令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2015.5.7 ○(まる)付け法

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「○(まる)付け法」という、一つの指導技術があります。
問題を解いたり、ワークシートに自分の考えを記述したりしているときに、教師が子ども達に声をかけながら、赤ペンを持って、「○」を付けながら机間を回る指導法です。
これは、愛知教育大学大学院教授の志水廣先生が、その意味と価値について提唱し、広めたもので、活用する教師が多くいます。

基本的な考え方としては、全員に○をつけます。×はつけません。解答の全てが「○」でなくても、一部でもその過程や部分的なところに正解であれば、部分肯定をしながら、○をつけていきます。指導者が「いいですねぇ」「ここがいいねぇ」などと言いながら、○をつけていくのです。
○をもらうと子ども達は喜び、自分の解答に自信をもつことができます。その後の学習意欲も増進させます。

また、このことを行おうとすると、指導者が子ども達をきちんととらえなければなりません。特に、「良さ」を優先して見取ることになり、必然的に、子ども達を肯定的にとらえるようになります。また、瞬間的に評価をしなければならず、1秒も無駄にできません。

同じように「○付け」をする方法で、教卓で待ち構え、「できた人はもって来なさい」とする指導があります(問題数にもよりますが)。しかし、この方法は、できた子どもしか持って行けません。
できていない子どもに支援をしなければならないことを考えれば、教師が動いて、瞬間的に肯定的な評価をし、声かけすることで、安心し、脳はさらに「がんばろう」と思います。

子ども達が、意欲的に臨み、力をつけていくのが授業です。そんな授業を成立させる技術の一つに「○付け法」があります。

ABCを大切に

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連休明けの今日ですが、朝、門に立っていると、遠くから「おはようございまーす!」と、元気なあいさつが聞こえてきます。

さわやかなあいさつ、「ABC中の、ABC」。
ぜひ、これからも、さわやかなあいさつを響かせましょう!

2015.5.6 津島藤まつり

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今日は、津島市内の天王川公園を会場に、本日までが開催期間の「津島藤まつり」へ行きました。 
ここ数年は、尾張の藤まつりを盛り上げようと、「江南藤まつり」がタッグを組んで開催期間などをそろえ、認知度を上げると共に、両方に来てもらうように開催している藤まつりです。

津島市の天王川公園と言えば、「日本の歴史公園100選」に選ばれている公園で、桜、藤、蓮など、色とりどりの花と、紅葉や銀杏など、彩り鮮やかな秋の木々を見ることができる公園です。
その公園の南の一角に、小川をまたぐようにして、大きな藤棚が並び、12種類114本の藤が咲き誇ります。江南市より2倍程大きな規模になります。
よって(?)、江南市に比べると、駐車料金が江南市に比べ2倍であったり、屋台の数も多かったりと、それぞれが「2倍」のスケールに(笑)。

今日は、ちょうど開祭期間の最終日ということで、すでに散りかけた藤が多く、「見納め」の状態。連休前半が満開で、最も見応えがあったようです。(参照:津島市観光協会Facebook

初めて、津島藤まつりに行きました。今年は、尾張の「二大藤まつり」を見ることができてよかったです。

さて、季節は、桜が終わり、藤も・・・。
しかし、花と共に季節が移りゆくのが分かるのが、日本のいいところですね。引き続きこれからは、ツツジ、カキツバタ、ショウブ、アジサイと、初夏の花をたくさん見ることができます。

連休の最後に、少しだけ遠出をして、休日を締めくくることができました。
さあ、明日からまた、古北っ子とともに頑張ります!
古北っ子の皆さんも、元気に登校してくださいね!

2015.5.5 ランニングを続けると2

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これまでこの連休は、自分が運動するより、応援ばかり。3日前はスポ少アンツ、一昨日は同じくスポ少ウルフ、昨日は娘の陸上(高校総体尾張予選)・・・。
これはまずい!と、今日は、午後からランニング。気付けば、「ぎふ清流マラソン」まで、あと2週間を切っています。今日は、少し負荷をかけて、キロ5分こえないペースで10kmを走りました(写真は、コース途中の五条川にかかる裁断橋)。

しかし、今日も暑かったです。昨年の「ぎふ清流…」は、かなり暑く、スタートの9時ですでに「27度」!今年も、どうなることか、少し心配です。

さて、4/25の記事に「ランニングを続けると」の記事を掲載しましたが、引き続いて、雑誌「ランナーズ」6月号から、「ランニングで健康寿命を延ばす」のコーナーから、内容の一部を引用させていただきます。

