最新更新日:2023/05/20
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府中っ子の合い言葉「ほんきで取り組む・げんきをつくる・しょうじきに生きる」

「風が吹いている」

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 いきものがかりのヒット曲にこのような詩があります。

 風が吹いている 僕はここで生きていく
 ここに明日はある ここに希望はある
 出会いとさよならとが 決意(思い)を強くさせた
 風よ吹いていけ 君と夢をつなぎたい
 愛し合えるだろう つくり合えるだろう
 この時代を 僕らを この瞬間(時)を

 平成二十六年度が終わろうとしています。この一年間、子どもたちは、学校や地域、自分が好きになる活動を通して、学校から地域へ元気をお届けするとともに、ここで生まれ育った喜びを強くしています。四月からそれぞれ学年が一つ上がります。また、六年生は中学校へ進学していきます。

 城山から君たちを後押しする風が吹いている。
 歴史と自然あふれる府中に誇りをもって進もう。
 ここには夢と希望がある。

 今を生きる子どもたちが、新しい時代をつくろうと歩み始めています。これからも子どもたちへのご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
(写真は3月21日の卒業記念城山登山でのクリーン作戦の様子)

「俺に似よ,俺に似るなと子を思い」

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           「俺に似よ,俺に似るなと子を思い」    校長 富永 雅明
 4日,白峰中学校で体験入学が行われ6年生が参加しました。もうすぐ小学校6年間の業を終え,新天地で学習することになると考えると,感慨もひとしおです。19日には保幼小交流会がありました。4月から府中小学校に入学してくる保育所や幼稚園の子どもたちを1年生が迎えて,学校生活の様子を紹介したり,楽しく交流したりしました。ちょっぴり不安そうだった園児たちも,小学校入学が楽しみになったのではないでしょうか。別れと出会いが交錯するこの時期になると,気持ちがどことなく落ち着かなくなってしまいます。
 中学校を卒業する頃,担任の先生から「俺に似よ,俺に似るなと子を思い」という句を紹介していただき,なぜか今もこの季節になると時々思い出します。「自分に似てほしい,いや似てほしくない。」「良いところだけ似て,悪いところは似てほしくない。」その揺れる気持ちが親心というものなのでしょう。「親の背を見て育つ」という言葉もあり,子どもたちはいつの間にか,いろいろなことをお手本にしてしまいます。あまり見せたくない,隠している後ろの部分を,知らないうちに受け入れられてしまうと恐ろしい気がします。子どもたちから良いところも悪いところもそのまま見られているとしたら,できるだけ悪いところを減らし,良いところを増やしたいと思います。私自身,「俺のように生きろ!」とまではおこがましくて言えませんが,教育に携わる者としていつかそんなことが言える人でありたいと,精進してまいりたいと思っています。親が,地域が,学校が,子どもたちに何を伝え,どのように継承していけばいいのか。また,次代を生きる子どもたちが輝くようにどう育てていけばいいのか。私たちの大きな課題だと思います。
 この1年間,保護者・地域の皆様には,本校の教育にたくさんのご協力・ご支援をいただき,心より感謝を申しあげます。おかげさまで,たくさんの成果が得られました。今後ともどうぞよろしくお願いします。

「夢」は「挑戦」へのエネルギー

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「夢」は「挑戦」へのエネルギー 校長 富 永 雅 明

 「夢に向かってチャレンジする人づくり」は、香川県教育委員会の教育理念であり、「志をはぐくむ」は、坂出市教育委員会の教育理念です。子どもたちにとって「夢」や「志」と真剣に向き合い、目標を立て挑戦していくことは、自立への第一歩として最も大切なことと言えます。
明治時代に活躍した実業家で、近代日本の礎を築いた偉人、渋沢栄一の人生訓に「夢七訓」があります。

     「夢七訓」       渋沢 栄一
夢なき者は  理想なし   理想なき者は 信念なし
信念なき者は 計画なし   計画なき者は 実行なし
実行なき者は 成果なし   成果なき者は 幸福なし
ゆえに幸福を求める者は夢なかるべからず

