最新更新日:2024/06/11
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日中は汗をかくようになってきました。水分をこまめにとりながら、学習や運動にしっかりととりくみましょう。

【校長日記】 古知野西小学校 研究中間報告参観−2−

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一昨日、古知野西小学校 研究中間報告会 を参観しました。
テーマは、自分の考えを仲間に伝え、学び合う児童の育成
− アクティブ・ラーニングを基にした授業デザインの工夫 −
です。

私の個人的な感想を紹介します。

実は、この研究テーマを聞いた時に、「研究はやりにくいテーマだ。しかし、実践はやりやすい。」と感じました。
科学としての研究は、テーマがあり、仮説があり、そのための手立てがあり、それを検証していきます。
しかし、「アクティブ・ラーニング」はいろいろな方法の総称です。その範囲は幅広く、子供たちが生き生きと取り組んでいるものはすべてアクティブ・ラーニングです。

それでは研究らしい研究にはなりませんが、わたしは大学附属の学校でなければ、それでよいと思っています。
目の前にいる子供たちが、生き生きと学んでいればよいのです。

時折、大学の先生が入って、間口の狭い手法で研究に取り組む学校があります。しかし、たいていは、研究が終わるとなくなってしまいます。
長続きするには、シンプルで幅広いテーマが良いのです。

今回の古知野西小学校も、授業を見ているだけでは、何をしようとしているのか見えにくい内容でした。理論から出る統一された何かが見えないのです。
それが「アクティブ・ラーニング」です。
いろいろな方法の中から、目の前の子供たちと教材に最もふさわしい方法を選択するのがアクティブ・ラーニング。むしろ、型があっては趣旨に反します。

発表を聞くと、「習得」を国語科で行い、「活用」を生活科・社会科で行うというものでした。前者がアクティブ・ラーニングの基礎、後者がアクティブ・ラーニングと位置付けられます。
なるほど、生活科・社会科は、どこも工夫されていました。アクティブ・ラーニングといえるでしょう。特に、高学年の社会科は、個性的で、すばらしい授業が行われていました。
国語でも、例えば2年生の授業など、思わず見入ってしまうものがありました。

これからと感じたのが学びスタイルです。
要項にあるチェック表を見ながら授業を見ていたのですが、「6 聞くときは、話し手に対して体を向けて聞いている」「8 話すときは、聞き手全体を見て話ている」「10 話すときは、意見をつなぐことを意識して話している」は、まだまだ道半ばだと感じました。出来ている学級もありましたが・・・・。

6,8は形の問題ではありません。
私が見る限り、「児童の心はまだ教師だけに向いている」「教師の心が発言している子に向いている」学級が多いと感じました。
「心を友達に向ける」「教師は話を聞く子に心を向ける」ことができないと、10はできません。それでは、テーマの「学び合う児童の育成」はできません。
この「6・8・10」は、明治の学制から培われた教師による一斉指導の転換なのです。

ICT活用は、今後間違いなく現場にやってきます。具体的な姿をいくつか見ることができました。6年生で見たフラッシュカード型、他のクラスで見た資料提示型など、有効に活用されていました。

秋の本発表でどこまで深まった姿を見ることができるか、楽しみです。

【校長日記】 古知野西小学校 研究中間報告参観−1−

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昨日、古知野西小学校 研究中間報告会 を参観しました。
テーマは、自分の考えを仲間に伝え、学び合う児童の育成
− アクティブ・ラーニングを基にした授業デザインの工夫 −
です。

アクティブ・ラーニングは、次期「学習指導要領」のキーワードです。
本来は大学の教育改革のために出てきた用語ですが、小中学校でも要請されています。
次のように定義されています。

教員による一方向的な講義形式の教育とは異なり、学修者の能動的な学修への参加を取り入れた教授・学習法の総称。学修者が能動的に学修することによって、認知的、倫理的、社会的能力、教養、知識、経験を含めた汎用的能力の育成を図る。発見学習、問題解決学習、体験学習、調査 学習等が含まれるが、教室内でのグループ・ディスカッション、ディベート、グループ・ワーク 等も有効なアクティブ・ラーニングの方法である。