「ロコモティブ・シンドローム(運動器症候群 ※以下『ロコモ』)」「サルコペニア(筋肉減少症)」。加齢に伴う骨や関節、筋力・バランス能力の低下によって日常生活が困難となり、閉じこもりや寝たきりとなるリスクを2007年に日本整形外科学会が提唱した言葉です。健康寿命を延ばすうえで、メタボ対策と同じくらい「ロコモ」対策は重要だそうで、ランニングは、「最高の予防」になるのだそうです。その有効な理由は、以下の通りです。

筋肉や腱を温めて、柔軟性を取り戻す
血流を促進し、関節の動きを円滑にする
バランスを保つ筋肉の強化
屋外では目からの情報処理能力を強化

また、筋肉は加齢に関係なく成長し続けるのだそうで、記録に挑戦するなど限界に挑むことは、健康への地震、筋肉の最大能力維持につながるのだそうです。

確かに、現在、少々のことでは疲れない体ですし、「四十肩」などという硬さもありません。これらは、ランニングを続けている効果なのかもしれません。

にしても、5連休の4日目まで、地元にきちんといる状態。明日は、最終日なので、ちょっと出かけてみようかと…。

2015.5.4 ちはやふる

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たまにこのカテゴリで紹介している「おすすめ漫画」。今日もその一つを紹介したいと思います。

百人一首を題材にしたマンガの「ちはやふる」
2010年「このマンガがすごい!オンナ編」で1位を獲得した漫画です。

我が家では、子どもたちが小学生の頃、楽しく百人一首に親しんでもらい、歌を覚えてもらえれば、という動機で購入を始めました。
すると、「百人一首に親しむ」というより、「スポ根漫画」を見るかのよう。今では、娘より、息子やお父さんの方が続きを楽しみにしているくらい(笑)。

「畳の上の格闘技」とも呼ばれる「競技かるた」を通して、その腕に磨きをかけるためにはどうするか、勝つための戦術をどうするか、仲間と共にどう戦うか・・・などなど、まさに、少し昔に流行った「スポ根」をイメージさせるものです。
少女漫画でありながら、男性にも人気があるという理由がよく分かります。

また、実際の「競技かるた」は、とても激しいものですが、そんな激しさが伝わってくるカットです。では「競技かるた」が、どれくらい激しいのか。かるたを取る瞬間は「スロー再生」されないと分からないスピードで手が動きます。そして、時には、その手と手がぶつかり突き指や骨折に繋がるというのですから驚きです。

漫画の中では、競技かるたの特性、競技のルールの解説、歌の解説などがきちんと盛り込まれ、知らない人が読んでも徐々にその知識を増していくことができます。実際、競技かるた人口の拡大にも貢献しているというからさすがです。

ちなみに、漫画は過去に2期ほどアニメ化されていますが(この地方では放送されていない?)、この度、ついに「映画化」が決定され、そのストーリーやキャスティングがどうなるかと、ファンの間では盛り上がっています。

しばらくブームは続きそうです。
「ちはやふる」。家族で読める漫画として、おすすめです。

2015.5.3 一家に1枚

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文部科学省では、国民が科学技術に触れる機会を増やし、科学技術に関する知識を適切に捉えて柔軟に活用してもらうことを目的として、「一家に1枚」ポスターを発行しています。
そのポスターの種類は、現在「11種類」

「くすり」「たんぱく質」「鉱物」「太陽」「磁場と超伝導」「未来をつくるプラズママップ」「天体望遠鏡400年」「光マップ」「宇宙図2013」「ヒトゲノムマップ」「元素周期表」の11種類です。

カラフルで、ただ眺めているだけでも、なんだかおもしろいポスターです。
これを学習机の透明マットの下に挟んでおいたり、トイレの壁に貼ったりしておけば、何となく毎日見ているだけで、少しずつ、知識として蓄積されていくことでしょう。

「トイレの壁」と言えば、我が家には、子どもたちが幼い頃は、「九九」「ひらがな」「日本地図」などが貼ってありました。やがて、「九九」「ひらがな」に替わり、上記の「元素周期表」が加わりました。
私自身も、子供の頃は、「日本地図」「世界地図」を眺めながら育ってきましたが、そのおかげで、随分と地理には強くなったものです。

以下のサイトから、「一家に1枚」シリーズは、A3版のサイズのものがダウンロードできます。カラー印刷すれば、いつでも手元に置いておくことができます。
ものによっては、さらに大きなサイズ(A2版、A1版)を、通販等で手に入れることができます。
興味のあるものがあれば、ぜひ、ダウンロードされてはいかが?