 人は夢がないと何も始まらない。夢を抱いたときに理想を掲げ目標を立てます。それを達成するために、信念を持ち、計画を立て、それに基づいて実行すれば、成果が自ずと現れ、幸福を手にすることができるということです。すなわち、「夢」は「挑戦」へのエネルギーであり、「幸福」につながります。
 これからも、夢を持ち、その実現に向けて努力できる子どもたちを育成してまいりたいと思っています。

「ここにしかないOnly Oneの学校・地域に」

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 平安時代に成立した歴史物語の『大鏡』には,9世紀末に「お祝いの餅」が出されたという記述があり,もしかすると菅原道真も召し上がったのかもしれません。また,鎌倉時代の歴史書の『吾妻鑑』には,「三色餅」を山の神にお供えしたという記述があり,もしかすると崇徳上皇も召し上がったのかもしれません。古くからお正月や節句,祝い事などで餅つきが行われてきましたが,近年は,家庭用の餅つき機が普及し,簡単に食べられるようになってきました。
 坂下さんと福崎さんには,田植えから稲刈りまでお世話をいただき,330kgもの餅米を収穫することができました。そして,前日までの餅つきの準備にもご尽力いただきました。1月17日の餅つき大会は,多数の餅つきボランティアの方々のおかげで盛大に行うことができました。
 このように府中小学校が「コミュニティーの核」となって元気を発信していくことは,まさに本校の目指すところです。
  「餅つきお礼の会」に引き続き,「府中の歴史リーフレット配布式」を行いました。配布式には,綾市長さんや尾崎連合自治会長さんを始めたくさんのご来賓の方々にご臨席をいただきました。6年生は,「国府の里学習(総合的な学習の時間)」の中で,「ふるさと府中をもっと知ってもらいたい。」,「ふるさと府中がもっと元気になってほしい。」という願いを込めて,「府中町を考える会」「府中町をきれいにしよう」「府中町を元気にするツアー」などを行ってきました。そして,これまでに調べた内容を『府中の歴史リーフレット』としてまとめました。
  この度,坂出市観光協会,府中地区連合自治会のご厚意により,『史跡のまち府中町案内図』の裏面に,6年生が作成した『府中の歴史リーフレット』を掲載していただけることになりました。そこで,ぜひ多くの方にご覧いただきたいということで,関係機関の皆様に子どもたちからリーフレットを置かせていただくお願いをする配布式を行いました。このリーフレットは,府中出張所,埋蔵文化センター,市立図書館,産直,JA,がもううどんにありますのでぜひ手に取ってご覧ください。ここにしかないOnly Oneの学校・地域を目指しています。

「元」「連」「挑」そして次の1字は?

 謹んで新春のお慶びを申しあげます。旧年中は,保護者・地域の方々より格別のご厚情を賜わり,厚く御礼申しあげます。
 さて,2014年の世相を1字で表す「今年の漢字」が「税」に決まり,修学旅行で6年生が訪れた清水寺で発表されました。「熱」「嘘」「災」などの字も候補として挙がっており,暗い世相を反映して,全体的に明るいイメージの漢字が少なかったようです。
 府中小学校では,「やさしく つよく」をモットーに「元」気な学校づくりをすることと地域の核となって「元」気を発信することに取り組んできました。その間,ご支援・ご協力をいただき,「連」携の有り難さを感じました。改めて皆様に心より感謝を申しあげます。11月29日には,国府の里学習発表会を開催し,それぞれの学年でこれまでに学習してきた成果を発表しました。府中のことを学び,府中が好きになる活動を通して,自分に誇りをもつとともに郷土を愛する心を育くむことができればと考えております。この発表で子どもたちから「元」気をお届けすることができたのではないかと思っています。保護者の方からも「すばらしい発表会でした。これからも強力なメッセージを発信してください。」「一人ひとりが自信をもって発表する姿に子どもの成長を感じ,とても感動しました。」などの感想をいただきました。たくさんの方に参観していただき,ありがとうございました。
 また,苦手なことや今までしなかったことに「挑」戦しよう! と,子どもたちに言い続けてきた年でもありました。自分に負けないで目標に向けて意欲的に頑張る子どもを育てたいと思っております。12月5日の持久走大会では,全員が最後まで頑張り,充実感を味わうことができました。私自身もそれぞれの学年の子どもたちと共に走り,完走に「挑」戦しました。オカリナやカヌーに続いての「挑」戦です。うそでも走ることが得意と言えない私ですが,実は2月にある丸亀ハーフマラソンにも出場予定で大きな目標に向けて「挑」戦を続けているところです。必死にゴールを目指して走る姿から,子どもたちに何かを感じ取ってもらえるとうれしいと思います。
 本年も引き続き「元」気と「連」携と「挑」戦を大切に,さらに新しい1字を加えながら進んでいきたいとと思っております。
 さて,皆様にとりまして昨年の1字は何だったでしょうか。そして,今年目標とする1字は,もうお決まりでしょうか。
 本年もいい年でありますように,お祈り申しあげます。
 今後とも,府中小学校をどうぞよろしくお願いいたします。
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「バトンを受けて全力疾走!」