簡単に、課題の発見・解決に向けた主体的・協働的な学び とも説明されています。
子供が、「知りたい」「わかりたい」「できるようになりたい」と思って自ら行動し、そこに学びがあればアクティブ・ラーニングになるのです。

それには、意外性のある資料提示、解決したいという課題設定、課題を解決するための時間的・空間的・物理的な保障が必要です。
また、ある程度の授業規律、協働的な学習を成立させるための集団づくりも不可欠です。

さて、以上を踏まえて、古知野西小学校を見てみました。

続きは、明日紹介します。

【校長日記】 拙稿紹介

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『社会科教育3月号』(明治図書)が刊行されました。

今号は私も執筆しています。
依頼されたテーマは、「私の社会科授業術 時間術 −限られた時間でポイントを教えるには−」です。

私を含め5人が執筆しています。

5本を通して読むと、「限られた時間でポイントを教えるには」という課題に応えていないものが目立ちます。

他の論文でもそうですが、依頼されたことに対して、ストレートに返していないものがいかに多いことか・・・・。
返す側に力がないと、すなわち、課題に応えるだけの数多くの情報がないと返せないのです。

それでは私は何を書いたか?

残念ながらここではお知らせできません。ぜひ書店でご覧ください。

今後には、岩倉市立南部中学校の高橋校長先生も書いています。

【校長日記】 今日は建国記念の日

今日は建国記念の日。祝日です。
祝日は、「国民の祝日に関する法律」という法律で規定されています。
短いので、全文引用してみましょう。

−−−−−−以下引用−−−−−−

第一条  自由と平和を求めてやまない日本国民は、美しい風習を育てつつ、よりよき社会、より豊かな生活を築きあげるために、ここに国民こぞつて祝い、感謝し、又は記念する日を定め、これを「国民の祝日」と名づける。

第二条  「国民の祝日」を次のように定める。
元日 一月一日 年のはじめを祝う。
成人の日 一月の第二月曜日 おとなになつたことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます。
建国記念の日 政令で定める日 建国をしのび、国を愛する心を養う。
春分の日 春分日 自然をたたえ、生物をいつくしむ。
昭和の日 四月二十九日 激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす。
憲法記念日 五月三日 日本国憲法 の施行を記念し、国の成長を期する。
みどりの日 五月四日 自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ。
こどもの日 五月五日 こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する。
海の日 七月の第三月曜日 海の恩恵に感謝するとともに、海洋国日本の繁栄を願う。
山の日 八月十一日 山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する。
敬老の日 九月の第三月曜日 多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う。
秋分の日 秋分日 祖先をうやまい、なくなつた人々をしのぶ。
体育の日 十月の第二月曜日 スポーツにしたしみ、健康な心身をつちかう。
文化の日 十一月三日 自由と平和を愛し、文化をすすめる。
勤労感謝の日 十一月二十三日 勤労をたつとび、生産を祝い、国民たがいに感謝しあう。
天皇誕生日 十二月二十三日 天皇の誕生日を祝う。

第三条  「国民の祝日」は、休日とする。
2  「国民の祝日」が日曜日に当たるときは、その日後においてその日に最も近い「国民の祝日」でない日を休日とする。
3  その前日及び翌日が「国民の祝日」である日(「国民の祝日」でない日に限る。)は、休日とする。

−−−−−−−−−−−−
以上です。
何か気付きませんか?

成人の日、海の日、敬老の日、体育の日は、ハッピーマンデーとして、月曜日に決められました。連休を増やすためです。
春分の日、秋分の日が年によって変わるのは、太陽と地球の位置関係で決まるため仕方がありません。

建国記念の日だけ、月日が明記されていないのです。
なぜでしょう?