科学技術週間

2015.5.2 睡眠と子供の自立等との関係性

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4月30日に、文科省が「睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査の結果」について報道発表をしました。早速、そのサイトを見ると、調査結果のポイントが書かれていました。「概要」によると、以下のようにまとめられていました。(参照:睡眠を中心とした生活習慣と子供の自立等との関係性に関する調査の結果(概要)

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・学校がある日とない日で起床時刻が2時間以上ずれることがよくある子供ほど、午前の授業中に眠くて仕方がないことがよくあると回答する割合が高い。【小・中・高】
・学校から帰宅後に30分以上の仮眠をとることがある子供ほど、午前中に調子が悪いことがあると回答する割合が高い。【小・中・高】
・朝食を毎日食べる子供は、ルールを守って行動すると回答する割合が高い。【中・高】
・朝食時に家の人との会話が多い子供ほど、自分のことが好きと回答する割合が高い。【小・中・高】
・携帯電話・スマートフォン(スマホ)との接触時間(ゲーム除く)が長い子供ほど、就寝時刻が遅い。【小・中・高】
・寝る直前まで各種の情報機器(テレビ、ゲーム、携帯・スマホ、パソコン等)に接触することがよくある子供ほど、朝、ふとんから出るのがつらいと感じることがあると回答する割合が高い。【小・中・高】
・就寝時刻が遅い子供ほど、自分のことが好きと回答する割合が低く、なんでもないのにイライラすることがあると回答する割合が高い。【小・中】

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「寝る子は育つ」と言いますが、まさにその通りで、人の成長と睡眠には、深い関係があります。心身共に健康であり、健やかに成長してもらうためにも、適切な睡眠が必要なようです。

特に、大型連休や長期休業中は、いつもと違う生活リズムになりがちです。そういうリズムを覚えると、普段もそんなリズムになることがあります。
古北っ子は、夜遅くまで起きていることがないよう、「早寝早起き」を心がけましょうね。

2015.5.1 ワークシートのカラー化

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授業で使うワークシート。一昔前は、黒インクのみの印刷機で印刷されたワークシートを使うことが普通でしたが、現在では、必要に応じて、カラーのワークシートを用います。お父さん、お母さんの世代では、まだそこまでには至っていなかったでしょう。

写真は、社会科で使う、気候の特徴に応じて色分けした地図や、グラフに色をつけた、カラー化したワークシート。

学校現場にも、カラーレーザープリンターが導入され、10年以上が経ちます。ランニングコストも徐々に低くなり、現在では、掲示物や教材のカラー化が進んでいます。

一般的に、視覚から得られる情報は80%程度と言われています。そうした視覚で印象づけるためにも、グラフや図、地図、写真など、カラー化の方がいいと思われるものはカラー化します。

ポイントは、「理解につながりやすい」という点です。支援が必要な児童には「グラフを見てごらん」というより「赤い線のグラフを見てごらん」という方が着目点がはっきりし、伝わりやすくなります。

しかし、色覚に障がいをもつ児童に対するカラーバリアフリーのこともあります。また、色が多すぎると、印象はぼやけてしまいます。
そんなことも配慮しながら、必要に応じてカラー化し、分かる授業のために、教材の工夫をしていきます。

2015.4.30 PTA総会あいさつ

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今日は、午後の授業参観に引き続き、PTA総会が行われました。
お忙しいところ、多くの皆様にご出席いただき、ありがとうございました。

総会では、平成26年度の事業報告・会計報告に承認をいただき、27年度の役員・事業計画・予算案に承認をいただきました。

なお、会の最後に校長より、あいさつをさせていただきました。内容は以下をクリックしてご覧ください。
詳細はこちらをクリック!

