最新更新日:2023/05/20 | |
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ジョウビタキ【メス】(府中自然歳時記その9)
運動場のクスノキに止まっているジョウビタキを見つけました。冬鳥で、「ヒッ、ヒッ」と澄んだ声で鳴いています。写真はメスで、地味な色をしていて、スズメと思って見過ごされやすいですが、くちばしは細く、翼には白い斑紋が目立ちます。オスは、身近な小鳥ではもっとも美しいといわれています。
冬に渡ってくる冬鳥は、落葉樹の葉が落ちているので観察しやすいです。鳴き声を聞きながら観察すると他の冬鳥も見つけられるかも知れません。 ノキシノブ(府中自然歳時記その8)
運動場の東にある大きなクスノキの木肌に、緑色の細長い葉がたくさんついています。クスノキの葉ではなく、ノキシノブというシダ植物の仲間です。昔は家の軒によくついていたので、ノキシノブという名前がついています。シダ植物なので、花は咲かず、種子もできません。かわりに葉の裏に胞子嚢ができ、そこから胞子を飛ばして仲間を増やします。
キンモクセイ(府中自然歳時記その7)キンモクセイは雌雄異株の植物で、江戸時代に中国から雄株が渡来し、これが挿し木で北海道と沖縄以外の日本中に増やされたそうです。したがって、日本には自然の分布はなく、庭などに植えられています。 |
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