最新更新日:2023/05/20 | |
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「やさしく つよく」
入学式では,満開の桜が新入生30人を迎えてくれました。平成26年度は児童数180名でスタートです。
教職員は18名で,子どもたちへ熱い心を燃やしています。この姿勢というものは,他の学校には負けない,本校の誇りでもあり,今後ともこの雰囲気を大切にしていきたいと考えています。 昨年亡くなったやなせたかしさんが,「何のために生まれて,何をして生きるのか」とおっしゃいましたが,私自身,「何のためにここへ来て,何をしていかなければならないのか」,今,真剣に考えているところです。 入学式でもお話したのですが,アンパンマンは,「困っている人や飢えている人に,自分の顔を差し出して食べていただく。本当の正義というものは,決してかっこいいものでも簡単なものでもなく,自分も傷つくものだ。」ということを教えてくれています。 子どもたち全員に,そのような深いところまで言う必要はありませんが,人を喜ばせることが一番うれしいと言える人になってほしい,自分が優しくしたことで,人が喜ぶ様子を見て自分もうれしくなるような人に育ってほしい,と願っています。 府中小学校のスローガンは,「やさしく つよく」です。5月17日の運動会テーマにも児童会が取り上げ,全校に呼びかけるなど,子どもたちの間にも少しずつ浸透してきているように感じているところです。 もし,180人の子どもたちが1日に一つでもやさしいことをしたとします。たとえば,困っている人にやさしく声をかけるとか,ゴミを拾って地域の環境にやさしくするとかです。全員が一つずつやさしいことをしたとしたら,180のやさしいことをしたことになります。一週間もすれば千以上ものやさしいことが行われ,千以上もの笑顔があふれます。私は,そんな学校,そんな地域にしたいのです。そして,子どもたちには,学校や地域が大好きになってほしいと思います。 もう一つは、子どもたちに強く生きてほしいのです。勉強していて途中で投げ出してしまったり,運動していて全力を出し切れなかったりする人は強い人とはいえません。自分から勉強や運動,いろいろな活動に全力で取り組む,何事にも最後までがんばる人になってほしいと願っています。 皆様には府中小学校の応援団になっていただき,学校・保護者・地域が一つになって子どもたちを育てていきたいと思います。 |
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