2015.4.29 曼陀羅寺の藤

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連日、好天が続き、曼陀羅寺の藤まつりも多くの人でにぎわっています。ここ数年は、年を追うごとに、来場者数も確実に増えているようで、まさに、江南市を代表する観光スポットになっています。 

ところで、この曼陀羅寺の藤、古北っ子の多くの人は知らないかもしれませんが、平成18年から3年に渡る、「藤の再生工事」が行われて、現在のような公園になっているのです。

それまでも、多くの観光客でにぎわっていましたが、よく見ると、工事前の藤は、花のつきが年を追うごとに悪くなっていました。
来場者数が増えるにつれ、問題が発生していたのです。多くの来場者が根を踏んで歩くため、樹木が傷み、花に影響を与えていたのでした。

このことは、江南市が「曼陀羅寺の藤を何とか再生したい」と、日本女性樹木医第一号であり「あしかがフラワーパーク」園長の塚本こなみさんにお願いにあがり、現場を見ていただいて分かったことでした。

塚本さんは、栄養分がきちんと行き渡るように、根が生息しやすいようにと、樹木数を半分に減らし、他県の施設へ移植しました。そして、残った樹木の根が痛まないようにと、遊歩道を設置したのです。おかげで、確実に花付きが良くなっていったのです。
遊歩道は、車いすやベビーカーなども通れるようなバリアフリーの作りになっており、多くの人が訪れやすいようになっています。そんな細やかな配慮も素敵です。

「根を大切にする」ことで、見事な花を咲かせる。
人も、植物も「根っこを大切にする」ことがポイントなんですね。

さて、その塚本こなみさんが、明日30日(木)の「カンブリア宮殿」に登場します。「あしかがフラワーパーク」「曼陀羅寺の藤」同様に、現在、浜松市の「はままつフラワーパーク」をも再生させ、さらに注目をされているのです。キーワードは「感動分岐点」。江南市の藤も触れられるといいのですが・・・。明日の放送を楽しみにしたいと思います。

(※関係サイトは以下をクリック↓)
カンブリア宮殿(テレビ東京系)
あしかがフラワーパーク
はままつフラワーパーク

2015.4.28 三校連絡会

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今日は、北部中学校にて「三校連絡会」が行われました。 
この会は、多くの中学校区で行われている、中学校とその校区の小学校の校長、教頭、教務主任らが、学期に一回程度集まって、諸課題について検討するものです。 

(※北部中校区の「連絡会」は、草井小学校、本校の3校で構成されるため「北部中学校区三校連絡会」と言います。厳密には、門弟山小学校からも北部中学校に入学する児童はいますが、その数が少ないため、門弟山小学校は、古知野中学校との連絡会に参加しています。)

今回は、今年度第1回ということで、年間の行事の確認や、「小中連携」について協議がされました。特に、小中連携は、市内のいくつかの中学校区で意識されてきています。

実際、昨年度は、北部中学校の先生方が、草井小・古北小の両校の授業や校内環境を見る日を設け、訪問してもらいました。これは、「北中学びスタイル」というものを確立するために、現在の小学校では、どのような実践がされているのかを知るためのものです。
小学校で実施され、良いと思うところはそのまま中学校でも継承しようという中学校の姿勢があります。そして、そのスタイルを、3校で実践しようというのです。

また、今年度、草井小学校が「研究指定校」に委嘱され、平成29年度に成果を発表することになりました。それに向けた提案もされ、小中の連携のみならず、小小の連携の在り方も考える必要がありそうです。

これらの狙いには、「小学校の6年間が終わったら、一旦『リセット』」ではなく、小・中学校の9年間の学びを「連続したもの」ととらえて、教育活動を実践しようというものがあります。

8月には、三校合同の現職教育(職員による研修会)があります。昨年度は、そんな小中連携の実践が定着している東長良中・長良東小の理論を学ぶ場にするための講師の先生を招聘しましたが、今年度も、同様な内容を計画しています。

「古北進化計画」のみならず、「北中地区進化計画」で、三校が力を合わせてがんばっていきたいと思います。

ABCを大切に

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聴力検査の1年生。畳の部屋で行っているため、上履きのバレーシューズは廊下に脱いで並べます。

1年生なりに、きちんと並べようとする姿勢がしっかり伝わってきます。

これからもその調子でね。いいね!

暑サニ負ケズ

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雨が続いた中旬までと打って変わって、晴天続きとなっています。
気温もグングン上昇し、昨日は、28度越えに。
今日も暑くなりそうです。

教室では、早速、扇風機が活躍。暑さに負けず、勉強もがんばらねば、ですね。

ABCを大切に

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登校中のワンシーン。

歩道を歩く子ども達は、きちんと端によって、一般の方が通れるスペースを確保しています。

これも「ABC」。いいね!

