最新更新日:2024/03/05 | |
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12月2日の給食牛乳 鶏肉のレモンあえ かぶのみそ汁 干しいも 「いりこめし」について いりこめしは,香川県の郷土料理です。 その昔,農村地域では,日常の食事としてどこの家でもいりこめしが作られていました。いりこから出る,おいしいだしをごはんにしみこませた炊き込みごはんで,香川県でとれたいりこ,しいたけ,にんじんを使っています。しかし今では「いりこめし」を作る家庭は減っていて,食べたことがない人も多いのではないでしょうか。 給食では郷土に伝わる料理の味をみなさんに伝えていきたいので,年に何回か「いりこめし」を取り入れています。 12月1日の給食ブルーベリージャム 牛乳 きのこグラタン ミニトマト ポトフ ブラマンジェ 「フランス料理」について 今日の献立のグラタン,ポトフ,ブラマンジェは,フランスの料理です。フランス料理は,西洋料理を代表する料理として,国際的なパーテイーでは,用いることが多いそうです。 もともとフランス料理は,格調高い宮廷料理として出されていましたが,18世紀末に国の組織が大きく変わる改革が起こりました。そして王侯貴族が雇っていた料理人が職を失い,自分でレストランを開いたり,レストランに勤めるようになったりしたため,フランス料理が一気に一般庶民の世界へと広がり,今日に至っているそうです。 中でもグラタンは、なじみのあるフランス料理ですね。給食でも人気の料理です。また,ブラマンジェは,「白いデザート」という意味をもつデザートです。今日のフランス料理の献立をおいしくいただきましょう。 11月29日の給食りんごジャム 牛乳 ポークビーンズ フレンチサラダ ミニトマト みかんクレープ 「リクエスト給食」 今日は、小手島中学校のリクエスト献立です。 「ポークビーンズ」は、豆や野菜をおいしくたくさん摂ることができるから。「ミニトマト」は、カロテンやビタミンCを多く含んでいるから。みかんクレープは,すきなデザートだからです。 好きなものだけをそろえるのではなく、栄養面も考えて組み合わせを考えています。おいしく、楽しく食べながら、そして栄養もとれる食事本来の役割がつまった献立です。 11月28日の給食牛乳 焼き豆腐の味噌そぼろ煮 ほうれん草のおかか和え ヨーグルト 大豆について 大豆から作られる食べ物と言えば、みなさんは何を思い出しますか?今日の給食にも使われている豆腐や味噌、しょう油などがありますね。しかしこれらは、大豆の消費量のうちの4分の1にすぎません。残り4分の3の大豆の使いみちは、大豆からしぼってできる油の大豆油です。 給食で揚げ物をする時の油も大豆油です。から揚げやチップス、フライなど、みなさんの好きな料理には油を使った料理が多くあります。その油のもととなる大豆は、日本での自給率はわずか3%なので、大豆のほとんどを外国からの輸入にたよっています。 世界の食料不足がおとずれた時、みなさんの好きな料理を今と同じように食べることができるでしょうか?目の前にある食べ物を無駄にせず、感謝していただきましょう。 11月25日の給食牛乳 魚のレモンソース揚げ 食べて菜のアーモンドあえ ひじきの五目煮 豆乳プリン 「食べて菜」について 食べて菜は、さぬき菜と小松菜をかけあわせて作った香川県オリジナルの野菜です。新しく作った時に、名前を募集したところ、みんなに食べてほしいという願いをさぬきの方言に言い換えて「たべてな」に決定されました。 そもそも香川県オリジナルの新しい野菜が作られたきっかけは、私たちが野菜を食べる量が少ないからです。もっと自分の体の健康のために必要な野菜の栄養を知り、野菜を食べてほしいというのがきっかけです。 香川県生まれの食べて菜の味はいかがですか?食べて菜をたくさん食べてなー。 11月24日の給食牛乳 さけのムニエルレモン添え きのこサラダ ポテトとコーンのスープ 「きのこ」について きのこは、自然界にはなくてならない生物です。それは、きのこが枯れ木や枝、落ち葉などを分解してくれるからです。そして、分解された物が、植物を育てやすい豊かな土になります。豊かな土のもと、植物がぐんぐん育ち、食べ物を作ることができ、私たち人間も食べ物を手にすることができます。 もし、きのこなどの分解してくれる生物がいなければ、森には落ち葉や倒れた木がどんどんたまってしまい、食べ物ができる植物が育ちません。 つまり、きのこは「森のそうじ屋さん」であり、自然界のリサイクルのために働いてくれているのです。きのこは、人目にはつかないところで自然に大事な役割をはたしてくれている縁の下の力持ちなのです。 