最新更新日:2024/03/05 | |
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2月18日の給食ふりかけ 牛乳 煮込みおでん 小松菜のごまドレッシングあえ スイートスプリング 「スイートスプリング」について スイートスプリングは、今から30年くらい前に、「みかん」と「はっさく」をかけあわせて生まれた品種です。初めて食べるという人もいるかもしれませんね。それもそのはずです。「スイートスプリング」は以前からあったみかんの仲間ですが、表面がゴツゴツして見た目が悪く、さいばいが増えなかったため、あまり広まらなかったようです。しかし、何事も見た目で評価してはいけませんね。中身はとっても上品な香りとさわやかな甘みがあります。最近注目され、人気になっているみかんのひとつです。 まさに、甘い春を感じさせてくれる注目のみかん「スイートスプリング」をおいしくいただきましょう。 2月15日の給食牛乳 すき焼きうどん ミニトマト 大豆と小えびの甘辛煮 「大豆」について 今日の献立「大豆と小えびの甘辛煮」には大豆が入っていました。ところで、大豆からはいろいろなたべものが作られていることを知っていますか?たとえば、とうふや納豆、みそ、きなこ、豆乳、しょうゆなどが大豆から作られています。 今日の献立の中には、大豆以外に大豆から作られたとうふ、味つけにしょうゆが使われています。 大豆は、血や肉のもとになる、たんぱく質が豊富で、昔から「畑の肉」と言われるくらい栄養があります。 今日は栄養のたくさんつまった大豆を味わってもらえたと思います。 2月14日の給食牛乳 ビーフシチュー ブロッコリーサラダ キウイフルーツ アーモンド小魚 「キウイフルーツ」について キウイフルーツの「キウイ」という名前は、ニュージーランドにのみ生息している「キウイ」という鳥の姿に似ているところから名づけられました。果肉の部分は緑色のきれいな色をしていますね。 そのまま生で食べるほかに、ソースやジャムにして食べられています。また、肉料理の下準備に利用することもできます。キウイを肉の上に置いておいてから調理すると、肉がやわらかくおいしくなります。 給食では生で食べるので、ビタミンCがたっぷりとれます。 半分に切っているのでスプーンで上手にすくって食べられたでしょう。 2月13日の給食牛乳 さわらのみそマヨネーズ焼き 切干大根の三杯酢 豚汁 完熟きんかん 「きんかん」について きんかんは、かんきつ類の中でも一番小さい果物で、皮ごと食べるのが特ちょうです。その栄養は、なんといってもビタミンCで風邪を予防したり、のどの炎症をおさえたりする効果があります。「きんかんあめ」も作られていますね。 しかし、「きんかんは苦いからきらい」という声があります。食べ方を聞いてみると、がぶっと丸ごと食べてしまったという人もいるようです。確かに皮ごと食べられるのですが、中のほうにある種は苦いので、一番よい食べ方は「皮をかじるようにたべる」ことです。 きんかんは「皮をかじるくだもの」ということを覚えておいてくださいね。 2月12日の給食牛乳 冬野菜のスープ煮 バナナ 「チンゲン菜」について チンゲン菜は香川県でもたくさん作られる身近な野菜ですが、もともとの生まれは中国です。日本ではあまり大きくならないうちに収穫していますが、中国では白菜のように玉になった状態になるまで大きくして、漬物として利用しているそうです。 旬は1〜3月でちょうど今の時期です。チンゲン菜には体の調子を整えてくれるカルシウムや鉄がたくさん含まれています。 今日は他の野菜といっしょにスープで煮ています。旬の「チンゲン菜」を味わって残さずたべられましたか。 2月8日の給食牛乳 焼肉 ナムル わかめスープ 「韓国の料理」について 今日は韓国の料理を取り入れています。 キムチは日本でいう漬物です。漬物は、もともと野菜が取れなくなる時期にも野菜が食べられるようにするための保存食でした。日本にも、地域によってたくさんの漬物の種類がありますね。同じように、韓国の人々も冬でも野菜が食べられるようにキムチを考えたのでしょう。