交換してくれた。
・足をくじいてしまったときに、「荷物持ってあげようか?」と言ってくれた。
・○○さんが班長のサポートをしていてすごいと思った。
・○○くんたちは、早く行きたいという感じだったけど、私たちのペースにあわせてくれた。おかげで、班が分かれずに、スムーズに目的地に着いた。

多くの人が、友だちの「気遣い」を感じ、うれしく思ったようですね。とっさにできる「優しいひとこと」「優しい行動」ができる人になってほしいと思います。

そして、こんな素敵な人の集まりの6年生は、もっと素晴らしい集団になるはず。これからの成長を期待していますよ!

ABCを大切に

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西脱履の1年生・6年生の傘立てはご覧のとおり。
6年生のように、1年生でもここまでしっかりできることに感心します。
東脱履に比べて、真っ直ぐ立てるのは、難しいのですが、一人一人の意識が、こうした美しさにつながるのですね。

また、東脱履は、ご覧の通り、2・4・5年の傘がこれまた美しく整えられています。さすがです。

どちらの脱履も、いいね!
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2016.6.22 本を読まない学生

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昨日(6/21)付の和歌山県南紀の地方紙「紀伊民報」に掲載されている、コラム「水鉄砲」に以下のような文がありました。

ちょうど、本校は「あじさい読書週間」。タイミング的に、気になる内容だったので、紹介させていただきます。

先週末、大阪で出版関係の人たちと食卓を囲んだ。メンバーは作家2人と装丁家、出版社の編集者、有名書店の店長や店員。仲間内の集まりは、本の話で盛り上がった。▼僕が「最近の学生は恐ろしいほど本を読んでいませんね。読書歴は大半が中学校で終わりのようです」と切り出すと、店長が「面接をしても、漫画さえ読んだことがない子がいる」と答える。▼作家が割り込んで「最近は、まともな小説を書く作家が少なくなったんじゃないのかな」と半ば自嘲、半ば本気で口にする。「そういえば、漫画しか読まないのに趣味は読書と履歴書に書く子がいるそうですね」と誰かが口にする。▼学生時代、仲間内で「ドストエフスキーの罪と罰を読んで人生が変わった」「小説の魅力はボヴァリー夫人にある」「なんといっても太宰治。人間失格も斜陽も素晴らしい」なんて会話をしていた頃がはるか遠く、石器時代のように思えてくる。▼どうしてこんなことになったのか。一つの原因はインターネットの発達と普及だろう。ネットを検索すれば大抵の答えは出る。作品名を挙げれば概要も分かる。それで十分という信仰が広がったからではないか。▼だが、人間の能力は耕さなければ発達しない。読書で感受性を養い、思考力を鍛えてこそ、生きる力や喜びが見つかる。苦しみに耐えるよりどころもみつかる。パソコン操作ができればオーケーという学びでは、あまりにもったいない。(石)

「漫画」から学ぶことはあることは否定しませんが、やはり、「文字のみ」の本(もちろん、挿絵はOK)を読むことで、感性や想像力が研ぎ澄まされ、世界は広がります。

また、現実的なことを例に挙げれば、企業を経営する人や、収入が多い人は、読書を惜しまないというデータもあります。本を読むから企業経営ができるようになるのか、企業経営するから本を読むのかは分かりませんが、いずれにせよ、プラスに働いていることは間違いないようです。

漫画やネットでは得られないものがあるのが「読書」です。この「あじさい読書週間」で、読書の楽しさを味わい、引き続き、時間の許す限り、本に親しむ古北っ子になってくれるとうれしいのですが…。

2016.6.21 「舵をとれ!」ミッション その3(前編)

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今日は、昨日に引き続き、3つ目のミッションの回答を紹介します。 
3つ目は、友だちの素敵な姿から学ぶ「いいこと見つけ」をテーマにした回答です。