かつて、明治時代の祝日に「紀元節(きげんせつ)」というのがありました。
明治時代に、初代神武天皇即位の日を祝日として制定したのです。
しかし、戦後、昭和23年にGHQの意向で廃止されてしまいました。

その後、建国記念日を復活しようという動きが何度もありましたが、結局、「建国記念の日」と「の」を入れること、月日は政令で示すということで決まりました。

それでは、いつを建国記念の日とするのか?
各政党から異なる提案が出されました。
そこで世論調査を行ったのです。
昭和41年9月29日から1万人を対象に調査をしました。
その時に示されたカードが、

ア 2月11日 もとの紀元節の日
イ 4月3日 聖徳太子の17条憲法発布の日
ウ 4月28日 講和条約発効の日
エ 5月3日 憲法記念日
オ その他の日 (元日、もとの元始祭の日、立春の日など)

その結果、2月11日が最も多くの支持を集め、この日に決定したのでした。
「政令」や建国記念の日の「の」には、いきさつがあるのです。

いずれにしても、今日は「建国をしのび、国を愛する心を養う。」という祝日です。
その趣旨を理解して一日を過ごしましょう。

【校長日記】 大口南小学校 研究中間報告会

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今日は、午後から大口南小学校 研究中間報告会へ行ってきました。

研究テーマは「自信を持って 主体的に活動できる子の育成」
 −言語能力を育み つなぎ つながる 授業づくりをめざして−

大口南小学校は、ここ数年、毎年のように訪問し、授業を見てきた学校です。

もともと児童は落ち着いていたのですが、これまでの印象と大きく違いました。
何が違うのか・・・・。

発言する子どもの顔が、教師を向いているのか、仲間を見ているのかが違うのです。

これは、教師にとっても、児童にとっても、授業観の転換です。
教師のしゃべりすぎは減り、児童が能動的になります。
これが定着すれば、より深い学びになることはまちがいありません。

研究理論はいたってシンプルです。
だからこそ、実践しやすく、定着もしやすいのです。

その内容は、単位時間の中に「一人学び」「みんな学び」「自分学び」を位置づけていることです。みんな学びでは人とつながり、自分学びでは自分とつながります。いわゆる振り返りですね。
この時期にこの様子なら、秋には十分期待できそうです。

あとは、授業規律の徹底。
そして、形に心を入れることです。

「聴くは思いやり・相手への敬意」

良い研究になりそうです。 

【校長日記】 今日の朝礼は・・・

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今日の朝礼の様子を紹介します。

インフルエンザの蔓延を防ぐために、今週もテレビを使って行いました。

現在、愛知県では、インフルエンザ警報が発令されています。

インフルエンザ予防のためには、うがいと手洗いが重要です。
今日は、有効な手洗いの方法を紹介しました。

1 お願いのポーズ
2 カメのポーズ
3 お山のポーズ
4 オオカミのポーズ
5 バイクのポーズ
6 つかまえた!のポーズ

保健室の前に掲示されていますので、忘れた人は見てみましょう!

画像は、花王ビオレ「あわあわてあらいのうた」から引用しました。
 出典 http://www.kao.co.jp/biore/biore-u/hand/song/
 

【校長日記】 写実画の魅力

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昨日の日展作品を見ていただけましたでしょうか?

上の写真は、曽 剣雄 氏の「物語」の画像をお借りしました。

 画像出典は 日展 https://www.nitten.or.jp/exhibition/02/254.html

いかがですか?
写真みたいだと思いませんか?

こうした、「写真みたい」な絵を描く人たちがいるのです。
その作品を展示しているのが、私が大好きな千葉にあるホキ美術館です。

そのHPから画像を引用して紹介します。

写真中は、五味文彦氏(上)と島村信之氏(下)の作品です。

島村信之氏は、私のイチオシの人で、画集も持っています。

写真下は、大畑稔浩氏の作品。

この3人をチェックすれば、写実画にかなり迫ることができます。

まずは、日本初の写実絵画専門美術館 ホキ美術館 のHPをご覧ください。

必ず驚くと思います。
魅力的な絵がいろいろあります。

ここから https://www.hoki-museum.jp/index.html

【校長日記】 ピカソ 天才の秘密 展に行ってきました!