日本の漬物と大きく違うのは唐辛子を入れていることです。唐辛子を入れることで保存力を高めることが出来ます。また、唐辛子などの辛いものを食べることにより体があたたまります。韓国の冬は日本より寒いために考えられた工夫なのかもしれません。食べ物にもその国や地域の人の工夫がたくさん隠れています。日本と似ているところ、違うところを見つけながら味わってみてくださいね。 2月7日の給食牛乳 香川県産冬野菜のシチュー ミックスビーンズのサラダ りんご 「香川県産冬野菜のシチュー」について 今日のシチューには、季節の野菜で、香川県内でとれた「金時にんじん」「チンゲン菜」「レタス」「かぶ」「パセリ」の5種類が入っています。どれも冬に一番栄養がつまっている野菜たちです。 さらに、たまねぎ、しめじも入って野菜たっぷりのシチューになっています。 今日のシチューに使っている野菜の量は1人分で約100グラムです。これは1日にとりたい野菜量の約3分の1にあたります。たくさんの野菜もシチューにするとおいしく、たくさん食べられますね。新鮮な野菜がたっぷり入った季節のシチューを残さず食べてくれると生産者の人もきっと喜んでくれるでしょう。 2月6日の給食味つけのり 牛乳 ぶりの照り焼き 食べて菜のごまあえ 大根のかきたま汁 野菜マフィン 「のりの日」について 今日2月6日は「のりの日」です。 「のり」は古くから貴重な食べ物でした。今から約1300年前にできた日本で一番古い法律「大宝律令」においても年貢の対象として「のり」が取り入れられていたほどです。そこで、大宝律令が作られた日である2月6日が「のりの日」と決められました。 「のり」を作ることは、昔はとても大変な作業でした。冬の寒い時期に「のり」を摘み取り、包丁できざみ、1枚1枚手で乾燥させていたそうです。 今日の「のり」は香川県でとれたのりを香川県水産振興協会から無料でいただいたものです。地元でとれた「のり」を味わい、作ってくれた人に感謝していただきましょう。 2月5日の給食牛乳 かにぞうすい 千草焼き ゆで野菜 昆布大豆 「春菊」について 「春菊」はヨーロッパ生まれの菊の花に似た花の咲く植物で、葉っぱを食べる野菜です。かにぞうすいの中に特に香りの強い野菜が入っていますね。それが春菊です。この独特の香りは、たんやせきをおさえ、胃腸のはたらきを活発にしてくれます。また、食物せんいが豊富でおなかの調子を整えてくれます。体の調子を整えてくれるカルシウム、鉄、銅などのミネラルもたくさん含まれています。「春菊」をみつけながらぞうすいを味わってもらえましたか。 2月4日の給食牛乳 白菜うどん 納豆入りかきあげ ヨーグルト 「白菜」について 白菜といえば、冬の代表的な野菜ですね。さて、クイズです。 白菜、一株は何枚くらいの葉でできているでしょうか? 1 20〜30まい 2 50〜60まい 3 80〜100まい こたえは、3の80〜100まいです。たくさんの葉で覆われているのですね。これは冬の寒さに負けないように白菜自身を守るためです。外側の固い葉でしっかりと霜から身を守ります。寒さにたえた白菜の内側の葉では甘みの成分が増していくので、冬の季節は白菜があまくておいしいのです。力強く冬を越している白菜の栄養をいただくことに感謝して、「白菜うどん」を残さず食べられたことでしょう。 2月1日の給食牛乳 いわしのかばやき風 かぶのレモンあえ 月菜汁 「節分」について 今日は「節分」の献立です。「節分」とは暦の上で春になる「立春」の前の日のことです。季節の節目ということで、たべものを使った様々な行事が行われます。一つ目は豆まきです。「鬼は外、福は内」と言いながら大豆をまいて鬼をおいはらい、1年の幸せを願います。また、豆は年の数だけたべることで1年を健康にすごせるといわれています。二つ目は魚のイワシです。柊の枝に焼いたイワシの頭をさして戸口に飾って魔よけにします。イワシの臭いと柊のとげが鬼をおいはらってくれます。他にも大阪発祥の「恵方巻」という太巻きを食べる風習もあります。今日は「鬼退治ごはん」に大豆を、「イワシのかば焼き」にイワシを使っています。