平成２３年度最後の日です。記念の庭の桜は，今，まさにつぼみが開きかかろうとしています。寒かった冬のせいか今年はやや遅れているように思えます。木蓮もつぼみが開き，庭に設置されたプランターの花々もじっと新しい年度の始まりを待っているようです。やがて，また，子どもたちの元気な声が記念の庭に響き渡ることでしょう。２３年度は大勢の方々のおかげで，無事に終えることができました。その皆様方に感謝すると同時に，２４年度もどうかよろしくお願い申し上げます。

　学校とは川岸を挟んだ，埋蔵文化財センター前の道路沿いに，梅峠という看板があります。ここは以前には雑草や雑木がうっそうと茂っていました。今年の年明け頃よりきれいに草刈りをしたり，雑木を伐採したりしてとてもさっぱりしました。整備した後に現れたのが梅の木々でした。長い間，他の木々に埋もれていたせいか，やや元気がないような気がしましたが，今，赤や白ピンクの花を精一杯つけて咲き誇っています。これらの梅の木を植えたときのいきさつ等を知りたがっている地域の方がおいでです。この梅峠を命名し，整備された方，また，いきさつなどをご存じの方は，是非学校までご連絡をいただけましたら幸いです。

　以前にもご紹介させて頂きました，本校の６０年ほど前の卒業生であられる，高松市ご在住の「河崎 孝」様より，またもやたくさんの児童用図書をご寄贈してただきました。日本や世界の偉人達の伝記や歴史のお話など，子どもたちに是非読んでほしいという願いを強く持っておられました。さっそく既設されている河崎文庫へ図書委員の児童に整理してもらい，全校生へお披露目をしていきたいと思います。本校の児童はとても読書好きです。これらの本が一人でも多くの子どもたちに読まれることを願いながら，河崎様に改めて心からお礼を申し上げます。