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    バトンを受けて全力疾走 〜いつか来るバトンを渡す時のために〜

 11月3日,県陸上競技大会に市の代表として5年生のリレーチームが出場し,みごとにバトンをつなぎました。子どもたちが青空の下,全力疾走する姿を見ると,実にすがすがしい気持ちになります。リレーは,誰かが途中で失敗したらゴールへはたどり着きません。そこに難しさもあり,魅力もあります。
 11月14日,6年生が「府中町を元気にするツアー」を開催しました。この「元気」には,「生き生き」,「健康」という意味の他に,「存続・発展」という意味があります。新宮古墳が築造された7世紀頃,菅原道真が讃岐へ遷任した886年頃,そして,崇徳上皇が流されてきた1156年頃,府中はずっと中心として栄え,文化を継承してきました。子どもたちは,府中町がいつまでも「存続・発展」してほしいと思い,このツアー成功をめざして長い時間をかけて準備してきました。世界に一つしかないオリジナルの缶バッチを胸に,生き生きと国府跡を案内しました。また,竹細工・押し寿司・布ぞうり作り体験などでおもてなしをしました。各地から多くの参加があり,「初めて府中の歴史の説明を聴き良く分かりました。これからこの道を通る時はよく踏みしめて歩きます。」「小学生とは思えないプロの味をいただき,感謝の気持ちでいっぱいです。」などの感想をいただきました。一方,子どもたちからは,「ツアーに来てよかったと言ってくださる人がたくさんいてうれしかったです。」「そばまんじゅうを食べていただき,おいしいと言っていただきました。ツアーが成功したのは私たちだけでなく,いろいろな方が支えて下さっているからだと思いました。」「この学習を通して府中のすばらしさに改めて気付きました。」などの感想が聞かれました。子どもたちにとって貴重な体験学習となったようです。これからもここで生まれ育った喜びと誇りを持ち,しっかり生きてほしいと願っています。次の世代へバトンを渡す時まで。


           「地震の後は西校舎3階へ逃げろ!」
11月5日,南海トラフ巨大地震を想定した「シェイクアウト訓練」を実施しました。地震発生時の対応に続き西校舎3階への避難訓練,保護者引き渡し訓練を行いました。その後,女性消防団員(チーム・コスモス)による「防災体操」や坂出市消防署の指導による「搬送手技」など,盛りだくさんで行いました。30年以内に起こる確率70%と言われ,いつ起こってもおかしくない巨大地震。こらからも訓練を重ね,その日に備えたいと思います。たくさんの保護者の方に参加していただき,ありがとうございました。

いよいよ「府中町を元気にするツアー」開催

 10月20日(金),6年生が「府中町を考える会2」を行いました。坂出市から5名の方々,地域から7名の方々が参加してくださいました。6年生は自分たちが「ごみ」「駐輪場」「落書き」「綾川」「交通事故」について調べたそれぞれの問題点を,全員が堂々と発表しました。その発表を5年生も参観して学習しました。三好教育長さんからは,「府中町が好きで,自分たちに何かできることはないかと考え,行動を起こしているところがすばらしい。」また,尾崎自治会長さんからは,「マナーの悪さが目立つ。自治会でもみんなに呼びかけていく。」とのお話がありました。
 10月12日(日)には,「府中町をきれいにしよう2」を行い,ツアーでご案内するコースの清掃活動を行いました。保護者・地域の方々も大勢参加していただきました。ありがとうございました。
 いよいよこれからはツアー開催を目指して本格的に準備を始めます。
 府中小6年生がご案内・おもてなしをします。ご参加をお待ちしています。