しっかり食べて鬼に負けない強い体を作りましょう。 1月31日の給食牛乳 白菜と肉だんごのスープ 茎わかめと切干大根のサラダ ミニトマト ヨーグルト 「揚げパン」について 「最近揚げパンが出ないなあ」という声があったので,今日はきなこ揚げパンを取り入れています。 揚げパンは,もともと給食の中で誕生したメニューだといわれています。今から50年ぐらい前,学校給食が全国に広がり始めましたが,当時は戦後で食べ物が豊富になく,学校給食でまかなえる米の量はありませんでした。そこで,アメリカから小麦粉やスキムミルクを無料でもらって,コッペパンを主食として、毎日パンばかりのメニューでした。おかずは,おでんなどの和食で,パンとおでんとミスマッチなメニューですが,当時は手元にある材料でまかなっていたので,仕方ありませんでした。 おかずといっても栄養は十分でなく,カロリーも足りていませんでした。そこで,昭和30年代後半から,コッペパンを油で揚げて砂糖をまぶした「揚げパン」で,カロリーをとる工夫としていたといわれています。 みなさんのおうちの人にも,揚げパンを食べたことのある人は多いと思います。おうちの人に昔の給食の思い出などを聞いてみてはいかがでしょうか。 1月30日の給食牛乳 えびのてんぷら 野菜のゆず香あえ 百花の雪花 干し柿 「郷土料理」について 今日の「いりこめし」「百花の雪花」は郷土料理です。 日本食の伝統食といわれる料理には、旬の食材を用いて季節感を楽しむ料理や、節目節目に行われる行事のときに食べられる料理があります。また伝統食の中でも、その地域にあるものを使って独自の方法で作られ、昔から伝えられてきた料理を「郷土料理」とよびます。今日の給食では「いりこめし」「百花の雪花」が郷土料理です。 郷土料理がなぜその地域に生まれたかを調べていくと、その地域の気候や土地のようすだけでなく、地域の歴史や先人の知恵などもよくわかります。 車や飛行機などで遠くからたくさん食べ物を運ぶことができなかった時代に昔の人は身の回りにある食べ物をおいしく,楽しく仲良く食べて,そして健康に暮らせるような工夫をいろいろしてきました。伝統食や郷土料理の知恵をぜひ知ってもらいたいと思います。 1月29日の給食牛乳 五目ラーメン さつまいものナッツがらめ ぽんかん 「ぽんかん」について ポンカンは、みかんの仲間で、インドが原産地です。高知県、宮崎県、鹿児島県など限られた地域でしか使われていないため、生産地は普通のみかんより、とても少なくなっています。普通のみかんのように缶詰にすることはありませんが、果汁にして温州みかんのジュースに加えられるポンカンには、みかんと同じように寒いところから暖かい部屋に入ってきた時の体温の調節をしてくれるビタミンCが多く含まれています。今の時期しか食べられないポンカンを味わって食べましょう。 1月28日の給食牛乳 はまちのゆずみそかけ 菜花サラダ 月菜汁 和三盆 「和三盆」について 今日は、香川県の特産物である和三盆という砂糖を給食につけています。 江戸時代から香川県では砂糖作りが盛んで、塩、綿とともに「讃岐三白」と呼ばれていました。今日は、この和三盆作りを確立し、讃岐の特産品とした向山周慶という人を紹介します。向山周慶は、今の東かがわ市白鳥(しろとり)で生まれました。このころの讃岐は、日照りなどで米の不作が続き、高松藩の財政は苦しく、高松藩のお殿様は、穀物にかわる産物として、サトウキビの栽培と砂糖をつくる技術の研究を進めさせていました。向山周慶(さきやましゅうけい)は、この研究に打ち込み、砂糖作りの技術が進んでいた薩摩藩の友人の協力も得られて56才の時に白砂糖の製造方法を確立しました。周慶のたゆみない努力が生んだ砂糖は、讃岐の人々の生活を救い、後に和三盆として全国に知られる特産品になりました。郷土の人が生んだ和三盆を味わって食べましょう。(参考:みんなの県政THEかがわ 706号) 1月25日の給食牛乳 丁字麩いりすきやき風煮 食べて菜のごまあえ 揚げえび豆 「丁(ちょう)字(じ)麩(ふ)」について 丸亀城のお殿様の京極家の菩提寺が滋賀県にあるゆかりで,丸亀市と滋賀県山東町が交流都市を結んでいます。 