■3 こんな素敵な友だちの行動に出会いました!
・班長が一生懸命に班の子を、まとめてくれた。ありがとう。(多数)
・2日目の朝、○○君が起こしてくれた。
・○○君が、折りたたみの傘を落としたときに気づかなかったけど、拾ってくれていた。
・○○さんが、みんなに注意をしてくれたおかげで、ちゃんとできた。
・ブラシを忘れちゃったけど、○○ちゃんが貸してくれた。
・違う道を走っていってしまった子を追いかけて、「道が違うよ」と伝えてくれた子がいたので助かった。
・「持っていくものは何?」と○○君に聞いたら「これを持っていくんだよ」とやさしく教えてくれた。
・私が疲れていると、休憩をいれてくれた。
・500円玉が不足しているお店で、○○君が150円の買い物をするのに、500円玉をだしていた。
・「荷物をしまって」と言ったら、しまってくれた。
・部屋でものを無くしたとき、みんなで一生懸命さがしてくれた。見つかったのも、みんなのおかげ。ありがとう。
・2日目、朝起きたら、時計が壊れてしまったけど、班の子が時計を貸してくれたので、とても助かった。
・バスレクの子たちが考えてくれたレクは、みんなが楽しめるよう、工夫してやってくれて、とても楽しかった。
・絵はがきを書くとき、班長の○○さんから、「私は最後のあまったハガキでいいから、先に選んで」と言って、ゆずってくれました。とてもやさしくて、わたしもマネしたいと思いました。
・班別行動で「こっちだよーっ」と言ってくれた。
・○○さんと◇◇さんが、少しでもテンションが低いと、その場を盛り上げてくれた。
・□□さんと△△さんが、あいさつをきちんとしていた。
・風呂場で、脱衣所の水を○○君がタオルで拭いていた。
・○○君が、朝みんなに「おはよう」と言っていて、私にも言ってくれた。とてもうれしかった。
・お土産をリュックに入れるとき、○○君がリュックに入れてくれた。
・自分が遅れたときに待っていてくれた。
・班長さんが体調を崩してしまったときに、○○さんが、代わりに班長会や、2日目の班長をしてくれて助かった。
・体調不良のときに、すぐに「大丈夫?」と声をかけてくれて、少し落ち着き、冷静になれた。
・部屋でUNOをするとき、友だちにたくさん声をかけてくれて、大人数を集めることができた。

班長さんの力は大きかったようです。多くの人が「班長さんが…」と書いていました。責任を感じながら、大変な仕事だったと思います。班長さん、お疲れ様でした。ありがとう。

これらのように、小さなことでも、当事者にとっては、とてもうれしいことですね。
そんな小さな優しさを大切にできる人でありたいですね。
みんなたくさん書いてくれたので、後編に続きます…。

雨も上がり…

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大雨だった朝の雨も上がり、太陽が顔を覗かせるようになりました。
「いまだ!」とばかりに、4時間目には、4年生がプールに。
ようやく2回目ということで、元気な声が響き渡っていました。

2016.6.20 「舵をとれ!」ミッション その2

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今日は、昨日に引き続き、2つ目のミッションの回答を紹介します。 
2つ目は、大人の姿から学ぶ「キャリア教育」をテーマにした回答です。

■2 こんな素敵な大人の行動に出会いました!
・道を聞いたら、とても優しく教えてくれた(タクシーの運転手、お店の人、道行く人、警備員さん等)。(多数)
〜お店の人編〜
・値段が分からないときに笑顔で教えてくれた。
・買い物をしたら、優しく「ありがとう」と言ってくれた。
・落とし物(シャープペン・お金)したときに拾ってくれた。
・私たちにお茶とおかしを出してくれた。
・京都のよいところを教えてくれた。
・味について丁寧に説明してくれた。
・買い物をすると、商品を素早くとても丁寧に包み、待たせないようにしていた。
・みんなにわかりやすいように「次、買う人いませんか」「レシートいりますか」「試食しませんか」などと言っていた。
・「おおきにー」「気をつけてねー」お笑顔で言ってくれた。
・「すいません」と挨拶したら、すぐに返事をしてくれた。
・小さな袋をたくさん持っていたら、大きな袋に移し替えてくれた。
〜バスガイドさん編〜
・説明がわかりやすくてためになった。
・やさしくておもしろくていろいろなことをしていてすごいと思った。
・外国人に道を教えていた。
・いけないことをしたときに「ダメ」と言ってくれた。
・バスでシートベルトがうまくできなかったときに、さっと手伝ってくれて「さすが」と思った。
〜その他〜
・バスガイドさんとカメラマンさんの笑顔がすごかった。
・砂利を丁寧にならしてくくれている人がいて、歩きやすかった。
・撮影スポットで、「写真を撮りましょうか」と聞いている人がいた。
・神部先生がお寺の柄杓をきれいにそろえていました。
・増田先生が怪我をしたときに手当の手伝いをしていた。
・いろいろ質問したら、丁寧に説明してくれた人がいた。
・写真を撮っていると、その目の前を知らずに通ってしまった人が「ごめんね」と言ってくれた。
・人とぶつかったときに、若い女性がすぐに「すみません。大丈夫ですか」と言ってくれた。びっくりしたけど、気持ちがとてもよかった。「セトモノ」という詩を思い出した。