2015.4.27 朝礼校長講話

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今日も、整然と入場ができ、しっかり、話を聴く姿勢ができていきました。
今日の朝礼は、先週の続きで、以下の講話をしました。

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今日は、先週の朝礼の続きのお話をします。
先週のお話を覚えていますか?そうですね、まず、古北の「ABC」について紹介をしました。そして、さらに進化するために「話し手を見て聴く 聴き手を見て話す」ということも、「ABC」にできるといいですね、というお話でした。最後に、その理由を今度お話しします、ということでしたね。

なぜ、「話し手を見て聴く 聴き手を見て話す」といいのでしょうか。理由を考えてみましょう。

その1。「学校はたくさんの友だちがいるのがいいところ」です。家庭教師で勉強を教えてもらったり、コンピュータとにらめっこしたりして勉強するのではなく、たくさんの友だちと勉強することで、みんなの考えを知ることができ、自分の考えと比べてみて、深めることができるのです。

図に表すと、こういうことです。先生1人と児童1人でやりとりをするのではなく、友だち同士でも意見を言い合ったり、聴き合ったりするのです。すると、いろいろな考えや知識を知ることができ、勉強ができるようになるのです。このことは大人になると、当たり前のことになります。大人は、多くの人の話を聴いて、自分の考えを伝えて、新しい知識を身につけていくのです。

その2。顔を見てもらいながら話すと、話がしやすくなります。校長先生も、こうしてみんなを見ながら話をしていますが、しっかりこちらを見てくれているのが分かり、安心して話ができます。さらに、中には、うなずきながら聴いてくれている人もいて、「聴いてくれているんだな」ということが伝わってきて、とても話がしやすいです。ぜひ、そんな、「うなずく」などの反応もしながら聴けるといいですね。

その3。こいうことができるようになると、学級がとても温かい雰囲気になります。お互いの信頼関係ができるからです。そんな学級は、何をしてもうまくいきます。運動会や学芸会など、学級が一つになって何かをしようとしたときに、きっとすばらしいものができるはずです。

結論です。「話し手を見て聴き、聴き手を見て話す」と、なんと「勉強ができるようになり、学級の雰囲気がよくなる」ということです。

ぜひ、今日の授業から、「話し手を見て聴く 聴き手を見て話す」ことを心がけていきましょう。

ABCを大切に

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朝礼の後半には、委員会からの「お願い」がありました。

すると、ノー原稿で、しっかり話す姿が。

みんなの前で、ノー原稿で話すのは、なかなか簡単にできることではありませんが、これを「ABC」レベルにしてしまうところが、さすがです。いいね!

2015.4.26 音楽を通して・・・

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今日は、音楽に親しむ日。
午前は、映画「セッション」を観賞し、午後は、市民文化会館大ホールで行われた江南高校吹奏楽部定期演奏会を観賞。共通項は、どちらも「バンド」であること。しかし、全くタイプの違うバンドであり、そのバンドを率いる指導者もタイプが異なることから、ある意味「指導者」である立場の自分としては、勉強になる一日でした。

映画「セッション」は、アカデミー賞5部門にノミネートされ、うち3部門受賞した作品。名門音楽大学に通う主人公のドラマーを追うストーリーです(※あらすじは、公式ページ「セッション」をご覧ください)。製作した監督の経験がストーリーにも重なっているということで、ノンフィクション的な部分がどこまでかは分かりませんが、強烈なインパクトがありました。

江南高校吹奏楽部は、マーチングコンテストで、8年連続東海大会に出場している実力校。今日は、得意とする「ドリル」、聴かせる「シンフォニック」、みんなで盛り上がる「ポップス」の3部構成。特に、第1部の「ドリル・ステージ」では、限られた広さのステージをめいっぱい使って見せるパフォーマンスは素晴らしいものがありました。
所々のトークからは、部員と顧問の先生や外部講師の先生との人間関係には信頼関係が成立していることが伝わり、部内に温かい雰囲気が漂っていました。

さて、「セッション」には、印象的なセリフがあります。「危険なのは、上出来(グッジョブ)という言葉だ」というもの。
どこをもって、「グッジョブ」とするのか。そこは、指導者として難しいところです。100点満点で「グッジョブ」とするのか、80点でも「グッジョブ」とするのか。昨日より今日がよければ「グッジョブ」とするのか・・・。指導される側のメンタルの強さにもよるかもしれませんが、力を引き上げるために、この点が指導者の声かけのポイントになります。

指導者の指導法には、よく「北風と太陽」が例えとして挙げられます。
子どもたちの力を伸ばし、高めるためにどうあるべきか。今日は、音楽を通して、改めて、その辺りを考えるきっかけとなった今日の一日でした。