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日展に続いて、「ピカソ 天才の秘密」展に行ってきました。

今回の作品は、ピカソの前半期のものです。

驚きは、ピカソが11歳の時の石膏デッサンです。
それは見事です。
そのほか、15歳のデッサンや自画像が展示されています。

ピカソは、画家である父による英才教育で、子供っぽい絵を一度も書いたことがないのです。
じつは、このことが、彼の画家としての人生に大きな影響を与えたと私は思っています。

そして、妹を失ってから、社会的弱者を独特の青い色調による雰囲気で描き出した「青の時代」 (1901-04)、ピカソ20歳ごろです。

その後、モンマルトルの洗濯船と呼ばれるアトリエで、絵に温かさを取り戻した「バラ色の時代」 (1904-06)

1907年、26歳で突然《アヴィニョンの娘たち》を制作し、キュビスムを探求しだします。

今回の展覧会は、ここまでの過程を理解することができます。

ピカソは、その後も画風を変えます。

最後には、児童画のような絵を描きます。
児童画の素晴らしさを世に訴えたのは、ピカソなのです。
それは、自身が描きたくても描けなかった幼少期を、取り戻そうとしたのかもしれません。

ピカソの天才性を、ぜひ直接お確かめください。

 公式HP http://www.chunichi.co.jp/event/picasso2016/

【校長日記】 日展に行ってきました

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名古屋での会議の帰りに、日展によってきました。

組織が変わっての第2回 東海展です。
以前よりも力作が増えたような気がします。

5部門で600もの作品を堪能してきました。

印象の残った作品は・・・

 阪脇郁子 菊川太夫 特選

 藤森兼明 アドレーション パラ ドオーロ

 曽 剣雄 物語
 
 その他、ここから見ることができます。

 https://www.nitten.or.jp/exhibition/sakuhin.html
 
 子供たちには、良い絵をたくさん見せたいものです。

【校長日記】 今日の朝礼は「エースをめざせ!」

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今日の朝礼の様子を紹介します。

今日は、インフルエンザの蔓延を防ぐために、テレビ朝礼としました。

「うがい、手洗いに努めましょう。

今日の話は、うがい ではなく、うかい です。」


と、今日のテーマ「鵜飼い」を紹介しました。

先週訪問した、犬山市の鵜舎の話です。

「エース」と鵜匠さんがよんでいる鵜がいます。

写真中の右下のように、最後に鵜の紹介をする場面で、舟先に立つ鵜のことです。
鵜飼いの時にも、真っ先に川に入っていきます。
鵜舎には、エースばかり集めてある部屋と、そうでない部屋がありました。

いつものようにクイズを出しました。

写真下の上の2枚をご覧ください。

「この2枚のうち、どちらがエースの部屋でしょう?」

「左だと思う人はパーを、右だと思う人はチョキを出してください。」と投げかけました。

みなさんも考えてみてください。

正解は、パーです。

エースは、姿勢がよいのです。背筋が伸びています。

エースは人が近づいても動きません。堂々としています。

エースは余計な音を立てません。部屋全体がしずかで、落ち着いています。


エースでない部屋は、人が近づくとザワザワし、鳴き出しました。
突き合っている鵜もしました。

鵜の世界でもエースがいるのです。

教室でも、授業中はエースをめざしましょう!

教室の変化が楽しみです!