東大寺周辺や知恩院〜清水寺の班別行動では、初めての場所に道に迷った班も多かったようです。そんな時、多くの大人が親切に道を教えてくれたようで、よかったですね。中には、「近道を教えてくれた」なんていう班もあったようです。

お店の人の接客はさすがですね。外国人が驚くはずです。
また、ガイドさんの「プロフェッショナルさ」は身近だっただけに、よく分かったようですね。

さらに、写真を撮っていたときに「ごめんね」と言ってくれた人や、ぶつかったときに、「すみません。大丈夫ですか」と言ってくれた人は、とても素敵な大人ですね。「子ども扱い」をせず、一人の人として接してくれる人は、きっと、普段から素敵な振る舞いをされている人なのだと思います。そして、「セトモノ」の詩、私たちも心がけたいですね。

「素敵な大人の振る舞い」を見て、ぜひ皆さんも、そんな素敵な大人になれるよう、今から、その「基礎作り」をしていきましょうね。

2016.6.19 「舵をとれ!」ミッション その1

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13日(月)・14日(火)の修学旅行では、みんなで「最高の思い出」をつくるために、3つのミッションを与えました。今日は、その1つ目のミッションの回答を紹介します。

■こんな「ABCを大切に」した行動をしました!
・笑顔で挨拶ができた(ホテルの人、お店の人、道行く人。(多数)
・バスの運転手さんやガイドさんに「お願いします」「ありがとうございました」が言えた。(多数)
・時間を見て行動ができた。5分前行動ができた。(多数)
・しおりを見て行動ができた。
・整理整頓(靴・部屋・荷物・スリッパなど)がしっかりできた。(多数)
・停まってくれた車に挨拶ができた。
・お店の人に「おいしかったです」と言えた。
・「ありがとう」の気持ちを手紙に書いて、お礼の気持ちを伝えることができた。
・京都の班別行動で、買い物をする度に「ありがとうございます」が言えた。
・ゴミを持ち帰った
・バスにゴミが落ちていたのを拾った。バスの前の席の下にゴミが落ちていないかチェックできた
・部屋の中で静かにできた。
・写真を撮っている人の前でしゃがみながら通った。
・見学しやすい場所を譲ってあげた

「さすが古北っ子」と思ったのは、様々な場所(訪問先、ホテル、お店、バス等)で、あいさつがきちんとできている人が多かったということ。特に、「おはようございます」「こんにちは」だけでなく、「お願いします」「ありがとう」という言葉があふれていたのもいいですね。中には、「頭を下げながらできた」「心を込めて言った」という表現も書かれており、「うん。それは大切なことだ」と思いました。そして「外国人観光客にも『Hello!』と挨拶できた」なんてのもありました。世界に羽ばたいていけそうですね(笑)。

また、時間の意識や、整理整頓やごみ拾いなど、学校での「ABC」の延長のような場面もたくさん見られました。いいですね。

なお、個人的にいいな、と思ったのは、下からの3つの回答。「部屋の中で静にできた」「写真を撮っている人の前でしゃがみながら通った」「見学しやすい場所を譲ってあげた」というのは、周りが見えているということ、周りを考えた行動ができているということだからです。こんなことが自然にできる古北っ子がさらに増えるといいな、と思いました!

「ミッションその1」は、見事、クリアですね!

2016.6.18 マジックでコミュニケーション

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本日のファミリー学級後半の家庭教育講演会では、元江南短期大学教授で、奇術史研究家である、河合勝氏に「マジックでコミュニケーション」と題して、ご講演をいただきました。60分のプログラムがあっという間の、楽しいひとときを過ごすことができました。

まずは、家庭でできる、家族のコミュニケーションを図るための「お土産マジック」を披露していただきました。誰もができるマジックでありながら、そのタネ明かしは驚きがあり、感心するところです。
また、最後の15分間は、歓声と拍手に包まれるマジックショーを披露していただきました。観客を巻き込んでのマジックは、笑いにあふれ、楽しいショーとなりました。