日  時  11月14日(金)10時〜15時
集合場所  坂出市立府中小学校体育館
内  容  「歴史発見」ツアー  道真ゆかりのコースと上皇ゆかりのコース
                 雨天の場合は別メニューとなります。
      「田舎体験」ツアー  竹細工体験,押し寿司体験
                 カヌー体験もしくは布ぞうり体験
定  員  各ツアー20名(先着順)   申込締切 11月7日(金)
持 ち 物  「歴史発見」ツアー  歩きやすい靴
      「田舎体験」ツアー  作業しやすい服装,エプロン
                 カヌー体験は着替え等が必要です。
参 加 料  821円(はっぴー)
そ の 他  昼食には押し寿司が出ます。オリジナルのおみやげがあります。
詳しくは  府中小学校(TEL 48-0610)へ
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「育てる」こと

『やってみせ、言って聞かせて、させてみせ、褒めてやらねば人は動かじ。話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。』これは、山本五十六(連合艦隊司令長官)の有名な言葉です。「お手本を見せ、納得させ、なんとかやらせてみて、ほめてやらないとなかなか人は動いてくれない。相手の言葉に傾聴し、相手を認めて、仕事を任せないと人は育たない。」という意味です。難しい時代にあって、学校教育にも、家庭教育にも参考になることだと思います。子どもをその気にさせるには、努力や工夫が必要です。そして、私たちの自らがやってみせようという姿勢が成長を促す秘訣です。

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地域コミュニティの核として

 「夏休み中どんなチャレンジをしたのかな?」と,学級日誌を持って来てくれた日直さんに尋ねると,目をキラキラ輝かせながら,「夏休みの自由研究や作品づくりに頑張った」「コスモスノート(家庭学習習慣定着ノート)に挑戦した」と答える子がたくさんいました。うれしいことです。夏休み作品展にはたくさんの方にそんな子どもたちの頑張りをご覧いただき,ありがとうございました。
 さて,1年前に行われた香川県学習状況調査の中に、「地域の歴史や自然に関心がありますか」という質問がありました。「ない」もしくは「あまりない」と答えた子どもが,ある学年には4割もいたのでした。これはとても意外な結果ですし,残念な結果でもあります。
 府中は,大化の改新のころ,「讃岐国」の国府が置かれ,政治・文化の中心として栄えた歴史と伝統のある地域であり,四季折々美しい姿を見せる城山や綾川などの自然に囲まれ,カヌー施設のある府中湖やコスモスの道など、自然に恵まれた環境にあります。ところが,ふるさとに誇りを持っていないようです。
9月7日(日),児童会が,元気な府中町にするために,少しでも地域に貢献しようと,自治会別クリーン作戦への参加を呼びかけてくれました。子どもの日記には「地域の方々のおかげでとてもきれいになってうれしかったです。」「これからも参加したいです。」などの感想がありました。地域の方からは,「大勢の子どもたちの参加で皆さんが元気をいただきとても明るい雰囲気になりました。ありがとう。」「府中町のみんなが取り組み,きれいな府中町にすることは大変いいことだと思います。」などの感想をいただきました。
 このような活動を通して「学校」が地域コミュニティの核となって元気を発信するとともに,ふるさとに愛着をもち,将来の夢や目標をもって頑張る子を育てていきたいと思っています。