【校長日記】 木曽川うかい 鵜舎視察

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昨日、1300年の伝統を誇る木曽川うかいの鵜を飼育する鵜舎を視察してきました。

来週、県下各地の社会科教師による社会見学を行います。その下見とあいさつを兼ねてのものです。

モンキーパークの裏手に鵜舎がありました。(写真上)
鵜を繋ぐ縄が置いてありました。もちろん本物です。
腰蓑(みの)や籠(かご)も、鵜匠さん達による手作りです。(写真中)
現役の鵜匠さんは、現在3人です。
エサ場兼運動場の水槽が2つありました。
エサはホッケやタラ。保管のための冷蔵庫もありました。

鵜は、現在51羽。
すべて、茨城県から購入したものです。保護のために、複雑な手続きがあるそうです。
しばらくは、1羽ずつ籠に入れて環境に慣れさせます。
3年ほど経つと、鵜飼いで使えるようになるそうです。

鵜飼いでは、鵜飼い船一艘につき、10羽の鵜が活躍します。
薪はアカマツしか明るく燃えません。他の木材ではいけないのです。

写真下をご覧ください。
どちらかがエースの鵜です。
鵜飼いの最後の披露で、船の先端に堂々と立つ鳥です。
そして、どちらかがその他の鵜です。後ろをついて行く鳥です。
どちらがエースチームかわかりますか?

明らかですね。

写真上のエースチームは、私が近寄っても動揺しません。堂々たる風格を感じます。とても静かです。

もう一つのチームは、騒々しく、落ち着きません。
突き合っている鵜もいます。
その差は歴然。

どこからこの差は生まれるのでしょうか?

即答でした。

「素質です。」

茨城から運ばれてきた時から、堂々としているもの、そうでないもの
がわかるそうです。
なかには、サボってばかりの鵜もいるそうです。

教育に関わる者として、興味深いお話でした。
この話は、いつかの朝礼で伝えます。

それにしても、鵜は美しい!
目はエメラルドのようでした。
機会があれば、一度近くで見てください。

木曽川うかいは、6月1日10月15日まで行われます。
詳しくは http://kisogawa-ukai.jp/ 

【校長日記】 小牧岩倉エコルセンター視察

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今日は、朝礼後すぐに、小牧岩倉エコルセンターへ視察に行きました。
江南市廃棄物減量等推進協議会委員としての研修視察です。

小牧岩倉エコルセンターは、昨年4月に稼働を開始したばかりの、最新のゴミ処理場です。
最大の特徴は、ゴミを「焼却」ではなく「溶解」することです。(下図)
そのために、埋め立てゴミがほとんど出ないのです。

「ガス化溶解炉」に、ゴミとコークス、石灰石を入れて、1800度で溶かしてしまいます。
製鉄所と原理は同じです。
最後にどろどろに溶けたものを水で冷やすと「スラグ」と「メタル」に分別し、コンクリート製品や機械のおもりとして有効活用するのです。

粗大ゴミも同様、2段階で破砕して鉄・アルミ・その他に分け、その他は先ほどのガス化溶解炉で熔解するのです。

途中で出るガスも濾過・集塵し、きれいにしてから排出します。

見事だと思っていたら、弱点がありました。

破砕物のコンベアに、ビデオテープ等の長いものが絡みついていました。コンベアを停めて、係の人が手作業で取っていたのです。

いかに、分別収集が大切か、また、長いものは切って出さなければいけないかがわかりました。

江南・丹羽は、まだまだ場所の選定段階ですが、場所が確定して最新の設備ができたとしても、やはり、これまで通り、リサイクル・分別収集が大切であることは変わりません。

住民のルール遵守が必要です。
 詳しくはこちら http://www.city.komaki.aichi.jp/area/komakiiwak... 