そして、その間には、マジックとの出会いから現代に至るまでをお話しいただきました。幼稚園のときに、先生が演じるマジックを見て心に残ると、中学生より、マジックを習得し始め、現在まで50年続いているといいます。
ちょっとした幼少の頃の出会いが、その後の人生に大きく影響を及ぼしたことに、幼い頃出会いや刺激の大切さを感じました。
また、日本国内の大会はもちろん、世界大会に出演された先生。並大抵のことではないと思いますが、まさに「好き」であったことがそうさせたと言います。また、夢や目標があるから、頑張ることができたという先生は、しっかりした所作を身につけるために、日本舞踊なども習われたと言います。物事を極めるための努力の大切さも、改めて確認することができました。
今日は、河合勝先生より、大変貴重な機会を与えていただきました。ありがとうございました。

きっと、今日は、古北校区の多くの家庭で、お父さん・お母さんがプチマジシャンとなって、華麗なマジックを子ども達に披露し、盛り上がっていることでしょう。
そして、そんなマジックに刺激を受け、将来、この古北小からマジシャンが登場するかもしれませんね。

参加していただいた保護者の皆様、本日は、ありがとうございました。

2016.6.17 イチロー選手を頑張らせたこと

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ご存じの通り、日米通算4,257安打を放ち、ピート・ローズ氏の大リーグ記録である4,256安打を日米通算でありながら、上回ったイチロー選手。これまでも、数々の偉業を達成してきていますが、「子どもの頃から人に笑われてきたことを常に達成しているという自負がある」と言うように、これまで「笑われたこと」があるというのは驚きです。

小学生の頃には、毎日のコツコツした練習に対して「あいつ、プロ野球選手になるのか」と笑われたと言います。
また、2001年に、大リーグへ移った時は「首位打者になってみたい」という目標に対して、周りは笑ったと言います。

しかし、それらを見返すように、目標を達成し、記録を打ち立ててきイチロー選手。その原点は、以下の小学校の卒業文集に見ることができます。

 僕の夢は一流のプロ野球選手になることです。
 そのためには中学、高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。活躍できるようになるためには練習が必要です。僕は三歳の時から練習を始めています。三歳から七歳までは半年くらいやっていましたが、三年生の時から今までは三百六十五日中、三百六十日は、激しい練習をやっています。
 だから一週間中で友達と遊べる時間は五、六時間です。そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球の選手になれると思います。そして、その球団は中日ドラゴンズか、西武ライオンズが夢です。ドラフト入団で契約金は、一億円以上が目標です。僕が自信のあるのは投手か打撃です。
 去年の夏、僕たちは全国大会に行きました。そしてほとんどの選手を、見てきましたが自分が大会ナンバ−ワン選手と確信でき、打撃では県大会四試合のうちホ−ムランを3本打ちました。そして全体を通じた打率は五割八分三厘でした。このように自分でも納得のいく成績でした。そして、僕たちは一年間負け知らずで野球ができました。だからこの調子でこれからもがんばります。
 そして、僕が一流の選手になって試合に出られるようになったら、お世話になった人に招待券を配って、応援してもらうのも夢の一つです。
 とにかく一番大きな夢は、野球選手になることです。
                         鈴木一朗

強い思いが現実にさせるのですね。有言実行するところはさすがです。

そして「常に人に笑われてきた悔しい歴史が、僕の中にあるので。これからもそれをクリアしていきたいという思いはもちろん、あります」と語るイチロー選手。口で言うのは簡単ですが、作文のように「やってしまうのではないか」と思わせるところがイチロー選手です。

大リーグだけで、4,257安打を達成してほしいということは、多くの人の願いだと思いますが、おそらく、本人が一番強く思っている目標であることでしょう。これからの活躍に期待し、応援し続けたいと思います。

ぜひ、古北っ子の皆さんも、もし悔しいことがあったら、イチロー選手のように、そのことを見返すような強い気持ちをもってほしいと思います。

(※写真は、パドレス戦の9回、右翼線に二塁打を放つマーリンズのイチロー選手。6月16日中日新聞(CHUNICHI Web)より引用)

ABCを大切に

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脱履近くにある、全校児童共有の置き傘立てもご覧の通り。
みんなで、こうしてきちんと使ってくれるのは嬉しいですね。

明るい元気な声が…

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今日は、時折、日射しがあるものの、空は雲が立ちこめています。

しかし、プールからは、明るい元気な声が聞こえてきます。

楽しみながら、水と戯れていました。

2016.6.15 「特別な教科道徳」に向けて

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「道徳」の授業は「特別な教科 道徳」になろうとしています。
 
