令和6年度の合い言葉は「『き』力を高めて挑戦しよう」です。  『き』力とは、「雰囲『気』を大切にする力」「『聴』いて考える力」「『気』づき考え行動する力」「『協』力する力」です。これらを高めて、挑戦しよう!

2015.8.29 集中力アップのコツ

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今日は、近畿大学陸上競技部駅伝監督である、佐藤浩さんの講演を聴きました。
四日市大学で、全日本大学駅伝(名古屋〜伊勢)に9年連続出場を果たし、東海地区トップレベルのチーム作りをされた指導者である佐藤さん。その秘訣ともなる、「子どもが伸びる!集中力アップのコツ!」と題した講演でした。

80分の講演は、時間を感じさせない程、あっという間の講演で、「聴いてよかった」と思うものでした。
ここに、印象に残ったフレーズをいくつか紹介します(文責・校長)

●「心・技・体」のうち、最も大切なのは「体」。受検生でも、会社員でも、運転手でも、体のコンディションがしっかりしていないと、実力が発揮しきれないため、「体」が最も大切と考える。
●「実力=顕在能力÷(心の抵抗×身体の抵抗)」の公式は、関西のバスケットボール協会など、いくつかの団体で使っている。心や身体にストレスがない「1」の状態であれば、「100%」の実力が発揮できるが、仮に身体にストレスがあり「2」になると、50%の力になり、心も「2」になると、25%になってしまう。ストレスをなくすことが大切。
●「やる気のない人」に「がんばれ」と言っても、やる気はでない。本人が喜ぶ声かけや、具体的にやる気が出るきっかけとなる声かけをすることが大切。「うれしい」とやる気が出るし、「うれしくない」とやる気は出ない。「やり方が分かる」「うまくいく方法」など、脳が喜ぶことを伝えることが大切。
●本質的な能力は、「集中→直感(ひらめき)→想念(イメージ)→創造」という流れであるため、まず「集中」することが大切。不安があればアドレナリンが、怒りがあればノンアドレナリンが分泌される。集中力を高めればドーパミンが分泌され、実力通りの力が発揮される。
●「鼻から息を吸う(5秒)→息を止める(3秒)→口からゆっくり息を吐く(10秒)」これを3セット繰り返し、「手の一点(例えばほくろ)を見つめる(10秒)」ことを2セットするだけで、脳のパフォーマンスが上がる。
●錦織選手がサーブの前にボールをバウンドさせてボールを見る行為や、イチロー選手がバッターボックスでバットを立てるのは、スコアボードとバットのピントを順に合わせる行為で、どちらも「一点集中」することで、集中力を向上させている。
●テニスボールを2段詰みする作業や、ジャグリングでも集中力が増す。
●集中力を増すトレーニングをすることで、判断力や責任感も高まる。脳のシナプスが増えることにつながっているのかも。
●ネガティブなイメージができないよう、プラスの思考法をすることが大切。梅干しの酸っぱいイメージを打ち消すのに「酸っぱくない」と思っても消えない。そこは「チョコレート」を思い浮かべるのがプラスの思考。次につながる「楽しく、明るく、元気になる」声かけをするとよい。
●長所を伝えることで、人間関係がよくなり、力も伸びていく
●チームがまとまるのは、「同調する」ことが大切。同調するには、大きな声を合わせて言うなど、言葉かけや意識をあわせることで、行動や結果が変わる。

特に、「呼吸法と一点凝視法」の集中力を高めるトレーニングでは、やる前とやった後で、計算力が高まることを体感できました。また、「同調」では、声を出す前と出した後で、わずかな力で人を持ち上げることができるといった代表者による実演もあり、驚かされました。これらは、使えそうです。休日に、講演を聴いた甲斐がありました。
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