【校長日記】 今日の朝礼

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今日の朝礼の様子を紹介します。

はじめに、表彰状を渡しました。
学校給食応募献立、「家庭の日」県民運動啓発ポスターに応募し、入賞した人を表彰しました。

次に、スポーツ少年団と、空手の大会で優秀な成績をおさめた人に拍手を送りました。

「経験は力」になります。何でもチャレンジしましょう。


次に、先週行われた、学校保健安全委員会での佐藤逸代先生の講演の内容を紹介しました。

次女を亡くされた時の様子、そしてその時の母親としての悲しみと苦しみは想像を絶するものがあったと思います。

ここでは、2歳下の妹がベッドや新聞広告の裏に書いたメモを紹介しました。

命を大切にしなきゃいけない。せっかく神様がくれたのだから。どんなにつらくても、苦しくても、命を大切にしなきゃいけない。

あなたは一人じゃない。みんな一人じゃない。みんな支え合って生きている。大切な人をずっと大切にしよう。なくさないために。

命っていうのはね、一人に一つしかないの。だから、今の自分を思いっきり好きになろう。忘れないで、大切な人はすぐそばにいることを。

死にたいなんて言っちゃだめ。死にたくなんかないのに、病気とか事故で亡くなる人だっているんだから。 


姉の死と母親の苦しみに直面したからこそ書けた言葉です。

事実の重さと、いのちの大切さを改めて感じることができました。

難しい話でしたが、1,2年生も身動きしないでじっと聴いてくれたことに感動しました。

【校長日記】 第51回一色マラソン

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今日は、第51回一色マラソンに出場しました。

これまでに、ハーフマラソンには何度も出場しましたが、これほど過酷な大会は初めてでした。

GARMINの記録を見ると、気温2.2度。体感気温はマイナス4.4度。

海からの強風で、ゼッケン、帽子は飛ばされました。

横風により何度もよろけ、足がもつれました。

しかし、追い風の時の快適さも味わいました。
自分が速くなった気がします。

おそらく、一生忘れない思い出ができました。

自分が、一回り強くなった気がします。

【校長日記】 「尊きいのち みつめて」

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 本日、第2回学校保健安全委員会を開催しました。講師は、心理カウンセラーの佐藤逸代先生です。

 佐藤先生は、平成17年に、二女の有希さんを交通事故で亡くされました。当時中学校1年生で、部活動の先輩の試合を応援に行く途中でした。赤信号で待っている所へ、信号無視の車に追突された車が飛んできてとばされたのです。
 私が、強く印象に残った部分を一部紹介します。


 事故から母としての苦しみが始まりました。自分が嫌いになったとも言われました。
 と同時に、姉も、妹も同時に苦しんでいることを知りました。
 妹が、姉との別れから1か月後に、チラシ広告の裏にボールペンで走り書きをしていました。そこには、詩が書かれていました。母とは違う苦しみと闘っていたのです。

命を大切にしなきゃいけない。せっかく神様がくれたのだから。どんなにつらくても、苦しくても、命を大切にしなきゃいけない。

あなたは一人じゃない。みんな一人じゃない。みんな支え合って生きている。大切な人をずっと大切にしよう。なくさないために。

命っていうのはね、一人に一つしかないの。だから、今の自分を思いっきり好きになろう。忘れないで、大切な人はすぐそばにいることを。

死にたいなんて言っちゃだめ。死にたくなんかないのに、病気とか事故で亡くなる人だっているんだから。
 

 長女は告別式の翌日から学校や塾へも行きました。姉妹と親ってこんなに違うのだな、と思ったものですが、そうではなかったのです。
 
今までニュースなどで事故の話などを聞いて、身内がいなくなったことを何度も想像したことはありました。それでわかった気になっていたけれど、現実はそれほど甘くなくて、想像をはるかに超える悔しさ、苦しみ、悲しみ、絶望感でした。この気持ちが、加害者や身内を亡くしたことのない人に理解できるとは思いません。なぜなら、私も理解できなかったからです。

一人が交通ルールを無視したことにより起こった一瞬の事故。これが家族の幸せを奪いました。

特に母はひどく落ち込んでいて、今までに見たことがないような状態だったので、家族の中で私だけでも強くいないと、家族が本当に壊れてしまうと思ったからかもしれません。

「泣かないことでしか自分を守れない」という悲壮な決意で、姉も自分と闘っていたのです。

母として、妹として、姉として、交通事故被害者家族のそれぞれの苦しみを語っていただきました。

そこで見えてきたものは・・・。

 スタートは自分。自分のことを思いやっていないと、人の気持ちは分からない。
 自分を好きになれない人は、人を好きになれない。
 自分への思いやりを大切にしよう、ということでした。