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「子どもたちが暑い夏にチャレンジしたこと」

  本校では,朝の20分間を「チャレンジタイム」と称して,計算や漢字の定着を図るような時間に設定しています。「夢に向かってチャレンジ」という香川県の教育のキャッチフレーズをそのまま学級通信のタイトルに使用している学級もあります。この夏,「チャレンジすること」を私からの宿題にしました。
7月24,25日は,5・6年生の五色台集団宿泊学習でした。最高気温が37.1度にもなりたいへんでしたが,子どもたちは,家を離れて初めて家族のよさが分かり,友達の意味を知り,自分を見つめることができました。また,それぞれが各活動や役割分担に主体的にチャレンジしました。そこには,粘り強く最後まで取り組む姿やみんなと楽しい思い出を作るために頑張る姿がありました。一人一人の成長が見られた価値のある2日間となりました。
 7月27日は,5・6年生の8名が算数・数学オリンピックにチャレンジしました。本番まで練習問題に「ああじゃないか,こうじゃないか」と考え,解き続けました。たとえ正解が出なくても,正解を目指して粘り強く努力するところにチャレンジする大切な価値があるのではないでしょうか。子どもたちは,算数のおもしろさや楽しさに少し気づいたように感じました。保護者の方の中には,お子さんと一緒に問題にチャレンジされた方もいました。
  1学期の終業式で子どもたちに,「他人と比べてできないことが恥ずかしいのではなく,できるふりをしたり,努力しようとしなかったりすることが恥ずかしいことなのだ。」というお話をしました。何もしなければつまずくことも失敗することもありませんが,チャレンジしなければできた喜びを味わうことも自分に自信をもつこともありません。私は,7月にオカリナという楽器に出会い,さっそく子どもたちの前で披露したのですが,全く上手くできませんでした。にわか練習とできるまで頑張るという強い意志が足りなかったと反省しました。いつか,夏休みの練習の成果を発表し,リベンジできたらと思っています。
 子どもたちは,夏休み中どのようなことにチャレンジをしたのでしょうか。楽しみです。一人一人に聞いてみたいと思っています。

        〜元気な府中町にするために〜     お知らせとお願い
  本校は,自然・歴史・文化を体験活動の中で学び,ふるさとへの愛着をもち,元気な府中町にするために学校から元気を発信していくとともに,「地域コミュニティーの核」としての役割を果たしたいと考えています。
  9月7日(日)自治会別クリーン作戦には,小学生もできるだけ参加し,少しでも地域に貢献しようと考えています。保護者・地域の方のご参加・ご協力をお願い致します。
  11月14日(金)府中町を歩くツアーを開催し,自然・歴史・文化のあふれる府中町を理解していただくイベントを6年生が計画しています。詳しくは後日のポスターやチラシをご覧ください。

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「国府の里学習」から学ぶこと

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 先日の新聞に「人口減少深刻化」「地域崩壊の危機」という記事がありました。過去10年間で,坂出市の人口は3769人,府中町の人口は802人減少しています。また,本校の児童数も過去5年間で280人から180人に激減しており人ごとではありません。
  6月9日の6年生「国府の里学習」では,「府中町を考える会」を開きました。会には,綾市長様や三好教育長様をはじめ,日頃から府中小学校に深く関わっていただいている地域の方々にきていただき,ご意見をうかがいました。まず,城山や府中湖,讃岐国府跡などについてこれまでの体験学習をもとに,府中町のよさや問題点を発表しました。続いて,「新府中グルメ(府中ブランド)づくり」,「府中歴史めぐりツアー」,「田舎体験ウォークツアー」の企画や「ポスター」,「パンフレット」で府中町よさを広める方法を発表しました。最後に,綾市長様からは,「府中の魅力をいろいろな角度から見つめていて素晴らしい。」というお話をいただきました。この学習を通して,府中町の一員として魅力ある町づくりを起こしていく主体性と行動力を身に付けさせるとともに,自分のふるさとに愛着をもち,郷土を愛する心を育むことができれば,と考えています。この様子は,四国新聞やKBNにもとりあげられました。
  これからも府中小学校は,「地域とともにある学校」としてたくさんの人に関わっていただき,さまざまな意見をうかがいながら進んでいきたいと思います。また,「元気な学校は,元気な地域にあり」。学校から地域へ元気をどんどん発信していきたいと考えております。

コスモスの種まき

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 6月12日(木),全校生でコスモスの種を植えました。いつからコスモスの道へ植えるようになったのでしょう。調べてみると,「昭和49年,子ども会やPTAが新宮に向かってコスモスの苗移植」,「昭和50年,交通安全スクールゾーンコスモスを作成」という記録がありました。おそらくそれ以前からコスモスは府中町の花として親しまれ,それをコスモスの道へ植えるようになったのではないかと思います。暑い夏を「つよい」心でのり越え,秋に「やさしい」花を咲かせるコスモス。府中にはコスモスがよく似合います。地域の方々が8日(日)に整地してくださり,種まきをすることができました。これから花を咲かせるまで,水やりをしながら大事に育てていきます。ありがとうございました。
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「地域に元気と感動を」