「特別な教科 道徳」は、平成27年4月1日から移行措置として、その一部又は全部を実施することが可能となっていますが、平成30年4月1日には全面実施することとしています。

そのねらいとして「小学校学習指導要領解説 特別の教科道徳編」(平成27年7月)のP2には、以下のように記されています。

「多様な価値観の,時に対立がある場合を含めて,誠実にそれらの価値に向き合い,道徳としての問題を考え続ける姿勢こそ道徳教育で養うべき基本的資質である」との答申を踏まえ,発達の段階に応じ,答えが一つではない道徳的な課題を一人一人の児童が自分自身の問題と捉え,向き合う「考える道徳」,「議論する道徳」へと転換を図るものである。

「答えが一つでない道徳的な課題」というところがポイントです。立場や角度を変えれば、様々な考えがあり、時には、どの考えにも納得させられる場合があります。
そんな課題を、お互いに聞いたり、話したりすることで、「考える」「議論する」道徳の授業にしていこうというものです。

したがって、授業では、話し合いの場面が何度かありますが、この話し合いこそが、お互いの考えを深める中心的な学習活動となります。「指導要領解説」(P81)には、

話合いは,児童相互の考えを深める中心的な学習活動であり,道徳科においても重要な役割を果たす。考えを出し合う,まとめる,比較するなどの目的に応じて効果的に話合いが行われるよう工夫する。座席の配置を工夫したり,討議形式で進めたり,ペアでの対話やグループによる話合いを取り入れたりするなどの工夫も望まれる。

とあります。話し合いは「重要な役割を果たす」のです。ちょうど、写真は、そんな話し合いの5年生のワンシーンですが、活発な話し合いがされています。
「○○さんと同じで…」「□□さんにもう少しつけたして…」「◇◇さんの考えもわかるけど…」というように、先に出た発言を、自分の発言と照らし合わせて、つなげながら発言をしています。
さらに、上記の解説にあるように、話し合いがしやすいように、座席の配置も工夫されています。

今後も、「特別な教科道徳」の全面実施に向けて、このような目的を意識しながら、それぞれの考えを認め合える授業にしていきたいと考えます。

ABCを大切に

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今日は、4年生が「福祉実践教室」を実施しています。

全体で「福祉」について、分かれて「手話」「点字」について学びますが、全体会では、司会をノー原稿で進めているのを見てビックリ。

レベルの高い「ABC」を見て、4年生の力の高さに感心しました。すばらしいですね。

2016.6.15 古北のプールの歴史 その2

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6/12の「校長室から」の記事の続きです(参照:古北のプールの歴史 その1)。
今日は、建設が始まったところから完成までの様子です。
(※文章は、昭和55年度古知野北小学校PTAが作成・発行した「古北のあゆみ」をもとに、校長が編集したものを掲載しています) 

一週間かけて、基礎となる「グリ石」を運び終えると、底の基礎造りが続きます。
しかし、戦中の物資不足の時代の建設は、現代では、想像もつかないほど困難なものでした。鉄は国に供出していたため、全く使えず、鉄筋の代りに「竹」を使い、プールの底の基礎には、木曽川から護岸用の「蛇籠」(河川工事の護岸に使用する砕石を詰め込んだかご)を借りて使うといった苦肉の策も用いられたのです。
炎天下の中、石の運搬が行われ、コンクリートが敷かれ、ようやく完成したのは、7月19日の地鎮祭から2か月後の9月はじめとなりました。

しかし、完成後には、水の問題がありました。高等科2年(現在の中学2年に相当)の男子が4人一組で、15分交代で井戸水をくんで水を満たすのですが、4日かけて、ようやく9割ほどになるといった状況だったそうです。

そんな状況から、再度、津田覚重氏が寄付をされ、井戸小屋を作ると同時に、モーターを備えつけ、8時間で水が入るようになったのです。

しかし、現在と異なり、衛生状況を保つために、3日に一度は水の入れ替えが必要であり、プールに入る日中は入れ替えができず、作業は徹夜となりました。さらに、モーターを連続運転すると焼き付いてしまうため、モーターを止めては冷やし、そしてくむという作業が行われ、くみ終わると朝になるという状況でした。

こうした管理上の苦労もありましたが、名古屋以北の小学校では唯一のプールであり、完成以後は、泳力が上達し、どの学校にもひけをとらず、古北校(当時は古知野北尋常高等小学校))の自慢の一つになったということです。

以来、昭和55年の新しいプールの建設までの40年間、古北校の施設として活用されたのでした。

※写真は、プール完成時の様子です(「古北のあゆみ」より)。

(※新プール(現在のプール)の建設についても、後日、お伝えします)

修学旅行から明けて…

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10:25〜10:40までの時間に登校した6年生。
教室に様子を覗きに行くと、みんな元気な様子でした。
また、今日から、次のステップに向けて、がんばっていきましょう!