 有希さんは、お母さんに最後の手紙を残していました。
 「いつでまでもその笑顔でいてください。ずっとずっと大好きだよ」
 

 佐藤先生にとって、本来なら思い出したくない話だと思いますが、交通事故被害者遺族の苦しみを世に伝えるために、「あいち交通犯罪ZEROの会」を立ち上げ、活動しておみえです。
 今日のお話は、いのちの大切さ、そして家族について、あらためて考えるとてもよい機会となりました。
 佐藤先生、ありがとうございました。

 児童は何を感じたのでしょうか・・・。明日以降、児童の感想を紹介します。

平成27年度全国学力・学習状況調査 江南市結果−2−

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平成27年度全国学力・学習状況調査 江南市結果が、市教育委員会HPにアップされました。

6年生の保護者の皆様には、10月22日付けの文書で結果をお知らせしていますが、改めて本校の状況を紹介します。

今回は教科(国語・算数・理科)の結果です。
「全国」とは、「全国の平均正答率」のことです。

国語A(主として知識に関する問題)

全国をわずかに下回りました。

文の主語として適切なものを選択する問題、著者が引用している文を書き抜く問題の正答率が低く、他は全国並みでした。


国語B(主として活用に関する問題)

全国を上回りました。

新聞の適切な割り付けの選択や、インタビュー内容のまとめ、目的に応じて中心となる語句をとらえる問題ができていました。


算数A(主として知識に関する問題)

全国を上回りました。

計算の正答率が高く、100%の問題もありました。
また、図形の展開図の問題も高い正答率です。
二等辺三角形の問題のみ、全国を下回りました。


算数B(主として活用に関する問題)

全国をA以上に上回りました。

13問すべてで、全国を上回っています。
なかでも面積を求める問題では、全国に比べて高い正答率を示しました。

しかし、判断した理由を書く問題の正答率は低く、理由を説明する活動を積み上げる必要を感じます。


理科

全国を大きく上回っています。

1問を除いた、他の23問は全国を上回っています。
なかでも、砂糖の水溶液で、水の温度が下がった時に出てくる砂糖の量の問題は、全国が28.9%に対して、本校は43.4%の正答率でした。
その他、実験に関わる設問で高い正答率が目立ちます。
授業に実験を多く取り入れている成果が出ていると感じます。

唯一下回った設問は、「水が水蒸気になる現象について、その名称を書くもの」です。
「じょう発」でも正解なので、知識の不足が原因です。

これで何km? 昨日のマラソンパトロール

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昨日のマラソンパトロールのコースです。

五明住宅 〜 当光地 〜 中奈良 〜 熊野 〜 木賀杉・本郷・大門 〜 寄木

〜 北山・南山 〜 小折中 〜 小郷 〜 下山・本町下 という順路です。

これで、8.93kmでした。

初めは指先が痛いほどでしたが、次第にポカポカしてきました。

平成27年度全国学力・学習状況調査 江南市結果−1−

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平成27年度全国学力・学習状況調査 江南市結果が、市教育委員会HPにアップされました。