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 運動会テーマの「やさしく つよく 一致団結」は,児童会が決めた運動会テーマでした。年度当初に掲げた府中小学校のスローガン「やさしく つよく」を受けて,考えてくれたもので,児童への意識の広がりを感じさせてくれます。
好天に恵まれ,子どもたちは連日の猛練習の成果を発揮し,精一杯の演技を見せてくれたと思っています。
前日の鼓笛の早朝練習には,いつものように自主的に子どもたちが集まっていました。私は,子どもたちの真剣な表情と眼の輝きに圧倒されるとともに,急激な進歩にすっかり感心してしまいました。練習が始まった頃は,音がやっと出るか出ないかという状態だったのに,これほど上手になるとは思ってもみませんでした。毎日の練習への取組の真剣さと運動会への強い思いがここまで質を高めさせたのでしょう。そして,本番でも「一致団結」してすばらしい演奏を聴かせてくれました。「今年の鼓笛は,昨年以上。他校に決して引けを取らないだけの上手さだった。」という声もあり,感動が府中町にこだましたのではないでしょうか。
1・2年リズム「げんきいっぱい てんとうむし」と3・4年リズム「恋するフォーチュンクッキー FCU62」は,子どもたち自身が楽しみながら,生き生きとした演技で,府中小学校のよさを表現してくれました。
5・6年組み体操「とびたとう 〜今 そして 未来へ〜」は,本番での集中力がみごとで,ほとんどミスのない完璧な演技でした。さすが上級生です。
子どもたちは,運動会を通して一回り成長したような気がします。
また,保護者・地域の方には,前日までの準備や当日のテント設営などでたいへんお世話になりました。運動会を通して学校と保護者・地域が一つになれたことは,府中小学校の誇りでもあります。
何のための運動会か。私は,府中小学校の元気と感動を保護者・地域へ届けることだと考えています。そして,子どもたち自身が自分を好きになり,学校を好きになり,地域を大好きになってほしいと願っています。
これまでもいろいろな場において「やさしく つよく」を発揮してくれた子どもたち。今後も,やさしさの溢れる学校・地域にしていきたいと考えています。

「やさしく つよく」

  入学式では,満開の桜が新入生30人を迎えてくれました。平成26年度は児童数180名でスタートです。
教職員は18名で,子どもたちへ熱い心を燃やしています。この姿勢というものは,他の学校には負けない,本校の誇りでもあり,今後ともこの雰囲気を大切にしていきたいと考えています。
 昨年亡くなったやなせたかしさんが,「何のために生まれて,何をして生きるのか」とおっしゃいましたが,私自身,「何のためにここへ来て,何をしていかなければならないのか」,今,真剣に考えているところです。
 入学式でもお話したのですが,アンパンマンは,「困っている人や飢えている人に,自分の顔を差し出して食べていただく。本当の正義というものは,決してかっこいいものでも簡単なものでもなく,自分も傷つくものだ。」ということを教えてくれています。
 子どもたち全員に,そのような深いところまで言う必要はありませんが,人を喜ばせることが一番うれしいと言える人になってほしい,自分が優しくしたことで,人が喜ぶ様子を見て自分もうれしくなるような人に育ってほしい,と願っています。
 府中小学校のスローガンは,「やさしく つよく」です。5月17日の運動会テーマにも児童会が取り上げ,全校に呼びかけるなど,子どもたちの間にも少しずつ浸透してきているように感じているところです。
もし,180人の子どもたちが1日に一つでもやさしいことをしたとします。たとえば,困っている人にやさしく声をかけるとか,ゴミを拾って地域の環境にやさしくするとかです。全員が一つずつやさしいことをしたとしたら,180のやさしいことをしたことになります。一週間もすれば千以上ものやさしいことが行われ,千以上もの笑顔があふれます。私は,そんな学校,そんな地域にしたいのです。そして,子どもたちには,学校や地域が大好きになってほしいと思います。
もう一つは、子どもたちに強く生きてほしいのです。勉強していて途中で投げ出してしまったり,運動していて全力を出し切れなかったりする人は強い人とはいえません。自分から勉強や運動,いろいろな活動に全力で取り組む,何事にも最後までがんばる人になってほしいと願っています。
 皆様には府中小学校の応援団になっていただき,学校・保護者・地域が一つになって子どもたちを育てていきたいと思います。

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