(※写真は「映画.com」から引用しました)

2015.4.26 「テラ・ルネッサンス」のfacebookに紹介されました

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過日、本校ホームページ「校長室から」にて、「『風に立つライオン』と『少年兵』」と題した、記事を掲載しました(参照:2015.3.30 「風に立つライオン」と「少年兵」)。すると、掲載一週間後くらいに、記事中で紹介した「NPO法人テラ・ルネッサンス」より、「記事を紹介させてください」との連絡がありました。 

一方的に記事を掲載したにもかかわらず、当事者が見てくださっていたのです。まさに、ネットのなせる技です。

拙文ではありますが、掲載の許可をしました。すると、先日、「記事を作成しました」との連絡がありました。
以下をクリックしていただくと、その記事を見ることができるので、紹介させていただきます。

特定非営利活動法人テラ・ルネッサンスfacebook(4月21日)

2015.4.25 ランニングを続けると

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今日は、日差しが少しやわらぎ、風も出てきた16時頃から、ランニングを行いました。約一ヵ月後の「ぎふ清流マラソン」に向け、ちょっと追い込まないといけません。
とは言え、今日のこの時間はまだ気温が25度近くあり、キロ6分のゆっくりしたペースで、約13kmを走りました。

自分のホームコースとしている、五条川沿いの遊歩道は、木陰があり、気持ちのいい風が吹き抜けます。ちょうど桜の季節は、写真上のように川面に触れるくらいに枝が垂れ下がり、見事な花を見ることができますが、今は、写真下のように緑の若葉に覆われています。

さて、雑誌「ランナーズ」5月号(4/25現在の最新号は6月号)に興味深い記事が掲載されていました。
「ランニングで健康寿命を延ばす」という連載コーナーで、「ランニングと寿命の関連性を調べた米アイオワ州立大学の2014年8月発表論文」のデータを紹介していました。それらによると、以下のようなことが分かったそうです。

ランナーは、まったく走らない人に比べて、脳卒中、心疾患による死亡リスクが45%下がる。週10km走るだけでも、死亡リスクは30%低下する。
運動していない20歳とランニングを6年以上継続している69歳は、同等レベルの持久力である。

などなど・・・。
また、ランニングによって「弾む動き」が習慣化していることで、腱の柔軟性が保たれ、効率的に身体を動かす能力が衰えなかったり、ランニングによる有酸素運動を継続することで、最大酸素摂取量も緩やかに劣ることになり、70歳で50代前半、80歳で60代前半と同等の肉体年齢をもつことができたりするそうです。

やはり、健康な体、丈夫な体を維持するのに、ランニングは有効なようです。
これから暑くなってきますが、頑張らなければ、と思わされる記事でした。

ちなみに「ぎふ清流…」には、古北っ子の保護者にも何人かのお父さん、お母さんが走るということも聞いています。お互い、頑張りましょう!

2015.4.25 第50回「江南藤まつり」開催中

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4月23日(木)〜5月6日(水)の期間に、曼陀羅寺公園内にて、「江南藤まつり」が開催されています。

午前中に足を運んでみると、ちょうど、今日は「オープニングセレモニー」が行われる日で、市内の小学校から高校までの金管クラブや吹奏楽部の演奏が行われたり、写生大会が行われたりするなど、多くの人で賑わっていました。

ステージでは、ちょうど尾北高校ジャズアンサンブル部「オープンハート」によるノリノリの演奏が行われていました。市民文化会館などで行うステージを何度か見ていますが、いつ見ても観客を巻き込んだノリのいいステージです。

そして、23日の記事でも紹介しましたが、写生大会が行われており、多くのチビッコ画伯が、きれいに咲き始めた藤の花を思い思いに描いていました。古北っ子に会うことはできませんでしたが、受付で尋ねると、「何人か来てましたよ」とのこと。入賞者がいることを楽しみにしています。

さて、園内には、開花の時期が少しずつ異なる12種類約60本の藤が植えられています。早咲きから遅咲きの中にも、紫・紅・白と様々な色や、房が長いもの、短くかわいらしいもの、八重咲きのものと、多くの種類があり、見応えがあります。

しばらく天気もよく、見頃が続きそうです。
地元江南の代表的な観光スポットである「藤まつり」に、家族で出かけられてはいかがでしょうか。

ちなみに、北部中学校のステージが15:35〜15:45にありますよ。
★今までどおり電話での連絡も受け付けています。
  <欠席連絡フォーム>
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