11月22日の給食はちみちマーガリン 牛乳 ボルシチ ブロッコリーサラダ りんご 「ロシア料理」について 今日は,ロシア料理のライ麦パンとボルシチを取り入れています。 ボルシチはロシアの家庭料理でビーツが欠かせない食材です。ビーツは赤いかぶで,ビーツを入れると料理が赤くなるのですが,このあたりではたくさん生産されていないので,今日の給食ではトマトの缶詰を代わりに入れて,ビーツの甘酸っぱさと赤い色を表しています。 ビーツ以外にもボルシチはいろいろな野菜を使った煮込み料理です。日本では寒い時期には,おでんや鍋といった煮込み料理がありますね。 寒い冬に,みんなで暖をとるための体のあたたまる料理は,世界共通の家庭料理と言えるようですね。 11月21日の給食牛乳 いわしのカレー揚げ 白菜のポン酢あえ 秋野菜の煮物 「旬の食べ物のよさ」について 食べ物には季節があることを知っていますか? 食べ物が、季節によってたくさん出回る時期のことを「旬」と言います。旬の食べ物は、味がよく栄養もあるだけでなく、値段も安くなります。 今日の給食で今からの季節が旬となる食べ物は、「いわし」「白菜」「ほうれん草」「ごぼう」「れんこん」「里いも」です。旬の食べ物を味わって食べましょう。 11月18日の給食牛乳 さばの幽庵焼き ミニトマト 月菜汁 干しいも 「干しいも」 干しいもは,さつまいもをうすく切って,蒸して寒い冬に外に干して作られます。いものまわりに白い粉がついていますが,これはさつまいもから出た糖分です。昔は,今のようにおかしが豊富にありませんでした。干しいもなど,家でつくったものや自然のものをおやつによく食べていました。 また,今のおやつは砂糖を使ったものが多くありますが,昔は砂糖が貴重なものだったので,あまり使うことができませんでした。しかし,昔の人は,自然の甘さをもつ食べ物を工夫したり,身近に手に入るもので,体にもいい栄養のあるおやつとしていたのですね。 11月17日の給食いちじくジャム 牛乳 白インゲン豆入りパンプキンシチュー れんこんチップス 柿入りフルーツポンチ 「香川県の柿」について 今日のフルーツポンチには香川県でとれた季節のくだもの「柿」が入っています。 香川県では,明治40年代ごろから本格的な生産が始まりました。現在では,高松市や綾川町などの丘陵地帯で多く栽培されており,甘くて大きい形をした「さぬき富有柿」は市場でも高い評価を得ています。 香川県でおいしい柿が生産されるのは,気候が大きく関係します。柿が色づく時期に温度差が大きく,日照時間の多いことです。 香川県自慢の柿を味わってたべましょう。 11月16日の給食牛乳 はまちの照り焼き 小松菜のごまドレッシングあえ かきたま汁 しょうゆ豆 「はまちの養殖」について 「はまち」は香川県のシンボルの魚です。それは,世界で初めてはまちの養殖に成功したからです。養殖を成功させた人物は,明治44年生まれ,東かがわ市引田町出身の野網和三郎さんです。 野網さんは,家の近くにあった池のいけすでハマチを人工的に育てること,つまり養殖に取り組んでいました。当時は,誰もが海にいる魚の養殖などありえないと思っていた常識を見事にくつがえしたのです。養殖という「育てる」漁業を実現したことにより,安定してはまちの量を確保することができました。そのおかげで,店では時期になるとはまちが提供でき,私たちも刺身などが食べたい時に店に行けば買うことができます。 野網さんは,もう亡くなられていますが,香川県のこどもたちが給食で,はまちを食べてくれていることを喜んでくれていることでしょう。 11月15日の給食牛乳 香川県野菜のスパゲテイ いりことさつまいものごまがらめ りんご 「地産地消」について 今日のスパゲティは香川県でとれた野菜やきのこをたくさん使って作っています。それは,玉ねぎ,ほうれんそう,ねぎ,にんにく,エリンギ,しいたけです。給食ではできるだけ香川県でとれた食材を使うようにしています。 地域でとれたものをその地域で食べることを「地産地消」といいます。この地産地消のよいところは,新鮮でおいしいものを食べられること,生産者の顔がみえ安心であること,遠くから運んでくる必要がないので環境にやさしいことなどです。ぜひ,家庭でも地産地消に取り組んでみましょう。 11月14日の給食あじつけのり 牛乳 すきやき風煮 昆布あえ みかん 「みかん」について 冬の果物の王様といえば,みかんですね。みかんは手で皮がむけ,種がないので食べやすい果物です。 みかんにはビタミンCがたくさん含まれており,2〜3個食べれば1日の必要量をまかなえるほどです。