2016.6.14 世界遺産

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現在、日本国内の「世界遺産」は、19件(文化遺産15件、自然遺産4件)あります。
しかし、「姫路城」「原爆ドーム」「厳島神社」という、ピンポイントで登録されているのは、意外と少なく、「〇〇群」「□□(地域)の…」といった、複数の施設をまとめて登録している箇所も多くあります。

昨日・本日と訪れた、奈良・京都で「世界遺産」として登録されているところは、まさに、「法隆寺」以外、その「複数の施設をまとめて登録」というものになります。

では、訪れた先で「世界遺産」として登録されていたのは、どんなところでしょうか。実況中継内の記事にも、何度か、その施設を紹介してきましたが、改めて、ここで振り返りたいと思います。

■法隆寺地域の仏像建造物(1993年登録)
・法隆寺
■古都奈良の文化財(1998年登録 8資産)
・東大寺  ・春日大社
■古都京都の文化財(1994年登録 17資産)
・鹿苑寺(金閣寺)、清水寺、平等院

となります(ただし、春日大社は、班別行動の一つの見学先であるため、全児童が見学するものではありません)。こうしてみると、見学先のほとんどが「世界遺産」ですね。

しかし、この「世界遺産」も、世界を見てみると、登録を抹消されたり、抹消候補になるも、なんとか回避したりしたというところがいくつかあります。(参考:抹消された世界遺産〈Wikipedia〉
「ユネスコ」は、「その遺産が教えてくれる歴史や文化の大切さを教育やコミュニティを通じて次の世代である子どもたちに伝えていくことも重要です」と謳っています(参照:日本ユネスコ協会連盟活動内容)。

よって、すばらしい施設や自然を見学し、その価値について学ぶことで、私たちは、その保全方法について協力したり、考えたりしなければなりませんね。ちょうど、今回の修学旅行で、1組のガイドさんも「今回見たことを、大人になったときに、また引き継いでいけるといいですね」と言われていました。

国内には、多くの世界遺産があります。ぜひ、家族で訪れたり、大人になったら、自分たちで訪れたりしてはいかがでしょうか。

※「参照」と書かれた、水色の文字は、クリックするとリンク先のHPが閲覧できます。

2016.6.13 修学旅行の行き先は?

本校は、本日・明日と修学旅行につき、奈良・京都を訪れています。しかし、少し前まで、江南市内の小学校でも、伊勢志摩方面がポピュラーだった時代がありました。 

また、社会人になると、全国各地の出身の人と交流をするようになりますが、そんな中で、「修学旅行は、どこへ行った?」などと話題になると、結構、様々であったりすることが分かります。

ちょうど、「ベネッセ 教育情報サイト」内にある、「96.9%が『楽しんだ』小学生の修学旅行 行き先は近隣エリアが多い傾向」の見出しの記事には、修学旅行の行き先についての調査結果が出ており、下記のようなグラフを見ることができます。

それによると、地域によって、それぞれであることが分かります。
しかし、多くが近隣の地域であることがわかります。
ちょうど今日も、江南市の小学校が京都・奈良に訪れるように、兵庫県の小学校が、京都・奈良を訪れていました。
また、北海道・九州は、「北海道内・九州内」が非常に多くを占めていることが、グラフから分かります。

逆に、名古屋地方を訪れる北陸や近畿地方の小学校もあり、やや驚きます。というのもいったいどこへ…?調べてみると、「明治村、犬山城、リトルワールド、トヨタ自動車工場見学、産業技術記念館、木曽川・長良川鵜飼」などなどです。「なるほど〜」ですね。

もし、家族のどなたかが、この地方の出身でなければ、「修学旅行は、どこへ行った?」ということを聞くと、盛り上がるかもしれませんね。

※図は、「ベネッセ 教育情報サイト」より引用しました。関連ページはこちら↓
ベネッセ教育情報サイト 96.9%が「楽しんだ」小学生の修学旅行 行き先は近隣エリアが多い傾向
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