6年生の保護者の皆様には、10月22日付けの文書で結果をお知らせしていますが、改めて本校の状況を紹介します。

今回は、学力の高い児童の生活習慣や生活態度を取り上げています。
ここに書かれた事項は、学力の高い児童の特色です。
それぞれで、本校のようすも紹介します。

・ 朝食を毎日食べている。
布袋小:全国よりも高く、ほとんどが毎日朝食を食べています。

・ 規則正しく寝たり起きたりしている。
布袋用:全国平均と同じです。

・ 家庭で家族の会話がある。
「当てはまる」「どちらかと言えば当てはまる」の割合は、全国と同じくらいです。

・ 地域の行事に参加している。
布袋小:「当てはまる」がたいへん高くなっています。

・ 自分には,よいところがあると思っている。
布袋小:「当てはまる・どちらかと言えば当てはまる」の割合は、全国よりも高くなっています。

・ 将来の夢や目標をもっている。
布袋小:「当てはまる・どちらかと言えば当てはまる」は全国と同じくらいです。

・ 人の気持ちの分かる人間になりたいと思っている。
布袋小:全国と同じ傾向です。

・ 自分で計画を立てて勉強をしている。
布袋小:「当てはまる・どちらかと言えば当てはまる」の割合は、全国よりもやや高くなっています。

・ 新聞を読んだり,ニュースを見たりしている。
布袋小:新聞を読む児童は全国よりも多く、ニュースは同じ位です。

・ 学校に行くのが楽しいと思っている。
布袋小:「当てはまる・どちらかと言えば当てはまる」の割合は、全国よりもやや高くなっています。

・ 学校の規則や友達の約束を守っている。
布袋小:「当てはまる」が高くなっています。

・ 学校の授業の予習・復習をしている。
布袋小:全国よりも予習をしている児童が多く、その分復習をしている児童が少なくなっています。

・ テレビゲーム(コンピュータ・携帯式のゲーム含む)をする時間が短い,又はしない。
布袋小:全国よりも、4時間以上の割合がやや高くなっています。

・ 携帯電話やスマートフォンを使って,通話やメールをする時間が短い,又は持っていない。
布袋小:全国と同じ傾向です。

これらの他、布袋小の児童は「いじめはどんな理由であってもいけない」「人の役に立つ人間になりたい」と考えている割合が全国よりも高く、望ましいことです。

その一方で、ゲームの時間がやや多く、その分読書の時間が少なくなっています。


これらの結果を参考にしていただき、ご家庭でも生活習慣や生活態度の確立をよろしくお願いします。

【校長日記】 今日の朝礼は・・・

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今日の朝礼の様子を紹介します。

はじめに、スポーツ少年団の表彰状を紹介しました。
江南市バレーボール協会主催 第58回江南市民バレーボール大会で、
布袋スマイリーズジュニアが、小学生の部Bクラスで準優勝でした。
みんなで拍手を送りました。

今日は、「駅伝」って、知ってる? から入りました。

1年生からも「知ってる」という声が上がりました。

昨日の、都道府県対抗駅伝女子の部で、愛知県が逆転優勝をしました。

9区 アンカーの鈴木亜由子選手がたすきをもらった時には、1分37秒の差がありました。
距離にして500mちょっと。

布袋小学校南の歩道橋から西を見て、青木側手前の距離に当たります。

当然、背中は見えません。

鈴木選手は、先頭とかなりの差がついていたので優勝は正直厳しいと思ったが、目の前の選手を1人ずつ抜いていく気持ちで懸命に走りました。 とインタビューで答えていました。

米田監督は、選手全員が最後まであきらめずに走ったのが優勝につながったと思う。 と答えていました。

今日のテーマは、あきらめない

縄跳びをがんばっていますが、苦手な人もきっといると思います。

でも、あきらめないで練習をすることが大切です。

これは、勉強でも同じ。

あきらめない!



【校長日記】 今日の雨はいつ以来?

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今日は久しぶりの雨でした。

いつ以来か覚えていますか?

気象庁のホームページから、「各種データ・資料」に入ります。

ここから http://www.jma.go.jp/jma/menu/menureport.html

「過去の気象データ検索」をクリックし、地域は、愛知、一宮を選択しておきます。

例えば、2015年、12月をクリックし、「日ごとの値」を選びます。

そうすると、過去の降水量のデータが出てきます。

今回の雨は、12月24日以来であることが分かります。

ここには、気象庁のデータがいろいろ載っています。

一度、のぞいてみてください。

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