ビタミンCは風邪の予防になるので,風邪をひきやすい冬にはピッタリです。また,疲れを取ってくれるクエン酸も含まれています。 そして,白いスジの部分にはビタミンCだけでなく食物繊維なども多く含まれているので,取らずにそのまま食べたいですね。 11月11日の給食牛乳 キーマカレー ごぼうサラダ キウイフルーツ 「香粋」について 香粋は,香川県でつくられた新しい品種のキウイフルーツです。別名は「キウイのたまご」と呼ばれ,大きさは一口サイズです。特徴は,表面の毛がないことや,とても甘くて酸味が少ないことなどです。高級キウイとして百貨店などに出荷されています。 また食べ方は,爪で切り目を入れて半分に割り,ぶどうを食べるように指でつまんで実を押し出して食べると簡単です。甘くておいしい香粋を味わいましょう。 11月10日の給食牛乳 ささみのアーモンドフライ 海藻サラダ チンゲンサイのクリーム煮 「アーモンド」について アーモンドには他のナッツ類と比べても特に多いビタミンEが含まれています。ビタミンEには活性酸素による細胞や血管の酸化を防ぐ抗酸化作用があり,老化を予防します。また,成長に欠かせないビタミンB2も豊富に含まれており,健康な髪や爪,肌をつくります。 今日はフライの衣にアーモンドを入れました。このようにアーモンドは料理はもちろんのこと,お菓子作りなどいろいろなところに使われていますね。 11月9日の給食牛乳 豚肉の薬味ソースかけ いそかあえ いもたこ煮 「里いも」について 里いもは,1つの親いもに子いも,孫いもとたくさんのいもがつくので縁起のよい食材とされています。 里いもの特徴であるヌルヌルのぬめりはとても体によいと言われますが,このぬめりの正体は「ガラクタン」と「ムチン」という食物繊維です。ガラクタンは免疫力をアップさせ,ムチンは胃腸の働きを助けます。さらに,たんぱく質の消化・吸収をよくする力があり,スタミナをつけるのに力強い味方です。 里いも以外でも,ヌルヌルした食品には同じはたらきがあります。積極的に摂りたいですね。 11月8日の給食牛乳 あんかけ皿うどん 大学いも きゅうりの南蛮あえ びわゼリー 「長崎県の料理」について 長崎県は鎖国時代の唯一の貿易港として栄え,外国との交流のなかで西洋文化を取り入れた独特の食生活文化が築かれてきました。 今日の給食は長崎県の郷土料理である皿うどんです。皿うどんの特徴は,油で揚げた細麺を使うことです。上にかける餡には豚肉や,えび・いかなどの魚介類,野菜,かまぼこを入れます。また,長崎県はびわの産地なので,デザートにはびわゼリーをつけました。 長崎料理を味わって食べましょう。 11月7日の給食こうなご佃煮 牛乳 高野豆腐の卵とじ 和風大根サラダ みかん 「高野豆腐」について 高野豆腐は昔から食べられている日本の伝統食です。 その昔,高野山の僧侶が冬の寒い夜,外に豆腐を置いていたところ凍ってしまったそうです。さらにそのまま置いていると乾燥してしまいました。そこで,それを水で戻して食べてみたところ食感がおもしろく,おいしいということで広まったということです。 高野豆腐には骨粗しょう症を防ぐイソフラボンや貧血を防ぐ鉄分が多いなど,栄養豊富な食べ物です。 高野豆腐は世界に誇れる日本の発明品ですね。 11月4日の給食ふりかけ 牛乳 肉じゃが キャベツの甘酢づけ 焼きししゃも 「和食」について 今日の給食は和食のメニューですね。みなさんは和食は好きですか?ハンバーグやシチューなど,洋食の方が好きでしょうか。 和食と洋食の大きな違いは,油と食物繊維の量にあります。和食の場合,メインとなるおかずは魚ですが,魚の油は肉の油と違って血管をつまらせることがありません。また,和食は油を使う量が洋食と比べて少ないので,様々な病気を防ぎます。さらに,和食はごぼうや切り干し大根など食物繊維が多く含まれている野菜を使うので,腸のはたらきをよくします。 健康によい和食を食べましょう。 11月2日の給食牛乳 さばのみそだれかけ れんこんサラダ みそ汁 「れんこん」について れんこんは穴があいていることから「先が見える」「見通しがよい」食べ物とされ,縁起がよいとお正月のおせち料理などの祝い事には欠かせない食べ物です。 ビタミンCや食物繊維が豊富で,特にビタミンCは節1本でレモン1個分あるといわれています。ビタミンCは熱に弱い成分ですが,れんこんの場合はでんぷん質によって守られているので,壊れにくいという特徴があります。 切り方や加熱の仕方で食感が変化する野菜なので,いろいろな料理で味わってみるのもおもしろいですよ。 |
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