今日は滋賀県の郷土料理「揚げえび豆」と「すきやき風煮」に、近江八幡特産の「丁次麩」を入れています。麩(ふ)といえば、ふつうは丸い形をしています。ところが近江八幡の丁字麩は四角です。これは近江八幡の街並みを模して作られたといういわれがあります。 戦国時代、八幡城主の豊臣秀次は天守閣から城下町を眺め、整然とした町並みの美しさを見て、ふと思い立ち、ただちに兵(ひょう)糧(りょう)係を呼んでこういいました。「兵糧に栄養のある麩は欠かせないが、形が丸いのでかさばる。携帯しづらいと皆困っているから、眼下の町並みのように角形にしなさい。」というわけで、近江八幡の麩は角形になったのです。丁字麩には両面に線が入っているのが特徴ですが、これは街の小路を示すもので、城下町に住む人々を忘れないようにするための印だといわれています。 1月24日の給食牛乳 クラムチャウダー オレンジ 「アメリカの料理」について 今日は,アメリカの料理や食材「ホットドッグ」「チャウダー」「オレンジ」を取り入れています。(ホットドッグは給食では自分ではさんで食べるので「セルフドッグ」という名前にしています。)丸亀市とアメリカ カルフォルニアにある「ガダベール市」が交流都市を結んでいます。 ホットドッグは、パンにソーセージ、キャベツをはさんであたためたものです。1900年、アメリカの野球場でフランクフルトソーセージをつめたサンドイッチが初めて売られた時、スポーツ漫画家のT・A・ドルガンという人が、これを見て、胴の長いダックスフント犬に似ているので「ホットドッグ」と命名したといわれています。 アメリカの料理といっても今日の給食のメニューはなじみのあるものばかりですね。輸入大国といわれる日本の食卓事情を表しているともいえますね。 1月23日の給食牛乳 鶏肉のから揚げ 海藻サラダ 豚汁 焼きプリンタルト 「西中学校リクエスト献立」について 今日は西中学校での人気ナンバーワンのメニューばかり組み合わせた献立です。「からあげ」はみんなが大好きです。「海藻サラダ」は、おなかの中を掃除する食物繊維の栄養素が多いサラダです。「豚汁」はたんぱく質の豚肉や大根、人参など旬の野菜が入っていてバランスがいいです。 栄養や量も考えて選びました。みんなで楽しく食べてもらえたと思います。 1月22日の給食牛乳 しっぽくうどん 金時豆のかき揚げ ミニトマト ゆずゼリー 「しっぽくうどん」について 「しっぽくうどん」は、吹く風が冷たくなった冬においしいうどんの食べ方で、さぬきの代表的な郷土料理です。何種類かの季節の野菜を汁とともに煮込み、ゆでたうどんの上からかければできあがりです。給食では、野菜を煮込んだ汁に、ゆでたうどんを入れて食べます。「しっぽくうどん」は、もともと野菜ばかりを入れていましたが、天ぷらや肉も入れるようになりました。今日は、鶏肉、さといも、ごぼう、にんじん、たまねぎ、だいこん、しいたけ、ねぎが入っています。 香川県では年越しそばのかわりに食べられるという「しっぽくうどん」で、体も心も温まりましょう。 1月21日の給食牛乳 ぶりの照り焼き 三色なます あんもち雑煮 みかん 「あんもち雑煮」について 香川県の雑煮は、あんこ入りもちと白みその組み合わせです。 そもそもなぜ,この組み合わせが雑煮として食べられるようになったのでしょうか? 昭和30年ぐらいまでは,甘いものは大変なごちそうでした。香川県の東の方では,砂糖が特産の地域でしたが,一般の庶民が口にできたのは,質のおとる砂糖で,それも病気をした時やお盆,正月など「なんぞのこと」の時ぐらいでした。「白みそ」も特別な時だけ口にすることができました。ふだんは質素に暮らして,せめて正月ぐらいはぜいたくに,と考えたのがあんもち雑煮の始まりといわれています。 全国の人からも注目をあびる香川のあんもち雑煮は、昔の人にとって貴重なたべものを特別な時に食べたいという思いから生まれた雑煮なのですね。 |
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